和田岬駅発行 金額式乗車券

昭和59年4月に和田岬駅で発行された、120円区間ゆき金額式乗車券です。


   


大阪印刷場調製のB型金額式券で、大人・小児用の最短区間用です。


当時の和田岬線はまだ非電化で、ディーゼル機関車が座席の大半が撤去された専用の客車を牽引した列車の時代でした。


   


兵庫駅で発車待ちの列車です。当時はDD13型機関車が牽引していました。同機は入替機としての運用が殆どであり、同機が牽引する旅客列車というものに、この時生まれて初めて乗車しました。

   


客車の内部です。
オハ61型客車の座席を撤去し、中程に申し訳程度のロングシートが配置されています。しかも、片側(ホーム側)の中央には大きな出入口が開けられ、手動の引き戸が設けられています。


終点の和田岬駅には機廻し線があり、到着した列車はすぐさま機関車を付け替える作業に入ります。そんな駅であったゆえ、運転要員などの駅員が配置されており、タイル造りの駅舎があり、そこでは乗車券の発売も行われていました。


   


これは、同日に購入した入場券です。
乗車券同様に大阪印刷場調製のものです。


現在は駅舎は取り壊されており、コンビニがあるのみです。

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