JR直営の印刷場名は国鉄時代の印刷場名を使用します。
10年以上前に御紹介した券も再度御紹介しようかと思います。
古紙蒐集雑記帖
東京駅の改札内券売機で入場券を買ってみよう
(4-タ)さまのブログ「(4-タ)」7月18日エントリーの「東京駅入場券券売機(1)」を拝見し、ちょっと変なことを思いついたので実験してみました。
これは(4-タ)様も購入されたものと同じ、東京駅までの不足分である30円を同時に精算して、在来線改札口の中にある、JR東日本のEV-2型のような入場券券売機で購入した入場券です。
通常の券売機発行入場券とは様式が違い、「□東」の記号があることと、「東京駅」の文字が左に寄っていること、さらに、130円+精算額の30円の合計である160円が「領収額」として記載されていることが特徴であることは(4-タ)様が御紹介されている通りです。見た目、窮屈な感じを受けます。
では、在来線改札口の中にあるMV-30型の指定券発売機で、同じように東京駅までの不足分である30円を同時に精算して入場券を購入したらどのようなものが出て来るのでしょうか?
早速実験すべく、JR東海のMV-30型の指定券発売機を使用して購入してみました。
何の変哲も無い、普通の入場券が出てきました…
区間変更券のように、入場券の料金とは別に領収額記載されているのを期待したのですが、その望みは見事に玉砕されました。
これでは、入場券の情報だけでは30円を同時に精算したことがわかりません。
では、領収証を検証してみましょう…
領収証を見ると、「上記金額確かに領収いたしました」というお決まりの文言の後に、「精算額を含みます。」と追記されており、初めて領収金額が160円であったことが証明されました。
MV-30の場合、不足額を精算したことを証明するには、どうやら領収証を発行しなければならないようです。
だからって、どうってこともないような気がしますが、時と場合によっては不都合が生じることがあるかもしれません。
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