スマイリーな毎日

笑う門には福来たる

「ノーカントリー」

2008-03-20 | 映画

つい先日、レンタルで借りたDVDを見始めた。
なんだか冒頭からこのシーン見たことがあるなとふと思う。おそらく他の映画の予告で見たんだろうと思っていたら、いつまでたっても見たシーンばかり。あれれ、と思いレンタル履歴をチェックしたら、全く同じタイトルを見つけてしまった。しかも数ヶ月前に借りてる。ほんでもって映画のタイトルは「カオス」。おれの頭の中も混沌としているのかも。

やっぱ見た映画はひとことでもいいから感想書いとかんとあかんね、と反省。
とか言いつつ、以前も同じようなことブログに書いたような気もする。ま、何度か同じ失敗を繰り返しながら人間は成長していくってことで・・・。


おととい、仕事の後、久々に映画館に映画見に行った。

「ノーカントリー」

No_country_for_old_men

原作は、コーマック・マッカーシーの「血と暴力の国」。去年から読みたいなと思いつつ手をつけてなかった本。映画化されるの知ったときは、先に読んでなくてよかったと、ちょっとラッキーな気分に。

しかも監督、コーエン兄弟やし。

コーエン兄弟は「未来は今」を見て以来のファン。作品はすべて見ているが、ここ最近若干イマイチのが続いてた。けど、これは前評判が高かったので期待大。

しかも大好きな「ブラッドシンプル」と同じ犯罪もの。
万人にすすめられる映画じゃないが、最初からラストまで続く緊張感、すごいわ。どのシーンとっても画になるし。

殺人鬼を演じたハビエル・バルデムもすげぇ。バナナマン日村みたいなヘアースタイルで見た目笑えるんだけど、無表情に人を殺していく。半端ないほど恐いよ。「海を飛ぶ夢」(こっちもすごい映画)のときとは全く別人に見えた。アカデミー助演賞取るのも納得。

それにしても、やっぱコーエン兄弟。すごい映画を作るね。また昔の作品を見返してみたくなったよ。
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