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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

幸福な一年 神々に祈る 千歳アイヌ協会が伝統儀式

2023-01-12 | アイヌ民族関連
会員限定記事
北海道新聞2023年1月11日 23:17

いろりを囲み、神々に穏やかな新年を祈る参加者たち
 【千歳】千歳アイヌ協会は新年恒例の儀式「アシリパノミ」を市内の蘭越生活館で行い、会員らが神々に祈りをささげ、穏やかな新年を願った。
 8日の催しで、同協会と千歳アイヌ文化伝承保存会、恵庭アイヌ協会から二十数人が伝統衣装を身に着けて参加。千歳アイヌ協会の中村吉雄会長が祭壇に立てられたイナウ(木幣)の種類などについて解説しながら進行した。
・・・
◆「アシリパノミ」の「リ」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/785964

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アイヌ民族衣装 迫力「布の造形」収集工芸品など並ぶ 静岡・芹沢銈介美術館

2023-01-12 | アイヌ民族関連
あなたの静岡新聞2023年1月11日(水)
 静岡市出身の染色作家芹沢銈介が集めたアイヌ民族の衣装や工芸品に関する企画展「アイヌの衣装-迫力ある布の造形-」が3月19日まで、同市駿河区登呂の市立芹沢ケイ介美術館で開かれている。

アイヌの伝統衣装「厚司」などが並ぶ企画展=静岡市駿河区の市立芹沢ケイ介美術館
 収集家としても知られる芹沢は、30代の頃からアイヌの工芸品を集め始めたとされる。オヒョウなどの樹皮から取った繊維で織り、独特の刺しゅうを施したアイヌ民族の伝統衣装「厚司(アットゥシ)」、神事の際に使用した道具「棒酒箸(イクパスイ)」など約80点が並ぶ。展示室前半では「華の字のれん」など芹沢の代表作50点も展示されている。
 企画展に関連した講演会やワークショップなども予定している。
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1176406.html

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アイヌ民族の昔遊び楽しむ 白老小児童10人参加

2023-01-12 | アイヌ民族関連
苫小牧民報2023/1/11配信
 白老町の冬休み中の小学生にアイヌ文化に触れてもらう催しがこのほど、町子育てふれあいセンター(すくすく3・9)で開かれた。白老小学校の1~6年生10人が参加し、アイヌ民族の子どもの昔遊びなどを体験した。  町内で活動するポロトの森フィ…
この続き:231文字
ここから先の閲覧は有料です。
https://www.tomamin.co.jp/article/news/area2/97085/

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注目コンテンツを一挙公開!日本発のクリエイティブカルチャーを国内外に発信する“日本最大級・クリエイターの祭典”「ハンドメイドインジャパンフェス冬(2023)」

2023-01-12 | アイヌ民族関連

株式会社クリーマ2023年1月11日 14時00分
- 出展クリエイターやワークショップ、過去最大の伝統工芸コーナーまで -
日本最大級のハンドメイドマーケットプレイス「Creema(クリーマ)」を運営する株式会社クリーマ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:丸林耕太郎、以下クリーマ)は、2023年1月21日(土)・22日(日)、東京ビッグサイトにて開催する「ハンドメイドインジャパンフェス冬(2023)」(HMJ)の出展クリエイターやワークショップ、特別企画など、注目のコンテンツを一挙公開しました。
・公式HP:https://hmj-fes.jp/
・出展クリエイター一覧:https://hmj-fes.jp/ichiran
・ワークショップ一覧:https://hmj-fes.jp/timetable
* 注目のクリエイターやワークショップが勢ぞろい!【過去最多】京都をはじめ、東京、アイヌ工芸など各地の伝統工芸が集結!
* 会場内には、全国3,000名のクリエイターがオリジナル作品を展示・販売するマーケットやワークショップを展開する「クリエイターエリア」、6組の注目アーティストによるアコースティックライブを展開する「ミュージック&カフェエリア」、日本各地から50店舗もの選りすぐりの手づくりフードが集まる「フードエリア」まで、クリエイティビティ溢れるコンテンツが勢ぞろいします。
*
* マーケットには、アクセサリーやバッグをはじめとするファッションアイテムやインテリア、キッチン、アート、器など、日本各地のクリエイターによる小さなお店が並びます。今回は「ベビー・キッズ」「ペットグッズ」カテゴリーが初登場し、肌にやさしい素材で作られた服や入園・入学グッズ、親子やペットでリンクコーデが楽しめるアイテムなどが集まります。また、人気クリエイターのものづくりを体験できるワークショップでは、レザークラフトやボタニカルアート、リース・テラリウム作り、パンチニードルなど、子どもから大人まで楽しめる40種類以上の本格的なワークショップがずらり。さらには、毎回人気の伝統工芸コーナーがさらに拡充し、京都・熊本をはじめ新たに東京・福島・高知・アイヌ工芸が加わった、過去最多6地域・40事業者の伝統工芸が集結。展示販売のほか、職人による実演や染色体験などのワークショップが楽しめます。
* 会場には開催テーマ「JUMP!」にちなんだ作品展示コーナーや巨大モニュメントが登場
* 2023年・卯(うさぎ)年の始まりに開催する今回のテーマは「JUMP!」。感性と感性が出会うこの場所で、これまでに味わったことがないような感動や気づきのある体験をお届けしたい…そんな思わずJUMPしたくなるような心弾む体験が、皆さんにとって何か新しい一歩を踏み出すきっかけになれたら、という思いを込めています。
* 会場入り口のアトリウムにはテーマにちなんだクリエイターのオリジナル作品が集結。「希望」や「光」を象徴する色であり、見ているだけで心弾むイエローカラーのオリジナル作品100点がずらりと並び、巨大なモニュメントとともに来場者をお迎えします。
・「ハンドメイドインジャパンフェス(以下HMJ)」とは
全国各地で創作活動に取り組む3,000名のクリエイターが一堂に会し、オリジナル作品を展示販売する"日本最大級・クリエイターの祭典"。日本ならではのクリエイティビティと手づくりの精度が合わさったものを、日本発のクリエイティブカルチャー「HandMade In Japan」として国内外に向けて発信することで、ものづくりに情熱をかたむけるクリエイターを応援しています。
* HMJ冬(2023) 注目のコンテンツ
■クリエイターエリア
全国3,000名のクリエイターによる個性あふれるお店が立ち並び、ファッション・インテリア・アート・手工芸品などのオリジナル作品を販売する「マーケット」、伝統工芸士や人気クリエイターによる作品づくりを体験できる「ワークショップ」、クリエイターが目の前で描き上げる「ライブペインティング」の3つのコンテンツで構成されます。
・[出展クリエイター一覧ページ] https://hmj-fes.jp/ichiran
<クリエイター紹介(一部抜粋)>
【アクセサリー作家 atelier mine-ro】https://hmj-fes.jp/ichiran/21968
まるでシャボン玉のようなイヤリング。虹色のガラスで形作られていて、大ぶりでも軽い着け心地で人気です。
【陶芸作家 秋山昌史】https://hmj-fes.jp/ichiran/22268
温かみと深みのある質感が特徴の器やコップ、ブローチ。中でも人気なのは陶器製のタイヤキが付いたシリーズ。
<オーダーメイドができるクリエイター>
【靴作家 bluebee】https://hmj-fes.jp/ichiran/21872
革色やステッチを選べるパターンオーダーシューズ。1足ずつ計測して手作りで作る靴なので、足に心地よくフィットします。
【鞄作家 THREE PACKS】https://hmj-fes.jp/ichiran/21738
国産帆布や上質なレザーなど、こだわりの素材で作られた上品なバッグ。サイズや色を選ぶカスタムオーダーや、オーダーメイドができます。
●【過去最多】 日本各地の伝統工芸コーナーに、東京・京都・アイヌ工芸が登場
毎回人気の伝統工芸コーナーがさらに拡充。京都・熊本をはじめ、新たに東京・福島・高知・アイヌが加わり、過去最多6地域・40事業者の伝統工芸が集結します。認定工芸士が生み出す工芸品や実演はもちろん、Creemaクリエイターとのコラボによる商品開発プロジェクトによって生まれた作品が登場するほか、染色体験などのワークショップも楽しめます。
【初登場】東京ブランド「Tokyo Tokyo」特設ブース https://hmj-fes.jp/ichiran/tokyotokyo?year=202301
「Tokyo Tokyo」は、江戸時代から続く伝統と最先端の文化が共存する東京の魅力を国内外にPRするアイコンです。東京の都市としての魅力を強く印象づける「東京ブランド」の確立に向けた東京都の取組の中で誕生しました。「Old meets New~ものづくりの歴史と今が出会う場所~」をキャッチフレーズに、今回はその特設ブースが登場し、来場者に歴史ある東京のものづくりの魅力を紹介します。江戸切子や東京銀器、海外でも人気の高い江戸木目込の招き猫や江戸押絵、江戸指物などが展示・販売されるほか、型染めや東京押絵、江戸切子のガラス端材を使った万華鏡作りなどのワークショップも実施します。
【人気】京都の伝統工芸
錦織や京焼・清水焼、泥七宝など、人気の京都の伝統工芸が今回も登場。晋六窯の伝統工芸士が作るペリカンのような急須は、使いやすいと人気。

