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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

和太鼓や日本遺産「上川アイヌ」の舞踊ショーを開催! 第47回「層雲峡温泉氷瀑まつり」を開催中

2022-02-23 | アイヌ民族関連
アスキー2022年02月22日 10時00分更新

 本イベントでは氷像が色鮮やかにライトアップされる。メインはアメリカ・オレゴン州のマウントフッドをイメージした氷像だという。
 またメインステージでは和太鼓や日本遺産「上川アイヌ」の舞踊ショーを開催するほか、展望台からは氷瀑まつり会場と花火を一緒に見ることができる。
第47回 層雲峡温泉氷瀑まつり
会場:上川町層雲峡温泉(特設会場)
期間:3月13日まで
休業日:なし
時間:17時~21時30分
料金:500円(協力金として)
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。 またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。
■関連サイト
* 層雲峡温泉氷瀑まつり
https://ascii.jp/elem/000/004/083/4083687/

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国連の気候変動報告書、生活への影響に言及へ 28日発表

2022-02-23 | 先住民族関連
BBC02/22 マット・マグラス環境担当編集委員

国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、28日に温暖化が日常生活に与える影響について報告書を発表する。
14日に始まった今回のIPCCは、昨年11月に英グラスゴーで開催された国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)の終了後、初めてのもの。
IPCCは各国政府に代わり、6~7年ごとに最新の研究結果を元にした大規模な調査を行っている。基礎科学と影響の規模、問題解決の道筋の3つの部門の作業部会に分かれる。28日に発表される報告書はこのうち、影響の規模を調査したものとなる。
報告書は、多くの大都市と途上国の気候変動対策について、将来的な排出削減やネットゼロ達成ではなく、短期的な脅威への対応が中心になると指摘する見通し。
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-60473762

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道の事業再委託 定義明確化を 外部監査人が指摘

2022-02-23 | アイヌ民族関連
北海道新聞02/22 18:21
 道の包括外部監査人は22日、2021年度の定期監査の結果をまとめ、道の事業再委託のルールが曖昧として、明確な規則を整備するよう指摘した。
 道は、委託された業務の一部を第三者に委託する事業再委託について、効率性などが損なわれないよう委託内容や理由などの要件を満たしているかを確認した場合に承諾している。
 20年度のアイヌ文化魅力発信事業では、道から委託された事業者が別の事業者に一部業務を発注。道は委託業務が限定されることから再委託には当たらないとして承諾手続きを行っていなかった。道の包括外部監査人の板垣博靖公認会計士は記者会見で「どういう場合に再委託に当たるかが明文化されていない。規則の整備が必要」と述べた。
 包括外部監査は地方自治法に基づき外部監査人が特定のテーマを定めて毎年度行う。今回は20~21年度の道の産業振興策29事業を監査した。(内藤景太)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/648742

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ベネズエラの先住民ワラオ編 せきらら☆難民レポート 第24回

2022-02-23 | 先住民族関連
月刊ピンドラーマ2022年2月22日 08:01
#せきらら☆難民レポート
#月刊ピンドラーマ  2022年2月号 HPはこちら
#ピンドラーマ編集部 企画
#おおうらともこ  文と写真
◆飢えの危機から逃れて
「今年10歳になる娘は、飢えで病気になり、鼻血が止まらずに痩せて黄色くなってしまいました。それで、ベネズエラを出る決意をしました」
 レアニー・ガブリエラ・トレス・モラレダさん(31歳)は、近年の緊迫したベネズエラの社会情勢を逃れ、ブラジル最北のロライマ州の州都ボアビスタで暮らしはじめたベネズエラからの避難民の一人である。ベネズエラ危機による食糧難から家族の生命にまで危険が及び、2019年、娘と姪の3人で、ベネズエラを出ることを決意した。
「毎日、教師の仕事や文化活動の指導を行っても、一か月の給料で買えるのは米1kgとチーズ1kgだけでした。今も同じような状況が続いています」
 トゥクピタからバスでサンタエレーナに行き、そこから徒歩でトローチェと呼ばれる非合法の道を通ってブラジルとの国境を抜け、ブラジルの国境の町パカライマに到着。メルコスルの国の間では、身分証を示せば国境越えに問題はなく、合法的に居住や仕事もできる。パカライマで4日間を過ごし、書類手続きを行った後、そこからバスでロライマ州の州都ボアビスタまで移動した。
 ボアビスタでは2日間バスターミナルで寝泊まりし、その後、ベネズエラの先住民のリーダーがまとめる「KA UBANOKO」と呼ばれる占有地(Ocupação)で過ごした。後に両親と夫も到着し、昨年、ボアビスタ市内に数か所設置されたシェルター(Abrigo)の一つに居住地を移した。

