知里幸恵の通学路歩く催し、今年も 中島さん「１人で耐えた切なさ感じて」

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北海道新聞2023年6月7日 21:57(6月7日 22:07更新)

幸恵の文学碑前に立つ中島さん
　知里幸恵が旭川区立女子職業学校に通った６キロの道のりを実際に歩いて思いをはせる催し「知里幸恵が歩いた道のり」が２００４年から開かれている。今年はアイヌ神謡集の刊行１００年にあたる８月１０日に開催する。
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　今年の催しでは幸恵の親族で「知里幸恵　銀のしずく記念館」の木原仁美館長や一人芝居で幸恵の生涯を伝えている舞台女優の舞香さんと一緒に歩く。その後は２人が旭川市民文化会館で講演する。
　通学路を巡る第１部は午後２時、講演を聴く第２部は午後６時半開始。参加費は第１部が無料、第２部が千円。ともに申し込み不要。問い合わせは中島さん、メールpisikan115@gmail.comへ。（和泉優大）
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/858238/

知里幸恵、いまを照らす ８日生誕１２０年 差別の中、民族意識に目覚めた旭川の地

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北海道新聞2023年6月7日 21:55(6月7日 22:06更新)

知里幸恵
　大正期のアイヌ文化伝承者知里幸恵（１９０３～２２年）が８日、生誕１２０年を迎える。政府がアイヌ民族に同化政策を強いた時代、幸恵は１９年の短い人生の多くを旭川で過ごし、晩年にはアイヌ民族の神謡を独自のローマ字で表記し、日本語訳をつけた「アイヌ神謡集」をまとめた。幸恵の生涯を題材とし、旭川市や東川町で撮影された映画は今秋の公開に向けて最後の編集作業に入っている。
　幸恵は１９０３年（明治３６年）、登別市で誕生した。アイヌ民族の物語やアイヌ語に精通した祖母モナシノウクからカムイユカラ（神謡）を聞き、アイヌ語の基礎を身に付けた。
　幸恵が祖母と登別市から旭川に移ったのは６歳の時、伯母金成マツの下に身を寄せた。小学校に入学後、アイヌ民族の児童のためにつくられた新設の上川第五尋常小に移籍。アイヌ語は禁じられ、日本語の読み書きを義務付けられた。
　幸恵はトップクラスの成績を収め、旭川高等女学校を受験するが、不合格になった。「アイヌ民族の入学は好ましくないとの理由で落ちた」とのうわさが流れたという。その後に進学した旭川区立女子職業学校では、アイヌ民族の生徒は幸恵だけで、孤独に苦しむ。もともと心臓の弱い幸恵は、学校も休みがちになっていった。
　そんな中でも、職業学校時代に、言語学者の金田一京助（１８８２～１９７１年）と出会ったことが転機となった。金田一は、アイヌ語と日本語に卓越した幸恵の才能を見抜き、カムイユカラを文字に残すべきだと助言。「アイヌ神謡集」が誕生するきっかけとなった。
　幸恵は、神謡集の出版のため上京し、金田一の自宅に滞在。しかし、校正を終えた日の夜、心臓まひで永眠する。１９歳だった。神謡集が出版されたのは、その約１年後の２３年（大正１２年）。今年は神謡集の刊行から１００年の節目でもある。
　「其（そ）の昔此（こ）の広い北海道は、私たちの先祖の自由の天地でありました」の一節から始まる神謡集の「序」では、民族の生活や言葉が失われていく悲しみと、アイヌの物語を残したいという決意を記した。かつて幸恵が住んでいた旭川市北門中の敷地内には、神謡集の一節「銀のしずく降る降るまわりに―」が刻まれた文学碑が立ち、現在まで幸恵の思いを伝えている。
　旭川市内の地名表示板のアイヌ語併記や、登別市の「知里幸恵　銀のしずく記念館」の設立に携わった北大名誉教授小野有五さん（７５）は「幸恵にとって、旭川は同化政策に悩み葛藤する中で、一筋の光を見いだした場所。節目を機に、アイヌ民族の文化や権利の回復について考えてほしい」と語る。（渡辺愛梨、山口真理絵）
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（聞き手・和泉優大）
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/858237/

