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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アイヌ刺しゅうのポーチ見て 白老で受講生展

2023-01-18 | アイヌ民族関連
会員限定記事
北海道新聞2023年1月17日 19:02

アイヌ刺しゅう入りポーチが並ぶ展示会
 【白老】白老アイヌ協会が本年度実施したアイヌ刺しゅう講座の受講生による作品展示会が、町コミュニティセンター(本町1)内の「かふぇ ピラサレ」で開かれている。
 講座は、アイヌ文化の理解促進などを目的にした「アイヌ民俗文化財伝承・活用事業」の一環。昨年7~10月に全12回行われた。9人が受講し、アイヌ刺しゅうを施したポーチを製作。講師は町内で刺しゅうサークルを主宰する岡田育子さんと小美浪フミさんが務めた。
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https://www.hokkaido-np.co.jp/article/788402

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アイヌ文様の日用品紹介 小樽の雑貨店で展示販売

2023-01-18 | アイヌ民族関連
会員限定記事
北海道新聞2023年1月17日 18:45

UNGA↑で開かれている「継ぎゆく、アイヌの美しい手仕事」
 小樽市色内2の雑貨店「UNGA↑(ウンガプラス)」で、アイヌ文様のランチョンマットや食器などを展示、販売する「継ぎゆく、アイヌの美しい手仕事」が行われている。
 市総合博物館で開催中のアイヌ民族と海の関わりを紹介する企画展「アトゥイ 海と奏でるアイヌ文化」との連動企画。アイヌ文化の知的財産保護に取り組む一般社団法人「阿寒アイヌコンサルン」(釧路市阿寒町)の協力で10日から始めた。
・・・
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/788381

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マイケル・スノウ、マン・レイ、黒沢清――建築という視点から映画を考える「建築映画館2023」開催決定