【初登場】アイヌ工芸
自然への敬意と感謝の意味が込められているという、独創的なアイヌ模様があしらわれたアイヌ工芸。現代の暮らしに溶け込むアイテムが登場します。当日はアイヌ工芸家による制作実演を予定。
●大人から子どもまで楽しめる40種のワークショップ
染色やレザークラフト体験、ボタニカルアート、リース・テラリウム作りやパンチニードルなど、子どもから大人まで楽しめる本格ワークショップが40種類ずらりと揃います。
【革でつくるスマホショルダー/SKLO】https://hmj-fes.jp/ichiran/22400
革の色を選んで縫って作るスマートフォンショルダー。長さを調節し、自分にぴったりのアイテムが完成します。
【フラワーボトルづくり/QUEUE DE RANUN】https://hmj-fes.jp/ichiran/21735
準備されたドライフラワーの中から、好きな花を選んで作るフラワーボトル。ギフトにしても喜ばれます。
●【初登場】「ベビー・キッズ」「ペットグッズ」カテゴリー
HMJ冬(2023)では、以前から人気でリクエストの多かった「ベビー・キッズ」「ペットグッズ」を、カテゴリーとして新設。
肌にやさしい素材で作られたベビーアイテムやキッズ服、入園・入学グッズ、おもちゃ、動物モチーフの作品のほかにも、親子やペットでリンクコーデが楽しめるアイテムなど、オリジナリティ溢れる作品が並びます。
【キッズ用バッグ/aka to ao】※1/21(土)のみ出展 https://hmj-fes.jp/ichiran/22705
シンプルで素材の良さを生かしたデザインのキッズアイテム。1点ずつ丁寧に仕立てられています。
【ペット服/たまにはどこかへ】https://hmj-fes.jp/ichiran/22909
おもわず振り返ってしまうような、個性的なペット服が人気。ペット服や帽子など、ワンちゃんとリンクコーデができるアイテムが登場します。
■ミュージック&カフェエリア
注目のアーティストによるアコースティックライブや食事を楽しめる「ミュージック&カフェエリア」。今回はHMJの理念に賛同し一緒に会場を盛り上げるアーティストとして、青木慶則(ex.HARCO)、王舟、Grapchar、柴田聡子、浜田一平、MIZ(50音順)の全6組が出演します。
・[タイムテーブル]https://hmj-fes.jp/timetable-music
■フードエリア
素材にも作り方にもこだわった、日本各地の選りすぐりの焼き菓子やパンなどの手作りフードに加え、厳選されたコーヒー豆や調味料まで勢揃い。季節限定・イベント限定のジャムやお菓子も登場します。
【京都グラノーラ工房】https://hmj-fes.jp/ichiran/21907
小麦粉や白砂糖を使わず、無農薬や有機の原材料などの素材にこだわった、栄養価の高いグラノーラ。
【菓子工房 osanji time.】https://hmj-fes.jp/ichiran/21654
レモンをたっぷり使ったジューシーなレモンケーキや発酵バターのサブレ、クッキー缶など、小さな菓子工房が作る焼き菓子はどれも人気。
* 開催概要
名称:     HandMade In Japan Fes’ 冬(2023) <ハンドメイドインジャパンフェス冬(2023)>
日時:     2023年1月21日(土)・22日(日) 11:00~18:00
会場:     東京ビッグサイト西1・2ホール
入場料:  1日券   前売券1,300円/当日券1,500円
      両日券     前売券2,000円/当日券2,500円    * 税込。小学生以下、無料
チケット購入方法:https://hmj-fes.jp/tickets
公式HP: https://hmj-fes.jp
公式アカウント:
            Instagram:https://www.instagram.com/handmadeinjapanfes/
            Twitter:https://twitter.com/hmj_fes
            Facebook:https://www.facebook.com/HandmadeInJapan
主催:     日本最大級のハンドメイドマーケットプレイス「Creema(クリーマ)」
後援:     J-WAVE、TOKYO FM
* 新型コロナウイルス感染拡大防止のための対応
本イベントは国が定める「基本的対処方針に基づく催物の開催制限、施設の使用制限等に係る留意事項等について」に則って、会場施設及び公共機関と連携し、感染症対策を講じた上で開催いたします。今後の新型コロナウイルス感染症拡大の動向により、必要に応じて見直し・改訂を行うものといたします。その際には公式HP、SNS等などでお知らせいたします。
* Creema(クリーマ)とは
Creemaは、創作活動に取り組む全国のクリエイターと、生活者が、オンライン上で直接オリジナル作品を売買できるCtoCマーケットプレイスです。「本当にいいものが埋もれてしまうことのない、フェアで新しい巨大経済圏を確立する」ことを目指して、2010年にサービスを開始しました。現在、約25万人のクリエイターによる、1,500万点以上のオリジナル作品が出品され、その流通総額は160億円を上回り、日本最大の事業規模(※)へと成長を続けています。
また、オンライン上だけでなく、東京ビッグサイトでの大規模イベント「ハンドメイドインジャパンフェス < https://hmj-fes.jp/ >」や、音楽とクラフトの野外フェスティバル「Creema YAMABIKO FES」の開催など、クリエイターの作品を生活者がリアルの場で購入できる取り組みも推進し、日本のクラフト文化の醸成に力を注いでいます。https://www.creema.jp/
※ 2021年1月~12月 ハンドメイドマーケットプレイスを主軸事業として取り組む事業体の売上比較。自社調べ。
* 会社概要
商号:株式会社クリーマ
住所:東京都渋谷区神宮前2-34-17 住友不動産原宿ビル7-8F
代表:代表取締役社長 丸林 耕太郎
資本金:10億7261万5790円 (資本準備金を含む)
従業員:110名 (2022年9月1日時点)
事業:クリエイターエンパワーメント事業
・ハンドメイドマーケットプレイス:Creema
・イベント:ハンドメイドインジャパンフェス(東京ビッグサイト)、Creema YAMABIKO FES(御殿場・遊RUNパーク玉穂) 等
・動画レッスンプラットフォーム:FANTIST
・クラウドファンディング:Creema SPRINGS
・アライアンス:地方創生、PR支援サービス等
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000189.000018086.html

