先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

ヤマベ稚魚を放流 自然と触れ合い アイヌ料理も味わう 新ひだか町の小中生

2023-06-17 | アイヌ民族関連
会員限定記事
北海道新聞2023年6月16日 19:56

ヤマベの稚魚を川に放流する子どもや関係者
 【新ひだか】町内の放課後等デイサービス施設「こどもサポートほっぷ」に通う小中学生が10日、町内でアイヌ文化の伝承活動を続けている葛野次雄さん(69)と一緒に、ヤマベの稚魚を放流したり、アイヌ民族の伝統料理を味わったりして楽しんだ。
 小中学生8人が参加。ヤマベの稚魚約400匹を町内の川や池に放流した後、別の池にアイヌ民族の伝統的なゴザの材料になる「ガマ」約40本を植栽した。また、イナキビのおにぎりや、トゥレプ(オオウバユリ)の天ぷら、イモシト(イモ団子)といったアイヌ料理を堪能した。
・・・・・ 
(杉崎萌)
「トゥレプ」の「プ」は小さい字。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/862906/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオウバユリ 7月に採取体験 白老モシリが参加者募集 20日締め切り

2023-06-17 | アイヌ民族関連
会員限定記事
北海道新聞2023年6月16日 19:36
 【白老】一般社団法人白老モシリは7月1日に行う「オオウバユリ採取加工体験」の参加者を募集している。
 当日は午後1時にしらおいイオル事務所チキサニ(末広町2)に集合。車で森野地区に移動し、アイヌ民族が保存食として利用したオオウバユリを採取し、チキサニに戻ってでんぷんを採る。
・・・・
(斎藤雅史)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/862890/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マスキングテープ個性満開 限定アイヌ文様など500種販売 岡山のメーカー、白老で創業100年展

2023-06-17 | アイヌ民族関連
会員限定記事
北海道新聞2023年6月16日 19:29

しらおい創造空間「蔵」の会場で販売されている限定のマスキングテープ
 【白老】ラッピングや手帳の装飾などで近年人気が高まっているマスキングテープを作るカモ井加工紙(岡山県倉敷市)の創業100周年を記念した展示即売イベントが16日、町内のしらおい創造空間「蔵」で始まった。創業記念グッズやアイヌ文様などをあしらった会場限定商品も販売している。
 同社は1923年(大正12年)に「ハエ取り紙」を作る「カモ井のハイトリ紙製造所」として創業した。60年代に塗装作業用のマスキングテープの製造を開始。近年は柄の入ったマスキングテープが女性を中心に人気が高まっている。
 コレクションの対象としても人気があり、限定品を買い求めに遠隔地まで訪れる愛好者も多い。蔵にも午前10時の開場前から約35人が並んだ。
 今回は創業100周年を記念し、名古屋や東京など全国6カ所を巡るイベントの一環。道内の開催地を検討した際、町内で商品の企画や開発を手掛ける「BLUE SALMON」の貮又聖規代表から誘いを受け、白老での開催を決めた。
 ・・・・・
(斎藤雅史)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/862877/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ゴールデンカムイ」缶のサッポロクラシック 7月4日発売

2023-06-17 | アイヌ民族関連
会員限定記事
北海道新聞2023年6月16日 18:20(6月16日 18:43更新)

「ゴールデンカムイ」のキャラクターが描かれたサッポロクラシック
 サッポロビールは、北海道を舞台にアイヌ民族の少女らが活躍する人気漫画「ゴールデンカムイ」のキャラクターが描かれた道内限定ビール「サッポロクラシック」を7月4日から数量限定で販売する。販売は道内のみ。
 ・・・・・
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/862788/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なぜ保守派はLGBT法案に激しく反対するのか?ーLGBT法ついに成立

2023-06-17 | アイヌ民族関連
Yahoo!ニュース6/16(金) 14:17
古谷経衡作家/評論家/一般社団法人 令和政治社会問題研究所所長
・LGBT法案ついに成立
 所謂LGBT法案は、6月13日に衆院で可決され参議院に送られ、同16日には参院でも可決され成立した。法案は与野党の修正により、真に性的少数者への理解増進に奏功するかは疑問ではあるが、ともかくご存じの通り、保守派は一貫してこの法案に対し頑なに、激しく反対してきた。
 法案が大きく後退した印象があるにもかかわらず、保守派はその文言の如何に関わらず、LGBT法案そのものを廃案にしなければ納得ができない勢いと見える。焦点になった「性自認」の文言は修正されたにもかかわらず、それで保守派が留飲を下げる展開には全くなっていない。
 つまり保守派の法案に対する反対姿勢は、もはや「性自認」という文言がどうのというレベルではないのである。いまやLGBT法案に反対するか否かが、保守派である事のアイデンティティの証明、若しくは踏み絵となっているきらいも感じられる。なぜ保守派はこれほど激しくLGBT法案に反対するのだろうか?説明していく。
・かつて”LGBT問題”は保守派の「ホットイシュー」では無かった
 私は2015年春にYAHOOニュースにて、「保守はなぜ同性愛に不寛容なのか?~渋谷区パートナーシップ条例をめぐる怪~」を寄稿した。このときは今から約8年前であり、第二次安倍政権下である。東京都渋谷区の「パートナーシップ条例」をめぐる保守派の反応を書いたものだが、正直この当時、保守派にとっての「最優先課題」は決してLGBTに関するものでは無かった。
 確かに8年前からLGBTについての諸問題は保守派にとって無視のできないイシューではあったが、それよりも靖国神社公式参拝、憲法改正、自衛隊増強、対中韓外交の硬化、そして沖縄の在日米軍基地容認等のほうが優先度は「圧倒的に」高いと言えた。
 8年より前、つまり2010以前については、もちろんパートナーシップ条例などが未整備だったこともあるが、LGBTに対してことさら厳しい姿勢を採るものが目立つというわけではなかった。保守派にとってLGBTは、「(諸々の権利擁護の動きに対して)反対姿勢はあるが、そこまで最優先というほどではない」という感覚であった。そして当時も今も、所謂保守界隈にLGBTの当事者が少なからず存在したのである。
 ゼロ年代に入って永住外国人に参政権を付与する所謂「地方参政権」が議論の俎上にあがった時は、「憲法違反である」「(韓国などに)地方自治体が乗っ取られる」などの反対・懸念(その懸念が真かどうかはともかく)の理屈が保守派から曲がりなりにも一本やりで存在したことに比べて、今般のLGBT法案に反対する理由を保守派は何個も並べているが、どれも漠然としたものでとり散らかっている。つまりLGBT法案に保守派がこれほど反対する姿勢がまるで「保守派のアイデンテティの一丁目一番地を形成する」ほどまで激しくなったのは、つい最近、ここ数年のことであると換言しても良いのだ。
・錯綜する反対理由
 保守派の有力誌『月刊HANADA』はその6月号(2023年6月号)において、LGBT法案への大反対特集を組んだ。その中で『LGBT法案 稲田朋美の裏切り』と題して、フリージャーナリストの山口敬之氏が寄稿している。
 要約するとLGBT法案成立の旗振り役である稲田朋美衆院議員は、安倍元総理が健在であった時代には安倍元総理からの諫言を聞き入れて法案推進を思いとどまったものの、安倍元総理死去後はその「諫言」を無視して法案成立に前のめりになったのは「裏切りだ」という論法である。この中で山口氏いわく、安倍元総理は「日本でもカレン・ホワイト事件が起こる」などとして稲田議員への諫言の最大理由としている。カレン・ホワイト事件とはイギリスで女子刑務所に収監されたトランスジェンダー女性が、同刑務所収監中に女性受刑者2名に対し性的暴行を行ったものである。つまりカレン・ホワイトの「性自認」を英当局が鵜呑みにしたがために起こった悲劇的な刑事事件というわけである。
「…稲田が合意してきた『性自認を理由とする差別は許されない』という文言を入れたら、日本でも『カレン・ホワイト事件』が続発するということだよね。『カレン・ホワイト事件を防ぐ』を合言葉にしよう。」(安倍元総理の発言として、月刊HANADA,P.110)
 ところが一方で、2023年5月の夕刊フジのインタビューに対し、麗澤大学の八木秀次教授は安倍元総理の発言として次のように述懐している。
「私と(安倍元総理)の対話の中でも、安倍氏はLGBT問題と、皇位継承の関連について言及していた。法制化後に発生する弊害を読んでいた。現在でも、『皇位は、男系男子の血で継承されることに正統性を見いだす』という考え方に反感を持ち、女系容認の方向に変えようとする動きがある。皇室を大切にする安倍氏は、『性自認』を認めた先には『皇室典範を変えなくても、性別の概念を変えることで、将来的に伝統的な価値を壊すことが可能になりかねない』と理解していたようだ。」(夕刊フジ、2023年5月22日,括弧内筆者)
 同じ反対でも、カレン・ホワイト事件の例証と「皇室の危機」を理由としたものでは隔たりがある。いったいどれが反対の理由だったのか良く分からない。
 ことほど左様に、保守派のLGBT法案への反対理由はとり散らかっているように思える。「性自認」の文言が「トイレや女湯にトランスジェンダーを顕名する者が乱入することを誘発する」から始まり、いわく「皇室の破壊」「国や社会が壊れる」などの漠然とした不安感に続く。
・いつになく散漫な保守派の反対理由の背景は…
「LGBTには生産性が無い」旨を『新潮45』に書いた杉田水脈衆院議員が、その反対理由として自著等の中で「(LGBT権利擁護の推進は)共産主義者、コミンテルンなどの策動」としたり、最近では同法案に反対する参政党の神谷宗幣参院議員も同様に「(LGBT法案成立の背景には)共産主義者の国家解体の動き」などの旨、反対理由を述べている。
