ｾｰﾗｰ服と･･･

録りだめしてた映画ﾈﾀｼﾘｰｽﾞ、先の週末に見たのがかの名作「ｾｰﾗｰ服と機関銃」。

これ見てびっくりしたのが、若かりし柳沢慎吾はともかくとして、光石研、酒井敏也、斉藤洋介、そんでもってついでに円広志まで出てたんですな。40年近く昔になる1981年の作品とはいえ、改めて見るとこういう発見もあるのがまた意外な面白さ。

とはいえ、やはりそこは相米作品、長回しと言われる独特の撮影手法はこの作品でもいかんなく発揮されてましたね。そう思いながら見ないとなかなか気付かないものですが、とにかくﾜﾝｶｯﾄが長い長い。それと遠距離から俯瞰するようなｱﾝｸﾞﾙでの撮影。基本的に役者さんの顔のｱｯﾌﾟがすごく少ないんですね。故に斉藤洋介さんなんか声ではわかるんだけど、遠くからしか映らないんで、顔が全然わからない。長回しはともかく、この俯瞰ｱﾝｸﾞﾙはちょっと見てる側にとってはﾌﾗｽﾄﾚｰｼｮﾝたまるかも。

これ見ていてとにかく見たくなったのが･･･相米監督によるﾎﾟﾙﾉ映画「ﾗﾌﾞﾎﾃﾙ」。
にっかつﾛﾏﾝﾎﾟﾙﾉ末期の作品で、学生の頃に京一会館で見たんだけど、やはりこういった独特の手法での作品だったせいか、具体的になにが、ということは思い出せないんだけどもの凄く印象に残ったんですよね。これCSでやってくれないかな･･･。

今日の通勤音楽
THE HEAVY METAL BEBOP TOUR'14 IN JAPAN / THE BRECKER BROTHERS BAND REUNION
THE KIDS / SUCHMOS