「解夏」
2005-04-05 | 映画
「解夏」をビデオで見た。
大沢たかお、石田ゆり子主演の感動ドラマ。
ちょっと前に、「愛し君へ」というテレビドラマにもなったけど、その元になった映画。
原作は、さだまさし。
ベーチェット病に冒され、徐々に視力が奪われていく主人公を、大沢たかおが熱演。
ドラマ自体に、大きな山場みたいな部分はあまりなく、淡々とストーリーが進んでいき、観客を泣かせようというあざとさがないところがよい。
愛しているから分かれようとする男性と、愛しているから別れたくない思う女性の心情が、すごく伝わってきて、見ていて苦しかった。
あと、坂の多い長崎の町並みの描き方が美しく感動的。また、長崎に行ってみたいなと思わされた。
自分が視力を失ったら、どうなるだろう?最後に何を見たいと思うだろう?
いろいろと考えさせられる映画でした。
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