 またはLGBT法案について日本政府にその成立を働きかける趣旨の発言を行ったエマニュエル駐日米大使による「内政干渉」を最大問題とする理由もある。そして今般成立したLGBT法案から「性自認」の文言が消えても、相変わらず同じ反対理由を述べて激しく抵抗しているのが実態だ。
 要するに保守派のLGBT法案反対理由の多くは、いつになく散漫であり、一本やりに統一されていない。「それだけ多くの反対理由がある」との抗弁があるのかもしれないが、例えば所謂「トイレ問題」は現行の刑事罰で対処できるもので、理念法の成立では影響しない。「共産主義…」云々はそもそも共産主義というイデオロギーとLGBT権利擁護の動きは別物であり、そもコミンテルンは独ソ戦中の1943年に解散しており論外である。皇室の危機は「もしも」の仮定の話であり現実的とはいいがたい。保守派の反対理由が地方参政権とは違って「散漫」「不統一的」に過ぎるのは言い過ぎとは言えないだろう。
 その理由は、LGBT法案への反対は、真に保守派の理念や信念から出たものではなく、二次的、循環的、刹那的なものにすぎないからである。どういうことか。保守派はこれまで、その時その時にホットに見える「保守的イシュー」に喰いつくことによって議論を過熱させ、勢力を拡大させてきた。それはゼロ年代の「在日特権」「反中国」「嫌韓国」にはじまり、2009年から(2012年までの)の「民主党政権打倒」と続く。第二次安倍政権以降ではとりわけ「沖縄の辺野古移設(反対派への批判)」が燃え上がった。この間にも保守派にとって大小のイシューがあり、それは「アイヌ新法反対」や「従軍慰安婦問題(従軍違反府は存在しないとする俗説)」、「トランプ大統領の敗北(2020年大統領選落選)を認めない」などとするものである。
・保守派の中で消費される「ホットイシュー」とは
筆者制作、画像の通り
 これらは、憲法改正、歴史認識、対中韓外交以外についてのものは「一過性のイシュー」でしかなく、その都度保守界隈で「消費」されるものだ。「一過性のイシュー」のイシューに、「在日特権」「沖縄」「アイヌ」「民主党」「トランプ」を代入すればすぐさま成立する。そして消費されつくした後はとうぜん沈静化される(但し、全く雲散霧消するわけではない)。
 永らく「在日特権」を真としてその廃絶を主張してきた保守派の一部は、「在日特権」が存在しないことが明らかになって来るや、その攻勢の方向を「沖縄」や「アイヌ」にシフトさせた。「民主党政権打倒」のホットイシューは2009年~2012年の民主党政権の時代は大いに有効だったが、2012年に民主党が下野し、第二次安倍政権が長期政権になると「(彼らにとっての)敵」が弱体化したので、今度は野党の個別議員への揶揄に転換していく。「嫌韓国」については、近年の尹錫悦政権は対日関係を重視し極めて融和的であり、とりたててイシュー化しづらい。沖縄の辺野古移設反対派への嘲笑や攻撃は、その都度(知事選の時などや有名人の発言等)盛り上がるものの、恒常的なハレーションが持続するわけではない。
 つまり、常に新しい攻撃・批判対象を探索し、それ以前はそこまで大きくなかったイシューを肥大化させて大きな議論にし、その話題性が消費されると新しいイシューをまた肥大化させる…、というのがとりわけ過去20年間近く、保守派の中で繰り返されてきた「〇〇への反対現象、姿勢」に古典的にみられる特徴である。「立憲民主党や共産党議員」「沖縄の米軍基地反対派」「自民党総裁選における反清和会的な自民党議員」「進歩派メディアにおける政権批判」…。これらへの保守派からの攻勢が一服したからこそ、LGBT法案への反対はこれほどまでに激しくなり、ごく短期間で「(法案に)反対することが保守派のアイデンテティの核」と言えるほどまで肥大したのである。最近はとみに「東京都から若年女性救済に関する委託事業を行っていた民間団体の経理についての諸問題」がおおむね一服をみたことも関係があろう。
・新しい「燃料」としてのLGBT法案反対
 何のことは無い、保守派にとっての「新しい燃料」こそがLGBT法への反対である。だからこそ戦後の保守が永らく主張してきた憲法9条の改正(併せて護憲派への批判)のように、典型的で統一的な反対理屈があまりみられず、突拍子もない「トイレが…」「皇室が…」「国が社会が…」などと散逸しており、まとまりを欠くとみられるのである。
 繰り返すように、所謂保守派の中に永らく居をしてきた私は、その中で数多くのLGBT当事者が存在することを知った。彼らはほんの10年前まで政治的には右派だが、LGBTへの権利擁護については概ね肯定的であった。彼らの性的志向を知る周辺の保守派も、彼らの面前で「LGBTは日陰者でいるべき。権利を与えるべきではない」などと言い切る人を私は観たことは無い。それは面と向かってLGBT当事者を罵倒することは、さすがに憚られるという人間としての感情以前に、彼らの中ではLGBT問題よりも「反日メディア批判」「護憲派攻撃」「民主党政権批判」「歴史認識問題」の方が遥に巨大なイシューだからだったからだ。
 あれから10年以上たって、いまやLGBT当事者を名乗る保守派や政治的右派ですらも、法案に反対ですらなく、「そもそも(LGBT法案は)必要が無い」「すでに日本においてLGBTの権利は十分である」と言い出す人もいる。今後数年の保守派における潮流の未来を予想することはたやすい。
 いま盛り上がっているに見えるLGBT法案については、この後も廃案・廃止を望む声がくすぶるだろうが、そのイシューもやがて「消費」され、また別の「燃料(法案)」が、今回のLGBT法案への熾烈な反対と同じように燃え上がり、それがまるで「保守であるか否か」の踏み絵となって、賛成する議員を裏切り者と見做し、その行為が繰り返されるであろう。
 旧式の蒸気機関車は、常に燃料(薪)をくべないと前進することができないのだ。その薪がいかに質が悪く、湿っていたとしても、なにも入れなければ突進ができない。蒸気機関車に客を乗せているのであれば、なおのこと何かを入れなければならないのである。(了)
https://news.yahoo.co.jp/byline/furuyatsunehira/20230616-00354087

