趣味で蒐集した「きっぷ」を見て考えたこと、とか…
JR直営の印刷場名は国鉄時代の印刷場名を使用します。
古紙蒐集雑記帖
いわくにバス 岩国駅前切符売場の券売機 ~その2
前回エントリーで、いわくにバス岩国駅前切符売場にあります、乗車券の自動販売機を御紹介いたしましたので、今回はその中に入っていた乗車券を御紹介致しましょう。
一番最安なのが岩国錦帯橋空港ゆきの200円区間でしたので、200円の乗車券を購入してみました。
箱から出した乗車券です。100円券が2枚入っていました。
若草色いわくにバス地紋の金券式券で、中心に社紋が印刷されています。金額および券番が赤い文字で印刷されており、両端に社名である「いわくにバス(株)」と「通用当日当便限」という文言が縦書きで印刷された、珍しい様式です。
裏面です。料金機対応と思いますが、金額と「いわくにバス(株)乗車券」の記載があります。
いわくにバスはもともと岩国市交通局という岩国市が運営する公営バスであったようですが、経営の悪化によって岩国市が100%出資をする法人形態の公営事業者として設立されたバス事業者のようで、設立が2009(平成21)年と歴史は浅いようです。
そのため、今回および前回のエントリーにつきまして、同社は純然たる公営交通ではありませんが、市100%出資の事業者でありますのため、「公営交通バス券」のカテゴリーに入れさせていただいております。
いわくにバス 岩国駅前切符売場の券売機 ~その1
2017(平成29)年9月、岩国駅を中心として運行されているいわくにバス岩国駅前切符売場にあります自動販売機の話題です。
よく、ブリックパックの牛乳や菓子パンなどが売られている食料品の自動販売機のようです。
近づいて見てみますと、意外なものが販売されていました。
なんと・・・
昔、紙のトランプが入っていたような箱に入れられたものが販売されています。なんと、中身はバスの乗車券です!!
たとえば、岩国錦帯橋空港ゆきの片道乗車券(200円)がこのような感じで入れられているわけで・・・
お金を入れて、希望の番号を押すと、乗車券が出て来ます。
出てきた乗車券です。
箱の中に、購入した券が入っているのです。
券を取り出した後の箱は、乗場横にある回収箱(リサイクルボックス)に入れて返却するようになっているようです。
あまりのシュールな「斬新さ」に驚かされる光景でした。
では次回、中に入っていた券を御紹介致しましょう。