レアニーさん
◆ワラオ族のリーダーとして
 レアニーさんは、ベネズエラの先住民ワラオ族のコミュニティであるナバサヌカで生まれ、12歳まで同コミュニティで育ち、その後は近郊の町トゥクピタで育った。
「ナバサヌカではワラオ語だけを使用していました。トゥクピタに行ったばかりの頃、スペイン語は聞けばわかるのですが、全く話せませんでした。徐々に慣れて勉強もできるようになりましたが、ブラジルに来てからはポルトガル語で、ナバサヌカからトゥクピタに移った時とまた同じことが起こりました。今もポルトガル語は得意ではありません」
と、言語の習得で先住民ならではの困難に直面してきたという。
 ベネズエラでは初等教育の教師を務め、「エコ・ワラオ」というグループでワラオ族の文化、特に伝統から現代スタイルのダンスを教えていた。現在、レアニーさんが暮らすシェルターは、「Abrigo Jardim Floresta」と呼ばれる場所で、このようなシェルターはボアビスタ市内に、ベネズエラ人の中でも先住民向けが4か所、一般のベネズエラ人向けが6~7か所ほど設置されている。このシェルターでも、レアニーさんはベネズエラでのキャリアを生かし、ボランティアでワラオ族の文化を子供たちに教え、講演活動や高齢者、女性を助ける活動を通じて、先住民の生活の改善を図ろうとしている。
◆インディオ問題の解決に向けた闘い
 レアニーさんは昨年から、ボアビスタ市にあるPADF(Pan American Development Foundation/汎米開発基金)に勤務し、先住民の問題解決に向けた仕事に携わる。同機関の地域マネージャーであるコロンビア人のヴィセンテ・クアワットさんや、活動家で、難民と移民を支援するNGO、PDMIG(Pacto Pelo Direito de Migrar)の副代表を務めてきたアブドゥルバセット・ジャロールさんと連携して、先住民問題を解決する啓発にさらに力を入れている。
 ベネズエラの先住民は、多くの人権団体があるということにも関心を持ち、ブラジルを避難先として選ぶ。ブラジルではひとまず食料や薬も購入できるが、雇用が乏しく、より良い生活を求めてきたにもかかわらず、実際には様々な偏見や差別に悩まされるという。例えば、会社に履歴書を見せても、「先住民だから」という理由で断られ、先住民でも肌が白くて背が高ければ雇用を得られるが、褐色肌で小柄であれば断られるなど。シェルターでは生活支援も得られるが、居住期間は限定されている。仕事がなければ、また別のシェルターに移り、いつまでも自立した生活ができないことを繰り返すケースも少なくない。
 ブラジルとベネズエラの先住民の権利にも差があり、ベネズエラの先住民はなかなか土地を得られない。医療機関へのアクセスも悪く、レアニーさんの父親(66歳)は新型コロナウイルスに感染したが治療を受けられず、先住民の民間療法で一か月以上かけて回復することができたという。
「私は恵まれている方です」
というレアニーさん。郷里は自然豊かで、川沿いに家が立ち並び、川が通りのような存在だったと懐かしむ。それでも、このままブラジルで生活し続けることを希望している。ベネズエラの国立大学で、ジャーナリズムと教育学を勉強していたが卒業できなかったので、ブラジルで改めて勉強し直したいという希望もある。夢は、「アメリカ大陸を縦断して、様々な先住民ゆかりの地を訪ねる」ことである。
(取材協力 アブドゥルバセット・ジャロール )
https://note.com/pindorama/n/nacc76e90832e

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