アイヌ文化発信の地域おこし協力隊員募集 釧路市

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北海道新聞2023年6月7日 21:21
　【阿寒湖温泉】釧路市はアイヌ民族の文化の魅力を広める地域おこし協力隊員３人を募集している。
　市内の阿寒湖アイヌシアター「イコロ」を拠点に古式舞踊や木彫りの技術を習得し、交流サイト（ＳＮＳ）で情報発信したり、希望者に指導したりする。任期は８月１日～来年３月末。更新可能で、最長で２０２６年３月末まで。着任後のミスマッチを防ぐため、７月１８～３１日にインターンシップ（就業体験）を行う。
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※「イコロ」の「ロ」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/858215/

倶知安産イモでクラフトジン １０日発売、予約受け付け 前田さんが新ブランド第１弾

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北海道新聞2023年6月7日 21:18

１０日に発売予定のクラフトジン「ＡＱＵＡＶＩＴ≒ＧＩＮ」
　【倶知安】町内でノンアルコール飲料「ハッコウジンジャー」の製造販売を手がける前田伸一さん（４４）が、アルコール飲料の新ブランドを立ち上げ、第１弾として町産のジャガイモなどを使ったクラフトジン「ＡＱＵＡＶＩＴ≒ＧＩＮ（アクアビット・ニアリーイコール・ジン）」を開発した。１０日に発売予定で、先行予約を受け付けている。
　ブランド名は「ＳＰＥＡＫＥＺ（スピークイージー）」。クラフトジンは、町内の二世古酒造と積丹町のジン製造販売「積丹スピリット」の協力で開発した。
　北海道らしさを表現しようと、町特産のキタアカリとコメが原料の焼酎をベースに、アイヌ民族が伝統的に使用してきたナギナタコウジュとキハダの実のほか、ジュニパーベリーなど計１３種の植物を配合した
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（加藤遥花）
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/858210/

「フレーザー島」改め「クガリ」 先住民言葉を公式名に―豪

時事通信2023年06月07日19時56分

７日、オーストラリア北東部クイーンズランド州クガリ（フレーザー島）で、島の先住民と交流するパラシェ州首相（後列中央の青い服）（ＥＰＡ時事）
　【シドニー時事】オーストラリア北東部クイーンズランド州は７日、州東岸の離島の公式名称を英語の「フレーザー島」から先住民アボリジニの言葉「クガリ」に変更した。過去に迫害を受けた先住民との和解を促進する狙いがある。
　広大な砂浜を持つこの島は、国連教育科学文化機関（ユネスコ）の世界自然遺産に登録され、観光客も多い。もともとアボリジニから、精霊を意味するクガリと呼ばれていたが、英国の植民地統治下の１８３６年に付近で遭難した英国人船長ジェームズ・フレーザーにちなみ、フレーザー島となった。改称で古来の名前に戻る。
　パラシェ州首相は改称式典で「昔の過ちを変えることはできないが、州民がお互いに尊重し合う未来を築くための一歩となる」と語った。豪州では１９９０年代に北部準州の景勝地の公式名称が英語のエアーズロックから先住民の言葉のウルルに変更された前例がある。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023060701027&g=int

Vol.34 先住民の聖なる地 ライティング・オン・ストーン − カナダ アルバータ州 −

US:FrontLine2023年6月7日齋藤春菜 (Haruna Saito)