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[イベント]大雪ダムdeアイスカルーセル&冬遊び

2023-01-12 | アイヌ民族関連
かわたびほっかいどう2023.01.11公開

【ダム湖の上に現れた”氷のメリーゴーランド”で冬のアクティビティを満喫する。】
普段は入れない湖の上で楽しむことができる、冬のアクティビティイベントが、北海道上川町層雲峡にある大雪ダムで開催されます。
昼間は“氷のメリーゴーランド”をはじめ、スノーシューなどのガイドトレッキングを体験でき、夜間はライトアップされた氷上でアイヌ舞踊などのアイヌ文化や、この時期にしか撮影できないフォトウェディングを体験することができます。興味のある方、体験をご希望される方は、実行委員会事務局にお問い合わせいただくか下記のホームページでご確認ください。
マップコード:743 605 338*87
開催日程 2023年1月29日 13:00 – 2月4日 17:30
会場 大雪ダム
お問い合わせ
大雪ダムdeアイスカルーセル&冬遊び実行委員会 事務局 〈株式会社ジャンボツアーズ 北海道営業所〉 (営業時間)10:00〜18:00 ※土日祝休業
TEL 011-280-0505
URL https://sapporo-activefes.com/taisetsu/
https://kawatabi-hokkaido.com/?event=[イベント]大雪ダムdeアイスカルーセル&冬

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【インタビュー】関野吉晴(探検家、人類学者、医師・73歳)「困っている人には手を差し伸べる。その善性こそが人類共通の特質です」

2023-01-12 | 先住民族関連

サライ2023/1/11
関野吉晴(探検家、人類学者、医師)
─全地球を歩き様々な民族と交流し半世紀。人間の行く末を考え続ける─
「困っている人には手を差し伸べる。その善性こそが人類共通の特質です」
──探検と冒険はどう違うのでしょう。
「人によって解釈は違うと思いますが、僕なりの考えだと冒険は自分に対する挑戦。探検は社会に還元できる成果を目指すことです。大学探検部出身者はこのあたりにこだわるんですよ(笑)。あなたがやっていることは冒険ですねといわれると、いえ、探検ですと返す。僕も以前はそうでしたが、最近は冒険家でもいいかなと思っています。動機がピュアで、世の中の役に立たないのがいいですね。
社会への還元という考え方もいろいろな解釈ができます。コロンブスはスペイン王室をスポンサーに大西洋を渡りました。水平線の先には滝があると考えられていた時代で、それは命がけの挑戦でした。当時のヨーロッパはアジアに打って出ようにもオスマン帝国という強大な壁が立ちはだかり、海から外へ出るしかなかった。偶然に新大陸を発見したコロンブスをはじめ、大航海時代のチャレンジャーはヨーロッパの人からすればヒーローですが、彼らは帝国主義の手先でした。大陸の植民地獲得など挑戦の成果はヨーロッパに貢献しました。しかし、アフリカや新大陸の人たちのようにひどい抑圧を受けた人たちからすれば、彼らは悪魔のような存在です」
──時代が探検の評価を決めるのですね。
「誰もの役に立つという目的を掲げたのがその後の学術探検でしたが、成果が世界中の人たちに平等に還元されたかというと、それもまた問題を抱えていました。日本をはじめ初期の学術探検は帝国主義の先兵でしたし、今もイデオロギーや国家・企業の思惑をなんらかの形で受けています。僕自身は社会への還元よりも、汗をかいて行動することによる個人的な気づきを大切にするようになってきて、探検より冒険に近いように思います」
──子どもの頃の夢は何でしたか。
「中学生くらいまでは野球選手になりたいと思っていました。鉱石ラジオを組み立てたり、
ラジオの気象通報を聞きながら天気図を描いたりするのも好きで、その後は科学者になりたいという気持ちに傾きました。
家庭ですか? 男ばかり5人兄弟の末っ子です。父親は小学校の校長で、母親は自宅で和裁教室を開いていました。へんな厳しさのある家でした。勉強をしろとはいわないのですが、山にひとりで登りたいというとやめろといい、アルバイトも禁止でした」
──大学では探検部を創設されました。
「僕が入った一橋大学には探検部がなかったので。探検がしたかったというわけではありませんでした。自然も文化もまったく違う、自分の知らない世界へただ行ってみたかった。そういう場所へ自分を放り込んでみたら、一生やり続けたいことが見つかるのではないか。そんな程度の動機でした。
大学探検部は山岳部から派生しています。登山は頂上を目指しますが、先の世代が高い山を登ってしまったので後輩たちはパイオニアにはなれない。頂上と違うフロンティアを目指したのが探検部です。関東だと早稲田大学。関西では京都大学が老舗で、関西大学と関西学院大学も盛んでした。一橋大学には探検の経験がある先輩がいなかったので、早大探検部の合宿に潜り込んで、テントなし、雪洞だけで冬山を縦走したり、社会人山岳会で登山技術の習得に力を入れました」
──南米に長く通うことになりますね。
「最初の20年間は南米だけでした。アンデス、アマゾン、ギアナ高地、パタゴニア。とくにアマゾンに憧れていました。なぜなら最も未知な世界に思えたからです。最初はアマゾン川の川下りに挑戦しました。自然のスケールの大きさを自分の体で受け止めることはできたのですが、イメージしていたような秘境感はありませんでした。
なぜなら、川というのはどこも開けているんですよ。船があれば比較的楽に移動できるので、探検家も宣教師もみんな川から奥地へ入っていったのです。川沿いの集落は交流拠点で近代文明も早くから受け入れています。つまりアマゾン川はハイウェイ。北海道から九州までを高速道路だけで辿っても日本を旅したことにならないように、アマゾン川も支流まで分け入って足で歩かないと知りたい世界に出会えないことがわかったのです」
──今も印象に残る出会いはなんですか。
「アマゾンの奥地でテントを張る場所を探していると、川のほとりで水しぶきが上がっていました。近寄ってみると子どもと若者が遊んでいました。若者にスペイン語でここに泊まってもいいかと尋ねたのですが、言葉がひとつも通じません。文明とほとんど接触したことのない人たちでした」
「自分は狩猟採集社会では役立たず。それが医師になった動機です」
──どう意思疎通を図ったのでしょう。
「身振りを交え日本語で語りかけると、一緒に来いという仕草をしました。着いたのは亀の卵を採るために夏だけ利用する小屋でした。そこにいたのは女性たちで、僕のためにひとつの小屋をあけ、敷物と飲み物を出してくれました。僕はそのお婆さんに土産のマッチを渡そうとしたのですが、却下されてしまいました。見ず知らずの人間からもらう筋合いはない、というような硬い態度でした」
──泊めはするけれども、歓迎はしない。
「その後、男たちが帰ってきました。彼らも遠巻きにしているだけで目を合わせようとしないのです。後悔しましたね。こんなところに来るんじゃなかったと。それでも次に芋を持ってきてくれました。見ず知らずの人間でも、困っていれば寝る場所と食べ物を与えることが彼らのマナーなのだと理解しました。
人の中で孤立することがこれほど不安だとは思いませんでした。寂しさを紛らわせるため歌いました。どんぐりころころ、兎追いしかの山と、知っている歌を次から次へ。自分でも飽きた頃、子どもたちが来たのです。正座をして僕の歌を聞きはじめました。へえ、アマゾンにも正座の習慣があるんだと見ていたら、彼らもどんぐりころころと歌いだした。やめるわけにいかなくなりました(笑)」
──歌が持つ力ですね。
「歌は言語より古いコミュニケーションといわれていますからね。さすがに歌いっぱなしで疲れたので、ちょっとタイムと日本語で宣言して休んでいると、お土産を拒否したお婆さんが巻き貝を煮たものを持ってきて、穏やかな表情で食べろとすすめてくれたのです。心の距離が縮まったことを感じました」
──医者を目指した理由はなんですか。
「先住民の集落に居候するときは、なんでも手伝いますからとお願いします。けれど狩りのため一緒に森へ入ると、靴なしで歩けない僕は、裸足の彼らより音を立てるので、獲物が逃げてしまう。狩猟採集社会での自分の非力さを突きつけられました。彼らの役に立てることは何かと考え、浮かんだのが医療でした」
──医者になれば恩を返せるだろうと。
「もうひとつは生業的な事情です。探検家という職業は実際には存在しないのですよ。そう呼ばれている人たちはみなジャーナリストや研究者、写真家といったもうひとつの顔を持っています。僕は、辺境で今なお昔ながらの社会形態を維持している人たちと純粋に友達になり、暮らしを共にしたかっただけ。けれど食べていく技術がない。それに気がついて横浜市立大学の医学部に入り直し、医師の国家資格を取得したのです」
──グレートジャーニーは大きな挑戦でした。
「およそ700万年前にアフリカで生まれた人類は、ホモ・サピエンスの時代になると世界中へ拡がり、1万年前に南米大陸の最南端までたどり着きました。そのルートを2本の足と手漕ぎの舟、自転車、家畜の力だけでというルールを課し、地域の先住民たちと交流しながら逆方向に歩こうと思い立ちました。
1993年12月に冷たい海風が吹き荒れるチリ南端のナバリーノ島をシーカヤックで出発しました。アンデス高地を自転車で越え、筏でアマゾン川を遡り、ギアナ高地や旧知のヤノマミ族たちがいる密林地帯を歩きました。北米を越え、ベーリング海峡をシーカヤックでユーラシア大陸に渡りました。北東シベリアのツンドラ地帯は先住民に技術を習い犬ぞりやトナカイのそりで移動。ゴビ砂漠を駱駝で横断し、ヒマラヤ山脈は塩の道を使い自転車で越えました。中東から北アフリカの砂漠地帯は再び駱駝で。そして2002年2月、自転車でサバンナを走り、人類最古の足跡化石が出土しているタンザニアに着きました」

