TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

イントゥ・ザ・サン

2019-11-04 20:13:12 | Weblog
再び録画していた映画を見たシリーズ、今回はスティーヴン・セガールの「イントゥ・ザ・サン」。

いやね、スティーヴン・セガールの映画って全然見る気はないんだけど、この映画は日本が舞台、ってことでどんだけおかしな映画になっているんだろうか、という興味本位だけで見たわけなんですよ・・・。そしたらね、期待通りの出来だったですよ。

セガール自身日本語が堪能、っていうことで、ストーリーに対して重要なセリフはもちろん英語なんだけど、他愛もない日本人との会話は基本日本語。その日本語がね、これがまたテキトーでおかしくっておかしくって。脚本書かずにその場の思いつきで日本語しゃべってるんと違うの?と思えるくらい。映画のセリフなんだから、もちっとわかりやすくしゃべってくれよ、と言いたくなりますな。ま、リアルな外国人の日本語ってこんな感じなのは事実なのかもしれないけれど。
それになんやら日本文化をそれなりに伝えたいんでしょうか、無理やり日本的なものを詰め込んでたみたり、ラストの決戦シーンでは拳銃使わずに皆さん刀でチャンバラよろしく斬り合ってるし、仲間が大ピンチのところでセガールさん、助けに入ったのかと思いきや何故かそこは女湯で、セガールさん照れちゃうし・・・思わず吹いてしまいましたわ。

いやはや、とにもかくにも期待通りに好き放題の日本を舞台にしたしっちゃかめっちゃかな映画だったのでした。
内容的には即消去対象のクソ映画なんだけど、あまりに笑えたんで、逆に残すことにしましたよ。

しかしまあよくこんな映画に寺尾聰とか伊武雅刀とかが出てくれているものだ、てね。

あ、ちなみに音楽はなんとSTANLEY CLARKE。
確かに所々にファンキーなBGMが流れるのがなかなかよろしい。
でも決闘シーンなのになんだかチンドン屋みたいなBGMがまた笑えたりもするのです。
コメント
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