キノコのような不思議な形に削られた無数の岩の柱が立ち並ぶライティング・オン・ストーン ©︎Jan Mosimann/flickr
カナダからメキシコにかけて、北米大陸を縦断するように広がるグレートプレーンズ（大平原）。その北側、カナダとアメリカの国境にまたがるミルクリバー・バレーは、約8500万年前に浸食によって露出した堆積岩が見られる峡谷だ。氷河期が終わった後に大量の雪解け水が流れ出したことにより砂岩が削られ、この地一帯はユニークな地形へと変化を遂げた。そのもっともたるものが、フードゥーと呼ばれる岩の柱。まるでキノコのような形をしたこの岩の柱は、長い時間をかけて堆積した硬い砂岩の層の下にある柔らかい砂岩の層が、風雨の浸食や風化で上の層よりも細く削られることによって形成された。ミルクリバー・バレーには無数のフードゥーが立ち並んでおり、この奇岩群が世界的にも稀な地質景観を生み出しているのだ。
さらにこの地を特別な景観たらしめているものが、岩壁に描かれた先住民による壁画の数々。ミルクリバー・バレーに広がる岩壁には、かつてこの地に住んでいたブラックフット族が刻んだ壁画が今も残っている。壁画はバイソンなどの動物のほか、狩りをする人々や武器を手にする人々などさまざま。これらの壁画は、何千年にもわたって先住民によって刻まれ続けてきた。現在残っているものでもっとも古いのは3500～4500年ほど前に刻まれたもので、大半は1750年前から近年までのものと考えられている。考古学的研究から、この地には少なくとも1万年前から人々が生活を営んでいたことが分かっている。この場所を聖なる地と考えたブラックフット族の伝統や儀式は、長い歳月を経て現代へと伝えられてきたのだ。
これらの考古学的遺跡は先住民の生活と伝統を伝える貴重な物証として評価され、2019年に「ライティング・オン・ストーン」として世界文化遺産に登録された。
氷河が育んだ聖なる峡谷
ライティング・オン・ストーンのハイライトを見尽くすには、Matapiiksi (Hoodoo) Trailは外せない。往復3マイルほどのこのトレイル沿いには、氷河によって形成されたさまざまな奇岩のフォーメーションが見られる。奇岩群や、それを縫うように緩やかな曲線を描いて流れるミルクリバー、平原の向こうに広がる山脈など、かつてブラックフット族が聖なる場所と崇めた景観を眺めながら峡谷を歩き、壁画が広がるエリアへ。ここには何千もの壁画が描かれており、ブラックフット族の伝統的な習慣や伝説、この土地との深いつながりを示す儀式などを読み取ることができる。また、奥へ進むと、神聖な動物とされていたバイソンやグリズリーベアの姿や狩りをする人々の姿、さらに奥へ進むと銃や武器を持った人々が戦う戦場が描かれた壁画などもあり、時代とともに移り変わる生活の様子を見て取れる。ぜひ一つひとつの壁画をじっくりと見て欲しい。
https://usfl.com/2023/06/post/135061

【一度は訪れたいオンタリオ州の秘境】 Lake Superior （スペリオル湖）への大自然の旅 | 特集 オンタリオ大自然と文化を辿る

TORJA2023年6月7日
カナダのオンタリオ州、米国ミネソタ州、ウィスコンシン州、ミシガン州に囲まれた。五大湖の一つ、Lake Superior（スペリオル湖）。五大湖の中で最大かつ最も深い湖で、その広大な自然と美しい湖岸、豊かな野生生物で知られ、オンタリオ州の秘境とも言える魅惑に溢れている。

@trampintravel
ノーザンオンタリオは、ハイキングやキャンプ、カヌーやカヤックでの冒険を楽しむことができる数多くの自然公園が点在し、都会から離れ星空を観察する絶好の場所だ。ここからは、銀河や遠くの星々を観察することができ、時にはオーロラを見ることもできる。また、カナダの先住民族アニシナベの歴史と文化の宝庫でもあり、アガワピクトグラフと呼ばれる岩壁画は神話と歴史を語り継いでいる。
バチャワナ・ベイ
Batchawana Bay
スー・セント・マリーからおよそ1時間の場所にあり、スペリオル湖周辺地域で最も美しい景色の広がる場所の一つとして知られている。ビーチの水温が比較的高く浅瀬のため、子どもなど家族にも人気のスポットだ。近くにあるパンケーキ・ベイ州立公園は、透明な湖水に面して続く美しく白いビーチが、多くのアウトドアファンを魅了している。
オールドウーマン・ベイ
Old Woman Bay長い砂浜が続く美しい景色の中で、ピクニックや釣りを楽しむ人で賑わう。トラベルガイドブック「Lonely Planet」において、カナダのハイキングコース・トップ5に選出されたこともある「The Nokomis Trail」と呼ばれる5kmほどのハイキングコースが人気スポットだ。
プカスクワ国立公園
Pukaskwa National Park
サンダーベイ・マラソンという町の南に位置し、広大な面積と荒野の厳しい自然が多く残る場所として知られる。約100キロメートルにもおよぶハイキングコースがあり、スペリオル湖の急こう配の海岸沿いを登る、険しいコースとして知られている。
公園内には、ビーバー、アメリカヘラジカ、オオヤマネコ、狼など多くの動物たちが生息し、絶滅危惧種のウッドランドカリブの生息地でもある。
アガワ・ベイ
Agawa Bay
スペリオル湖沿いに位置するアガワ・ベイは、カナダで最も有名なピクトグラフが描かれている場所としても有名。最も保存状態が良いものは、水の精霊とされているオオヤマネコの絵が描かれている。苔の生えた岩と木に囲まれたアガワロックに一足踏み入れば、古代にタイムスリップしたような、神聖な雰囲気を味わえること間違いなし。
バスタブ島
Bathtub Island
ノーザンオンタリオの人気スポット「バスタブ島」。その名の通り自然が彫った岩のバスタブのような形状が特徴で、素晴らしい絶景に囲まれた秘密の楽園として人気がある。
https://torja.ca/lake-superior

