TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

FREE AS A BIRD~CORNERSTONES 5~ / 佐藤竹善

2012-11-07 22:48:02 | AORとか
佐藤竹善のいろんな曲をカバーするソロプロジェクト「CORNERSTONES」の第5作目。これは佐藤竹善の新作なのかベスト盤なのか、なんなのか。氏がゲストボーカリストとして参加した曲を集めたアルバムなのです。
いわばJEFF PORCARO SESSION WORKSの佐藤竹善バージョンとでもいいましょうか。
でもこういうのは小生的には「あり」なんです。
確かに何曲かは手持ちのCDに入っている曲もあるけどね、今となっては廃盤で入手困難な曲やら一応新曲(一人レコーディングなのがう~んなんだけど)もあるし、こうしてアルバム形式でCDリリースされればクレジットも完ぺきだし。今やダウンロードで1曲だけ買うことができる世の中であっても、こういう企画モノはこのアルバムとして1枚のCDにまとまっているからまた価値があるんだよね。セッションをたくさんこなすミュージシャンそれぞれに、こういうアルバムがもっとあってもいいと思うな。
とはいえ、このアルバムはHMV限定発売。レーベルも従来のUNIVERSALではなくて、LAWSON HMV傘下のMASTERD REDORDSとかいう会社です。いろんなレコード会社からリリースされている音源から寄せ集めているだけに、メジャーなUNIVERSALからのリリースが難しかったんでしょうかね。そこで流通で各レコード会社に対してそれなりの力を持っているHMVが集めてきてリリースした、などという根拠のない深読み。
・・・でタイトルの「FREE AS A BIRD」、カバーアルバム「CORNERSTONES」だけに当然BEATLESのカバーも入ってるんだろうな、と思ったら…入ってません。なんでこのタイトルにしたんだろうね。ちなみに新曲はEAGLESの「I CAN'T TELL YOU WHY」だったりするわけで。以前のアルバムでTIMOTHYのソロナンバーもカバーしてましたから、竹善はTIMOTHYファンなのかな。
てか、もちろんカバーナンバーも半数ありますが、そのほかはオリジナルナンバー。そういやいろんな曲をカバーする、という「CORNERSTONES」のコンセプトとはちと外れている、異色な「CORNERSTONES」なのです。

FREE AS A BIRD~CORNERSTONES 5~ / 佐藤竹善
CHIKUZEN SATO(vo,keys,g)RIKUO(vo,keys)SATORU SHIONOYA(keys,vo)GEN OGIMI(perc,vo)MASAKI MATSUBARA/FUMIO NISHIYAMA/JUNNICHIRO MATSUKAWA/MASAHIRO ITAMI/HIROKAZU OGURA/KENJI OMURA(g)KIYOSHI MURAKAMI/HIDEKI MATSUBARA/NAOKI WATANABE/VAGABOND SUZUKI/RAY OHARA(b)NAMBU MASAE/SHINGO KOBAYASHI/MANABU OISHI/NOBUO KURATA/MASAHIRO SAYAMA/CAT GRAY(keys)YUICHI TOGASHIKI/TAKASHI NUMAZAWA/SHIRO ITO/SHUICHI MURAKAMI(ds)NOBU SAITO/MIDORI TAKADA/JOE PORCARO(perc)KAZUKI KATSUTA/OSAMU KOIKE/HIDEFUMI TOKI(sax)MASAHIRO KOBAYASHI(tp)THERESA DAVIS/REGINA DAVIS/ELLEN SAMUELS/RENEE MOHANAN/RICHARD ROGERS/DARRIUS BROOKS/AMI OZAKI/YUKO OTAKI(vo)TATSUYA NISHIWAKI(harm)ASKA STRINGS

今日の通勤音楽
THE EARLY YEARS RECORDINGS / JACO PASTORIUS
INDEX / TRIX
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする