北上F.C.Jr.のクラブハウス

京都のサッカー大好きGIRLSの集まり北上F.C.Jr.のサポーターです☆

最後の試合

2014-03-21 | メンバー日記
今まで、みんなで積み重ねてきたことが発揮され、京都ロータリー女子サッカーフェスティバルのAブロックで優勝という結果で、今年度のU-12メンバーは、最後の試合を笑顔で終えることが出来ました。

会場では、試合の準備、運営のお手伝いに北上OGが頑張って頂いていたこと、沢山のfamiliesやOGfamiliesにも応援に来て頂き、選手の原動力になったと思います

皆さん、寒い中、本当にありがとうございました。

23日に行われる、北園での卒団式が今年度のメンバーでの最後の活動となります。

また、沢山の北上っ娘たちの笑顔に会えることを楽しみにしています
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むらさきちきぶ180

2014-03-21 | むらさきちきぶ
こんばんわKEDちちです。

本日は京都ロータリー女子サッカーフェスティバル。ようやく今年のチームも優勝の喜びを味わうことができました。ファミリーズの皆様ありがとうございました。ほんとによかったですね。

今日の課題。チームとしての課題は「このキャプテンにいい思いをさせてやろうよ」でした。そのキャプテンが大事な決勝戦前にお手洗いでキックオフぎりぎりに戻るという失態。ま、そんなキャプテンなんです。だから、この課題だったんです。

初戦は伊勢の粘り強い守備に苦しみました。キャップがベンチで「一点取れればなぁ」ということでしたが、まさにその通り。その一点はPKというカタチでめぐってきました。で、やっぱりその後はゴールラッシュで勝つことができました。16がクロスドンピシャで決めたのはこのゲームだったかな。

2戦目も勝ち、決勝はみなみかぜ戦に。

話は前後しますが、試合後、泣きはらした目もそのままに、みなみかぜの9さんが祝福に訪れてくれました。「あの、優勝おめでとうございます」私は焦りと感動から、わけのわからないキーホルダーをあげてしまいました。ごめんね捨ててくれていいよ。でもこのときしみじみと「結局、みなみかぜには勝てなかったということだな。」と思いました。

この選手は選抜で一緒になったりしてよく見知ってる選手です。女の子らしい優しい選手ですが、その性格からか、絶品のシュートテクニックを発揮する前のプレーに力強さとか強引さが見られない傾向がありました。しかし、葵カップの時に、本来のキャプテン不在の中、奮起し、ウチ相手に得点する様子を見て、ずいぶん気持ちが強くなったんだなと成長を感じたものです。

実は、決勝前にも「決勝戦ではキャプテン以下数名が用事で抜けるの」とわざわざ教えてくれました。私はとっさに「君がいるかぎり、みなみかぜの怖さは変わらんよ」といいました。ずいぶんうれしそうに照れてましたが、これはつい口をついた正直な思いです。

事実、この選手の鋭い突破から、あわやのシーンがありました。ポストに助けられました。

今日の決勝戦について述べる前にはっきりさせておきたいのは、相手のキャプテン含む数名が不在であったというコト。本来は彼女がけるはずのゴールキックからウチのゴールが生まれたのです。彼女がいれば、それは無かったとは言い切れないまでも、可能性は低かったかもしれません。

それで、こういう記載をすると「代わりにけった選手が傷つくやん」と言われるかもしれませんが、それは承知しています。そのGKは過去このブログ140にも登場するグレートな選手ですが、これから1年間でプレイスキックをトレーニングする必要があるということです。そして私はこれから1年間かけて、スーパーグレートになった彼女を攻略する方法を考えることになってしまうのです。これはかなりの難問です。

以上が、私なりの王者みなみかぜに対するリスペクトです。このチームなくして今年チームの成長はなかった。感謝しかありません。

さ、礼は尽くした。北上のドラマに触れようっと。

前半勝負で取り掛かりました、サイドに8を据えることができたのは、9の成長を見込んでのもの。左に11を置いて、両名を徹底的にランニングさせる作戦。なお、この2人の守備力は信頼できるレベルです。