沖縄と台湾 郷土芸能で異文化交流 南風原高校×化仁国民中学校

琉球朝日放送2023年6月7日

沖縄県の南風原高校と台湾の中学校が異文化交流で親睦を深めました。
台湾の花蓮県にある化仁中学校でダンスを学ぶ１３歳から１５歳の生徒２８人は文化や芸術の学びを深めるようと６月５日から沖縄で研修旅行をしていてその一環で、６月７日に南風原高校を訪れました。
南風原高校の生徒たちはエイサーや琉舞、空手など沖縄の郷土文化を中国語や英語を交えて紹介しました。
化仁中学校の生徒たちは台湾の先住民・アミ族に伝わる豊作を祈る踊りなど３つの伝統舞踊を披露しました。
化仁中学校の３年生「沖縄に来て、自分の文化を見せることができるのは、とても幸せなことだと思います。沖縄のパフォーマンスは情熱的でとてもダイナミック。感動的だったし、楽しかったです」
南風原高校の３年生「プロみたいなパフォーマンスをしていたのが衝撃でした。これから自分の練習とか郷土文化コースで学ぶうえで力にしたいなと思いました」
https://www.qab.co.jp/news/20230607176556.html

レッズ、日本球団も注目の林盛恩と契約 二刀流起用の可能性も／台湾

中央社フォーカス台湾2023年6月7日 20時27分

（台北中央社）米大リーグのレッズが台湾高校野球の強豪校、穀保高級家事商業職業学校（穀保家商、新北市）の二刀流選手、林盛恩（17）と契約し、6日に台北で記者会見を開いた。林は「米国でも投打両方でプレーしたい。5年以内にメジャーの舞台に立つ」と意気込んだ。球団関係者によると、契約総額は130万米ドル（約1億8100万円）だという。
林を中学時代から注目してきたレッズのスカウト、ジェイミー・ストールビーク氏が林の走力や打撃力を高く評価した上で、「1年目は打者としての出場機会をより多く与える方針だ。守備位置は二塁や遊撃にする」と言明。一方、二刀流選手に育てる可能性もあるとし、二刀流選手としてメジャーでプレーする場合はファンに毎日のように見てもらえるよう先発に比べて登板数の多いリリーフとして起用したいと話した。
台湾原住民（先住民）アミ族出身の林は穀保家商で1年生の時からエースとして活躍。台湾版甲子園「黒豹旗」では2020年から3年連続で大会ベストナイン（20年は外野手、21年は指名打者、22年は投手）に選ばれている。消息筋によれば、レッズの他にヤクルトも獲得に動いていたという。
（謝静雯／編集：羅友辰）
https://news.livedoor.com/article/detail/24385113/