グレートジャーニーでは先住民と交流しながら生存技術を学んだ。写真はシベリア。そりを引くとき、犬は掛け声だけでも操れるがトナカイは鞭を使わないと動かない。(’93年)
──危険な目にも遭ったのではないですか。
「自然の厳しさに由来する困難は冷静に決断すれば乗り越えられます。最も緊張したのはコロンビアとパナマの国境でした。この付近のジャングルは世界で最も治安が悪いといわれ、ゲリラや麻薬組織、盗賊が跋扈する無法地帯。この世で最も怖いのは、過酷な環境でも猛獣や伝染病でもなく、本来あったはずの善性を喪失した人間なのです」
「水、空気。自由。当たり前の存在を大事にしないとツケがくる」
──ゴールしたときに何を感じましたか。
「地球は思っていたより小さかったなと。だって、歩いて回れる距離なんですよ(笑)。1万年以上前と現在とではどちらが歩きやすいかといえば昔です。グレートジャーニーは冷戦時代だったらできなかった。たまたま世界が比較的平和な時期だったから実行できたのです。日本人であることも幸いしました。僕のパスポートの国籍がアメリカやロシアだったら成功できなかったでしょう。今、人類にとって最大の障壁は国境なのです。
ゴールしたときふと思い出したのが、シベリアで出会った老人の言葉でした。スターリン時代に強制収容所へ入れられたロシア人です。解放されたときの思い出を聞くと、空の色が違って見えたと語りました。そして自分はラッキーだったとも。ひどい目に遭ったのになぜラッキーだなんていえるのか。彼は20代から40代まで、家族で暮らし、好きな場所に行き、好きなことをして過ごすといったあらゆる自由を禁じられました。だからこそ、当たり前のことの大切さを誰よりもよく知っていて、それを噛み締めて生きているのです」
──当たり前のことこそが大切なのですね。
「水。空気。緑。土。こういう存在がいかにかけがえのない存在かということにも改めて気がつきました。喉がからからの状態で水辺へたどりついたときのありがたさ。極寒の地でしみじみ感じる、人類が発明した毛皮の防寒着のありがたさ。病気になってはじめて普段健康であることの大切さにも気づきます」
──今は地球永住計画という活動も。
「近年、いろんな方がいろんな立場で火星移住計画に言及しています。火星探査の次の人類の目標は火星移住で、どんな技術が必要かということがけっこう真剣に議論されていますよね。でも、なにゆえ移住なのでしょう。火星の資源を地球のために利用することが最終的な目的なら、それは大航海時代の植民地思想と変わらない。使い尽くしたのでほかへ行こうという発想でよいのか。考えなければならないのは地球に住み続けること、足元の環境のことではないかと思い、毎月さまざまな専門家を招き勉強会を開いています」
──足元にこそ真理があるのですね。
「地球ってほんとうに奇跡的な星なんですよ。僕たちが生きているこの環境は無数の偶然の積み重ねで成り立っています。その地球が危機に直面している。宇宙を科学的に探究することは否定しません。しかし、人類が今まさに取り組まなければならないのは火星移住よりも地球永住。自分たちのふるまいを謙虚に、そして真剣に見つめ直すことです」
関野吉晴(せきの・よしはる)
昭和24年、東京生まれ。一橋大学在学中に探検部を創設、アマゾン川全流を下る。その後医師となり南米への旅を重ねる。2002年、アフリカで生まれた人類が南米の端まで到達した約5万㎞の行程を自らの筋力で逆ルートから辿るグレートジャーニーを足かけ10年かけて達成。人類が生態系を破壊せず生き続ける方法を多角的に考える地球永住計画を主宰する。武蔵野美術大学名誉教授。
※この記事は『サライ』本誌2022年11月号より転載しました。年齢・肩書き等は掲載当時のものです。(取材・文/鹿熊 勤 撮影/宮地 工 撮影協力/森 龍一)
https://serai.jp/hobby/1093176

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オーストラリア政府観光局 公式インスタグラム人気投稿2022 トップ5 - やはり可愛い動物たちに癒されたい

