先住民族関連ニュース

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本紙連載が優秀賞 メディア・アンビシャス

2022-02-03 | アイヌ民族関連
北海道新聞 02/02 21:50
 優れた報道を表彰する札幌市の市民団体「メディア・アンビシャス」(代表・上田文雄前札幌市長)は2日、2021年の報道を対象にした審査結果を発表した。優秀賞にはアイヌ民族を取り巻く問題を紹介する北海道新聞の連載「ウコチャランケ」が選ばれた。
 大賞は活字部門が「辺野古新基地に自衛隊を常駐 海兵隊と自衛隊のトップが極秘合意」(沖縄タイムス)、映像部門がBSスペシャル「村本大輔はなぜテレビから消えたのか?」(BS12トゥエルビ)だった。
 このほかの主な受賞作品は次の通り。
 【活字部門】▽メディア賞 「国交省、基幹統計書き換え 建設業受注統計を二重計上」のスクープと一連の報道(朝日新聞)、「判決文『コピペ』か 生活保護費引き下げ 京都・金沢地裁 誤字も同じ 文章酷似」(信濃毎日新聞)▽アンビシャス賞 「映画『MINAMATA』一連の扱い」(朝日新聞)
 【映像部門】▽メディア賞 ETV特集「消えた技能実習生」(NHKEテレ)、ETV特集「”玉砕”の島を生きて~テニアン島 日本人移民の記録~」(NHKEテレ)▽アンビシャス賞 ETV特集「エリザベス この世界に愛を」(NHKEテレ)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/641050

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阿寒ユーカラ『ウタサ祭り』2022

2022-02-03 | アイヌ民族関連
PRTIMES 2022年2月2日 12時00分

釧路市は、2022年2月12日(土)、13日(日)の2日間、「アイヌ民族との新たな交流」をテーマにしたイベント、阿寒ユーカラ「ウタサ祭り」を開催いたします。昨年2月に開催した「ウタサ祭り2021」は新型コロナウイルス感染症の影響でオンラインでの配信となりましたが、約2万人の視聴者数を記録し、大盛況に終わりました。
第3回目となる今回の「ウタサ祭り2022」もオンラインでの配信をすることに決定しました。本イベントではアイヌ民族の伝統的な歌、古式舞踊、ムックリやトンコリなどの楽器、ユーカラ(叙事詩)などを主体に、国内外で活躍するアイヌ文化に共鳴するアーティストと、アイヌアーティストとのオンラインライブセッションを行い、スペースシャワーTV DAX YouTubeアカウント(https://www.youtube.com/watch?v=K7X388Jqa2Q)より配信します。さらに、阿寒ユーカラ「ロストカムイ」のオリジナル映像をライブ中に上映するほか、配信ならではのコンテンツもスタンバイ。今回、新たに開設したウタサ祭り公式Spotify
https://open.spotify.com/user/315ezdtsyqyb2nik54rx276xx6pq?si=_wrdkZ5JSbGefaptGZcRDg&nd=1)では、ウタサ祭りをより楽しめるように、阿寒湖温泉に暮らすアイヌの方々をはじめ、ライブアーティストを招いたトークセッションも事前収録し、配信しています。
また、ウタサ祭り公式インスタアカウント(https://www.instagram.com/utasa_matsuri/)では、文筆家である佐久間裕美子を招き、アイヌ民族とライブアーティストによるトークセッション「ネウサㇻ/楽しく話そう」も、ウタサ祭り公式インスタグラムより配信、後日Spotifyでもその模様を配信予定。
そのほか、ウタサ祭りが無事成功するよう祈るアイヌの儀式「カムイノミ」も公式インスタグラムより配信予定。第3回目のウタサ祭りも、阿寒湖温泉に暮らすアイヌの方々と世界中をつないで、盛りだくさんなコンテンツをお届けします。
■過去の映像はこちらから↓↓↓
【阿寒ユーカラ「ウタサ祭り」2020 ドキュメント映像】
https://www.youtube.com/watch?v=UVm2AwBkfiE&t=18s
【阿寒ユーカラ「ウタサ祭り」2021 ドキュメント映像】
https://www.youtube.com/watch?v=BeogdfHvX_w&t=554s
■阿寒ユーカラ「ウタサ祭り」の見どころ
阿寒湖アイヌコタン(集落)を舞台に、アイヌ民族との交流の場となる2日間。オンラインライブセッションや、オンライントークセッションコンテンツなど、魅力的な演出を多数スタンバイしています。
■ライブセッションの舞台は、阿寒湖アイヌシアター「イコㇿ」
第3回目となる「ウタサ祭り2022」のライブセッションは、日本初のアイヌ文化専用劇場である阿寒湖アイヌシアター「イコㇿ」が舞台。阿寒湖アイヌを代表する歌い手、踊り手たちと、国内外で活躍するアーティストたちによる音楽・アートセッションを、スペースシャワーTVのDAX YouTubeアカウントより、無観客によるオンラインライブセッションでお楽しみください。また、ウタサ祭り公式インスタアカウントをフォローし、オンラインセッションライブをご視聴いただいた方の中から抽選で50名様に、阿寒湖オリジナル「やさしいムックリ」をプレゼントいたします。
・ウタサ祭りオンラインライブセッション会場(スペースシャワーTV_DAX YouTube公式アカウント:
 https://www.youtube.com/watch?v=K7X388Jqa2Q
■開催日時:2月13日(日)16:00START
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000053776.html