2023-01-18 | アイヌ民族関連
映画.COM1/17(火) 12:00配信

日本初上映作品「プロパティ」
 建築という視点から映画を考える映画祭「建築映画館2023」が、2月23~26日にアンスティチュ・フランセ東京で開催されることが決定した。建築に関する映画19作品が選定されており、「都市」「構造」「図面」「建築と人物」「アーカイブ」の5つのテーマに分けて上映される。
 日本初上映となるのは「プロパティ」「Silent Witness」の2作品。1970年代のポートランドで地域の再開発から生活を守ろうとする住民達を描いたインディペンデント映画「プロパティ」は、若き日のガス・バン・サントが録音技師として参加。ケリー・ライカートなどの次世代の独立系映画作家に影響を与えたとして近年再評価されている。
 また、映画がどのようにロサンゼルスを映してきたかを膨大なフッテージをもとに辿る壮大な映画エッセイ「ロサンゼルスによるロサンゼルス」は、字幕付き上映が日本初。さらに、23年1月5日に急逝した実験映画の大家マイケル・スノウ唯一の劇映画「SSHTOORRTY」など、滅多に上映機会のない貴重な作品の数々が集まる。
 映画祭初日には「現代建築映像にまつわる対話」と題したオープニングイベントを行い、現代を生きる建築映像作家らの作品上映を交えながら、建築家とのトークショーを実施。そのほかにも、会期中は美術監督、建築家など映画・建築双方の分野からゲストを招待したトークショーを上映とあわせて行う予定だ。
 「建築映画館2023」のチケットは「一般:1500円(上映のみの回)/ 1800円(トークありの回)/4200円(1日通し券)/1万5000円(4日間通し券一般)」「学生・障がい者:1200円(上映のみの回)/ 1500円(トークありの回)/3300円(1日通し券)/1万2000円(4日間通し券一般)※入場時に学生証・障がい者手帳を提示」(オープニングイベントは一般1500円、学生・障がい者1200円)。オンライン販売取り扱いはPeatix。販売開始は、1月23日の正午’※上映当日会場窓口にてチケットを若干数販売)。
 上映作品の詳細は、以下の通り。
【都市】
人間の認識が及ばないほどに、概念や認識が無数に折り重なった都市の全体像を捉える方法のひとつとして映画がある。映画は自らが生み出した都市像を人びとに伝え、現実の都市へと影響を及ぼすことさえある。ここでは映画をつくる行為を通じて現実の都市へと接続する2作品を選出している。
●「プロパティ」(日本初上映/2月24日 15時40分~)
1979年/88分/デジタル/監督・脚本・製作:ペニー・アレン
 1970年代のオレゴン州ポートランドで、急激に進むジェントリフィケーション(都市の高級化)から自分達の生活を守ろうとする住民達を描いた地域映画。都市計画に対するマニフェスト的な作品であり、その後のポートランドの変化と併せて考察したい。監督のペニー・アレンは70年代アメリカのインディペンデント映画シーンを先導した女性であり、ガス・ バン・サントや次世代のケリー・ライカートといったアメリカ北西部地域の独立系映画監督たちへ与えた影響から、近年その再評価が高まっている。本作には録音技師として若き日のガス・バン・サントが参加しており、ここでの撮影を通じて彼の初長編映画「マラノーチェ」(1986年)の原作者(本作主演のウォルト・カーティス)との出会いがもたらされたことでも知られている。
●「ロサンゼルスによるロサンゼルス」(日本語字幕付き初上映/2月26日 15時50分~※途中休憩5分あり)
2003~2014年/169分/デジタル/監督・調査・テキスト・製作:トム・アンダーセン
 数々の作品の舞台となってきた都市・ロサンゼルス。これまでロサンゼルスで撮影された200本以上の映画フッテージを用いて、ロサンゼルスという都市が映画の中でどのような背景や被写体であったかを分析した映画エッセイ。映画のサイレント期から現代まで約100年にわたり、映画と都市が互いに影響を受けながら発展してきたことを明らかにしようとする。2014年に新たにリマスターと再編集、膨大な数の映像引用に対する著作権処理がクリアされ、商業公開とソフト化が可能となった。監督のトム・アンダーセンはロサンゼルス在住の映画監督・映画批評家・教育者であり、カリフォルニア芸術大学で長年にわたり映画分野の教員をつとめている。
【構造】
構造映画とは、ショット構成や物質的な支持体であるメディア(フィルムやビデオテープ)など、映画を成立させるための構造それ自体を主題とした映画を指す言葉である。これらの構造への操作によって喚起させられる空間体験が、建築と密接に関わる作品を上映する。
●「11×14」(2月23日 16時50分~)
1977年/81分/デジタル/監督:ジェームス・ベニング
 「構造映画」の余波の中で製作された、ジェームス・ベニングによる初の長編映画。アメリカ郊外を捉えた65の静的なショットで構成されている。物語を超えて構図・色・テクスチャ・画面の内外の関係を映し出し、映画を見る側の自発的な空間への注視をうながす。
●<短編セレクションA>マイケル・スノウ作品集(2月23日 19時~)
 マイケル・スノウによる2000年以降のビデオ作品群。空間に対して複数の時間が重なり並行していく「WVLNT」「SSHTOORRTY」、配置された物や人物への画像変形処理によって空間性が変化する「The Living Room」など、映像的な操作によって空間が顕在化する3作品を上映する。
「WVLNT(“Wavelength For Those Who Don’t Have the Time”)」2003年/15分/デジタル/監督:マイケル・スノウ
「SSHTOORRTY」2005年/20分/デジタル/監督:マイケル・スノウ
「The Living Room」2000年/21分/デジタル/監督:マイケル・スノウ
【図面】
映画を分析・批評する目的で、映像の情報をもとに図面(主に平面図)を描き起こす方法が存在する。図面というフォーマットにより、映画に一人称ではない視点が与えられ、俯瞰的な議論の下地となる平面が生まれる。そうした映画の図面分析を通して、映画と建築の関係性を再考しうる作品を上映する。
●「底抜けもててもてて」(2月25日 14時20分~)
1961年/96分/デジタル/監督・製作・脚本・出演:ジェリー・ルイス
 ジャン=リュック・ゴダールにも影響を与えたスラップスティックの名手ジェリー・ルイスによるコメディ映画。4階建ての女子寮のセットを断面から捉えた現実の空間では不可能なカメラワークとともに繰り広げられる取り留めのない物語が、セットという建築物によって、ひとつの映画へと繋ぎとめられる。
●「雪夫人絵図」(2月25日 12時10分~)
1950年/88分/35ミリ/監督:溝口健二
 熱海の名邸・起雲閣で撮影された、旧華族の夫人、放蕩夫、夫人を慕う男が織りなすメロドラマ。後に「西鶴一代女」(1952年)で国際的評価を高めていく溝口健二の監督作。物語の流れに沿って効果的に建築の部分を映し出す手つきに着目し、再評価を試みる。美術監督・水谷浩が手がけるセットにも注目。
●「クリーピー 偽りの隣人」(2月25日 16時40分~)
2016年/130分/デジタル/監督:黒沢清
 建築物の配置がストーリー上の重要な要素として登場するサスペンススリラー。撮影時も現場の俯瞰図のなかに役者の動線を描き込みながら演出をつけていくという黒沢清。その監督作品のなかでも、空間構成と物語の構成が互いを利用しながら展開していく本作を、改めて図面とともに見直したい。
【建築と人物】
 ある特定の人物がその映画に関わっていることが大きな意味をもつ映画をとりあげる。ここで言う人物は、映像を撮った人物の場合もあれば、映像に映る人物の場合もある。その人物は建築的な言葉でいえば、施主である場合もあれば、利用者である場合も、もしくは設計者である場合もある。こうした人物と建築の関係をめぐって、上映プログラムを選定した。
●「Koolhaas Houselife」(2月24日 14時~)
2017年/58分/デジタル/監督:イラ・ベカ、ルイーズ・ルモワンヌ
 OMAの設計によって1998年に竣工した「ボルドーの住宅」を、その掃除をする家政婦の所作を追いかけることで描き出した作品。世界で活躍する建築映画作家ベカ&ルモワンヌの処女作にして傑作。
●<短編セレクションB>近現代建築と運動(上映51分+トークショー 2月24日 17時50分~)
 マン・レイが住宅建築を舞台に製作した映像や、ル・コルビュジェによるモダニズム建築のプロパガンダ的映像作品「今日の建築」、本邦初公開となるOMA設計の「ヴィラ・ダラヴァ」竣工直後の映像作品「Silent Witness」など、建築家の設計による建築物を撮影対象とした映像作品を中心に、「運動」という共通のテーマのもと上映を行う。
「サイコロ城の秘密」1929年/26分/デジタル/監督:マン・レイ
「今日の建築」1930年/10分、デジタル/製作・撮影:ピエール・シュナル
「Silent Witness」日本初上映/1992年/12分/デジタル/撮影・編集:クラウディ・コルナース、編集:ハンス・ベールマン
「Renee’s Sweetness」(映画「1,2,3 Rhapsody」より)1965年/3分/デジタル/監督:1,2,3グループ(レネ・ダルダー、レム・コールハース、ヤン・デ・ボン、キース・メイヤーリング、フラン・ブロメット)
【アーカイブ】
 映画の保存・継承は、映画フィルムのなかに遺されてきたさまざまな建築空間を、時間や場所を超えて体験することを可能にしてくれる。スクリーンを通して、映画によって建築を記録/伝達するこれまでの試行をその黎明期から見つめ直す。
●「チセ・アカラ ──われらいえをつくる[日本語版]」(2月26日 12時~)
1974年/57分/デジタル/監督:姫田忠義
 消えてしまったアイヌの伝統的な家づくりとその文化的背景を伝えるため、アイヌ文化研究者の萱野茂がアイヌの青年たちと2軒の民家をつくる様子をとらえた貴重なドキュメンタリー。宮本常一に師事し日本各地の消えゆく生活文化を記録し続けた姫田忠義が監督を務めた。日本語版にくわえて英語版とアイヌ語版が存在する。
●<短編セレクションC>建築メディアとしての日本映画(計65分 2月26日 14時~)
 建築が映画の主題として扱われた日本映画4作品を紹介。リサーチ(「農村住宅改善」)や設計・プレゼンテーション(「コミュニティ・ライフ」「出合いの街」)、広報(「ARCHITECTURES JAPONAISES」)といった建築をつくる過程を巡るさまざまな行為とその映像表現の多彩さに着目したい。
「農村住宅改善」1941年/20分/デジタル/監督:野田真吉
「ARCHITECTURES JAPONAISES(日本の建築)」1937年/13分/デジタル/撮影:三村明
「コミュニティ・ライフ」1972年/13分/35ミリ/監督:松本俊夫、
「出合いの街 集住体──パサディナ・ハイツ」1974年/19分/デジタル/製作・演出・脚本:松本俊夫
https://news.yahoo.co.jp/articles/512d376a54a05d4e0dfbe5734e86fa42288fd6ce

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「韓流、少子高齢化の新たな解決策」…専門家「2023韓国外交10問10答」(2)

