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ちいさな世界の、たくさんの命。

先日、放しても放しても
2,3日でおたまじゃくしが消えてしまう、
庭のミニ田んぼについて、
原因は水の酸性化か酸欠かと推察しましたが、
真の理由は、まったく異なるものでした。

以前、田んぼを覗いたらフッとすばやく
泥に潜る存在があり、そこに棲んでいる
ミナミヌマエビかな?と思っていましたが、

今日、子どもが「ヤゴかも」という。
たしかにあの動きはそうだろう。
毎回、ヤゴに捕食されていただけでした。

裏庭の池にはまだオタマジャクシが
数百と泳いでいるので、
それならばヤゴをもうちょっと足してゆくという
野心も芽生えました。

ヤゴは近所の公園の水たまりにいるのですが、
たまに底のどろをまるっとさらう
清掃があって、そのときに死んでしまうため
救出もかねています。

ともあれ、田んぼが無事げんきでよかったです。

ちなみに、たくさんのおたまじゃくしは、
亀たちの餌にもなっています。
どのみち、大人のカエルになれるのは
1000匹に1匹ほどの割合なので、
アリやカマキリに喰われる分を
おすそ分けしてもらっている感覚です。
ありがとう、ヒキガエル。

そのひきがえるの餌の虫の、そのまた餌は、
我が家から出る野菜くず。
そんな風に生態系の環が巡っています。

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