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集英社新書『哲学で抵抗する』高桑和巳 記念寄稿「知の庶民」による哲学(レビュー)

2022-02-03 | アイヌ民族関連
Book Bang2/2(水) 11:00配信
『哲学で抵抗する』という本を書きました。
 主な読者として想定したのは、この雑誌のタイトルどおりに「読書」する「青春」のハイティーン、そして自分の心のなかにいるハイティーンを大事に養っている人です。
 お察しのとおり、これは哲学の本です。哲学というと、知の貴族階級の手すさびというイメージもあるでしょう。狭義の哲学が素人の太刀打ちできるものではないというのも、残念ながらしばしば事実です。しかし、この本で伝えようと努めたのは、この印象とは正反対のことです。哲学は「知の庶民」にとって縁遠いものであるどころか、むしろ誰もがすでに手にしていておかしくないものだということです。
 そもそも、かく言う私自身が、純然たる「知の庶民」です。なるほど、大学で現代思想やらフランス語やらを教えている教師がそのように自称することに鼻もちならないところはあるでしょう。しかし、事実そうなのだからしかたがない。大学教師たちは想像よりはるかに凡俗ですが、私はその凡人の群れの先頭を全速力で走っています。
 もちろん、私も研究者のはしくれなので、研究室では難解な専門的文献の数々と格闘するのが日常ではあります。そうでないと言えば白々しい噓になる。しかし、ひとたび狭い研究の領野を離れて家に帰れば、だいたいにおいて定番の本を読み、定番の映画を観ています。
 イタリアのネオレアリズモ映画を知ろうと思えば『自転車泥棒』や『ストロンボリ』に続けて『揺れる大地』を観る。往年のハリウッド史劇映画なら『ベン・ハー』や『十戒』とあわせて『スパルタカス』を観る。十八世紀のフランス文学に興味をもてば『マノン・レスコー』や『ソドム百二十日』に加えて『カンディード』も読む。アメリカのSF小説なら『鋼鉄都市』や『ヴァリス』はもちろん『スローターハウス5』も読む。意外性のない古典ばかりです。
 あるいはまた、スープカレーと海鮮丼とソフトクリームに舌鼓を打つありきたりな北海道旅行の後に、なかなか音の出ないムックリを力まかせにはじきながら『アイヌ神謡集』と『アイヌの碑(いしぶみ)』をネット書店で注文する。散歩の途中に街道沿いの大手古本チェーン店にふらっと立ち寄り、「哲学」の棚に手違いで(あるいは悪ふざけで)突っこまれていたキング牧師の『黒人はなぜ待てないか』を暇つぶしに手に取り、なんとなくレジにもっていく。
 あなたの(あるかなきかの)教養は何によって培(つちか)われたのですかと聞かれれば、首都圏郊外の中産階級・非知識階級出身者が経験してきた代わり映えのしない日常の積み重ねによって、そしてまた、そのような生い立ちの身をも稀(まれ)に訪れることのあったささやかな文化的偶然の数々をそのつど自分なりに味わおうと努めたことによって、と答えるしかない。私が「知の庶民」の一員だというのはそういうことです。
 さて、今回の『哲学で抵抗する』では、いま太字にした二本の映画と四冊の本を主要な読解対象として取りあげています。というよりも、今回の本は、私自身が「知の庶民」として出会ってきた六つの名作を味わっていただくための副読本に相当すると極言してみてもかまいません。
 これら六つの本ないし映画には、現実におけると虚構におけるとを問わず(虚構のばあいも、明らかに同時代的現実や史実が参照されていますが)、ひどい目に遭って逆らう人、納得がいかずに楯突く人、つまりは抵抗者が出てきます。
 抵抗の背景となっているものをおおむね時代順に並べれば、ローマ時代の苛酷な奴隷制、十八世紀にポルトガルを襲った大災害、先住民アイヌに対する近代日本の圧制、イタリアの辺境における日常的な漁民搾取、ドイツの都市に対する大規模空爆、アメリカにおける陰湿な黒人差別となる。これらはいまでは大半が有名であり、抵抗者たちの登場は後世の私たちからすると当然とも思われます。とはいえ、その抵抗者たちもまた、いかに偉大であろうとも「知の庶民」だったにちがいないというところが重要です。
 人は抵抗する。こんなことはもう嫌だとなれば、突発的にであれ熟慮の末にであれ、場を乱す振る舞いが生まれる。動けと小突かれても止まり、止まれと命令されても動く。言えと強(し)いられても黙り、黙れと殴られても言う。「もう、あなたたちの言うことは聞けない」というメッセージを発する振る舞いはすべて、抵抗であるがゆえに貴重です。 そのような種々の抵抗のなかに、じつは「哲学」という風変わりなタイプの抵抗もある。それは「知の庶民」による、自らの知を活かした抵抗、自分のなけなしの知識や経験から何かを拾いあげ、ある特殊なしかたで遂行する抵抗です。
 哲学特有のその抵抗が実際にどのようなものであるかは、ぜひ『哲学で抵抗する』の本文でご確認ください。
 この本は、作者の考えるかぎりは正真正銘の「哲学書」ですが、狭い意味での哲学の話はほとんど出てきません。哲学アレルギー(たいていは西洋哲学史アレルギー)の自覚症状があるかたにも安心してお読みいただけると思います。
 お待ちしています。
高桑和巳
たかくわ・かずみ●現代思想研究者。
1972年生まれ。慶應義塾大学理工学部教授。著書に『アガンベンの名を借りて』、編著書に『フーコーの後で』『デリダと死刑を考える』。最近の翻訳にアガンベン『私たちはどこにいるのか?』、同『散文のイデア』(近刊)など。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c48970dc4d352cdd92bc58a6cb26987b3294c75