2023-01-18 | アイヌ民族関連
中央日報1/17(火) 11:03配信
◇「中国の『台湾統一』シナリオ、速戦即決と源泉遮断」…ソウル大学国際大学院のチョ・ヨンナム教授
ここ数年間、世界で戦争の可能性が最も高いとして注目されてきたのは次の3地域だ。クリミア半島を含むウクライナ東部、中国と台湾が向き合っている台湾海峡、韓国と北朝鮮が対立している韓半島。ロシアのウクライナ侵攻でこのうち一部は現実になり、台湾海峡はいつ軍事衝突が起きてもおかしくない戦雲が漂っている。実際、昨年と今年、米国情報機関と台湾国防部長官は数年内に中国が台湾を武力侵攻する可能性があると警告した。
中国が台湾を侵攻する場合、米国がどのような方式で介入するかは分からない。ただし、台湾が持つ地政学的価値、アジア地域での覇権維持必要性などを考慮する場合、米国が軍事的に介入する可能性は明確にある。バイデン大統領が2021年と2022年に計4回にわたり、中国が何の挑発要素もないのに侵攻する場合、台湾を防御するために介入すると述べたことはこのような米国の方針を示している。
中国としては武力を使用して台湾と統一する考えなら米国の軍事介入までも備えなければならない。最短時間で台湾を征服して米国が介入する余地を与えないという「速戦即決戦略」はそのような対策の一つだ。米国と対抗する核戦略を構築し、米国が台湾に軍隊を派遣する意欲さえ出せないようにする源泉遮断方式の対策も準備する可能性がある。また、大規模な心理戦と世論戦を動員した政治戦の展開、空中と海上封鎖を通した台湾孤立などの「代案戦略」を使用できるが、これさえも状況によって全面的な軍事衝突につながりうるリスク要素を抱えている。
◇「北核解決、『機会の入り口』を開け」…北朝鮮大学院大学校のキム・ドンヨプ教授
北朝鮮が7回目の核実験を断行するだろうといううわさは、昨年1年を通して韓半島の安全保障に対して目隠しをし、口にはくつわをはめることになった。北朝鮮が連日弾道ミサイルを発射しても「それでいつ7回目の核実験を断行するのか」という質問に戻った。さらに国家情報院まで出て7回目の核実験時期を予測したがすべて外れた。結果的にすべてフェイクニュースであり誤報だった。北朝鮮が核を握りしめて絶えずミサイルを発射する本当の理由は分からない。当然これといった対応も、解決法もない。
最近、北朝鮮が見える核武力と軍事力強化のための一連の行動は、韓国の政治的状況が重なり相互譲歩のない軍事的正面対抗につながっている。北核に対する軍事的対応が無意味だとか不必要だとかいうのではない。ただし、米国が主導する韓日米軍事協力強化を土台にした西欧中心の圧迫がどれくらい実効性を持つのかは疑問だ。北核に対して軍事的解決法だけで危険を回避しようとするのは大胆な対応ということはできない。
北朝鮮は昨年9月、新たな核教理を通じて核兵器の先制および報復使用条件を具体的に明示した。核を使うのかやめるのか状況を評価して決めるのは北朝鮮だが、これはどのようにすれば北朝鮮が核を使わないようにできるかの問題にも続く。北朝鮮にとって核が必死の核になるのか絶望の核になるかは、韓国が北朝鮮の行動をどのように理解して認識するかにかかっている。北朝鮮を「窮鼠猫を噛む」の状況に追い込み、絶望の核に導いてはいけない。北核問題解決のための機会の入り口はまだ開いている。
◇「気候変動対応、投資拡大はまもなく便益上昇」…漢陽大学国際学部のノ・ドンウン教授
炭素中立は気候変動の深刻な影響を避けるために人類が必ず達成しなければならない課題だ。大気・海洋・大地温度の上昇、雪と氷の減少、海水面の上昇、温室効果ガス濃度の上昇は気候変動の結果だ。気候変動問題は北極グマの生存だけでなく人類生存次元の重要な課題だといえる。
炭素中立のためにはエネルギーシステムの転換が不可欠だ。再生可能エネルギー発電の拡大を通した電力の無炭素化を実現し、化石燃料を無炭素電力に変える電気化が必要だ。電気化が難しい部門では水素やバイオのような代替燃料を使うことも炭素中立達成の主な戦略だ。
もちろん炭素中立過程には莫大な投資と費用が伴う。自発的寄与(NDC)以外に追加で35兆ドル(約4498兆円)の投資費用が必要だが、それによる便益は最大169兆ウォン(約18兆円)に達すると見込まれる。また、エネルギー効率改善は持続可能な消費と温室効果ガス削減費用の減少などに肯定的に作用して経済成長を促す可能性もある。雇用効果においても化石燃料の場合、100万ドル当たり2.65人を雇用できるが、再生可能エネルギーは7.49人の雇用効果が現れると予想される。
◇「新型コロナ以降の国際移住、『共生』と『多様性』備えなければ」…高麗大学社会学科のユン・インジン教授
2020年以降2年間の新型コロナの拡散が止まり、世界の多くの国家で国際移住が反騰している。特に経済協力開発機構(OECD)国家への移民は2020年比2021年に22%増加し、このような傾向は2022年以降も持続するものと展望される。韓国も2019年252万人規模だった在留外国人が2021年には195万人に急減し、2022年5月200万人を超えた。2023年には新型コロナ以前の水準を回復するものと見られる。
国際移住の増加でアジア諸国を含む世界の多くの国々は、より一層多人種・多文化社会が進んでいる。先進国は移民者統合政策と多文化主義政策を施行していて、日本は2005年を基点に「多文化共生」政策を展開してきた。台湾は北東アジアで最も積極的な多文化主義政策を実践している国だ。2001年憲法に「台湾は民族多元的で多文化主義国」という点を明示したほどだ。
韓国は2007年に外国人処遇基本法、2008年に多文化家族支援法などを制定して移民者とその家族が韓国で人権が保証されて社会に統合できる環境を築いてきた。我々が反面教師とすべきことは、日本の多文化主義政策指数が1980年から2020年まで0点に留まっている点だ。これは今までアイヌ族、沖縄人、在日同胞、部落民に対する嫌悪差別が残っている日本社会の排他性と閉鎖性を反映しているといえる。過去に留まって変化を受容できず、多様性を包容できないことが日本が衰退する原因ではないかと思う。我々は移民者との調和がとれた共生を新たな成長動力として、文化多様性を革新と創意性の資源として活用していくことができると期待する。
◇「アジアMZ世代のSNS連帯、『ミルクティープラットフォーム』構築が切実」…ソウル大学アジア研究所ホ・ジョンウォンHK研究教授
2020年前後のアジアの民主化デモはMZ世代が主軸となり、ソーシャルメディアなどを活用して自分だけの文法で抵抗して連帯した。タイ・香港・ミャンマー・台湾など東アジアを中心に中国の覇権主義に対抗して始まった「ミルクティー同盟」は次第にアジア全域の人権と民主主義のための連帯に進化している。
MZ世代を中心にしたオンライン運動は政府の暴力的な鎮圧とデモ隊の抵抗の様子をとらえた写真と映像をリアルタイムで全世界に拡散する。さらにこの写真と映像に対する世界市民の反応が即刻デモ隊に伝えられる点はMZ世代が主導するオンライン運動が持つ真の力だと評価されている。その過程で各国市民は隣国のデモから自国の独裁政府の暴力的抑圧とそれに抵抗する自身の姿を見出した。
だが、仮想世界での超国籍市民社会の連帯は現実の権威主義政府を屈服させるには不十分だ。オンライン連帯が実質的に権威主義政府を屈服させて人権と民主主義を守るまでは我々の願いよりも長い時間がかかる可能性がある。何よりアジアの民主主義連帯のための強固なプラットフォームが必要だ。商業的ソーシャルメディア基盤のオンライン連帯が内在している揮発性を克服するには世界市民が常時交流して経験を蓄積・学習しなくてはならない。アジア人権と民主主義連帯に特化したシェアプラットフォーム、「ミルクティー同盟シェアプラットフォーム」の構築が切実なのはこのためだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f32f70425d70e0d7f3299d5bfc52df90302b2e8f

