三津嚴島神社ブログ

愛媛県松山市神田町に鎮座する嚴島神社の神主の記録

神道青年全国協議会主催 中央研修in和歌山県

2015年03月19日 | 神道青年会
神道青年全国協議会主催の中央研修が和歌山県にて行われました。


前日夜に東予港からフェリーにて向かっておりましたが、濃霧の為、周りが全く見えず

しばらく止まっていましたが、結局引き返すこととなったので・・新幹線で行くことに。

岡山県まではアンパンマン号

しかもアンパンマン席でした・・。


今回の中央研修は

「和」の誇り〜世界へと誇れ日本の精神と伝統文化〜

をテーマに地元に因んだ3人の講師陣が選ばれ

全国から360人程の青年神職を前に其々貴重なお話をして頂きました。
第一日目
【第一講】講 演「古式伝統捕鯨から見る和の文化と精神」
          講 師 サイモン・ワーン 先生(映像ジャーナリスト・和歌山大学観光学部特任助教)
          ※通訳付きの講演

【第二講】講 演「和の教育論~三人の子供を育てて~夢をあきらめない」
          講 師 田中 章二 先生(和歌山県立和歌山北高校体操部監督)

第二日目
 【第三講】講 演「海を越えた握手~国家間の友情~エルトゥールル号遭難事件」
      講 師 福本 出 先生(元海将・元海上自衛隊幹部学校長


第三講の福本先生にはエルトゥールル号遭難事件についてお話頂きましたが、
長年国を守る立場だった方が、今気運が盛り上がってきている憲法改正について どのようなお考えをお持ちなのか知りたかったので質問をさせて頂きました。

お話の中で特に印象的だったのは、
国を守ること、国が平和であることを第一に考えている。ただ時には日本刀のように腰にさすだけで相手を牽制出来るようなものも必要。
その刀が鞘から抜いた時、錆びついていては意味がない。それを研いでいつでも万全の状態にしておくのが自衛隊の役目。
ただ、その刀を使うことはないだろう。あってはならない。
といったお話。
貴重なご講演ありがとうございました。
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