ブラジル》連邦政府＝森林保護などの計画発表＝世界環境デーにちなんで

ブラジル日報6/7(水) 7:13配信

世界環境デーの記念イベント（©Joedson Alves/Agencia Brasil）
　世界環境デーの5日、連邦政府が森林保護などにつながる諸計画の発表を行ったと5日付アジェンシア・ブラジルが報じた。
　その一つは、公有地の不法分譲や金などの鉱物の不法採掘、不法伐採、先住民居住地での漁や猟などを取り締まり、環境や生態系と法定アマゾンの治安などを守る「アマゾン計画：保存と主権」だ。
　ルーラ大統領は計画発表に際し、「環境破壊につながる犯罪は、麻薬や武器、人身の売買、資金洗浄、奴隷労働、契約殺人、児童や青少年の搾取的性行為といった真の犯罪生態系によって助長され、かつ助長している」と厳しく批判した。
　5日開催の国家治安フォーラムでは、2022年の法定アマゾンでの殺人や強盗殺人、傷害致死による犠牲者は8千人を超え、人口10万人あたりの犠牲者数は26・7人に達したと報告された。全国の殺人による死亡率は19人／10万人だから、法定アマゾン9州での暴力的事件の死者は極端に多い。アマゾナス州は死亡率が33・1人で、1432人が殺害された。
　警官による死者が多いのも法定アマゾンの特徴だ。2021年の警官による死者は3・6人／10万人で、全国平均の2・8人／10万人を大幅に超過。同年の全国の警官による死者は2018年より4・2％減ったが、法定アマゾンでは5・1％増えている。
　法定アマゾン内の警察署は2451平方キロに一つで、全国平均の734平方キロに一つを大幅に下回る。このことは、法定アマゾンでの警官による死者増加は犯罪増加に伴う警官との抗争増加を示す証拠といえる。5日はアマゾナス州で起きたドンとブルーノ殺害事件から丸1年だったが、フォーラムの技術分析書には、法定アマゾンやアマゾナス州では麻薬密売や密猟などの不法行為で動く金の大きさ故の経済的、社会的圧力が大きく、組織犯罪や暴力事件の実態には変化がない。解決には監視・抑制対策と共に、警察力強化などの構造的な対策も必要と記されている。
　同日は犯罪行為による影響力を削ぐため、法定アマゾンの伝統的なコミュニティと鉱物採掘や木材伐採が行われている地域で森林保護や土地の浸食を防ぐための活動に協力する住民向けの生活扶助ボルサ・ヴェルデ再開も発表された。同ボルサは2011年に創設されたが、2017年に中断。当時は7万世帯が対象だったが、今回は約3万世帯から始まる。持続可能性は環境保護や治安確保、気候変動対策に不可欠だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0ffe5196f25d07f12478195f1ac725a8678a2ce

映画『アバター：ウェイ・オブ・ウォーター』が本日よりディズニープラスで見放題独占配信

RBB2023年6月7日（水） 10時52分

『アバター：ウェイ・オブ・ウォーター』が、ディズニープラスで本日7日より見放題独占配信されている。
https://www.youtube.com/watch?v=aVnxE1s3SY8
同作は、ジェームズ・キャメロンが13年間心血を注いだシリーズ最新作。日本国内の興行収入は43億707万円、動員2,368,636人、全世界興行収入は23億1,976万ドル（日本円で約3,108億円）を記録した。屈指の映像美による美しい海や、そこに宿る生物たちの息吹、さらには人類と先住民ナヴィとの激しい戦いなどが描かれている。
https://www.rbbtoday.com/article/2023/06/07/209619.html