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<ウイークリーとかち>十勝地域のイベント・ギャラリー・ライブ情報(16日付)抜粋

2023-06-17 | アイヌ民族関連
会員限定記事
北海道新聞2023年6月16日 16:00 
<イベント>
■19~23日(月-金曜)
★幕別町アイヌ文化講演会「165年前に幕別を訪れた松浦武四郎」 20日午後6時、幕別・札内コミュニティプラザ(札内青葉町311の11)。三重県松阪市の松浦武四郎記念館の山本命(めい)館長が講師。要申し込み(定員100人)、無料。町教委、電話0155・54・2006
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/862566

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カムイユカラ解説 「アイヌ神謡集」講演会

2023-06-17 | アイヌ民族関連
室蘭民報2023/06/15 20:00登別
 登別国際観光コンベンション協会(唐神昌子会長)は、登別...
ここから先の閲覧は有料です。
https://www.muromin.jp/news.php?id=88306

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天皇皇后両陛下が17日からインドネシアへ 皇后さま21年ぶりの国際親善訪問 「2人で行くこと」陛下の思い

2023-06-17 | 先住民族関連
日テレニュース6/16(金) 20:05配信
天皇皇后両陛下は、17日から1週間、インドネシアを訪問されます。皇后さまは、21年ぶりの国際親善訪問となります。天皇陛下は15日、会見に臨まれ「2人で行くこと」の思いを語られました。
   ◇
天皇陛下は17日から1週間、皇后さまとインドネシアを訪問されます。天皇陛下が15日午後、会見に臨まれました。
天皇陛下
「今回、雅子と共にインドネシアを訪問できることをうれしく思います」
天皇皇后両陛下は去年、エリザベス女王の国葬に参列するためイギリスを訪問されました。
今回のインドネシア訪問は、即位後初めての国際親善を目的とした外国訪問となります。長く療養が続き、21年ぶりの国際親善訪問となる皇后さまについては――
天皇陛下
「引き続き体調に気を付けながら、今回の訪問を無事に務めてくれればと思っております」
   ◇
皇后さまの前回の国際親善訪問は2002年、訪問先はニュージーランドとオーストラリアでした。
ニュージーランドでは、なかなか見られない珍しいシーンがありました。歓迎式典に登場したのは、先住民族マオリの人々です。陛下は、マオリの人と鼻をつけ合う挨拶を交わされます。これは「ホンギ」と呼ばれるマオリ伝統の挨拶で、皇后さまも同じ挨拶で歓迎を受けました。博物館では、両陛下はマオリの伝統的な民族衣装のマントを着て展示をご覧になりました。
続いて訪れたオーストラリアでは、シドニーの動物園でコアラと触れ合われました。ウォンバットの赤ちゃんを腕に抱かれる様子も。現地のメディアから、抱き心地を聞かれた皇后さまは「They are lovely, so fluffy!(かわいくて、とてもふわふわしていますね!)」と答えられました。
21年前の外国訪問では、両陛下は1歳になったばかりの長女・愛子さまを残して出発されました。シドニーの小児病院を訪れ、入院している子どもたちを励まされました。
愛子さまについて、子どもから質問される場面もありました。
子ども
「娘さんはおいくつですか?」
天皇陛下
「1歳ですよ」
皇后さま
「彼女はとても元気なんです」
このように話した後、お二人は愛子さまの写真を取り出し、質問した子どもに娘のことを紹介されていました。
   ◇
今回のインドネシア訪問では、両陛下はジョコ大統領夫妻との面会や、インドネシア独立戦争で亡くなった軍人などが葬られている「英雄墓地」で供花などに臨まれます。
16日に現地を取材すると、ジャカルタの目抜き通りでは両国の国旗が掲げられ、歓迎ムードの高まりがうかがえました。
   ◇
陛下が会見で外国訪問の思い出として挙げられたのは、1994年に行われた、結婚後初めての国際親善訪問です。両陛下はサウジアラビアやオマーンなど、中東4か国を訪問されました。イスラムの慣習のため、別々に行事に出席されるケースもありました。
会見で陛下は「男性と女性がそれぞれ、晩さん会などでも分かれて行われるということで、2人でいろいろと聞くことができて、大変充実した訪問になったのではないかと思っています」と話されました。
   ◇
21年ぶりとなるお二人での国際親善訪問について、陛下は「2人で行くことによって、それぞれの視点というものを総合して、そして2人でいろいろと話をして、インドネシアに対する理解をより深めていくことができれば」と語られました。
両陛下は17日午前、インドネシアへ出発されます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6e42bfa4fc0a0077d57d674bfacd9bf1003be60

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FSC®️ FM認証現場での課題や要求事項などの勉強会を 国内で最初にFM認証を取得した速水林業で開催

