新年 明けまして おめでとうございます。
冒頭の和歌は「石川啄木(たくぼく)」の「正月のうた」からの抜粋です。
昨年は「今年の漢字」で「金」が選ばれたように、パリ五輪で多数の金メダルを獲得した日本人選手の活躍など日本中が沸いた話題もありましたが反面、政治資金の裏金問題や家計を圧迫した物価の高騰、あいつぐ自然災害や凶悪犯罪など重苦しい話題もたくさんありました。
今年こそは良い年であって欲しいと、冒頭の歌のような思いで新年を迎えられた方も多いことでしょう。
今年は「乙巳(きのとみ)年」
「乙」は「いまだ発展途上の状態」を表し「巳」は「植物が最大限まで成長した状態」を意味します。この組み合わせは「これまでの努力や準備が実を結び始める時期」を示唆しています。
すなわち「努力してきたことが実を結び、才能が一気に開花することが期待できる年」でもあります。
本年が皆様方にとって良い事の重なる年となりますよう、お祈り申し上げます。
神道では「神様の恵みを受けるには、ひたすら祈ることが第一で、ご加護を戴くには心の中が正直で清らかである事が大切である」と考えます。
ご神前ではこの気持ちを忘れずに、新しい年を迎えて、より深い祈りを捧げましょう。
本年が皆様にとって希望に満ちた穏やかな一年となりますことをお祈り申し上げます。
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