音の進化

昨夜カミさんと議論になった。
70年代後半のとある時点で、レコードの音質が急に良くなった、と小生は思っているのだが、どうだろうか。
音の良さ、といっても基準はいろいろあるだろうし、一概に言えるものではないのは当然だけど、小生的に思うのは音のキレと伸び。ドラムでいえばハイハットやシンバルの高音サスティーンの伸びとか、タムでいえばボトムヘッドまでしっかり鳴っていて、バケツの底叩いてるみたいな音ではない、深い音であること。スネアにしてもカスカスでない、バスドラもパタパタしていない、低音もしっかり再現されている感じであろうか。更にシンセやストリングス、ホーンセクションの高音のキレと伸びもそうだし、全体的に重量感のある低音。そんなところだろうか。
間違いなく70年代前半までの音は70年代の音だった。
その時代の代表的アーティスト、BEEGEESのCDを聴き比べてみる。
1975年の「MAIN COURSE」。ここまでは典型的な70年代サウンド。
1976年「CHILDREN OF THE WORLD」、そして1977年「SATURDAY NIGHT FEVER」。ディスコミュージックということで鋭いホーンやシンセが多用されるようになり、音の進化を感じる。でも超有名曲「STAYIN' ALIVE」の音、思い出していただければわかると思うが、やっぱりどうも籠った感じで現代のようなクリアな音とは言えない。
で、続く1979年「SPIRITS HAVING FLOWN」。驚くほどに音に厚みがある。低音も腹に響く。何よりシンセの高音の伸びがクリアで素晴らしい、とここで感じるのである。
何なのかはわからないけど、1976年あたりから音質が進化し始め、1978~9年頃には革命的ともいえる、現代に近い録音技術が出てきたんじゃないか。それがレコーダーなのかテープの質なのかはわかんないけど。
そんなこんなで勝手な説を唱えているのであるが、実際にはどうなんだろうね。

今日の通勤音楽
LIGHTS / 杏
IF THAT'S WHAT IT TAKES / MICHAEL McDONALD

東京JAZZ2012 放送

ということで今日から3週連続で東京JAZZ2012の模様がNHK-BSで放送されますんで毎週録画の用意。いきなりCASIOPEA3RDの「ASAYAKE」から始まりますか。ほぉ～。
続いては「TOWER OF POWER」。おやキーボードがPHILIP WOOさんじゃないですか。へぇ～。てな具合で早速楽しんでおります。
ちなみに20日のテレ朝チャンネル源流JAZZでもCASIOPEA 3RDの放送があります。
芸術の秋、ということで10月は音楽がいっぱいな月なのです。

今日の通勤音楽
WAKING UP ～REMEMBER THE DAY, 2011～ / 須藤満
FAREWELL TOUR / THE DOOBIE BROTHERS

いつのまにやら

http://www.totoofficial.com/
なんてサイトができてたんですね。
今までの公式サイトとの関係はどうなっているんだろう。
それにしても、一時的な再結成ということだったはずだったけど、DAVID PAICHとSTEVE PORCAROの復帰で、なんとなくこのままずっと続きそうな雰囲気。無理のないペースでずっと続けてもらえれば…という願いと、このメンツでのニューアルバムもね…。
そういやライブDVDの話はどこ行っちゃったんでしょうね。サイト内にはいかにもDVD向けに収録したと思われるビデオのほんの触りの部分が公開されてますが…?
ちなみにこの新しいサイトのショップにこんなのが。
う…かわゆい。元々はこれを狙ったデザインだったのか?