2023-06-17 | 先住民族関連
福島民友新聞2023年06月16日 11時00分
国際的な森林認証制度FSC(Forest Stewardship Council®)の普及啓発を行うFSCジャパン(特定非営利活動法人 日本森林管理協議会、代表:太田猛彦)は、2023年6月5日(月)~6月7日(水)、日本で最初にFM認証を取得した三重県の速水林業で、認証機関間の解釈の違いをなくし、認証現場での課題や要求事項への理解を深めるための勉強会を開催いたしました。今回の勉強会へは、FSC FM認証審査員、FM認証取得者、NGO、FSCジャパン関係者など15名が参加。あらかじめ課題や疑問点などを持ち寄り、現場での経験を共有しながら、それぞれの立場からの意見を交わしました。速水林業のスタッフや森林組合おわせの方々もお迎えし、熱いディスカッションが展開されました。参加者からは事前に数多くの議題が提案され、また議論の最中に新たな議題もでるなど、終始白熱した話し合いが行われました。 
※話合われたいくつかのトピックは、以下よりご参照ください。
https://www.jp.fsc.org/jp-ja/newsfeed/FMworkshop2023
2日目には速水林業の見学が行われ、日本で最初にFM認証を取得した速水林業の森や設備などについての説明に参加者は熱心に聞き入っていました。FSCジャパン副代表でもあり速水林業代表の速水亨からは、これまでの速水林業の試行錯誤の歴史や森づくりの哲学、誰もが成功しないと思っていた試みの思いがけない成功談、新しい機械を導入するまでの過程や、徹底的なコストカットの試みなどが次々と披露され、FSCジャパンの理事も務める白石東大名誉教授からは、森林科学の学問的観点からの解説が加えられ、参加者はさわやかな山の空気を満喫しながら森林管理に対する知識を深めました。
参加者からは「審査員の考え方を知ることができてよかった」「基準に関する理解が深まった」「様々な立場の人が自由に議論でき、まさにFSC」といった感想が寄せられました。
FSCジャパンでは今後も、認証取得者と認証機関の規格に対する理解を深めるための取組み、認証取得者や認証機関の審査員同士が意見交換できる場の提供を継続的に行っていきたいと考えています。
■FSCジャパン(特定非営利活動法人 日本森林管理協議会)
FSC(Forest Stewardship Council, 森林管理協議会)は、環境保全の面から見て適切で、社会的な利益にかない、経済的にも継続可能な森林管理の普及を目的に、環境団体、林業者、林産物取引企業、先住民族団体などを中心に、1994年に設立された独立した非営利団体です。現在世界の約1億6000万ヘクタールの森林と55,800ほどの組織がFSCの規格に基づき認証されています。FSCジャパンはFSC国際事務局から正式に承認された、日本の窓口となる組織です。日本国内におけるFSC森林認証の普及や、国内を対象とした規格の検討と作成を行っています。
■FSCマーク
FSCの定めた基準をもとに、適切に管理されていると認められた森林から生産された木材や
回収材等の責任をもって調達された原材料から生産された製品に、FSCマークがつけられます。
FSCマークがついた製品を使うことで、世界の森林保全につながります。
FSCジャパン公式HP:https://jp.fsc.org/jp-jp
FSC公式Twitter: https://twitter.com/FSC_Japan
FSC公式Facebook: https://www.facebook.com/FSC.Japan?ref=tn_tnmn

https://www.minyu-net.com/release/prwire/N202306166390.php

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イマジン~チリの息子と考えた/21 新自由主義貫けず

2023-06-17 | 先住民族関連
毎日新聞 2023/6/16 東京夕刊 有料記事 3150文字

パタゴニアの牧草地を行く=2022年3月30日、藤原章生撮影
 私がチリを旅したのは新型コロナウイルスが広がり始めてから2年がすぎた2022年3月から6月にかけてだった。チリでは小売店や病院に入るときにマスクをつけるぐらいで、特段の制約はなくなっていた。
 出会ったノマド(放浪者)の中に、「コロナを経て自分は変わった」と語る人がいた。「変わりましたか」と聞いたのではない。向こうから言い出した。今回、私はあえて質問をしなかった。チリには何度も来ているが暮らしたことはない。そんな国についての印象や伝聞をもとに立てた問いには、必ず誇張やウソが混じる。何も聞かず、彼らが話し始めるのを待った方がいいと思っていた。
チリIBMに勤めていたカミラ(29)はコロナとともに自宅勤務となったが、サンティアゴのロックダウンが明けると通勤が嫌になり退職した。スズキ・ジムニーの新車を買い、登山や宿泊の道具を積み込み南に向かった。日本で最果てといえば北海道の知床や宗谷岬が浮かぶが、チリ人にとっては南半球最南端の居住地、パタゴニアのことだ。以来、彼女は車中泊の旅を続け1年がすぎていた。
 山で野宿した晩、聞きもしないのに語り出した。「元々、南の自然の中で暮らしたいって子供のころからずっと思ってて、パンデミア(流行病)のせいかどうかわからないけど、家にこもっていたとき、なんていうか、もっと実のある人生を送りたいと思って。運動の影響もあるのかな」
 やはり一緒に山に行った元会社員のホー(31)も「運動のあと南に出てきた」と言う。ノマドに多い菜食者で、老子など東洋思想にも詳しい。「いい場所を見つけたら、薬草づくりをしてみたい」と落ち着き先を探していた。
 彼女たちが言う「運動」は、19年10月に始まり、コロナ入りの20年前半に鎮まった反政府デモのことだ。一時は首都を中心に100万人規模に達し、過去半世紀で最大の暴動となった。きっかけは首都の地下鉄料金の値上げに対する学生の怒りだったが、格差解消からジェンダー平等、先住民族の権利回復まで、あらゆる要求が盛り込まれた。政府は一つの答えとして新憲法づくりへの流れを受け入れた。21年には大統領選があり、かつて学生運動を成功させ、のちに政界入りした左派のボリッチが当選し、私がチリに来たころ、大統領に就任した。
・・・・・・・・
 ■人物略歴
藤原章生(ふじわら・あきお)さん
 毎日新聞で「原子の森 深く」「ぶらっとヒマラヤ」「酔いどれクライマー」を長期連載。新著に中央大での講義を基にした「差別の教室」(集英社新書)がある。
https://mainichi.jp/articles/20230616/dde/012/040/001000c

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なぜカナダの公用語は英語とフランス語なのか?「メープル街道」に遊び、カナダ建国史をたどる旅へ