体験観光“アドベンチャートラベル”に熱い視線が集まる理由 世界の市場規模72兆円、期待される経済効果の一方で課題も…

HBC 2023年6月7日16:11

体験観光“アドベンチャートラベル”に熱い視線が集まる理由　世界の市場規模72兆円、期待される経済効果の一方で課題も…
© 北海道放送
■アジア初の“サミット”が、９月札幌市などで開催
今年９月に札幌市などで開催される「アドベンチャートラベルワールドサミット北海道・日本」。アドベンチャートラベルの旅行先開拓と、地元の観光産業育成のために、世界各地で年に１回開かれる国際会議です。道や北海道運輸局などによる８年越しの誘致活動が実り、アジアでの初開催にこぎつけました。
■世界の“旅のプロ”が熱視線
会議には、世界各国の旅行会社や観光協会、政府観光局、旅行用品や器具のメーカー、メディア関係者など「旅のプロ」が参加し、その国ならではのツアー体験や、旅行客誘致のためのセミナーや商談を行います。毎回、60か国以上からおよそ800人が参加するこの国際会議の影響力は大きく、道の資料によると、開催決定後に旅行客が３倍に増加した例もあります（2017年、アルゼンチン・サルタ大会）。
■「アドベンチャートラベル」とは、アクティビティ・自然・文化体験のうち２つ以上の要素で構成される新しい旅行スタイル
そもそも、「アドベンチャートラベル」とはどんな旅行のことを言うのでしょうか。地元の実行委員会とともにサミットを主催するアメリカの団体、アドベンチャートラベル・トレードアソシエーション（ＡＴＴＡ）は「アクティビティ、自然、文化体験の３要素のうち、２つ以上で構成される旅行」と定義しています。「アドベンチャー」という言葉からは、ハードな「冒険旅行」を想起されがちですが、山や川を何日もかけて制覇したり、テント泊を繰り返すような高負荷なものよりも、日帰りで満喫できるソフトなアクティビティを中心に組み立てる旅行が主流です。アクティビティを通して地元の人と触れ合ったり、伝統文化を体験したりしながら、質の高い宿泊施設に滞在して地元の食材を楽しむのが、アドベンチャートラベルの典型パターンの一つと言えるでしょう。
■全世界での市場規模は年間72兆円という試算も
アドベンチャートラベル旅行者の特徴として、教育や所得水準が高く、長期滞在を好む傾向があります。また、低環境負荷やサスティナビリティ（持続可能性）にこだわる人も多く、ヨーロッパでは、レンタカーや飛行機をできるだけ使わずに、鉄道・バスや自転車で長い日数をかけて旅をしようとする人も多くいます。旅を通した学びや成長が重視されているとも言えます。こうしたことから、１人あたりの消費金額は大きく、その額は従来型の旅行者の２倍と試算されています。それだけに、地元への経済波及効果も高くなります。先述のＡＴＴＡは、全世界でのアドベンチャートラベルの市場規模を、年間で72兆円と推計しています。
■北海道は自然やアイヌ文化などアドベンチャートラベルの理想的な目的地
道などが長年にわたり、このワールドサミットの誘致に取り組んで来たのも、高い経済効果に注目してのことです。面積が広く、アクティビティに適した山や川、湖が豊富にあり、火山や流氷など、欧米ではめったに見れない自然環境や、アイヌなど独特の文化も持つ北海道は、アドベンチャートラベルの目的地として理想的と考えられました。旅行客を欧米から呼び込むとともに、北海道を何度も訪れているようなアジアの旅行客の間にも、そういう旅のスタイルが広がれば、人口減で先細り感が漂う北海道経済に、活性化の種をまくことができるというわけです。
アジアで初となるサミット開催に、欧米の旅行関係者からの期待も大きく、去年のサミット開催地だったスイス・ルガーノでも、北海道の魅力に期待する声が多くの参加者から聞かれました。
■課題は人材確保や理解の浸透…基盤整備が急務
しかし、良いことづくめではありません。大きな課題の一つが、アドベンチャートラベルの基盤整備です。北海道を舞台にアクティビティを楽しむためには、地元に精通したツアーガイドが不可欠ですが、旅慣れた欧米の旅行客を英語などで案内できるガイドは、圧倒的に不足しています。旅行客のニーズに対応できるツアーオペレーターも足りておらず、欧米の旅行会社が客を北海道に送り込もうにも、十分な受け入れ先がありません。
外国人観光客と言えば東アジアや東南アジアが中心だったため、欧米の旅行市場の開拓が遅れていたのです。人手不足が顕著な運輸・観光業界で、アドベンチャートラベルを受け入れるための人材を確保、養成して行くためには、私たち道民も、アドベンチャートラベルという欧米発祥の新しい旅のスタイルについて、理解を深める必要がありそうです。
国内・海外、双方の関係者が熱い期待を寄せる、北海道でのアドベンチャートラベル。その期待に応える価値を提供し、狙い通りの経済効果を上げられるかどうかは、これからの基盤整備がカギを握ります。
【メモ】
アドベンチャートラベルワールドサミット北海道・日本
開催期間：2023年９月11日（月）～14日（木）
会場：札幌コンベンションセンターほか
主催：ＡＴＷＳ2023実行委員会（道庁・道運輸局・道経産局・道観光振興機構・札幌市ほか）
https://www.msn.com/ja-jp/money/other/体験観光-アドベンチャートラベル-に熱い視線が集まる理由-世界の市場規模72兆円-期待される経済効果の一方で課題も/ar-AA1ce13E