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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

青森・南部町の三戸南部氏の遺跡から熊の歯を使った装飾品が出土

2022-02-07 | アイヌ民族関連
青森朝日放送2/6(日) 18:32配信
南部町にある三戸南部氏の遺跡から熊の歯を使った装飾品が出土しました。
三戸南部氏の遺跡「聖寿寺館跡」から出土したのは、熊の歯を使った装飾品「有孔クマ犬歯」です。15世紀前半から16世紀前半ごろのものとみられ、長さ6.8センチ、幅2.2センチで、ひもを通すための穴が開けられています。
【青森県文化財保護審議会 工藤竹久副委員長】
「(アイヌ人が)聖寿寺館の城館の中で、常時何らかの重要な役割を果たしていたということが強く考えられる」「アイヌ文化を自分たちの中に取り入れて、いろいろな有利に物事を運ぼうとしていたことが何となく見えてくる」
この装飾品は3月1日から一般公開される予定です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/22b64038663959fbbec4d6c40492e76f496ea818

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差別・格差是正へ尽力 紙氏と釧路アイヌ協会会長懇談

2022-02-07 | アイヌ民族関連
赤旗2022年2月6日(日)
 日本共産党の紙智子参院議員(先住民《アイヌ》の権利委員会責任者)は4日、北海道釧路市の釧路アイヌ協会の吉川冠人会長を訪問し、アイヌ施策推進法(アイヌ新法)にかかわる課題などで和やかに懇談しました。
 「釧路の最後のエカシ(長老)、八重清次郎は、アイヌの家で育てられた日本人(和人)でした。清次郎から学んだアイヌの“魂”を引き継ぎたい」と熱く語る吉川さん。“魂”とは、儀式や物、踊りなど、目に見えるアイヌ民族の伝統文化の根底にある“精神”だと強調します。
 「釧路アイヌ協会は女性に支えられています。男性で活動しているのは私だけ。なぜなら、アイヌをやることに価値がないから」とも言います。自身が子どもの頃に受けた差別や会社で出世コースから外れる現実がいまもあると明かしました。
 そうしたなか、「自分たちでやりたいことをやれる状況をつくりたい」と近隣の阿寒、釧路町、白糠(しらぬか)の各協会と連携を強めています。活動拠点の春採(はるとり)生活館の老朽化に伴う改修が今年、着工します。
 紙氏は「日本政府が過去にアイヌ民族にとって許しがたい差別政策を行ってきました。そのことへの正式な謝罪と反省に立ち、差別や経済的な格差を正す施策を進めるよう力を尽くします」と応じました。西村雅人市議が同行しました。
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2022-02-06/2022020604_03_0.html

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