やれと言うのは簡単なれど

消費税増税後の軽減措置として、マイナンバーを利用して還付するとかいう話。

個人情報保護法とかマイナンバー制度自体もそう。なんか最近この手の余計な手間を強いられることが多いね。そりゃ便利になるんはいいかも知れんが、マイナンバーのおかげで企業はいろんな準備をせねばならんし、やらんと怒られる。IT系の投資が必要になって企業側は金がかかる。そんなもんの管理大変だから個人情報なんざ集めたくもないのに、更に利用価値の高い、すなわち不正利用しやすいマイナンバーを利用せなんだら税金返さないぞ、だけど個人情報はきっちり管理しろよ、と。

なんか麻生のバカたれは税金還付にマイナンバーカード使うのはクレジットカード使うのと同じ手間やんけ、などと開き直っていたが、そんなんスーパーで食料品買うのにクレジットカード使うのってそれほど多くない。みんなその作業がひと手間増えるんです。街の八百屋や魚屋なんかでそもそもクレカ使いますか?もちろんクレカを従来使っていたとしても、税金還付のために一手間マイナンバーの手続きが単純に増える。それにポイントカードなんてもんがあった日には一回レジ通るだけでカード3枚手続き必要になるよね。店側も対応するためのレジなのかなんなのかを新たに入れて対応を迫られる。対応できないところは・・・当然税金還付受けられない消費者からはソッポ向かれるという悪循環。手間もコストも企業側にとって一つもいいことない。でも税金取る側はその分楽できるからね、義務として民間に強要するのです。

なんちゅうかこういう手間やコストがかかるのに無理やりやらされる制度を当然のように強いられる、公による無茶ぶり場面が最近多いなと感じる今日この頃。
こういっちゃなんだけど、今目の前にあるこういう問題こそむしろ政府の自己中心的な暴走のように個人的には思う。

今日の通勤音楽
YOU WERE THERE / 矢堀孝一
SMOOTH & GROOVE / 杏里