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未来を変える高校生日本一決定戦出場【新ひだか】

2022-02-03 | アイヌ民族関連
日高報知新聞2022.02.02
【新ひだか】農林水産省協力の第1回「CHANGE MAKER U―18 未来を変える高校生日本一決定戦」の決勝に、静内農業高校(佐藤裕二校長、生徒128人)の食品科学科3年の佐藤涼さんと福原康太さんがチーム名「美俺」(びおれ)で出場した。
 決勝戦の様子は2021年12月26日午後10時からテレビ東京で放映され、アンバサダーに加藤浩次さんと岡田結実さん、審査員に秋元里奈さん、天野ひろゆきさんなど5人の審査員。
 コンテストのテーマは「ミライを良いものにするため『食』をテーマにチャレンジしたいこと、できること、やってみたいことを自由に表現する」をプレゼン形式で発表。全国299チームから選ばれた北海道静内農業高校「美俺」の佐藤さん、福原さん。京都府宇治市の立命館宇治高校「ポンズ」。愛知県の中部大学春日丘高校「みんなのたまり場プロジェクト」。青森県立柏木農業高校「Apple Three Stars」。三重県立明野高校「あかりプロジェクト」の5チームが決勝に挑んだ。
 佐藤さんと福原さんは21年に開かれた全道大会「道産素材使用おにぎりアイデアコンテスト」で大賞を受賞し、商品化された実績があり、今回のコンテストも「食べて知るアイヌ民族の食文化」をテーマにエントリーした。
 アイデアとして、アイヌ民族の食文化を取り入れたレシピの開発やアイヌ民族の食文化の情報発信を行う。またアイヌ民族は狩猟や漁で手に入れた自然の恵みをカムイ、神の贈り物としてその命を余さず大切にしていたことから、現代で問題視されている食品ロスについてもアイヌ民族の生き方を広め、食品の大切さを知ってもらうため食文化を発信した。  一番手で発表に臨んだチーム「美俺」はアイヌ民族の食文化の普及、食文化から本来あるべき人間の生き方を思い出してもらう(命の大切さ=食品ロス削減)、アイヌ民族を知り、共生を目指す。番組を通し「食べて知るアイヌ民族」をコンセプトに掲げて発表。
 結果は、立命館宇治高校「ポンズ」発表の「廃棄される苗を救う」アイデアが選ばれ優勝した。
 発表をやり切った佐藤さんは「決勝に選ばれると思っていなかったので驚いた。優勝は出来なかったが、今まで食品ロスについて活動してきたのでそれが認められたのはうれしかった」、福原さんは「決勝に選ばれたことはうれしかった。テーマは佐藤君が決めてやってきたが協力していくうちに共感できる所が大きくなってやってきて良かったと思う」と話していた。2人は既に4月からの就職先も決まり「高校生活の良い経験として、これから先の仕事に活かしていきたい」とそれぞれ話していた。