今日の通勤音楽
HEAD HUNTERS / HERBIE HANCOCK
GALAXY / THE JEFF LORBER FUSION

ゴージャスな銀恋

見逃していたNHKのSONGS～舘ひろしを再放送で見たのです。
なんとまあ必要以上に?ゴージャスなメンバーだこと。
それだけに、レアな映像でもある。
おいらはドラマ～とやってくれる神保さん。エレクトリックながら終始アップライトベースを渋く弾く櫻井さん。昭和歌謡のギターをちゃらんちゃらんと爪弾く増やん。ま、普通にジャズピアノ弾いてる安部潤。
見応え、聴き応えあるかというと、う～ん別にないけど、とにかくなんというかミスマッチとも言えるバンドをバックに裕次郎をこれまたゴージャシーに歌う舘ひろしはやっぱり聴き応えあるのかも。

9月にリリースされた舘さんの裕次郎カバーアルバムも同じメンバーで収録されているとか。
聴いてみたい、だけど自分ちのステレオから銀恋が流れるのはちと想像つかんし、それはそれで抵抗あるな～。でも聴いたら絶対面白いし、また新たな発見もあるのは間違いないんだけど、CD買うのはちと躊躇してしまうのであります。
ま、この映像は永久保存…と。

今日の通勤音楽
FULL FANTASY / 野獣王国
JOY 1.5 / 山下達郎
～今日は仕事じゃないけど自主的な勉強会?だったので、通勤したのです。

TALちゃん延期

BILLBOARD LIVEでのTALちゃんのライブ、延期になってしまったようです。
行きたいのはやまやまだったけど、その二日間ともモロに会社の都合で行けるかどうかわかんないし…もし行けそうだったら当日券狙いで…と思っていたのでチケットも買ってなかったものですから、ややこしいことにならずには済みました。これで振替公演の日程がナイスな日程であれば言うことありません。まあ小生にとっては不幸中の幸いということにはなりましょうか。
ただ、延期の原因が自動車事故とか…。振替公演を行う前提ですから、大事に至っているようではなさそうなので、そこは一安心ではあるのですが…でもどこをどう怪我してしまったのかはわかりませんので、やっぱり心配。元気な姿での振替公演を楽しみにしております。

今日の通勤音楽
FROM NEW ORLEANS TO NEW ORLEANS / 黄啓傑
SOUNDS…AND STUFF LIKE THAT / QUINCY JONES

SIMON PHILLIPSばっかり

NILSとかいう人のニューアルバム「CITY GROOVE」。
何のきっかけだったか忘れたけど、たまたま試聴してみて、この王道フュージョンぶり（いわゆるスムースジャズよりもポップでノリが良く、クロスオーバーほど渋くなく）にこれは聴かねばなるまい、となったのが買った理由。それに加えて…1曲だけだけど、SIMON PHILLIPSも参加しているし。
そういやこのところ、SIMONの参加しているアルバムを立て続けに購入している。
このアルバムの前に購入したのがSTEVE LUKATHERの片腕、STEVE WEINGARTとRENEE JONESのコラボアルバム「DIALOGUE」。このアルバムはフル参加。そしてその前は…ご存知、上原ひろみTRIO PROJECT。この数年だけでもSIMONの活躍はTOTOのメンバー以上にTOTOらしい、精力的にセッションやらプロジェクトやらに参加しまくって、更には来日しまくってます。この数年においてはLEE RITENOURの「6 STRING THEORY」から派生したFREEWAY JAM BAND、PSP、MICHAEL SCHENKER GROUP…。こうして聴くとやはりSIMONのドラミングって無二の存在、独特なタムさばきとその音色はすぐにソレとわかるというもの。なんかSIMONの参加アルバムをいろいろと深堀りしてみたくなってしまうのです。

NILS / CITY GROOVE
NILS(g,keys) CLYDENE JACKSON(keys,vo)JEFF GOLUB(g) DARRYL JONES/REGGIE McBRIDE/ALEX AL(b) MITCH FORMAN(keys) RICKY LAWSON/SIMON PHILLIPS(ds) OLIVER BROWN(perc) JOHNNY BRITT(tp) EDDIE BROWN(vo)

今日の通勤音楽
CITY GROOVE / NILS
RAY OF HOPE / 山下達郎

腹が…

昨夜夜中に目が覚めた。
いや、夜中に目が覚めるのはいつものこと。
だけどいつもとどうも様子が違う。苦しい…。
うんうん呻いてしまいましたよ、あまりの状態に。
腹が…腹が…こそばゆい。
そんなことってあります?腹がこそばゆくて目が覚めるなんて。しかも呻いてしまうほど。
もちろん誰かがこちょこちょしているわけでもなく。…腹をくすぐる妖怪でも出たか?
ま、とにかくとにかくなんとか再び眠りについて、今になってみれば何の後遺症もなく。
なんだったんだろう、あれは。
今は腹じゃなくて鼻がめちゃめちゃ痒いから、これもアレルギーの一環だったのかな。

