男同士の二人旅-1

　今年のお盆は息子Kと、男同士の二人旅にと出かけた。もともと、Kスタに楽天の試合を見に行く約束していた。楽天の試合観戦以外は行き当たりばったりの旅。朝ごはんを済ませた8時半頃に仙台に向けて出発。

　息子との二人旅は山形道の寒河江SAで一旦休憩に入る。用を足してから、牛肉の串焼きを食べたいという息子。まだ朝ごはんを食べてから1時間半しか経ってないのに。串焼きを頬張る姿に、無性に私も食べたくなった。速攻で一本追加。SAのこういうファストフードは何とも言えないおいしさに我慢できなくなる。もはやジャンクフードではない、御当地の美味が揃っているから我慢ならなくなる…。

　寒河江SAを後にし、仙台市に入った。二人の予定はまずラウンドワンで遊ぶ予定。高速を降りて、仙台市内のラウンドワンに車を走らせた。時間はまだ10時半。ボウリングの受付をし、待ち時間にゲーセンで遊ぶ。息子とこうやってゲーセンで遊ぶのは初めてかもしれない。

　息子が待ちに待ったボウリング。彼にとっては人生で2度目。投げ方もいまいち格好が悪い。手取り足取り教えてやりながら2ゲームを終えた。しかし、あまりの低スコアに納得いかない息子であった。

　　

　ボウリングと昼食を済ませてもまだ2時。ホテルのチェックインには1時間ぐらい時間がある。どこへ行こうか…。戦国武将の大好きな息子へ私が提案した。そうだ、伊達政宗像を見に行こう。

　私もここへ来るのは25年ぶりぐらいだろうか。もちろん息子は初めてである。感動した息子は、おもむろに自分のバッグからデジカメを取り出し、政宗を撮影し始める。お盆時期で、帰省客と観光客でごった返しになっていた伊達政宗像。こんなに人が集まってるなら伊達政宗も本望だろう…。

　　

　ホテルのチェックイン時間が近づいて来た。娘へのお土産を手にホテルへと向かった。

建築家との家づくり無料相談会無事終了

　昨日開催した「建築家との家づくり無料相談会」。「Sakata Handmade Summer Party」との共同開催は今年で2回目となる。イベントは10時に始まった。

　10時と同時にハンドメイド目的の方が殺到した。私の作品展＆無料相談会を横目でチラッと見ながら…。相談者が来るまでの間、他の仕事のスケッチを描いていた私。待つことほんの20分ぐらいで最初の相談者は訪れた。

　知人から紹介を受けていた相談者だった。相談者の夫婦は当事務所のHPで私のことを良く知っていたようだ。そこに知人という仲人的な人間が加わったことが背中を押してくれたようだ。共通の人間がいるということだけで、お互いの垣根が低くなり話に熱が入った。時間はあっという間に過ぎ12時になっていた。

　一組目がこんなにロングランになるとは…いい意味での想定外。二組目は以前事務所に相談に訪れたことがある人。私への相談目的で来た訳ではなく、共同開催のハンドメイドが主目的だった。

　しかし、以前相談に乗ったことがあったので、急遽その後の状況をヒアリング。ハンドメイド目的とはいえ行き帰りに30分程話を聞いた。着実に一歩一歩計画を進めている様子でちょっと嬉しかった。

　じっくりとお話を伺ったのはこの2組。話は残念ながら聞けなかったが、私に興味を持ってくれてリーフレットを持って帰ってくれた方が2組。「建築家との家づくり」の地盤がまだ無いこの地で、単独で行ったイベントとしてはまずまずの成果だったと思う。

　工事金額だけではない価値観の「建築家との家づくり」に、興味を持ってもらうことがまずは最初の一歩。今回のような活動を通し、「建築家との家づくり」を浸透させていきたいし、させなくてなならないと再認識。

　暑い中参加して下さった方々大変ありがとうございました。場所をお借りしたTOTO庄内ショールームさん、コラボしたSakata Handmade Summer Partyの皆様、お世話になりました、ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。

建築家との家づくり無料相談会開催

　お盆も過ぎた８月１９日（日）、TOTO庄内ショールームにて「建築家との家づくり無料相談会」を開催します。昨年に続いて「Sakata HandmadeSummer Party」との同時コラボ。

　「建築家との家づくり無料相談会2012」　
　　日　時　：　８月１９日（日）　10：00～17：00　参加・相談無料
　　場　所　：　TOTO庄内ショールーム（酒田市あきほ町、ジャスコ酒田南店近く）

　とかく家づくりにおける要望は間取りの希望と思われがち。我々建築家が、クライアント（建て主）から要望として出してほしいものは、間取りの要望だけではない。間取りの要望は一つのファクター（要素）であることは確かだが、本来要望として出してほしいのは、「新しい家でどんな暮らし（行動）がしたいか」ということ…。