テレビ東京の控室でスタンバイの佐藤さん(左)と福原さん(右)
http://www.hokkaido-nl.jp/article/24421

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ウポポイ慰霊施設 災害時緊急避難場所に 白老町とアイヌ民族文化財団が協定

2022-02-03 | アイヌ民族関連
苫小牧民報2022.02.02
白老町とアイヌ民族文化財団(札幌市)は1日、同財団が管理運営する民族共生象徴空間(ウポポイ)・慰霊施設の敷地を災害時緊急避難場所にするための協定を締結した。気象庁が白老町に津波警報を発令した際、ウポポイの来場者や地域住民が避難できるよう敷地を開放する。町と同財団が災害時協定を結ぶのは初めて。
津波災害時の緊急避難場所に指定されたウポポイの慰霊施設
 アイヌ民族の文化復興と発信拠点として2020年7月に開業したウポポイは、ポロト湖畔の国立民族共生公園と国立アイヌ民族博物館、丘陵地の慰霊施設で構成。全国の大学などが研究目的で収集・保管していたアイヌ民族の遺骨を納めた慰霊施設(町白老615)は、標高55メートルの高台に整備され、敷地面積は1・5ヘクタールある。
 今回の協定は、慰霊施設の敷地を津波災害時の緊急避難場所にするという内容。津波警報が出た際、ウポポイ来場者や地域住民らが徒歩で逃げて来られるよう敷地を開放する。慰霊施設はウポポイの営業時間以外、出入り口のゲートが閉まっているため、時間外に津波警報が発令された際には、ウポポイの警備員や職員が即座にゲートを開ける。敷地の収容人数は5000人とした。
 町コミュニティセンターで行われた締結式では、戸田安彦町長と同財団の常本照樹理事長が協定書に調印。道が昨年公表した新たな津波浸水想定で、白老町の最大津波高や浸水範囲が従来想定より拡大したことを踏まえ、戸田町長は「津波対策は急務。協定は防災力の向上につながるものであり、大変心強い」と述べた。常本理事長も「住民の安全確保に町と連携して取り組みたい」と話した。
 町が指定する津波の緊急避難場所は、今回の慰霊施設を含めて46カ所となった。町は最大津波高9・2メートル、浸水想定面積3026ヘクタールとされた新たな津波浸水予測に基づき、防災マップの改定も進めており、新年度の早い時期に全戸配布する予定だ。
http://www.hokkaido-nl.jp/article/24429

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カナダ、30年冬季五輪の招致検討 札幌も立候補

2022-02-03 | 先住民族関連
サンケイビズ 2022.2/2 10:46
カナダ・オリンピック委員会は1日、札幌市が開催を目指している2030年冬季五輪・パラリンピックを巡り、10年大会の開催地だったバンクーバーやウィスラーへの招致検討に正式参加すると発表した。「民間資金による計画」で、招致活動の中心となる先住民族が同国西部ブリティッシュコロンビア州での開催に意欲を示していた。
今後は計画の実現性を評価し、立候補が正式決定すれば国際オリンピック委員会(IOC)と協議する。(共同)
https://www.sankeibiz.jp/article/20220202-Z443WK4CDNPOXMMIFVUGM3SNN4/

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新チーム名「コマンダーズ」に 旧レッドスキンズのワシントン―NFL

2022-02-03 | 先住民族関連
JIJI.COM2022年02月02日23時49分
【ニューヨーク時事】米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)のワシントン・フットボールチーム(旧レッドスキンズ)は2日、新しいチーム名を「コマンダーズ」にすると発表した。
 2020年に黒人男性が白人警官に暴行されて死亡した事件を契機に、レッドスキンズは先住民族を侮辱する意味合いを含むと批判されていたチーム名とロゴを廃止すると発表。今季までの2シーズンを仮のチーム名で戦った。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022020201185&g=spo

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