TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

皇帝のいない八月

2019-04-15 22:19:14 | Weblog
録りだめしてた映画を見たシリーズ、今回は「皇帝のいない八月」
これは映画そのものよりも、鉄道、ですよね~正直言って。
舞台は寝台特急「さくら」。14系の3段寝台で牽引はEF65 1000番台。まさにブルトレ人気のピーク時に制作されたんでしょうな。映画ファンだけじゃなくって、鉄もそのターゲットに入ってたのかもね・・・とはいえ・・・後述の通り。

とにかく懐かしい、というかリアルには未経験なんだけど鉄道誌の列車ルポなんかでよく読んだ、寝台特急の食堂車の光景、運転途中から係員が乗りこんで寝台をセットする、なんてシーンもあって、あの頃の寝台特急ってこうだったんだよな~って。
そして、ドットプリンターから出力される特急券。さすがにこのあたりは記憶はあるけど、今のと違って切符自体が大きくてね、なんだかありがたみがあった。
でも当時はまだ小生は小学生~中学生の頃。ブルートレインなんて憧れ以外の何物でもなかった時期だったんで、寝台特急「さくら」には乗れず終いだったな。

それにしても内容が内容なだけに当然にして国鉄の撮影許可が下りなかったそうで、車内内部もセットで作られていたものなんだそう。車両の揺れ方と音ももの凄くリアル。全く違和感がなくって、てっきり本当の車両使ってるのかと思った、というか本当にそれってセットだったのか?と未だに疑っております。
でもね、外観はいかにも造り物、っていうのがありあり。車体側面の、まるで板っぺらのようなのっぺりとした感じに加えて、車両番号の表記やサボ、号車札のフォントがあまりにも実際と違いすぎてね・・・。鉄が見れば一目瞭然の代物。なんだろう、この車内内装の完璧な感じと外装のあんまりな感じとのギャップがありすぎなのがなんともかんとも。

というわけで、映画そのものはともかくとして、鉄視点からしてなかなか興味深い映画だったのでした。

今日の通勤音楽
HONEY DON'T LEAVE LA / DANNY KORTCHMAR
IN THE FAR EAST JAPAN BROADCAST 1999 / TOTO
コメント
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