2023-01-12 | 先住民族関連
オーストラリア政府観光局2023年1月11日 11時00分
オーストラリア政府観光局は、2022年1月1日~同年12月10日までに日本語版公式インスタグラム(https://www.instagram.com/australia.jp/ )にフィード投稿した全290件の中から、反響が高かった人気投稿のランキングトップ5を発表しました。現在、フォロワー数3万2千人以上の本インスタグラムアカウントでは、オーストラリアの魅力ある絶景や体験、さらに可愛い動物たちを日々紹介しています。オーストラリアの最新情報を発信する場所としてだけではなく、オーストラリアファンやフォロワーの方たちとの交流の場として好評をいただいています。そんな数多くの投稿から選ばれた人気トップ5をご紹介します。
オーストラリア観光局 公式インスタグラム2022年人気投稿トップ5
1位:ゴールドコーストのパパカンガルー(https://www.instagram.com/p/CfvEVWctsZP
2位:カンガルー島の赤ちゃんカンガルー達(https://www.instagram.com/p/Cc_-NoYLTh-/
3位:ワーホリ希望者必見情報(https://www.instagram.com/p/ClxTjw3BBlZ/
4位:先住民少年のダンスとカンガルーのコラボ(https://www.instagram.com/reel/CfF3Ub2Ndus/
5位:愉快に笑うムードメーカー!? クーカブラ(https://www.instagram.com/reel/Cht4vZbgzhn/
※2022年1月1日~同年12月10日にフィード投稿した累計290件の中より、リーチ数で順位付けしています。(イベント、キャンペーンやコロナ関連除く)
昨年の投稿の中で第1位に輝いたのは、人気ビーチリゾート、ゴールドコーストのカランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリーで暮らしているパパカンガルー。まるでマッチョなダンディーのように人間味溢れる雰囲気を醸し出しているその逞しい姿が大ウケしたのですが、そんな彼へのお悩み相談企画を開催したところ、何と100件近くのお悩みが寄せられる結果となりました。クスッと笑える動物の姿に癒される人が続出していることもありますが、多くの方がカンガルーに相談したくなるほど様々な悩みを抱えていたのかもしれません。今年は、そんな皆さんの悩みが少しでも減りますように。
第2位は、かわいすぎる野生の赤ちゃんカンガルー2頭が、野生動物の宝庫カンガルー島で抱き合いながらお顔をペロペロしている動画。何ともほっこりするその姿にハートが集中しました。この動画から、「大自然の中で可愛い動物を観ながら日々のストレスを忘れたい!」といった声が聞こえてきそうです。
第3位は、ワーキングホリデー(以下、ワーホリ)に関する投稿。急激な円安に見舞われた昨年、脚光を浴びたのが海外で働き外貨を稼ぐ日本人たちでしたが、元々最低賃金が世界トップクラスで、治安が良く、ワーホリ先として人気のオーストラリアの情報に関心が集まりました。今年も引き続き、海外での生活や英語力向上に興味のある若者世代からのオーストラリアでのワーホリ人気が予測されます。
第4位は、ビーチに遊びに来ていた野生のカンガルー。音楽にのせて先住民の男の子が可愛らしいダンスを披露している姿を見守る貴重映像です。世界最古の歴史を誇るアボリジナル文化は、旅行者もオーストラリア各地で体験することができます。

そして第5位は、クーカブラ(日本語名:ワライカワセミ)の動画。日本語名の通り、まるで笑っているかのような愉快な鳴き声がはっきり聞こえてくるから驚きです。日本には生息していないオーストラリアの固有種で、ムードメーカー的存在です。ぜひ音付きでその声を聞いてみてください。
コロナ禍で海外旅行が制限されてきたこの数年、上記の人気投稿トップ5位中、4投稿に動物が出てきたことを鑑みると、可愛くて無垢な動物たちに癒されたい、と考える人が多かったのかと思われます。海外旅行が再開した今、日本からオーストラリアに訪問し、実際に動物たちとの触れ合いを求める人たちが今年は急増するかもしれません。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000004793.html

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「プエルトリコはどんなところ?」2分で学ぶ国際社会

2023-01-12 | 先住民族関連
トリコはどんなところ?」2分で学ぶ国際社会
ダイヤモンドオンライン2023.1.12 3:05井田仁康
ニュースで見聞きした国、W杯やオリンピックの出場国、ガイドブックで目にとまった国――名前だけは知っていても「どんな国なのか?」とイメージすることは意外と難しい。『読むだけで世界地図が頭に入る本』(井田仁康・編著)は、世界地図を約30の地域に分け、地図を眺めながら世界212の国と地域を俯瞰する。各地域の特徴や国どうしの関係をコンパクトに学べて、大人なら知っておきたい世界の重要問題をスッキリ理解することができる画期的な1冊だ。この連載では、本書から一部を抜粋しながら、毎日1ヵ国ずつ世界の国を紹介する。
プエルトリコってどんなところ?
 プエルトリコはカリブ海の北東部、ドミニカ共和国の東に位置する島です。
 カリブ海地域ではいまだに独立をしていない島々があります。それらの多くは小さな島で、人口も少なく、目立った産業もないという共通性があります。その中で、プエルトリコは例外で、最も早く植民が進んだ島の一つです。当初は金の採掘が行われていましたが、その後はスペイン系の植民地としては珍しい定住型の農業植民地になりました。
 1898年に起きた米西戦争の結果、アメリカ合衆国に割譲され、以降アメリカ合衆国の領土になり、多くのアメリカの企業が進出しました。住民はスペイン系の白人、黒人、そして先住民もいますが混血が進んでいるのが特徴です。ただ言語はスペイン語で英語はあまり使われません。
 住民はアメリカ国籍を持ちますが、連邦所得税は免除されています。しかし大統領の選出権はなく、上院にも当然議席はありません。下院に議決権を持たない代表1人を送るのみです。
 プエルトリコは、豊かな美しい港という意味ですが、現実はたいへん厳しいです。貧富の差は激しく、住民の多くは貧困者です。州の財政も厳しく、2017年には連邦地裁に破産申請行いました。その債務は700億ドルともいわれています。
プエルトリコ
面積:0.9万km2 首都:サンフアン
人口:314.3万 通貨:米ドル
言語:スペイン語、英語
宗教:カトリック85%、プロテスタントとその他15%
(注)『2022 データブックオブ・ザ・ワールド』(二宮書店)、CIA The World Factbook(2022年2月時点)を参照
(本稿は、『読むだけで世界地図が頭に入る本』から抜粋・編集したものです。)
https://diamond.jp/articles/-/315554

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ケビン・コスナー カリフォルニア州の記録的洪水でゴールデン・グローブ賞授賞式欠席

2023-01-12 | 先住民族関連
東スポ1/11(水) 16:01配信
「第80回ゴールデン・グローブ賞」授賞式が10日、米ビバリーヒルズで行われたが、テレビドラマ部門で男優賞に輝いたオスカー俳優ケビン・コスナー(67)が、カリフォルニア州を襲った記録的な洪水により、出席できないというトラブルに見舞われた。
 米パラマウント・ネットワーク局で放送中の連続ドラマ「イエローストーン」に主演したコスナーは男優賞(ドラマシリーズ)にノミネートされている。ところが、ロサンゼルス郡を中心に被害が拡大した洪水により、会場に行けなくなったのだ。
 地元メディアによると、洪水により少なくとも17人が死亡し、16万5000世帯が帯電。コスナーの家族を含め、数千人の住民が避難を余儀なくされている。
 授賞式が始まる前、コスナーはファンに向けたビデオメッセージをSNSで公開。コスナーは、「みなさん、こんにちは。ゴールデン・グローブ賞をご覧の方々におわびします」と切り出し、妻で元モデルのクリスティーン・バウムガートナー(48)とともに出席するはずだったが、洪水により自宅にも戻れない状況で、授賞式には出席できなくなったと説明した。
 続けて「昨日はサンタバーバラの学校まで子供たちを迎えに行ったが、高速道路が水没してしまって、夜になっても家に帰れなかった。今朝も高速道路は閉鎖されたままで、自宅に戻れなかった」と明かした。コスナーには7人の子供がおり、うちバウムガートナーとの間には12~15歳まで3人の子供がいる。
「ゴールデン・グローブ賞に出席できないことは、私たちが一番残念に思っている。妻のクリスは美しいドレスをこの日のために用意し、一緒にレッドカーペットの上を歩くことを楽しみにしていた」と語った。
「イエローストーン」は米モンタナ州を舞台に、イエローストーン国立公園に隣接する大牧場の経営者ジョン・ダットン(コスナー)が、分譲住宅地を造ろうと土地を狙う開発業者と争い、子どもたちや先住民との関係に悩むなど、現代社会の複雑な社会問題を掘り下げたドラマ。2018年に始まり、昨年11月からシーズン5が放送されている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/755c103c8a73e2345d62431421b7b8288a026151

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「ウェンズデー」はなぜクィア・ベイティング批判をされたのか