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アジャイルで社会をより良くすることはできるのか コスタリカ副大統領候補が促進する、社会課題解決へのアプローチ

2023-01-18 | 先住民族関連
ログミー2023-01-17 19:00
SiAgile: ソーシャルインパクトのアジャイル宣言 #1/2
Agile Japanは、日本中にアジャイルの価値を浸透させ、日本の変革を促進することを目指しています。あらゆる業界や職種の方が集まり、実践者も初学者もともに建設的な意見交換ができる場です。「Agile Japan 2022」に登壇したのは、Social Impact Agileの共同設立者であるロシオ・ブリセーニョ・ロペス氏。ソーシャルインパクトにおける新しいアジャイル宣言「SiAgile」の導入経験について語りました。全2回。前半は、ソーシャル・インパクト・アジャイルの概要と5つのコミットメントについて。
エンジニア兼DXとアジャイルにおける国際的コンサルタント
ロシオ・ブリセーニョ・ロペス氏:みなさん、こんにちは。この度はお呼びいただきありがとうございます。ロシオ・ブリセーニョと申します。私は『ソーシャル・インパクト・アジャイル宣言』の共著者です。この宣言はアリスター・コーバーンと、さまざまな分野のプロフェッショナルと一緒に作成しました。ソーシャル・インパクトで世界をより良くすることを目指しています。
私はエンジニアであり、DXとアジャイルにおいて国際的なコンサルタントもしています。有志で『PMBOKガイド第7版』のレビューもしました。PMIのディシプリンド・アジャイルの資格試験の監修もしました。Agile Alliance 20周年記念の際に「アジャイルの未来」のパネリストも務めました。そして2022年2月の選挙で、私の故郷のコスタリカの副大統領候補として出馬しました。
コンサルタントの仕事では、世界中のトップの会社と関わっています。ロシュ・ダイアグノスティックスやノーザン・トラスト、ワシントンにある米州開発銀行などです。
今日は、みなさんに新しいトピックを紹介したいと思います。私たちは他人を思いやらなければなりません。アジャイル実践の知識があるなら他の人々のために自分たちの専門知識を活かし、より良い世界を作るのです。
ソーシャル・インパクト・アジャイルとは何か
始めていきましょう。ソーシャル・インパクト・アジャイルとは何か。それをどのように使って、世界をより良くするのか。
なぜ私たちはこのような取り組みを始めたのでしょうか? 私たちはこれまでずっとテクノロジー分野で働いてきました。アジャイルマニフェストはソフトウェア開発を念頭に作成されましたが、機能的なソフトウェアを開発して提供し続ける中で、マニフェストはテクノロジーと関連付けて認識されるようになりました。
その後、2022年に20周年を迎えたアジャイルは成長し続け、ソフトウェア開発以外の分野にも広まりましたが、ソーシャル・インパクトやソーシャル・デベロップメントはもっと焦点を当てて、良い結果を導ける分野の1つと言えるでしょう。また、これらの人たちが一番結果を必要としています。つまり、善良な市民としてアジャイルの知識で彼らを助けることこそ、私たちの責任なのです。
なぜなら政府や開発組織、または国際的な組織が抱えている問題は、大小の企業が抱えている問題と同じだからです。問題の解決方法を知っていれば、民間の企業でも活かせます。
(スライドを示して)これはずっと前にバージニアで撮った写真です。2019年、ついにソーシャル・インパクト・アジャイル宣言を定義しようと集まりました。なぜ必要なのか? すでにマニフェストがあり、そういったものが多すぎる中で、なぜまた新しいものを作るのか?
この写真の右側には、アリスター・コーバーンが写っています。ハビタット・フォー・ヒューマニティのリーダーの1人であり、大きく貢献しているヘラルド・ブリッツァーもいます。彼の団体は、世界各地で住むところがなく困っている人々に家を提供しています。そして私もこの写真に写っています。実は他にも2人いましたが、有名になるのを避けて名前を出すのを控えています。「siagile.com」のWebサイトを見ていただくと、私たちのバックグラウンドもご覧いただけます。
ソーシャル・インパクト・アジャイル宣言における5つのコミットメント
それでは、ソーシャル・インパクト・アジャイル宣言についてご紹介しましょう。まず始めに、これらは原理でも原則でもルールでもなく、コミットメントです。コミットメントは心から来るものです。コミットメントは「やりたいからやること」であり、それに全力を注ぎ込むことです。自分自身に対して、周りに対しての約束です。
コミットメントと呼ぶ、この5つのポイントを必ず守ると約束します。1つ目は「目的を明瞭にし、共有すること」です。なぜでしょう? ソーシャル・インパクトのプロジェクトには、たくさんの人たちが関わるからです。複数の組織、協会、団体、機関、社会組織、市民組織、政府、問題解決のためにお金を提供するスポンサーや国際基金など、さまざまな人たちが関わります。これらすべての関係者たちが、それぞれ目的や推進力を持っています。
しかし、その上で全員が共通して持てる目的が必要なのです。それぞれが内密に自分たちの目的に向かって動くのではなく、異なる目的を持っていることを正直に認めながら共通の目的を尊重する。「ソーシャル・インパクトに関わるすべての当事者が」です。
次は「恩恵を受ける人たちを積極的に巻き込むこと」です。ソーシャル・デベロップメントの取り組みはたくさんされていますが、理解しているつもりでも問題に直面したことがない人や、オフィスにいて直接影響を受けていない人によって作られることが多すぎます。本来であれば、最終的に恩恵を受ける人が解決しなければならない問題や、日々直面しているチャレンジを理解することが重要です。
だから私たちは実際に現場に行くべきなのです。実際に問題に直面している人たちを理解しなければなりません。これについては後ほど具体例をお見せします。すべてのイテレーションにおいて恩恵を受ける人たちを巻き込むことが、私たちのソーシャル・インパクト・プロジェクト開発やプロダクト開発では必要です。
次のコミットメントは「チームがより良い社会に向けて情熱を持つこと」です。優れた人材はたくさんいます。しかし状況を改善することに熱心な人たちは限られているでしょう。なにかインパクトを起こそうとすることに熱心な特別な人たち、人類のクオリティ・オブ・ライフをより良くしたいと思う人たちです。ソーシャル・インパクト・アジャイルのプロジェクトに必要なのは、そのような人たちです。
もう1つのコミットメントは「高い透明性を保つこと」であり、これは汚職などを防ぐ上でとても重要です。汚職は世界中でもっとも大きな問題の1つです。多くのソーシャル・デベロップメントの取り組みを脅かすパンデミックとも言えるでしょう。透明性は非常に強力な武器になります。経過報告を要求することで進捗状況の確認ができます。問題が起こった理由や、決断がなされた理由も理解することができます。すべてのイテレーションで状況を共有し、現状とそれに至る段階を理解することがとても重要です。
そして最後に、同じくとても重要なのは「頻繁に結果を見える化すること」というコミットメントです。プロジェクトやプロダクトが最終的に完了した時に受け取れるバリューを見せます。プロジェクトや取り組みを始めた理由や行っている理由も伝えます。結果がカギです。それが新たなプロジェクトを立ち上げ続けることにつながります。