　例えば「月を眺めたい」とか、「既存の井戸と庭を活かしたい」とか…。そんなこと。それが家づくりのコンセプトとなる。

　もちろん、クライアントとのヒアリングや打合せの中から、そのコンセプトを見つけていくのも我々の大事な作業ではある。家づくりのコンセプトがクライアントの口から出たとき…こんな嬉しいひと時は無い。そこから家づくり＝空間創りが始まる。

　また、我々は単に安いだけではなく、技術力、仕事に対する誇り、プロジェクトの遂行能力を持った施工者をクライアントに紹介したいとも思っている。「安価」…これも間取りの話と一緒で、ひとつのファクターであるがこれが全てだとは思わない。安かろう悪かろうでは、パートナーとしてクライアントに紹介できない。

　自分と同じ考えを共有したクライアント、自分が信頼できる施工者がいて初めて「いい家づくり」ができると思っている。そんな「建築家との家づくり」に興味のある方は、８月１９日に、TOTO庄内ショールームにてお待ちしております。

旗振り役で参加

　８月３日の夕刻から、酒田の中心街では「酒田甚句流し」が行われました。息子が通うW小学校では、毎年６年生が酒田甚句流しに参加してます。甚句流しといっても、第二部の「S-jinku」の方。「S-jinku」は酒田甚句をポップ調にした曲。それに合わせて、オリジナルの踊りを踊る。

　６年生の息子Kたちも、６月から練習に励みこの日を迎えた。このS-jinkuの踊りを考え、子供たちに教えてくれているのは、同じPTAのKさん（お母さん）。すごくパワフルで面白い方。娘Hの時も、子供が同学年だったのでS-jinkuの先生役をかって出ていた。

　そんなKさんから、お父さん達のサポート役として私にいの一番に白羽の矢が立った。踊っている子供たちの脇での「旗振り役」である。まあ、いいかぐらいの軽い気持ちで引き受けた。しかし、Kさんの要求は軽くはなかった…。旗はそこそこ重く、練習を重ねるたびにアレンジが増していって動きが大きくなっていった。

　本番当日は、夜といえども暑い。デパートの正面玄関前での披露。子供たちと担任の先生方、Kさん、PTAの方々…みんな気合が入っている。学校でのリハーサルも完ぺきだった。いざ本番スタート。

　　　　　

　曲が流れ、子供たちと先生方が舞う。お母さんたちも踊る、走る。親父連中は、力いっぱい旗を振る。曲が終った。決めのポーズも決まった。額にも心地よい汗が落ちる。場内からの歓声が心地よかった。

　２回目の踊りの前に、Kさんから１点だけ指示が飛ぶ。かけ声をもっと大きく掛けようと。２回目が始まった。子供たち、親父連中から、より一層大きな声が飛んだ。１回目より上手く踊れ、声が出ていたのは言うまでもない。

　大成功に終わった「S-jinku」。充実感と満足感でみんないい顔をしていた。子供たちとひと夏のいい想い出になった。

3Sキッズプログラムinさかたに参加

　先日、同級生が事務局を務める「3Sキッズプログラムinさかた」に参加した。これは南相馬市と酒田市の子供たちの野球を通じての交流事業。楽天ジュニアコーチの野球教室に始まり、南相馬の野球チームと酒田の野球チームの交流試合等々が企画されていた。

　私自身、同級生から交流試合の審判を頼まれ二つ返事で快諾。交流試合の前に楽天の野球教室もあることから、息子Kも一緒に連れて行った。

　現地につくと関係者に挨拶を済ませ、同級生が楽天のジュニアコーチ、牧野塁コーチと大廣翔治コーチを紹介してくれた。いやいや、二人ともデカい。プロ野球選手を夢見た私も、彼らの体と比べると足元にも及ばない。お尻なんて一般の人の2倍強はある。これが本物のプロの体なんだと実感した。

　野球教室はストレッチとアップがから始まった。次に牧野コーチは守備を担当し、大廣コーチが打撃を担当。子供たちは元プロ選手の指導に熱心に耳を傾けていた。

　　　　

　一連の野球教室が終わると最後に元プロ選手二人によるデモンストレーションが始まった。牧野コーチはピッチングを披露し、彼のボールのスピードと変化球に歓声が沸いた。大廣コーチはロングティーバッティングを披露。彼の放った打球がグランド後方の山の斜面に突き刺さると、会場からはどよめきが起こった。

　　

　野球教室の後は、南相馬の原町メッツと松山ビッグウィングスで交流試合が行われ両チームの親睦を深めた。子供たちにはいい経験になったに違いない。この中から将来のプロ選手が生まれることを期待したいものだ。