トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

後立山縦走(栂池~扇沢) Vol.2(白馬杓子岳、白馬鑓ヶ岳、不帰ノ嶮、唐松岳)

2011年08月15日 | データ


■後立山縦走2011
8.09 後立山縦走 Vol.1(白馬乗鞍岳、小蓮華岳、白馬岳、旭岳)
8.10 後立山縦走 Vol.2(白馬杓子岳、白馬鑓ヶ岳、不帰ノ嶮、唐松岳)
8.11 後立山縦走 Vol.3(五竜岳、G4、G5、キレット小屋)
8.12 後立山縦走 Vol.4(八峰キレット、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳、扇沢)

■2011.08.10 早朝、白馬頂上小屋幕営地はガスガス
05:10 一番最初に雨具を着込み歩き出す。

06:13 約1時間で杓子岳、ここまでも展望は無し。

杓子岳を過ぎると急速にガスが切れ始める、鑓方面も見え出す。

白馬岳方面も

07:07 白馬鑓ヶ岳

これから向かう縦走路、もう遮る雲もなくなった。

07:31 鑓温泉分岐。殆どの登山者は鑓温泉方面へ下山する。

07:58天狗山荘。ここで朝食とする小屋の『かけうどん』を注文しおつゆまで全て飲み干す。
不帰ノ嶮へ向かう登山者はここが最終の小屋となるので食事をしたり水を補給したり準備をしている。
最終的に幕営装備の若者、ベテランの2名、外人さん2名と私の6名が『不帰ノ嶮』を抜ける。

天狗の頭を過ぎるといよいよ『天狗の大下り』

唐松岳まで御一緒した71歳の超健脚ベテランさん。
色々な話をしながらこのルートを超えてきました、頂いた自家製の梅干がとても美味しく元気が出ました。

一峰と二峰、右奥に唐松岳

一峰のピーク

二峰の北峰への登りが『不帰ノ嶮』

グローブをし準備。

不帰ノ嶮をズームすると反対ルートからの登山者が降りています。

ベテランさんと快調に不帰ノ嶮を登って行く、ホールドは沢山あるので鎖は殆ど使わなかった。
逆に鎖が多すぎるように思う。

結局すぐに不帰ノ嶮の東側に回り込み樹林帯から上がる湿度100%の空気と太陽に包まれ汗だくになる。

二峰南峰

12:04 唐松岳。天狗山荘→唐松岳を3.5時間で抜けた(コースタイムは5時間)
唐松岳は八方からゴンドラ等を利用して登れるので登山者は多い、静かな山はここには無い。

唐松山荘でベテランさんは小屋止まりを止め八方まで下山することにしここで分かれた。
私はここでカレーライスを注文し昼食とする(お米が美味しくなく残念)

唐松の分岐で遭体協の監視員と少し話をし五竜方面へ向かう、ここからは静かな山となる。
大黒岳の岩場は脆い、ここは積雪期にも考えているルートなので積雪期の状況を想像しながら乗り越す。

唐松方面

15:30 五竜山荘。設営は風が強く大変だった、固定ロープも大きな岩を何個も積み重ね慎重に行う、ここは強風で有名な場所である。私が設営する前からフライシートをかけている御人がまだ風でパタパタさせながら苦戦している、見かねて設営を手伝うが風に対するテントの向きもおかしい・・・

夜半、強風に雨も時折激しくテントを叩く。ラジオで天気予報聞くが明日は終日霧と強風ん・・・

テントのぱたつく音で眠れない夜を過ごす。


■コースタイム
05:10白馬頂上小屋→06:13杓子岳→07:07白馬鑓ヶ岳→07:31鑓温泉分岐→07:58天狗山荘08:30→12:04唐松岳13:00→15:30五竜山荘(行動時間8:52)


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