2023-01-12 | 先住民族関連
ファッションスナップドットコム2023年01月11日 12:45 JST
 誰もが安心して生きてゆくことのできる世界を作るために理解したい「フェミニズム」。本連載では、コロナ禍の2022年からニューヨークに滞在中のアーティスト、遠藤麻衣によるアートとアクティヴィズムが混じりあう「現在のフェミニズムの様相」をお届けする。独自の視点と切り口で綴られる連載の第3回。今回は、ネットフリックス(Netflix)で11月23日から公開されたオリジナルドラマ「ウェンズデー(Wednesday)」にフォーカス。

Netflixシリーズ「ウェンズデー」11月23日より独占配信中
目次
ドラマ「ウェンズデー」が巻き起こした様々な議論
「ウェンズデー」とクィア・ベイティング
「家族の血には抗うことができない」という規範的な呪い
アンチ家族としてのアダムスファミリー
奇妙な愛
アメリカの植民地主義批判
ダークヒーローになったウェンズデー
 ネットフリックス「ウェンズデー(Wednesday)」の週間視聴回数が、グローバルTOP10で首位をキープし続けている(2022年12月25日時点)。広報が「クィア・ベイティング(性的指向の曖昧さをほのめかし、世間の注目を集める手法)」として批判されたり、ラテン系アメリカ人の俳優のキャスティングが好意的に評価されたりと、賛否両論が巻き起こっている。
 「ウェンズデー」は、「アダムスファミリー」に登場する娘ウェンズデー・アダムスを主人公としたスピンオフ作品。「アダムスファミリー」は、1938年に雑誌「ザ・ニューヨーカー」で連載形式の一コママンガとして登場して以来、幾度もドラマや映画、アニメといった様々なメディア化を繰り返し、親しまれてきた。この一家は、不適切な衝動や共感で連帯し、その理解不能であるが故の奇妙な怖さは、幸せで円満なアメリカの白人家族を基本単位とする社会の異端として描かれてきた。本記事では、「ウェンズデー」に関するいくつかのレビューを基に批判と評価の論点を整理しつつ、過去の「アダムスファミリー」との違いに着目しながら批判的に感想を述べたい。
ドラマ「ウェンズデー」が巻き起こした様々な議論
「ウェンズデー」とクィア・ベイティング
 「ウェンズデー」は、社会から疎外されてきたクィアコミュニティの美学を宣伝材料に流用したとして強く批判された。ことの始まりは、公開に先立ったプロモーションとして開催されたアメリカ発の大人気リアリティ番組「ル・ポールのドラァグ・レース(RuPaul's Drag Race)」の卒業生が出演した「WednesGay」というドラァグイベントだ。そこに登場したパフォーマーたちはウェンズデーにちなんだ衣装に身を包み、「ウェンズデーはクィアなアイコン※1」と語った。更にはネットフリックスの公式アカウントで、ウェンズデーとルームメイトであるイーニッドの関係が、友情以上であるかのように感じさせるツイートを発信。こういった広報を受け、一部のファンの間では#Wenclairというフェムスラッシュも誕生し、SNSで盛り上がりをみせた。公開を目前に、ファンの間では「ウェンズデー」がクィアの人や関係を中心的に描くドラマになるのではないかとの期待が膨らんだのだ。
 しかし、いざドラマが放映されるとこういった期待は裏切られる。ウェンズデーとイーニッドがルームメイトになったことをきっかけに、互いに正反対の趣味や性格でありながらもかけがえのない存在になっていく過程は描かれたが、それはあくまでも一線を越えることのない“友達”を追認するものだった。さらに、ウェンズデーもイーニッドも、それぞれ気になる異性との恋に悩んでいるようだ。彼らとのデートの成り行きが物語の見せ場としてフォーカスされ、よくある男女の学園ドラマの恋模様が繰り広げられる。
 こういった広報からドラマまでの一連の在り方を、クィアな人々を餌で誘きよせるマーケティングの手法「クィア・ベイティング」であるとして、様々なメディアが批判した。カナダの総合エンタメサイトScreen Rant※2は「クィア・ベイティングとは、LGBTQ+の表現がかつてないほど増えている時代において、視聴者を維持するためだけにLGBTQ+の関係をからかう厄介な行為」と説明し、主要なメディアが未だにドラマの中心からクィアなストーリーを排除していると指摘。オーストラリアを拠点とするポップカルチャー専門のメディアJUNKEE※3も人間性よりも利益を優先させる陰湿な戦略であると非難した。
 ドラマでは、ウェンズデーの数少ない友達、ユージーンの両親が同性のカップルであることが描かれるが、脇役として登場するだけで、物語の重要なストーリーラインに浮上することはない。こうした細部からも、アクセサリー感覚で性的マイノリティの描写を取り入れようとしているとしか思えない。
「家族の血には抗うことができない」という規範的な呪い
 ユージーンの家族を別にすれば、「ウェンズデー」において「家族」は物語の中心的なテーマだ。十代の若者がその親との強いつながりや確執に悩む姿が描かれる。例えばウェンズデーで言えば、母モーティシアから遺伝した幻視能力が、民族的なルーツに接続すると知り、宿命論的な親子関係に対して「母と私は違う」と抵抗するが、物語が進むにつれてそれを受け入れる。他にも、セイレーンであるビアンカは、新興宗教に傾倒する母から逃げるように名前を変え、ネヴァーモア学園にやってきたが、「セイレーンは、鱗を決して取り替えることができない」という呪いのような母の言葉が、彼女の胸に重くのしかかっている。2人の抱える親子関係をはじめとして、本作の舞台となるネヴァーモア学園は社会の“のけ者”が集う寄宿制の学校として描かれるが、同時に、“のけ者”たちの間でさえも、親から子へ継承される“あるべき姿”という通念が強い規範として機能しているように描かれる。
 このように、ウェンズデーやイーニッドのラブコメ的な異性との恋愛模様や、ビアンカを始めとした“のけ者”たちの親子関係など、思春期世代の学園ドラマにありがちな平凡なリアリティが浮き彫りになればなるほど、規範的な親密さが避けられない呪いのように全体に通底していることが見えてくる。
アンチ家族としてのアダムスファミリー
奇妙な愛
 そもそも「アダムスファミリー」シリーズは、家族の縁や血の繋がり故の親密さを完璧に否定するものであった。1991年に公開された劇場版では、アダムス家の資産を狙って、25年間行方不明になっていたフェスターを名乗る男が現れ、新しく家族に加わることが物語の焦点となる。弟のゴメスをはじめとする一家の奇妙な愛に触れ、男は、アダムス一家を実母よりも本当の家族のように感じはじめる。つまり、母と息子の縦の繋がりを拒否し、偶発的な横の繋がりによって家族を再構成する物語になっている。家族として共にした時間の長さや、血縁関係の有無はストーリーの中で重要視されておらず、自分たちが、今日から“そうだ”と思ったら家族になれると、一般的なものさしでは測ることのできない親密な関係が描かれる。続編の「アダムスファミリー2」でも、規範的な家族に対するアンチテーゼは変わることがなく、官能的な結婚詐欺師の連続殺人者デビーと、殺し殺される関係であるはずのアダムス一家は、世間が理想とするような円満で幸せな家族からかけ離れた存在として共鳴する。
アメリカの植民地主義批判
 「アダムスファミリー2」は、理想の家族なる規範が、アメリカの植民地主義の差別的な歴史といかに地続きであるかを痛烈に描き出す。それを象徴するのが、ウェンズデーが参加した「サンクスギビング(感謝祭)」の劇だ。結婚詐欺師デビーによって、ウェンズデーは弟のパグズリーとともに、両親の愛情をたっぷり受けた裕福な家庭の子供だけが集まるサマーキャンプに強制参加させられる。ウェンズデーは湖のほとりで、大人の社会の縮図とでもいうようなスクールカーストの下位に位置づけられ、キャンプのフィナーレを飾るサンクスギビングの劇で、アメリカ先住民のポカホンタス役を演じることになる。イギリス系入植者の娘役を演じるカースト上位のアマンダに、ポカホンタスとして感謝の意を示し、宴をひらかなくてはいけないことになったウェンズデーは、そんなクソくらえな社会の枠組みにあてはめられてなるものかと劇のエンディングを変えてしまう。「血の雨がふるだろう」と宣言し、入植者役の子どもたちやこの劇を作った大人たちを縛りあげ、火の矢を放ち、視聴者に「ここまでして良いの?」という驚きを与えるほど徹底的に劇をぶち壊す。アメリカ建国の歴史以来、白人の中産階級の家族たちが計画し、演じ続けようとする社会の正しさを、場違いな破壊衝動で台無しにするのだ。
 「アダムスファミリー」シリーズの思想を象徴するかのようなこのシーンは、もちろん「ウェンズデー」でも印象的に引用されている。同作は入植者以外の視点からサンクスギビングを語り直すことの重要性※4を意識したドラマに仕上がっている。公開日が実際のサンクスギビングを意識した日程であったことや、アダムス一家のキャスティングからも伺えることだ。
 内容に関してはぜひ本作をチェックして欲しいが、要約すると、人狼やセイレーンなどの“のけ者”というフィクションと、先住民といったアメリカ建国の歴史においての“のけ者”を「魔女狩り」で繋ぎ合わせ、幾重もの排除を描こうとしており、歴史の語り直しを試みようとしたものであると言えるだろう。アメリカのラテン系に関するニュースや文化を分析し発信するLatino Rebels※5では、「ウェンズデー」のヒットの要因は、現代的な感覚を的確に捉え、アメリカの物語が語り直されている点にあると評価する。
ダークヒーローになったウェンズデー
 「ウェンズデー」では、彼女が人には理解されない暴力的で反抗的な行動をすることの動機を明確に説明することができる。ウェンズデーはドラマの中で、先祖代々受け継いできた幻視能力によって、祖先が“のけ者”として入植者に虐殺される瞬間を目撃し、歴史の真実を知る。さらに幻視能力によって、未来のネヴァーモア学園でこの歴史が繰り返されることを予見するのだ。ウェンズデーの行動は、それがたとえ反抗的に映るものであったとしても、真犯人を突き止め、学園を救いたいという正義につき動かされたものであることがわかる。
 真実を探求し、悪を成敗したいという動機がウェンズデーにある点は、かつての「アダムスファミリー」との決定的な違いであると私は考える。かつての「アダムスファミリー」は、「ここまでして良いの?」と思わせてしまうような、社会の規則みたいなものが一家の不適切な動機によって悉く破られて逸脱してしまうところにジョイがあった。拷問されること、血を見ること、殺しのスキルが上達すること、生よりも死を好むこと、こういった反社会的で非人道的にもうつる行為に喜びを見出すのは、到底社会で受け入れられることではない。「ウェンズデー」では、これらの行いを真の悪である入植者の行為へと反転させ、ウェンズデーはその悪を告発し、歴史を正し、ネヴァーモア学園を救うダークヒーローの立場に立っている。
 しかし、世の中で何が正しくて何が悪いのか、そういう判断の基準がどんどん覆されていくところが「アダムスファミリー」の魅力だったのではないだろうか。正義が勝つ物語ではなく、多くの人が考える正しさとはかけ離れた場所で、愛と美しさを育む家族の物語だった。いま、ネヴァーモア学園のなかでさえ、ヒーローにならなくては「ウェンズデー」には居場所がないのだとすれば、胸が痛い。
遠藤麻衣
アーティスト、俳優。
1984年兵庫県生まれ。民話や伝説などの史料や、ティーン向けの漫画、ファンフィクション、婚姻制度、表現規制に関する法律など幅広い対象の調査に基づき、クィア・フェミニスト的な実践を展開。身体を通じたおしゃべりやDIY、演技といった遊戯的な手法を用いている。主な個展に「燃ゆる想いに身を焼きながら」愛知県立芸術大学サテライトギャラリー SA・KURA(愛知、2021)。主なグループ展に「フェミニズムズ」金沢21世紀美術館(石川、2021)、「ルール?」21_21 DESIGN SIGHT(東京、202…もっと見る
(企画・編集:古堅明日香)
【脚注】
※1、ウェンズデーはクィアなアイコン:Out「'Drag Race' Stars Explain Why Wednesday Addams Is a Gay Icon」
※2、カナダの総合エンタメサイトScreen Rant「Wednesday's Queerbaiting Allegations Fully Explained (& What They Mean)」
※3、ポップカルチャー専門のメディアJUNKEE「Netflix Wasn’t Queerbaiting With ‘Stranger Things’, But They Are With ‘Wednesday’」
※4、入植者以外の視点からサンクスギビングを語り直すことの重要性:NATIVE HOPE「The History of Thanksgiving from the Native American Perspective」
※5、アメリカのラテン系に関するニュースや文化を分析し発信するLatino Rebels「We Finally Have a Latino Hit in ‘Wednesday’ (REVIEW)」
https://www.fashionsnap.com/article/maiendo-journal3/

