TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

気は確かか

2016-01-05 22:24:06 | Weblog
またまたマイナンバーを巡って毎度馬鹿馬鹿しい議論が。

総務省が各種ポイントカードをマイナンバーカードに一本化できないか、なんてことを検討するんだそうで。前も軽減税率の対応にマイナンバーカードを使って・・・みたいな発言が袋叩きにあって即刻撤回された経緯があったにも関わらず、です。こりませんな、お役所は。

前も書きましたが、マイナンバーは法律によって厳格な管理が求められている、故にそれを取り扱わざるを得ない企業にも無用の負担を押し付けられていて困っていることこの上ないのに、またこういう話が出て来るというのは全くもって理解できない話です。

だって、そもそもマイナンバーカードってマイナンバーが記載されているもの。内閣官房のQ&Aでも他人にむやみに見せるな、と言っている。具体的なリスクがどのくらいあるのかは現時点では不明ながらも、収集したマイナンバーを漏えいさせると罰則すらあるという、できることなら触りたくもないし、そもそもいくらでもある紛失リスクを思えば持ち歩きたくもないこのカードをポイントカードにしろとな。カードは番号が隠れるケースに入れて提供するから人には見られないんです、みたいな超アナログで性善説この上ないこと書いてるけど、そんなもん悪意があったらなんとでもなるし。そもそもシェアの大きいポイントシステムって会員番号で管理されているのに、その情報をマイナンバーカードに貯めるのか?ネットでの手続きはその番号は必須だけどそれじゃその番号はどこ見りゃわかるんだ、まさかマイナンバーが会員番号みたいなことはないよね。とはいえ結局ポイントの会員番号が何らかの形でマイナンバーに紐づくことになるんだろうから、それこそ会員番号から芋づる式にいろんな情報が取れる、ってことにもなりかねないんだろうな。

マイナンバーは漏れたって、何も問題ありません、とっても安全だからこういう使い方をいろいろとしてもいいんだよ、というのだったらこういう発想はアリだと思うんですけどね、これだけマイナンバー漏えいリスクについてうるさく圧力かけながら、その番号書いてあるカードを持ち歩いて、買い物のたんびにポイントカードとして店に渡す、という漏えいリスクだらけの行為は問題ないんですよ・・・ってこの矛盾した発想が信じられない。
訳がわからん。気は確かか?

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コメント
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