三津嚴島神社ブログ

愛媛県松山市神田町に鎮座する嚴島神社の神主の記録

平成28年秋祭り 御礼

2016年10月09日 | 三津嚴島神社祭典
本年も皆様のお蔭を持ちまして秋祭りを滞りなく斎行致しました。

宵宮の5日は事前の気象予報によると台風直撃とのことでしたので
心配していましたが、午前中は風が強く、お昼過ぎて雨は降ったものの
その後は曇り空となり、台風の影響なく鉢合わせを行うことが出来ました。


6日 午前10時~秋季大祭が行われ

神様に実りの感謝、地域の安全を祈念いたしました。


午後7時 子供神輿宮出し
子供神輿は約30体集い、境内は子供で賑わいました。

子供とら舞も奉納されます。


午後9時頃 神輿に御霊を御遷しします。


7日 午前0時半~とら舞

拝殿にて古三津虎舞保存会による「虎舞(とらまい)」が奉納されました。


午前1時~宮出し

神輿のかき手が全速力で走り込みをして神輿を取りに行きます。

当厳島神社は松山で一番早い宮出しで知られ、「暁の宮出し」とも称されています。

松山では神輿同士を横に鉢合わせすることろが大半ですが、当社は昔から縦に鉢合わせをします。

そのことにより、鉢合わせ後、神輿の前の柄が落ち、更に引いて柄の刺し合いをするところから、「けんか神輿」の異名を付けられています。

神輿同士がぶつかった後の展開が大きな魅力とも言えるかもしれません。

鉢合わせを行い、御神威を高め神輿が町内を巡ります。

今年も大きな怪我なく行えたことは神様のお蔭によるところではないでしょうか。


午後9時頃 宮入り

鉢合わせは神輿同士をぶつけたり、震わせることにより御神威を高め「神人一体」となる神事です。

宮出し後、 町内にご利益を与えた神輿は神社に帰り、更に鉢合わせを行い本殿に帰っていきます。


多くの皆様に御協力頂きまして、秋祭りを行うことが出来ました。
心より厚く御礼申し上げます。

ブログ左側の秋祭りアルバムに画像も多くアップしてますので
ご覧ください!
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