YUNコーチが11の奮闘を見て「あの子強くなった」とつぶやいてました。

相手の両サイドバックは優秀です。春は片方だけだったのに、冬には両方になってました。正確なフィードに備えてしまうと、今度は緻密なパスワークでポジションを上げに上げてきます。そうなってはウチに勝ち目はない。

なので、ゴリ押しで両サイドバックを封じ込める作戦です。ぬかるんだピッチが追い風になったことはいうまでもありません。

これは成功しました。ただ、無得点に終わった時点のハーフタイムで私の本日の仕事は終了していました。だってもう手が無いもん。体力勝負になれば、みなみかぜのショートカウンターの方に分がある。そうあの9番。

後半、メンバーそのままにして「いいか。8にも11にも交代選手は準備してある。疲れたと思ったら交代してもらう。ただ、そこまで走る事ができるかどうかだ」というような話。ひどいカントクですね。だって、他にもう手が無いんだもん。

8がフラフラになってるのも知ってたし、11の足が終了まで持つかは微妙。もちろん2や5もそう。賭けですわね。勝ったらいいんだけど、負けたら非難にさらされたでしょう。あんまり優秀なカントクではないな。私は。

何か起こすとすれば左サイドバックの3だな。上がれ上がれ。でも答えは右サイドバックの9でした。スタートする9を目の端で捉えていましたが、完全にねらってやがった。その前のゲームかな?ものすごく良いタイミングでオーバーラップしたシーンが布石になったんだと思います。数時間でめざましく成長することはある。

「残り4分。同点なら延長です」とキャップ。私は無言。何度も言うけどもう手が・・・。そんなやりとりがベンチであった直後、そして相手DF達にようやく疲労が見え出したまさにその時でした。

放ったシュート。ボールはあれ以上高くてもいけないし、低くてもいけない、そんなダイレクトミドルでした。

ベンチのメンバーが「スゴーい!!」って叫びました。みんな笑顔。私はというと、9めがけて走り出そうとピッチ内に侵入するという愚かさ。

残り3分。11がしんどい。18を準備させましたが、投入できずにタイムアップ。なぜって?高速道路に押し出すようなものです。運転している両選手らは気付かないうちに、迫力をどんどん加速していってます。18が追突されるのは明らかでした。

NBAコーチが言ったように、せっかく着替えたオレンジユニがドロドロになるまでがんばりました。相手チームもそう。ただ、3のおデコもドロまみれになった分だけ、ウチの勝ちだったのかな。3。どんちゃん賞おめでとう。

タイムアップのホイッスルと同時に数名の「ヤッタァ!」の声。ピッチ上では過去最大音量。

雨、あられ、雪、風、めまぐるしく変わる天候は、今年のチームを物語るようです。でも、ちゃっかり写真撮影の時には晴れるのね。

6年生、卒団おめでとう。チャンピオンになるということは、今日のような事ができるかどうかです。技術戦術も大事。だけど走れない選手に栄光はやってこない。どこまでの努力が必要なのか、今日、理解できたことは大きい。「もう、当分いいわ」という感じでしたが、それが正直なとこでしょう。私もずいぶん勉強になりました。

そしてそれを後ろで最後まで見守った14が翌年のキャプテン。こうしてチーム力は受け継がれていくんですね。そういや無失点優勝か。5、2、14のタテラインで守るんだから驚く事はないか。

急造のMVPは先週に引き続き9です。春先からスタッフ全員に「こいつがキープレイヤー」と勝手に期待され、時には干され、時にはドヤされ。だけど、くらいついてきた彼女自身の勝利です。

さてと、今日のチーム課題。達成でいいのかな。10さんよ。

君がキャップに呼ばれている間になぜそんな課題設定をするのかみんなに話しました。不思議なことに、キャプテンというのはチームが終わっても、大人になってもキャプテンなんです。このメンバーと何十年後かに出会ったとしても、やっぱりキャプテンなんです。だから、これからもよろしくねという意味なんです。よかったやん。
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