今月15日の言葉は夏越の和歌です。
水無月の 夏越の祓 する人は 千歳のいのち のぶといふなり
当社では毎年6月30日に半年間の罪穢(つみけがれ)を祓い清めて、
本来の清らかな姿に立ち返るために夏越祭(なごしさい)を執り行っております。
私たちは神様から頂いた清浄な心身を持っておりますが、
ややもすると人をうらやんだり、よこしまな心を起こしたりします。
また、知らないうちに相手を傷つけたり、人に迷惑をかけたりします。
このような蓄積が罪穢(つみけがれ)となって、社会生活を乱すもととなるのです。
そこで、この罪穢(つみけがれ)を祓い清めるために、
古くから半年に一度、大祓(おおはらへ)の行事を執り行い、
これまでの生活を振り返りながら、心身を祓い清めて、明日からの生活を高めて参りました。
これが大祓(おおはらへ)であり、
6月の大祓を特に夏越大祓(なごしのおおはらへ)と申します。
今年は通常通り6月30日に斎行いたします。
夕方からは夜店も出ますので、お誘いあわせの上、ご参拝をお待ちしております。
「ひな形」や「車の形代」ご希望の方は授与所にて頒布いたしておりますので、よろしくお願い申し上げます。
「ひな形」の取り扱い
①ひな形の裏側にご家族氏名・年齢を書く(ひとり一体)
②ひな形で身体をなでて息を三回吹きかけ、一晩布団の下に敷く。
③車の御形代には必要事項を記入し、一晩車の中に入れておく。
ひな形は当日9時から21時の間に納めて頂いて、「悪病退散」の替え札と交換頂き、財布の中に納めて頂くか、神棚にお祀り下さい。
ひな形の交換は夏越祭を過ぎましても大丈夫ですので、お早めに社務所までご持参ください。