こんばんはKEDちちです。
今日は下鳥羽で京都リーグ。暖かい。そして、良い環境でのゲーム経験が続きます。初戦が準決勝でみなみかぜ戦。0-0のPK負けで敗退。だけどゲーム内容は良かったです。
3決はまた太秦。1-0でしたがゲーム内容がまずかった。前半0-0で折り返してきて、「こりゃ負けゲームだ」と思ったのでちょっとキツく言いました。どうにか後半、10の素晴らしいフリーキックを7だか8だかが決めました。この部分は評価しています。
よく、苦しい流れから決めたな。ということを評価しているということですから、内容はバツ。ここのところ、「2試合目のペースダウン」が続いていますね。あるいは「ゆるみ」とも言う。
良い準備をして重要なファーストゲームでパフォーマンスを発揮することはできています。これは本当によくやってる。で、1試合終わって、次の試合に臨むまでの準備ができていない。というか、それはスタッフの責任でもあるのかな。ここまでくると。
弓矢。弓で矢をうつ。1本目をビュンっとうったあと、2本目の矢をつがう。このとき、弓はもう一度強く引き直さないといけない。
1本目は自分やチームの課題に向けて全力でやった。で、終わったら休憩する。このとき、おバカ話もいいだろう。次にアップをする。リラックスもいいだろう。次に2本目のスターティングメンバーを確認する。まだニヤニヤしていればいいだろう。その後、私は「さぁ、行って来い」という。まさにこの瞬間の話です。
スターティングメンバーはキックオフに向けて弓を強く引く。ベンチメンバーは交代出場に向けて弓を強く引く。それができていないと言っている。
弓を強く引く。弦(げん、とか、つる)と呼ばれる糸の部分を引くと、キリキリという音がする。めいっぱい引いた状態でいったん静止して、的を狙う。そしてホイッスルと同時に矢を放(はな)つ。
弓を引いていないのに放つから、矢が手前にぽとりと落ちるのです。
ベンチメンバーが交代する際、私は必ず「いくぞ」と声かける。そして試合の流れを見ながら、交代のタイミングを待つ。交代入場する選手はこの時にもう一度、弓を引き直すのだ。入場して、ポジションに入って周りを確認したら、その瞬間に矢を放つ。
静かに。静かに弓を引き、いったん静止する。フラフラしていては的をねらうことができない。
なんかうまくいかないな。そんな時はボールが外に転がっていって、誰かが拾いに行っている瞬間に、素早く弓を引き直せばいい。
5年くらい前か、例の北大冠のカントクさんが、なんとなくフラフラした雰囲気(もちろん、ワイワイガヤガヤではなかったが)でかけ足を始めた選手らに気づいて「あかん、あかん。ちょっと待って。一回戻っておいで、そのまま行ったら負けるから」と言ったシーンを思い出します。
弓が引けてなかったんでしょうね。入り直した選手らの表情を見て、対戦相手のベンチにいた私は「ちぇっ、惜しかったな」と思った記憶があります。
いいかい。静かに引き、いったん静止する。5年生には無理かもしれないけど、6年生ならもうできる。