アジャイルでは頻繁に結果を見える化することがカギとなります。ソーシャル・インパクトにおいてだけではなく、すべてのアジャイルにおいてです。頻繁に結果を見える化することで、フィードバックが得られ、調整や、方向性の見直しができます。何が起きているかをより理解して、目標を達成する最善の方法がわかります。
さぁ、これらが5つのコミットメントです。これらはどんなソーシャル・インパクト・アジャイルに取り組む上でも常に意識されるべきものです。このマニフェストはオープンなので、これらのコミットメントを自由にご活用いただけます。インターネットで「Social Impact Agile Manifesto」を検索してもらうか、「siagile.com」にアクセスしてもらえればご覧いただけます。
私とアリスターは、ソーシャル・インパクト・アジャイル・ムーブメントである「SIAgile」に取り組んでいます。SIAgileはコーチング、トレーニングやコンサルティングを提供し、ソーシャル・インパクト・アジャイルの取り組みをしている人や企業をエンパワーするために作られました。もちろん、このマニフェストは誰でも使えます。
この運動に関わっているメンバーや私自身に連絡をしてもらえば、SIAgileの運動に参加することも可能です。
米州開発銀行でアジャイルを導入した事例を紹介
それではソーシャル・インパクト・アジャイルの具体例を見ていきましょう。米州開発銀行でアジャイルを導入した時の例を話します。南アメリカのチリでの援助の例です。銀行で使われているPM4R(PM4R Agile)というメソドロジーに取り組んだ時の話です。この時、同時にアジャイルのメソドロジーも導入しました。
まず、どのような状況だったのか? ご覧のとおり、チリはラテンアメリカでもっとも美しく、もっとも発展した都市の1つです。その一方で、不平等や階級格差に悩まされています。このプロジェクトは一部の地域の先住民を助けるもので、先住民の向上のために、起業させ、会社を作るというものでした。これにより国の経済圏に参加することで、貧困の解消につなげることを目指しています。
コミットメント1 「目的を明瞭にし共有する」
この場合、どうやってアジャイルを用いたのでしょうか? 先ほど話をしていた5つのコミットメントを見てみましょう。「目的を明瞭にし共有すること」。まずは関係者の洗い出しをします。先住民、政府、資金提供をしてくれてチリの社会的改善に関心を持ってくれる国際的な企業、他にもさまざまな組織があり、それぞれが目的や戦略などを抱えています。
それでもすべての人が「先住民のクオリティ・オブ・ライフを改善したい」という共通の目的のもとに集まっています。
コミットメント2 「恩恵を受ける人たちを積極的に巻き込む」
「恩恵を受ける人たちを積極的に巻き込むこと」。2つ目のコミットメントです。これらの関係者は実際に同じ場所に集まったことがありません。メールや電話などで連絡ぐらいは取ったことはあるかもしれません。資料を読むことで状況は知っていますが、実際に先住民が直面している問題を本当に理解しているとは限りません。
具体的に、マプチェ族の集落の例を挙げます。マプチェ族の人たちと話をし、現地で起きていることを理解する必要があります。実際に直面している問題、例えば銀行や金融機関から融資を受けられるか? 自分たちのビジネスや社会を作る上で、どのような壁があるのか? ビジネスや金融やマーケティングの教育は受けられるのか? 必要なリソースは十分にあるのか? などを理解する必要があります。
また、マプチェ族とどういったコミュニケーションを取るのかも重要です。マプチェ族のビジネス相手とのコミュニケーションも重要で、マプチェ族のコミュニティが成長することで、ビジネスも促進されます。先ほども話した貧困という共通の敵を相手に戦えるのです。
コミットメント3 「チームがより良い社会に向けて情熱を持つ」
3つ目は「チームがより良い社会に向けて情熱を持つこと」。私がチリを訪れた時、現地で働いている組織と合流しました。現地で活躍しているCORFOという重要な団体があります。彼らは人々のクオリティ・オブ・ライフを改善することに非常に熱心でした。一方で、先住民のマプチェ族も非常に熱心で、ビジネスを作り出すことがコミュニティにとって必要だと理解していました。
すでに関わっていた米州開発銀行からも投資がされ、政府は変化を起こすためにさまざまな団体をつなげ、マプチェ族の人たちが必要としているビジネスを作り出していました。戦略があるだけではなく、行動を起こせる人が必要です。情熱を持って働けるメンバーを探し出せるリーダーを見つけ、そのメンバーたちと密に連絡を取ります。
役所も相手にする必要がありますが、デスクに向かって働いているだけの人を探しているわけではありません。デスクでも現地でもなにかを変えたいと思う人、現場を想ってくれる人たちを探しています。
コミットメント4 「高い透明性を保つ」
4つ目は「高い透明性を保つこと」。今回の取り組みでは、経過や進捗を公開していきました。レビューを挟み、コミュニケーションを中心とした戦略を使いました。また、アジャイルの情報のラジエーターを使い、カンバンも使い始めました。カンバンは日本で作られたので、みなさんもよくご存じだと思います。カンバンを使い、デリバリー日程をはっきりと示すリリース計画を使い、段階的にバリューを出しました。
アジャイルなので、すべての段階を最初から知っていたわけではありませんが、2週間、3ヶ月、5イテレーションごとになにかをデリバリーすることは決まっていました。レビューから始め、プロジェクトに関心のある人やステークホルダーに説明をしました。チリの現地で実際に何が起きているかを知ってもらう必要があったからです。
コミットメント5 「頻繁に結果を見える化する」
5つ目は「頻繁に結果を見える化すること」。1回の出張でチリを訪れて終わりではありません。まず、訪問してワークショップを開催しました。現地の人々も含め、とても熱心ですばらしい仕事をするチームでした。そこで終わりにせず、フォローアップやコーチングをしました。今回の成功のカギとなった主な要素は、3ヶ月にわたってプロフェッショナルなコーチングとフォローアップを、スプリントやイテレーションで続けたことです。
特にコミュニケーション面での壁を取り除くことに力を入れました。また、私たちが使用するさまざまなメソドロジーも知ってもらいました。私たちは複雑な手法をいくつか組み合わせて使っています。プロジェクトマネジメント、スクラムのようなアジャイルの手法、初期の段階でスコープを理解するためのWBS導入など、ハイブリッドなアプローチも取ります。
その後はバックログを作成したり、デザイン思考を使ったディスカバリー・フェーズを設けたりしています。さまざまな手法を使いますが、状況に合ったものを選ぶことも大切です。そのためにはプロのコーチングが必要になります。最初のワークショップでアジャイルを導入した後も、チームに寄り添い続けるのはこのためです。
「頻繁に結果を見える化すること」で、取り組んだもう1つの重要な点は「役割の決定」です。自分の組織で働く人、政府で働く人、コミュニティの人、ボランティアの人など、それぞれに自分たちの目的や組織構造があります。リーンにも各組織の構造を尊重するという考え方がありますね。このプロジェクトの中ではアジャイルなチームやTribe(Spotifyモデル)を作る必要があります。
そのため、私たちのアジャイルチームの中で各役割の定義について合意を得なければなりません。同時に全メンバーと合意を取る必要があります。
(次回へつづく)
https://logmi.jp/tech/articles/328024

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グアム発! 伝統の暮らしを彷彿とさせるスローな南国ライフ体験ツアーが人気

2023-01-18 | 先住民族関連
フィッテ2023.01.17
旅行者のにぎわいをとり戻したグアムで今、注目を集めているツアーがあります。フィッシュアイマリンパーク(以下フィッシュアイ)で行われている、ココナッツをテーマにした「コスチューム&ココナッツ体験」です。古代からグアムの人々の暮らしを支えてきたココナッツですが、こうした伝統的な文化に改めて注目され始めたのは、じつは最近のこと。今回はそんなグアムの変化について紹介していきます。
SDGsの流れはグアムにも。サステナビリティ重視の遊びが新鮮。
古代からグアムの人々の暮らしを支えてきたココナッツは、今も、地元の人々の暮らしに大いに役立つ存在です。「捨てるところがない」と言われる果実だけあって、ココナッツウォーター、ココナッツオイル、ココナッツミルクなどが採れますし、未熟果はイカの刺身に似た味わいで生食できます。果実を包む繊維質の厚い殻は女性の下着(ココナッツブラ)として使用でき、外皮の強靭な天然繊維は燃やして虫除けにしたり、ロープなどに加工したりすることもできます。
そんなローカルライフに目を向けたのがフィッシュアイの「コスチューム&ココナッツ体験」です。コロナ前のグアムでは、ツアーと言えばモータースポーツやハイテク技術をとり入れたアクティブな遊びが中心でした。ところがコロナ禍で大半のツアーが2年以上休止に。奇しくもその期間が、グアム本来の魅力を見つめ直し、持続可能なライフスタイルへ高い関心をもつことにつながり、素朴でスローなツアーの誕生に結びついたのです。
削りたて、しぼりたてのココナッツに舌つづみ。リアルな南国ライフを体験
このツアーはココナッツのデモンストレーションから始まり、ココナッツウォーターを味わい、ココナッツハスキング(ココナッツの皮むき)を体験、さらにはココナツミルクしぼりに挑戦し、しぼったココナッツミルクをコーヒーの香りづけにしていただきます。コーヒータイムが終わると男性はココナッツの葉でヘアバンドを編み、女性はプルメリアのレイ作りを体験。毎朝スタッフが摘んでくるプルメリアはほのかに甘い香りが漂う清楚な美しい花で、いちばん人気です。ツアー参加者は、スタッフに教えてもらいながら作ったヘアバンドやレイをお土産として持ち帰ることができます。
ツアーの最後にはチャモロ、ポリネシアン、タヒチなどの伝統衣装から好みのコスチュームに着替えて記念撮影。グアムをはじめとするマリアナ諸島に住む先住民族はチャモロ人と呼ばれ、ココナッツの葉からできたスカートや髪飾りが伝統衣装として今に受け継がれています。

子どもから年配の方まで一緒にのんびり時間を気にせず楽しみながら学びもあるツアーは南の島の暮らしを垣間見ることができる内容です。
新しいレストランやお店のオープンが続く、2022年以降のグアム。コロナ前には目にしなかった自然や文化にスポットを当てた遊びや施設がずいぶん増え、新たなにぎわいを呼んでいます。
フィッシュアイ・コスチューム&ココナッツ体験
Fish Eye Costume & Coconut Experience
818 N Marine Corps Drive, Piti, Guam 96915-5524
催行日:火、木、土、日曜
料金:
●ランチなし
送迎なし $44.00(12才以上) $22.00(6~11才)
送迎あり $54.00(12才以上) $27.00(6~11才)
●ランチあり
送迎なし $62.00(12才以上) $31.00(6~11才)
送迎あり $72.00(12才以上) $36.00(6~11才)
📞671-475-7777
https://ja.fisheyeguamtours.com/photogenic-island-costume-coconut-experience
文/川端真穂  写真/GUAMLOVERS
https://fytte.jp/news/lifestyle/183393/

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連載「俺のバイブル!」③根本悠楓投手「ゴールデンカムイ」

2023-01-18 | アイヌ民族関連
道新スポーツ2023/01/17 19:00

もともとアイヌ文化にも興味があったという根本。ゴールデンカムイとの出会いは必然だった
プレーに通じる部分も 「ビビったら終わり。野球でもビビったら負ける」
 ファイターズと漫画を愛する人に送る連載企画「俺のバイブル!」。選手が〝激推し作品〟を厳選し、熱く魅力を紹介していく。マニアック過ぎたら、ごめんなさい。 第3回は根本悠楓投手(19)が「ゴールデンカムイ」をピックアップ。北海道で繰り広げられる金塊争奪戦やアイヌ文化が描かれた話題作を、道産子ならではの視点も交えて熱弁した。(一部ネタバレを含みます)
◇ゴールデンカムイとの出会い
 「最初はたまたまアイヌについてユーチューブで動画を見ていたんです。そしたら、ゴールデンカムイが面白いみたいなコメントがあって、ちょっと見てみようかなと思って見たらハマりました。高2か、高3の頃ですね。白老出身なので、アイヌ文化にはもともと興味、親近感があった。今はウポポイですけど、昔はアイヌ民族博物館があって、小学生の時にそこに行ったりしていました。(作中に出てくる)ムックリっていう楽器はやったことがありますし、鮭の冷凍食を食べる文化も知っていました。なので入りやすかったです」
◇ゴールデンカムイの魅力
 「僕はアニメ派なんですけど、展開が分からないからすごく見入っちゃう。だからハマる。ギャグ要素もありながら、グロい描写もあって、ハマる人はハマると思う。先が読めない。どうなるんだろうっていう。土方と杉元と鶴見中尉で対立しながら、途中仲間になったりもするけど、本当に信用して良いのか、裏切りそうだなっていう感じもあって、なかなか読めなくて面白い。(チームメートの)松本遼大にも勧めて、めちゃくちゃ面白いって言っていました。今はここが面白いねとか、熊の殺し方でこれすごくね、みたいな話を2人でしています」
◇好きなキャラクターは
 「主人公が好きですね。杉元。不死身と言われているところが面白いし、格好良い。戦闘シーンが好きで、迫力がある。ワクワクしますね。殺されるくらいなら躊躇(ちゅうちょ)せず殺すって話していて、本当に戦争の時はそういう感じだったのかなーとか、こういう人いたのかなーって考えたりもしました。 結構ギャグ要素もあるじゃないですか。それも面白くていいんです。 次に好きなのは鶴見中尉と尾形。アニメになっちゃうんですけど、声の感じが渋くてキャラと合ってて良かった」
◇好きなエピソード、シーンは
 「最初、戦争シーンから始まる。それで、おっ、面白そうと思った。1話から面白かったです。 覚えているのは、最初の方に熊を殺した時に、とっさにナイフを上に向けて、熊が倒れてくる重さを使って刺したところ。そんなやり方あるんだって、それは2、3年前に見たんですけど、めっちゃ覚えています。北海道が舞台なので、(地元の)白老が出てくるかなと思ったんですけど、なかなか出てこないですね(笑)」
◇ゴールデンカムイから教わったこと
 「ビビったら終わり。野球でもビビったら負ける。負のこと、打たれそうとか考えたら終わり。気持ちの面で、いろいろなことに備えておかないとダメだなと、ゴールデンカムイを見て思いました。 あとは、やっぱりアイヌ文化についての興味を改めて持たせてくれた。 自分が出会った中で、1番面白い作品です」
https://www.doshinsports.com/article_detail/id=7716

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新沖縄文学賞 作家を育てられる場に 新選考委員の赤坂真理さん、意気込み

2023-01-18 | ウチナー・沖縄
沖縄タイムス社 -2023/01/17
 第48回新沖縄文学賞(主催・沖縄タイムス社)の選考から作家の赤坂真理さんが新たに選考委員に加わった。アメリカで天皇の戦争責任を問われる少女を描いた「東京プリズン」や映画化された「ヴァイブレータ」などの著書で知られる赤坂さんに、沖縄の印象や選考に当たる意気込みなどを聞いた。(聞き手=学芸部・勝浦大輔)
 -新沖縄文学賞の選考に加わる。沖縄に抱く印象は。
 「沖縄をもっと知りたいと思っていたので、このような機会を与えていただき、すごくうれしく、光栄に思う」
 「沖縄は日本の象徴だと思っている。沖縄に起きたことは、日本全体に起きても不思議でないことで、それを一極に背負ってしまっていると思っている。沖縄があることで、(日本全体では)忘れたことにできる歴史もあって、恥ずべきことだと思う」
 第48回新沖縄文学賞(主催・沖縄タイムス社)の選考から作家の赤坂真理さんが新たに選考委員に加わった。アメリカで天皇の戦争責任を問われる少女を描いた「東京プリズン」や映画化された「ヴァイブレータ」などの著書で知られる赤坂さんに、沖縄の印象や選考に当たる意気込みなどを聞いた。(聞き手=学芸部・勝浦大輔)
 -新沖縄文学賞の選考に加わる。沖縄に抱く印象は。
 「沖縄をもっと知りたいと思っていたので、このような機会を与えていただき、すごくうれしく、光栄に思う」
 「沖縄は日本の象徴だと思っている。沖縄に起きたことは、日本全体に起きても不思議でないことで、それを一極に背負ってしまっていると思っている。沖縄があることで、(日本全体では)忘れたことにできる歴史もあって、恥ずべきことだと思う」
 「沖縄は地上戦もあり基地も残ったことで、戦争を忘れない。日本全体にあるような『忘却の機能』が働いていない」
関連記事   新沖文 選考委に赤坂氏 中沢氏は退任 | 沖縄タイムス紙面掲載記事 | 沖縄タイムス+プラス  沖縄タイムス社は、新沖縄文学賞の選考委員として、小説家の赤坂真理氏=写真=に委嘱することを決めた。2001年から・・・ www.okinawatimes.co.jp
 -沖縄で関心のあることは。
 「シャーマニズムに関心があるので、沖縄といえばユタ。あとは芸能、祭(さい)祀(し)にも興味がある。昔からまつりごとと生死は不可分であって、その片りんが見えるのは沖縄が一番という気がする。アイヌにも祭祀はあまり残っていない」
 「頭の中にある、自分が体験していない記憶のようなものがあって、その光景を写真で見るとすごく懐かしい感じがする。例えば、岡本太郎が撮っている沖縄の座敷でおじぃ、おばぁが踊っているところとか、ミルク神とか。どれも知らない自分の記憶のような感じで、ずっと憧れがある」
 -沖縄の文学について。
 「目取真(俊)さん、又吉(栄喜)さんら、読んでいてやっぱりおもしろいですよ。沖縄文学は、ある種の戦争文学の薫りなのか…。琉球王国もあり、いろんなところに支配された歴史があるから、分断があったことを本土の人よりちゃんと知っている気がする。大和世、アメリカ世と言いますよね」
 「皮肉なことに、戦争が入った時に、文学は深みが出ることは一種の事実としてある」
 -沖縄を題材にした作品を出す予定は。
 「あります」
 -どのようなイメージが湧きますか。
 「こちらに来る前に訪れた先で、マブイ(魂)を送る『ヌジファ』について、体から離れたマブイを、もとの体に入れた後に、あの世へ導くという儀式だと聞きました。マブイを『落とす』話はすごく多いけど『入れて送る』というのは聞いたことがない。命への捉え方が違うし、尊敬の深さが違うんだと感銘を受けた。そういう話に、芸能の話を合わせて書いてみたいです」
 -新沖縄文学賞、沖縄の作家に期待したいことは。
 「文学賞に対して、沖縄文学を発信する、作家を育てられる場になればと思う。私も編集者に育ててもらったタイプ。いくつか新人賞があるが、落ちた人を編集者が見込んで育てたというのは、結構ある話なんです。そういうことができたらいいなと思います」
関連記事   新沖縄文学賞 星のさんと芳賀さん、喜びや抱負を語る | 沖縄タイムス+プラス ニュース・・・  第48回新沖縄文学賞の正賞を同時に受賞した、「私のお父さん」の星のひかり(本名・山西光子)さん(60)=国頭村出・・・ www.okinawatimes.co.jp
 -沖縄文学の発信とは。
 「沖縄は『日本』で見ると辺境だが、端っこにあることは『切っ先』なわけで、中国、台湾とかアジアのハブになっているし、そこにある宝、文化的資産、それを発信できたらいいのにとずっと思っていて。研究、評論とかにも賞が開かれていたら良いと思う」
 「小説は自由そうでわりと窮屈なメディア。ある言いたいことを言うために、ものすごくお膳立てをしなければいけない。その話に乗せるために『あれすごくおもしろかったけど切った(削った)』とかあって。人は、実はフィクションの方をより信じたりするもので、小説は波及力のあるメディアだけど、窮屈でもあって。小説では伝えきれないところもあるのかと思うけど、沖縄の祭祀、スピリチュアル、芸能にしろ、ものすごいリソースだしアドバンテージなので、発信できたらと思う」
 -沖縄の文化を高く評価しているのですね。
 「沖縄の文化は、日本としても世界的にもとても誇れると思います」
 「日本文化を研究していると、どうしても天皇で立ち止まるところがある。これは残念なことだと思っている。天皇がいる故に日本は優越しているという考え方もあるが、世界へと語ることを考えるとリミッターになる。神道を天皇と結び付け皇国をつくり世界大戦を戦って負けた、このために、『日本』を語ることも外国に発信することにも難しさがある」
 「沖縄はそれと別の信仰や祈りの在り方を持つことも強みだと思います。琉球王国もあったし、本土の被害者という立場もある」
 「沖縄やアイヌについて、本土の人はどこかで『知りたい』と思っている。だから漫画『ゴールデンカムイ』などがすごくはやったり、沖縄の物語が繰り返し人気が出たりする」
 「(沖縄研究で知られる民俗学者の)折口(信夫)も沖縄に可能性を感じていたんじゃないかと思う。岡本太郎も沖縄が転機だったのではないかと思う。岡本の沖縄の写真、すごくいいですよ」
 「そういう宝が沖縄にはいっぱいある。私も微力を尽くしたいです。それが、これからの仕事になるのかもしれない」
https://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/新沖縄文学賞-作家を育てられる場に-新選考委員の赤坂真理さん-意気込み/ar-AA16rmE1

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客室からオーロラ鑑賞も! 北欧・北極圏で初となる5つ星リゾート「オクトラ」とは

2023-01-18 | 先住民族関連
ゲーテ1/17(火) 16:30配信
限界を知らない男、モノ、コト――過剰なモノを愛し続けたゲーテ編集部が贈る特集「最上級事典2023」。妥協を知らないゲーテ流の最上級とは何か。今回は、フィンランドのラップランドに開業した、北欧・北極圏で初となる5つ星リゾート「オクトラ」を紹介する。
北極の大自然のなかでオーロラと夜を過ごす

大自然の沈黙を思う存分謳歌できる北極圏の丸太のシャレー。贅沢な孤独を楽しめる。
フィンランド最北部、北緯66度33分以北の北極圏に広がるラップランド。夏には24時間太陽が沈まない白夜が訪れ、冬は一日中太陽が昇らない極夜が続く。一年の大半が雪に覆われ、生活にも旅行にも過酷な地だが、冬季に出現する神秘的な光の芸術“オーロラ”を求めて訪れる旅行者は後を絶たない。
ラップランドに開業した「オクトラ」は、北欧・北極圏で初となる5つ星リゾート。300ヘクタール超の広大な森の中に、遊牧生活を送る先住民族サーミの人々が避難所として使うラーヴを模した山小屋風の宿泊棟が建つ。客室はプライベートロッジとヴィラの2タイプで、合計わずか12室。特別感とともに貴重な時間を過ごせる。全客室に地熱暖房システムと薪サウナが設置され、滞在は快適。
地元産の食材を用いたバーベキュー、スノーシューで雪原を進むネイチャーウォーキング、トナカイとの触れ合いなど魅惑的なアクティビティが尽きない。
そしてクライマックスはなんといっても、客室の床から天井まで広がるガラス窓から望むオーロラ。漆黒の空に現れる波打つ光のカーテンの美しさに、ただ言葉を失うばかりだ。
Octola(オクトラ)
客室:貸切ロッジ1棟(6室、4室)、ヴィラ1軒
料金:€10,640
TEXT=川岸徹
https://news.yahoo.co.jp/articles/b49f0e20db2f7406b2423c983695dc69e40b0c39

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