今日の通勤音楽
WIRED / JEFF BECK
FRAGILE / YES

いい季節

ようやく昼寝するのにいい季節になりました。
ということでこの三連休は…ほとんど出かけることもなく、何をするでもなく、気がつくと寝ている…。
この3日間で何時間寝ただろうか…。
でもやっぱり眠い。
今日もまだこんな時間だけど寝落ちします…。

ベーシスト萌え

今週リリースのTHE CHOPPERS REVOLUTIONのアルバム。
そのゲストプレーヤーのメンツを見ていて、全然聞いたことのない名前も。
その中でもFチョッパーKOGA、ってどんなオッサンやねん、と思ったんですよ…そしたらえぇ!まあまあきれいでかわいらしいお嬢さんではないですか…しかも元グラビアアイドル。名前にチョッパーなんて入れるセンスからして絶対肩幅広くて胸板厚そうなオッサンだと思ってしまいました、ごめんなさい。
で、そんなかわいい顔してブイブイベキベキとチョッパーをかましてくれるし、元気に教えてくれる。しかもFAVORITE ARTISTが変態ベースの元祖PRIMUSだとか。すごいな～…またベースひっぱりだしてこよ。以前にも書きましたがなぜか女性ベーシストに萌えてしまう小生、こういう存在がたまらんのです。
ちなみに彼女のバンド、GACHARIC SPIN、これまた小生好みな専任ボーカルがいない編成。過去にはいたようですが、現在はドラマーとキーボードのツインボーカル体制というのがまた惹かれてしまうところ。しっかしあんな高速ビートでおかず入れながら歌えるって…このドラマーのはなさんとやらもまたスゴイのです。う...上手い...。もう惚れてまいそう。

FANTA

GOLDEN GRAPE?
懐かしさのあまり思わず購入。安売りしてたし。
てか、ゴールデンってグレープだったけ。なんかアップルだったような気もするし。
でもゴールデンって付けるくらいだからグレープだったんだろうな。アップルだったら何もしなくてもゴールデンだろうし、グレープは紫に対する色という意味でゴールデンと付けるのはわからなくもない。でも味は…グレープだからグレープ味という先入観があるんだけど、それ知らないで飲んだら、アップルって思う人もでてくるだろうな。所詮は無果汁の炭酸飲料、フレーバーだけじゃ何の味かなんてよくわかんないよね。
何年ぶりだろうな、ファンタなんて飲んだの。
我々が子供の頃のジュース、といえばファンタだったな。それこそ果汁入りのジュースってPOMジュースくらいだったような気がする。子供にとっては酸っぱいみかん果汁より、こういう甘ったるい炭酸飲料の方が魅力的だったし、王冠の裏側にいろんな国の国旗が印刷されていて、そんなのを集めるのも楽しみだった。そうそう、PEPSIからはミリンダとかいう似たようなのがあったけど、そういや今は見かけないな。確かPEPSIとミリンダだったよな、王冠の裏側に当たりがあって10円とか50円、確か100円の当たりなんてのがあったような気もする。
一番飲んだのは高校生の頃、当時は専らファンタレモンだった。学校の中がファンタの空き瓶だらけになって問題になったものだ。
就職した頃、入った寮の食堂にも既に珍しいものとなっていた感のある500ml瓶の自動販売機があって、(金入れて瓶を引っこ抜いて販売機にくっついてる栓抜きで開ける奴ね)当時も結構飲んだものだ。今思えばさすがにあれが最後だったな、ああゆう形の販売機を見たのは。
このGOLDEN GRAPE1本を飲むことから、スンゴイ懐かしい気分になっていろんなことが思い出されてくるね。
復刻商品ってファンタジーなのです。

今日の通勤音楽
MAYDAY / BILL CHAMPLIN
FAVOR OF MY FRIENDS / 須藤満