goo blog サービス終了のお知らせ 

先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

歌唱通じて方言の継承を、鹿児島 奄美大島で集会

2020-02-23 | アイヌ民族関連
北海道新聞 02/22 20:01
 国連教育科学文化機関(ユネスコ)が2009年に消滅の危機にあると報告した日本の八つの言語・方言の継承を目指し、専門家らが集まる2019年度の集会「危機的な状況にある言語・方言サミット」が22日、鹿児島県・奄美大島(奄美市)で始まった。島唄などの歌唱を通じて言語や方言を伝承することが提案された。23日まで。
 基調講演した島唄研究家の小川学夫・鹿児島純心女子短期大(鹿児島市)名誉教授は、島唄の歌詞に登場する奄美地方の代表的な方言を解説。島唄を歌い、方言の伝承につなげることを提唱した。
 島唄の唄者前山真吾さん(36)=奄美市=も「唄を通して言葉を守らないといけない」と語り、島唄を活用した方言の伝承に意欲を示した。
 また、消滅の危機にあるとされたアイヌ語などの言語・方言や、東日本大震災による人口流出で消滅が懸念されている青森県の一部の方言を聞き比べる催しもあった。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/395853

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイヌの文化交流活発化を 北海道と三重県が合意式

2020-02-23 | アイヌ民族関連
北海道新聞 02/22 19:49

アイヌの文化交流事業で合意し、写真に納まる北海道と三重県の関係者=22日午後、三重県松阪市
 北海道と三重県は22日、北海道白老町で4月にアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」がオープンするのを機に、文化交流事業を活発化させていくことで合意した。「北海道の名付け親」とされる幕末の探検家松浦武四郎に関するイベントを三重県松阪市で開催するのに合わせて同日、合意式を開いた。
 道と県は2018年、武四郎生誕200年と「北海道」命名150年目となるのを記念して、双方の博物館で企画展の巡回や、住民同士の交流を深める観光ツアーなどを多数開催。合意式では、これらの取り組みの継続を確認した。
 三重県の鈴木英敬知事は「県と北海道の過去のつながりを紡ぎ直し、武四郎の偉業を伝えていく」と述べた。鈴木直道北海道知事の代理で出席した築地原康志環境生活部長は「武四郎が敬愛したアイヌの素晴らしさを知ってほしい」と応じた。
 武四郎は6回に渡り北海道を探検し、当時の地理やアイヌ文化を詳細に記録した。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/395852

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする