こんばんはKEDちちです。
土日は鳴門遠征。初日は晴れ。2日目は降ったりやんだりでしたが、ポカリスエットスタジアムは水が浮くような事にはならず。でも濡れた後の強風はさすがにこたえた。結果は優勝です。去年は3位やったんやね。
初日、まずは9人。遅れて2名合流予定ということ。9人にはRIKOも入ってます。ウォーミングアップで「このヒト全然覇気がないな」「表情がたるんどるわ」という感じの選手が1名。『モチ食いすぎたろ!』って私に言われた6は直後に高熱を発し、京都へ強制送還。インフルエンザでした。ちょっと酷だわな。
RIKO入れて8人に。初日のRIKOは主にGKとしてチームを助けました。
予選リーグ。学園に1-1。学園もメンバーがそろっていないようで、スローな立ち上がり。先制するも追加点が取れず、少ないチャンスに見事なゴールで追いつかれました。次戦は板野プリマヴェーラ(徳島)。チャンスがあれば得点を重ねないといけないということで10-0。最終戦は菅田パンサーズ(愛媛)。名前だけは知ってましたが、やはり強かった。
前半リードしたものの、力強い選手が多くプレスが甘いとミドルが飛んでくる。ミドルの処理をRIKOがけんめいにやってたのですが、なんだか危なっかしいのがあった瞬間に相手選手の目がキラリと。やばい、ねらわれる。菅田はパンサーズっていうくらいだ。まさにシマウマの子どもを狙う感じ。RIKOはまだそれに気づいていない。
そんな時、受験組の4と9の2人組が「お待たせっ!」ってスタジアムに駆け込んで来たのを見て「わぁ。あぶない刑事のワンシーンみたい」ってなりました。「とりあえずGK。どっちでもいい」9が「ヘアバンドどこいった?」「もうええ、4はよいけ」でチェンジ。シマウマの子どもをベンチに確保することで危機を脱して前半は2-0。
ここで油断して、後半のGKをノコノコさんに変更したのが失敗。2失点。ノコノコさん(14ね)は、その夜のミーティング後に一発芸披露の刑となるが、それは仕方がないことだ。
攻め込むもゴールが遠い。どうにかラストに4が突破からニアにねじこんで3-2。これで得失点差の1位抜けというわけです。ま、でも見ごたえのあるゲームでした。
今年もまた、北上FC.jr徳島支部のみなさんが来てくれました。イチローおじさんは差し入れたっぷりと。デハおじさんは鳴門渦潮高校の吉成カントクを連れて来てくれました。サプライズゲストです。
ちょうど年末年始にテレビで見ていた選手も多かっただろうと「徳島代表常連校ってどこか知っているか?」にはっきりと「鳴門渦潮高校やろ?」って答えたのは11でした。へぇー。簡単にご挨拶を頂いた後、目ざとい3なんかは早速に握手を求めてました。
夜、宿舎。今年はビジネスホテル。ごはんがおいしかった。今回はしっかりミーティングもしました。内容は「良いところ探し」です。探される当人は他者の発言をひたすら筆記する流れ。
までも、国語力が無いというか。イメージを言葉に置き換える事があんまりできないね。「なんちゅうかさー」とか「アレやんアレ」ばっか。「○○ちゃんが言った事と似ているのですが」っていうのは流行しているのか?って感じだし。
唯一、日本の将来を明るく感じさせてくれたのはRIKOでした。こいつよくセンパイのプレーを見てるわ。流れるように言葉が出てくる。サッカー用語もしっかりしてるし。そして選手らの特徴をしっかりとらえている。すぐに「RIKO先生」に昇格。RIKO先生が話す時の高学年の口あんぐりが笑えました。「そう、それな」とか「いや、私もそれ言おうと思ってたで」というささやかな抵抗が精一杯。みんな、勉強せいよ。本を読みなさい。
そういやRIKOは10以外の全員を呼び捨てにしていましたな。その時は違和感ゼロだったのが悲しいぞ。
さてこの「良いところ探し」ですが、個人的にもやってて楽しい。選手らは選手らの立場で「これが助かる」「あれが良かった」などと言うのは、当然ながら私に無い視点のものも多く含まれるから。また、「そんなにないかな?このヒトのは」って思っていても、まぁ出て来ます。まるで自信の無い9なんかは「ほうか!そういうのも良いって言ってくれるんや!」「こんなに言うてくれて、ほんまありがとうー」を連発しながらせっせと記録してました。ちょっと笑えた。
次回に続く