2023-06-17 | 先住民族関連
クーリエ2023.6.16Text by Yuki Fukaya
カナダで出会った旅作りの達人たちを日本で訪ね、カナダの、その奥へと誘われる旅の話をいろいろ聞いてきた。連載の最終回では、現在のカナダの「源流」とも呼べる地へと誘われてみよう。
さて、カナダの「メープル街道」と聞いて、どこにある、どんな街道かすぐおわかりになるだろうか?
私はカナダのバンクーバーに長期留学した経験があり、カナダを鉄道でほぼ横断・往復したこともあるが、そのメープル街道が正確にはどの辺りにあるか知らなかった。
そこで調べてみると、カナダ観光局のページに答えがあった。
「東部カナダ、ナイアガラからケベックシティまで、セント・ローレンス川沿いの800kmにおよぶメープル街道」とあり、地図も載っている。
その地図を見ると、大学時代に訪れたモントリオールや、鉄道旅で訪れたトロント、オタワ、キングストンもメープル街道沿いではないか。ではなぜ私はメープル街道のことを知らなかったのか?
さらに調べてみると、メープル街道という呼び名は、1983年に日本人のある観光業者がひねり出したらしいことがわかった。メープル街道は打ち出しから数年で、日本からのカナダ旅行の「売れ筋」にのし上がったという。
「ロスジェネ」に属する私にとっては、なんとも“バブリー”に聞こえる逸話であり、メープル街道を知らなかった理由もなんとなく理解できた。
そのエリアは、地元では「ヘリテージ・ハイウェイ(歴史的街道)」と呼ばれていたが、それでは「意味がよくわからない」から、代替案をいろいろ考えたとその命名者が回顧している。
たしかに、日本人にはよくわからないだろう。だがそれは、カナダのその辺の歴史は複雑なので、美しいメープルの紅葉でも観に行きませんかと言っているように私には聞こえてしまう。実際、私を含め日本人の大半は、カナダで遊んだり学んだりした経験があっても、その歴史をよく知らないままだろう。
ちょうどいい機会だ。「カナダの、その奥へ──。」ということで、カナダの歴史を知りはじめてみようではないか。その意味で、セント・ローレンス川沿いは、現在のカナダを知るうえで最適な「入り口」かもしれない。
カナダでフランス語と英語が公用語になっている理由
現在のカナダといえば、公用語は英語とフランス語だ。なぜそうなったのかという長い話が、北米大陸の五大湖と大西洋を結ぶセント・ローレンス川の河口から始まる。
ときは1534年、日本では織田信長が生まれた年、フランス国王の命を受けた探検家のジャック・カルティエがカナダに達し、セント・ローレンス河口を遡航し、この地域を「カナダ」と命名した。カナダとは、先住民のイロコイ族の言葉で「集落」を意味する「カナタ」が語源とする説もあるが、定かではない。
カルティエは、セント・ローレンス川の入り口にあるガスペ半島の先端に上陸した際、そこに「フランス国王万歳」と刻まれた十字架を建て、そこをフランス領と宣言した。これが、ヌーヴェル・フランス、つまり「新フランス」の始まりとされている。
だが、フランスが本格的に北米で植民活動に乗り出すのは、世紀をまたいだ1608年(日本では江戸幕府ができてから5年)、探検家のサミュエル・ド・シャンプランが現在のケベックシティに毛皮交易所を設けてからだった。なんの毛皮かといえば、ビーバーだ。当時、ヨーロッパではビーバーハットがジェントルマンの必需品だったのである。
誰とビーバーの毛皮を交易していたのかといえば、先住民だ。カナダ史家の木村和男による『カヌーとビーヴァーの帝国』に、以下のような記述がある。
この時期の白人とインディアンとは、一方的に搾取したりされたりの関係ではけっしてなかった。両者の関係は、彼らが接触を求めた理由、つまり主要な生産物によって規定される。
毛皮の場合、ビーヴァーなどを捕獲して、皮を剥ぎ、「原皮(ペルト)」として提供するのは先住民であり、白人は持ちこまれた毛皮を物々交換してヨーロッパへ送り出すという分業が基本だった。
白人は毛皮獣の捕獲方法を知らず、食糧の調達から、野菜不足による壊血病の予防、カヌー・モカシン靴・カンジキの使い方や作り方まで、交易の前提となるノウハウ一切を先住民から習得し、彼らに依存しなくてはならなかった。
北米大陸の先住民とヨーロッパ人入植者の関係は奥が深すぎるので立ち入らないが、ここで重要なのは、ヨーロッパ人と先住民がわりと対等な関係であり、むしろ後者のほうが優位な場合もあったようだということだ。

