TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

TRIBUTE TO JEFF / LET'S STAY TOGETHER

2005-02-06 01:27:45 | TOTO&FUSION
DAVID GARFIELD & FRIENDS 「TRIBUTE TO JEFF」

2.LET'S STAY TOGETHER(AL GREEN/WILLIE MITCHELL/AL JACKSON)
2曲目はAL GREENの名曲「LET'S STAY TOGETHER」です。前曲はJEFFに縁の深いパーカッショニストとキーボーディストが勢ぞろいで盛り上げましたが、この曲ではボーカリストが大集合です。
素敵な曲ですね。そして「LET'S STAY TOGETHER」という言葉に込めたJEFFへの想いが心に深く響いてきます。メインボーカルはMICHAEL McDONALD。むしろ原曲のAL GREENのボーカルよりもはまっていて、JEFFへの想いが切々と伝わってきます。
ボーカルは最初がPAULETTE BROWNE。思えば私がTOTOのコンサートに行った時のサポートボーカリストでした。旦那のLENNY CASTROと同じステージに立っていたんですね。続いてMICHAEL McDONALDがサビまで唄います。次のメロではDAVID PACKに交代。続くサビではMICHAEL McDONALDに戻ります。ピアノソロを挟んで(このソロはJOE SAMPLEでしょうか、DAVID GARFIELDかも知れませんがクレジットには明記されてないんで判別できません)のサビの繰り返しではDON HENLEY、RICHARD MARX、BILL CHAMPLINとMICHAEL MCDONALDのコーラスの掛け合いになります。やはり中でもDON HENLEYの存在感は凄いですね。ほんの一瞬ではありますが、DON HENLEYの声が聞こえると同時に、曲が一気にDON HENLEY独特の世界に染まります。MICHAEL McDONALDとDON HENLEYのボーカルの掛け合いなんて、いやはやなんとも豪華な1曲です。
もちろんボーカリストだけじゃありません。バックのプレーヤーもこれまた豪華です。ピアノはもちろんDAVID GARFIELD、そしてエレピでJOE SAMPLEが参加しています。オルガンはDON HENLEYの右腕BEN TENCH。ドラムはSTEVE FERRONE、ベースはNATHAN EAST、サックスはLARRY KLIMASそしてパーカッションはLENNY CASTROが曲全体を支えます。
ちなみにギターは、DAVID T. WALKER、MICHAEL LANDAU、そしてSTEVE LUKATHERと参加しているんですが、ほとんど目立ってません。一応WALKERがLEFT、LANDAUがRIGHT、LUKATHERがCENTERとパンされていることで判別できるんですが、特にLUKATHERの音は全くと言っていいほど聞き取れません。勿体無いくらい贅沢な使い方ですね。

この曲のライナーには"DEDICATED TO AMY HOLLAND AND PAULETTE BROWNE WHO ARE BOTH STRUGGLING WITH VERY SERIOUS ILLNESSES"とありました。願いも虚しく、PAULETTE BROWNEは既にお亡くなりになられたようです。この曲が遺作になってしまったんでしょうか。AMY HOLLANDは旦那のMICHAEL McDONALDのアルバム「IN THE SPIRIT」では家族揃って共演してましたし、その後も特に情報もないようですのでお元気になられたのではないかと...。
LET'S STAY TOGETHER・・・JEFF、CARLOS VEGA、そしてPAULETTE BROWNE、更には地球上に生きる家族にとって普遍な愛を問いかける名曲です。
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