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動画:パドルボードで太平洋横断に出発 女性6人の挑戦

2023-01-12 | 先住民族関連
AFPBBNews2023年1月11日 12:23

【1月11日 AFP】南米ペルーのリマで4日、女性6人が、パドルボードでの太平洋横断8000キロの旅に出発した。スポーツによりがん患者の精神的苦痛を取り除く取り組みへの認識を高める目的がある。
 メンバーは、スペイン人1人とフランス人5人。ボード1そうとパドルだけで、リマから仏領ポリネシアのモーレア(Mo'orea)島を目指す。3月末に到着予定。
 メンバーのステファニー・ジェイエ・バルネックス(Stephanie Geyer Barneix)さん(47)は出発前、「私たちは、前例のない挑戦をする」「実現までに3年かかった。きょうがその最初の日だ」と抱負を語った。バルネックスさんは乳がんサバイバーだ。
 メンバーは1人が1時間、ボードの上に立ってこぐ。その間、残りの5人は随行する双胴船(カタマラン)で休息する。船には救急隊員も同乗している。1人当たり1日約4時間こぐことになる。バルネックスさんによると、1時間に進む距離は5~6キロ。
 6人は22~47歳で、運動好き。沿岸警備隊の訓練も受けている。
 プロジェクトは、ノルウェーの探検家トール・ヘイエルダール(Thor Heyerdah)による1947年の「コンティキ(Kon-Tiki)号」の航海から発想を得た。
 南米先住民がポリネシアに渡る手段を持っていたことを証明する目的があった。ヘイエルダールは、数百年前に使われていたものと同じ材料と技術でいかだを作った。
 バルネックスさんは、「私たちは初め、メキシコから出発するのが最短ルートだと考えていた。しかし、コンティキ号の船員が6人だったと知り、私たちも6人なので、これだと思った」と語った。
 今回のプロジェクトは、がんと闘う人やがんサバイバーをスポーツを通じて支援する団体「ホープチーム・イースト(Hope Team East)」の資金調達を目的としている。(c)AFP/Luis Jaime CISNEROS
https://www.afpbb.com/articles/-/3446570

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楽しみながらアイヌ文化に触れる 「アイヌ文化スキルアップ講座」「アイヌ伝統料理試作レシピ試食会」開催