シャンプランがケベックシティに建設したアビタシオン(毛皮交易所兼住宅) Photo: Wikimedia Commons
だが、毛皮交易では、ヨーロッパ人の人手を多く必要としなかったため、フランス領カナダの人口はさほど増えなかった。その後は、イエズス会を筆頭にカトリック教会が先住民に布教しながら、植民活動の中心を担った。そのようにして次第に入植者が増え、安定した社会が築かれていくが、英仏戦争が勃発し、フランス植民地時代は終焉を迎える。
1763年に結ばれたパリ条約で、ヌーヴェル・フランスは英領のケベック植民地となる。当初は他の英領と同じ扱いになるはずだったケベックだが、1774年に「ケベック法」が制定されたことで、フランス領時代のさまざまな制度の存続が認められることになった。この法律がいまも、カナダで英語とフランス語が公用語とされていることの発端というわけだ。
英国から独立しなかったカナダ
ところで、カナダの国家元首は誰かご存じだろうか? ジャスティン・トルドー首相ではなく、英国王だ。ここでもセント・ローレンス川沿いが、なぜカナダの元首は英国王なのかという話と密接に関わってくる。
1783年のパリ条約で、アメリカ合衆国は英国からの独立を果たした。その独立に反対したロイヤリスト(王党派)がおおぜい英領北アメリカ、すなわちカナダにやってきたのだ。そのうちの1万人が、ニューヨークやペンシルヴェニアから陸路でケベックに移住したとされる。
その大半は、セント・ローレンス川上流からオンタリオ湖、エリー湖北岸に土地を与えられた。そこでロイヤリストらは英国式の政治や法律を求め、先述のケベック法を批判した。
折しもヨーロッパでは1789年にフランス革命が起こり、その余波がケベック植民地にも及ぶことを恐れた英国は、1791年のカナダ法により、ケベックを「フランス系住民が大多数を占めるロワーカナダ(現ケベック州南部)と、ロイヤリストらイギリス系住民が住むアッパーカナダ(現オンタリオ州南部)に分割した」(『カナダの歴史を知るための50章』より)。
そして、それぞれに議会が設置されたが、英国から独立した合衆国のように、議会が強くなりすぎないように権限が制限されたという。こうして、フランス系カナダとイギリス系カナダが存続し、かつ英国からは独立せずに今日に至ることになる。
だから、カナダの元首はいまでも英国王なのだ。ただし、植民地のままではなく、「コモンウェルス」という英連邦に属している。そしてそのただなかにフランス語圏のケベック州があり、いまでも分離運動がある。
セント・ローレンス川上流のほうにはイギリス系カナダの都市であるトロント、キングストン、オタワがあり、そのまま下流に行くと、フランス系カナダの都市であるモントリオール、ケベックシティがある。地元で「歴史的街道」と呼ばれるゆえんだ。
秋になると、セント・ローレンス川沿いでは、メープルの木々が色とりどりに紅葉する。その息を呑む美しさに、太古の昔から先住民が、フランスからやってきた先駆者が、また米国からやってきたロイヤリストたちが見とれてきたのだろうと想像する。
複雑な歴史の流れのなかでこの川を行き交った人々の眼差しと、旅人の眼差しが重なるとき、メープルの紅葉はいっそう燃え立って映えるに違いない。この秋は、ヨーロッパとも米国とも違うカナダの「源流」に触れる旅へ出かけてみよう。
カナダで出会った旅作りの達人たちも、それぞれの専門テーマで「メープル街道」旅行を企画している。さて、どんな旅なのか? ぜひ特設ページをご覧あれ。
https://courrier.jp/news/archives/327794/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

丸木舟製作で儀式 阿寒アイヌ工芸協同組合【釧路市】

2023-06-17 | アイヌ民族関連
釧路新聞2023.06.16
 阿寒アイヌ工芸協同組合(西田正男理事長)は15日、国の交付金を活用した釧路市の事業で製作した丸木舟(チプ)の安全や豊漁などを祈願する「舟おろしの儀式(チプサンケ)」を、釧路市阿寒湖温泉の阿寒観光汽船船揚げ場で、約20年ぶりに実施した。
 同事業は、市の2021年度の取り組みで、アイヌ民族の優れた工芸技術を後継者に伝承することなどを目的に、国のアイヌ施策推進交付金を活用し、同組合に委託したもの。事業費は6160万円。「まりも祭り」などで使用している丸木舟が前回の製作から23年経過しており、老朽化しているため更新することとした。
  新しい丸木舟の材料となった木は、根釧西部森林管理署が管理する弟子屈町奥春別の国有林にあったカツラ。高さ24㍍、直径約1㍍の大木を、21年7月に切り出し阿寒湖温泉街に運搬。その後、阿寒湖アイヌコタンの若手ら約10人が、同組合の床州生さんの指導を受け製作を開始。彫刻刀などで木を削り、アイヌ文様なども記した全長約5㍍、幅約1㍍の丸木舟を約半年かけ、22年3月に完成させた。完成後すぐに儀式を行う予定だったが、コロナ禍や天候不順のため延期していた。
 この日の儀式には約30人が参加。西田理事長が祭主となり、アイヌ民族の伝統儀式である「カムイノミ」で安全を祈願した後、舟おろしが行われた。西田理事長は「無事に舟が完成し、着水も問題なかったことで安心した。今後もこういった伝統技術などを継承していきたい」と話していた。
 製作した丸木舟は、市アイヌ文化伝承創造館「オンネチセ」で古い丸木舟とともに展示するほか、まりも祭りなどで活用する予定。

新しく完成した丸木舟を阿寒湖に浮かべた関係者たち
https://hokkaido-nl.jp/article/29695

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミネアポリス警察による複数の公民権侵害を連邦当局が発見 : NPR

2023-06-17 | 先住民族関連
TechWire24 2023年6月17日アンダーソンキャシー
2021年3月、ミネアポリスのヘネピン郡政府の外でジョージ・フロイドさんの肖像画を掲げるデモ参加者。同地ではフロイドさん殺害の元ミネアポリス警察署員デレク・ショービンの裁判が行われていた。