2023-01-12 | アイヌ民族関連
poroco2023/01/11 17:23
北海道環境生活部アイヌ政策推進局アイヌ政策課は、1月30日(月)から全道5カ所で、アイヌ文化を楽しく学ぶイベントを開催。 第一部は「アイヌ文化スキルアップ講座」と題し、トークショーを実施。 第二部の「アイヌ伝統料理試作レシピ試食会~Ainu Nouvelle Cuisine~」では、ホテルや料理店のシェフが現代風にアレンジした、アイヌ伝統料理の試食が楽しめる。 「第一部のみ」などの申し込みも可能なので、気軽に参加してみて。イベントの第一部は「アイヌ文化スキルアップ講座」。 スペシャルナビゲーターを務める秋辺日出男さんは阿寒アイヌ工芸協同組合専務理事で、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開会式の演出や阿寒アイヌシアター「イコロ」のプロデュース、映画「アイヌモシリ」で準主役を務めるなど幅広く活躍している。当日は「今後のアイヌ文化と観光の関わりについて」をテーマに、アイヌ文化を楽しく教えてくれる。第二部は「アイヌ伝統料理試作レシピ試食会~Ainu Nouvelle Cuisine~」。 道内各地域の有名ホテル料理長や料理店シェフが地元の食材をふんだんに使い、アイヌの伝統料理を現代風にアレンジ。試食も用意しているので、この機会にぜひ味わってみて。  鹿肉を使ったお粥「ユクのサヨ」やジャガイモ餅にイクラを絡めた「チポロシト」、野草茶を使ったスイーツを用意。具がゴロゴロ入ったスープ「オハウ」をベースにしたしゃぶしゃぶもお楽しみに。監修はアイヌ女性が継承してきた独自文化を発信している多原良子さん。   [メニュー] 札幌プリンスホテル アレンジメニュー「ユクのサヨ、チポロシト、エント茶のジュレ」 海空のハル アレンジメニュー「体験型オハウしゃぶしゃぶ」 開催日時: 2月9日(木)15:00~16:00 開催場所:札幌プリンスホテル 国際館パミール 6階 大宴会場(札幌市中央区南3条西12丁目) 参加費:無料 定員:150名【監修】 アイヌ料理伝統継承者 多原良子さん                札幌市在住。アイヌ女性が受け継いできた独自のアイヌ 文化を広く発信し、先住民族の食の知恵を生かしていけるような様々なイベントを開催。  具材を叩いて作るチタタプ(つみれ)入りのオハウや、米や豆、塩と炊くいなきびごはん、供物であるシラリ(酒粕)を使ったスイーツなど、儀礼や祭といったハレの日に食べられてきた料理を提供。監修は、浦河地方・阿寒地方のアイヌ文化に精通している床みどりさん。   [メニュー] 釧路プリンスホテル アレンジメニュー「いわしのつみれ入りオハウ、いなきびごはん」 海空のハル アレンジメニュー「シラリのベイクドケーキ」 開催日時: 1月30日(月)15:00~16:00 開催場所:釧路プリンスホテル 2階 鶴の間(釧路市幸町7-1) 参加費:無料 定員:50名【監修】 アイヌ料理伝統継承者 床みどりさん   阿寒町在住。アイヌ文化伝承者。母であるアイヌ文化伝承者 故:遠山サキ媼から、アイヌ文化の食・芸能・ 工芸を継承し、浦河地方・阿寒地方療法のアイヌ文化に精通。ラム肉を使用したオハウやカレー、チポロシトをイメージしたポテサラを用意。素材の旨味が凝縮したオハウで道産米を炊き、たっぷりの山わさびをトッピングしたリゾットなど、個性豊かなメニューにも注目して。「川村カ子トアイヌ記念館」副館長の川村久恵さんが監修。   [メニュー] 新富良野プリンスホテル アレンジメニュー「ラム・鶏・豚を使用したオハウ、いなきびご飯のラムカレー、イクラポテトサラダ」 Risotteria.GAKU tre アレンジメニュー「エゾシカのチタタプと、しゃけ節のオハウ、山わさびのリゾット」 開催日時: 2月2日(木)15:00~16:00 開催場所:新富良野プリンスホテル 第一部会場 LB階十勝/第二部会場GF階ラベンダー(富良野市中御料) 参加費:無料 定員:50名【監修】 アイヌ料理伝統継承者 川村久恵さん 旭川市在住。1916年(大正5 年)に開設された資料館「川村カ子トアイヌ記念館」副館長を務め、4人組の女性ヴォーカル・グループ「マレ ウレウ」のメンバーとしても活躍するなど、多方面にわたりアイヌ文化の伝承活動に取り組んでいる。地元食材である、大きくてぷりぷりの噴火湾産ホタテを贅沢に使ったオハウを提供。酒粕入りのぜんざいは、香り高くコクのある味わい。甘酸っぱいハスカップを加えることで爽やかな風味が感じられる。豊浦アイヌ協会会長の宇治義之さんと同協会の藤村ゆかさんが監修。   [メニュー] 函館大沼プリンスホテル アレンジメニュー「シトとハスカップのぜんざい」 和×燻製 輝なり アレンジメニュー「噴火湾産ホタテのオハウ」 開催日時: 2月3日(金)15:00~16:00 開催場所:函館大沼プリンスホテル 3階 プリンスホール(七飯町西大沼温泉) 参加費:無料 定員:50名【監修】 アイヌ料理伝統継承者 宇治義之さん、藤村ゆかさん             豊浦アイヌ協会の会長である宇治義之氏とアイヌ伝統料理に精通している同協会藤村ゆか氏が監修。応募は、専用の申し込みフォームまたはハガキ・FAXから。申し込みは代表者1名に付き5名まで可能。締切間近なので、希望者は早めに申し込んで!   【締切】 1月22日(日)※ハガキは当日消印有効 メールの場合は専用応募申し込みフォームに(1)~(7)を、ハガキ・FAXの場合は(1)~(8)を明記して申し込みを。 (1)代表者名(漢字) (2)代表者名(カナ) (3)希望の時間帯。※道央(2)登別会場は第一部のみ 【A】第一部・第二部どちらも参加/13:30~16:00 【B】第一部のみ参加/13:30~14:30 【C】第二部のみ参加/15:00~16:00 (4)所属/会社名・団体名・その他(アイヌに興味・関心がある。今後学んでみたいなど含む) (5)代表者メールアドレス (6)代表者電話番号 (7)参加人数(最大5名まで可) (8)希望の会場名(例:道央(1))     【専用応募申し込みフォーム】※会場ごとに申し込みフォームが異なります 【道央(1)】   https://form.run/@catch-theAINU-culture-Sapporo 【道央(2)】 ※登別会場はアイヌ文化スキルアップ講座のみ https://form.run/@catch-theAINU-culture-Noboribetsu 【道東】 https://form.run/@catch-theAINU-culture-Kushiro 【道北】 https://form.run/@catch-theAINU-culture-Furano 【道南】 https://form.run/@catch-theAINU-culture-Onuma   【ハガキでの申し込み】※各会場共通 〒060–8660 日本郵便(株)札幌中央郵便局 私書箱第165号 アイヌ文化講演会事務局宛   【FAXでの申し込み】※各会場共通 FAX:011-704-2121 アイヌ文化講演会事務局   ※応募多数の場合は抽選とし、1月25日(水)までに電話又はメールでお知らせします   ≪応募に関する問い合せ先≫ アイヌ文化講演会事務局  TEL:011-206-6780 MAIL: catch-theainu-culture@sms-inbox.jp   プログラムの内容は予告なく変更になる場合があります 各回定員になり次第、抽選になります 試食会のメニューは材料の仕入れなどにより、一部変更になる場合があります
https://news.goo.ne.jp/article/tjn_poroco/region/tjn_poroco-https_www.poroco.co.jp_newsreport_2003_.html

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