2021年3月、ミネアポリスのヘネピン郡政府の外でジョージ・フロイドさんの肖像画を掲げるデモ参加者。同地ではフロイドさん殺害の元ミネアポリス警察署員デレク・ショービンの裁判が行われていた。
チャンダン・カンナ/AFP、ゲッティイメージズ経由
米国司法長官メリック・ガーランドは本日、2020年のジョージ・フロイド殺害後の同署に対する広範な連邦捜査の結果として、ミネアポリス市警察の偏向と過剰な力のパターンを非難した。
黒人であるフロイドさんは5月25日、ミネアポリスの白人警察官によって他の警察官が傍観する中殺害され、数カ月にわたる抗議活動は幕を閉じた。 本日、ガーランド氏は連邦捜査により、その瞬間以前から同省内に存在していた長年の問題が明らかになったと述べた。
「私たちが観察したパターンと習慣が、ジョージ・フロイドに起こったことを可能にした」とガーランド氏は語った。
司法省の調査により、MPD には 4 つの異なるタイプの公民権侵害のパターンがあることが判明しました。
* 警察官は致死的および致死的ではない過剰な武力行使を行う
* 法執行機関における人種的偏見、黒人とネイティブアメリカンに対して不当な取り締まりや措置が取られる
* 抗議活動参加者とジャーナリストの弾圧と処罰
* 非暴力のメンタルヘルス危機における武力行使を含む、行動障害のある人々に対する差別
人種的偏見に関してガーランド氏は、警視庁警察官が「人口に占める黒人やアメリカ先住民の割合を考慮すると、逮捕や出廷に至らなかった状況において、白人よりもほぼ6倍の頻度で黒人や先住民を制止した」ことを同省が発見したと述べた。
ガーランド氏は、捜査当局は「国民の抗議が起こるまで」人種差別的行為の責任を問われなかった警官の例もいくつか発見したと述べた。
司法省は、警視庁警察官が、暴力を振るっていない人々であっても、テーザー銃に過度に依存するだけでなく、武器を発砲するのが早すぎるパターンがあることを発見した。
彼らはまた、特に2020年から2021年の暴動の際に、警官が抗議活動参加者やジャーナリストに催涙スプレーなどを「懲罰」した例にも焦点を当てた。
これらの調査結果は現在、司法省にミネアポリス市との「同意判決」、つまり本質的には連邦裁判所が管理する改革計画を締結するための影響力を与えている。 ボルチモアやシアトルなどの都市でも、同様の取り決めが長年にわたって実施されてきた。
ミネアポリスでのガーランド氏の発表にはジェイコブ・フレイ市長とブライアン・オハラ警察署長が出席しており、フレイ氏は司法省の報告書を「客観的」で「徹底した」と呼んだ。
「私たちはミネアポリスの警察活動を改善するためにこれらの発見を活用するつもりです」とフレイ氏は語った。 「私たちは、変化には交渉の余地がないことを理解しています。」
しかしフレイ氏は、市はすでに改革に舵を切っているとも強調した。 フレイ氏は、「ジョージ・フロイドさん殺害以来3年間、我々は決して気を緩めなかった」と述べ、新たな暴力防止プログラムと地域安全局の創設を指摘し、地域社会に単に暴力団の要請に代わる選択肢を提供することを目的としていると述べた。 「銃を持った警官」からの返答。
市はまた、人種的偏見に対処するために、ミネソタ州人権局と別の州レベルの同意令を締結した。 当局者らは本日、州と今後の連邦政府の監視計画が重複しないように取り組むと述べた。
ガーランド司法長官はこれまでのミネアポリス市の取り組みを認めた。
「いくつかの重要な変更はすでに導入されている」とガーランド氏は語った。 「それには、あらゆる種類の首の拘束の禁止や、ノック禁止捜索令状の禁止などが含まれる。」
しかし同氏は、さらなる取り組みが必要であり、司法省は「公共の安全を改善し、地域社会の信頼を築き、憲法と連邦法の順守のための出発点となる枠組みを提供する28の是正措置を推奨している」と述べた。
ミネアポリス市は、このような同意判決の条件について交渉することに原則的に同意したが、詳細はまだ固まっていない。 範囲によっては、連邦同意判決は都市に数千万ドルの費用がかかる可能性があり、何年にもわたって長引く可能性があります。通常、管轄の連邦判事が満足するまで継続されます。 例えばシアトルでは、市と司法省の両方が廃止を求めたにもかかわらず、連邦判事は11年前の同意判決を存続させた。
オークランド市では、一部の地域活動家が警察が暴力警官を不処罰する「文化」をまだ改革していないと主張する中、判事が最近、同市で20年近く続いた同意条例の終わりの始まりを承認した。
オバマ政権下では警察当局に改革を圧力をかける手段として同意判決が好まれていたが、トランプ大統領の下ではそれがなくなった。 バイデン政権はこの慣行を復活させ、ケンタッキー州ルイビルでの同意令の制定も進めている。
現在司法省と交渉中のミネアポリス市当局者らは、裁判所に提出される前に、できるだけ限定された法令を交渉するインセンティブを持っている。 市は警察の改革に努める一方で、犯罪の急増や、2020年以降に残る警察官の流出の影響にも悩まされている。
米国検事第一補のアン・ビルトセン氏は、ミネアポリスとの交渉には「数カ月、あるいは最長で1年以上」かかる可能性があると述べた。 最終的に、FRBと市が同意判決の条件で合意できなかった場合、司法省は市に対して公民権訴訟を起こす選択肢も持つことになる。
しかし現時点では、市当局者らは司法省と協力したいと強調している。 ガーランド氏はその協力を歓迎した。
「今朝ジョージ・フロイドさんの家族に話したように、彼の死はミネアポリスのコミュニティ、そして我が国、そして世界に取り返しのつかない影響を与えた」とガーランド氏は記者会見の冒頭で述べた。 「ジョージ・フロイドは今日も生きているはずだ。」
Published in Press Release and プレスリリース
https://techwire24.com/ミネアポリス警察による複数の公民権侵害を連邦/34597/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする