先住民族関連ニュース

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アイヌ神話の動物、生き生きと 札幌の結城さん、木版画や彫刻展示

2023-06-19 | アイヌ民族関連
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北海道新聞2023年6月18日 21:10

大型木版画「オホーツク・レラ」(左)について語る結城幸司さん
 札幌の芸術家集団アイヌアートプロジェクト代表の結城幸司さん(59)の作品展が、札幌市中央区の大丸札幌店(北5西4)で開かれている。アイヌ神話に登場するヒグマやフクロウなどをモチーフにした木版画や彫刻など約40点が並んでいる。
 札幌アイヌ協会の共同代表でもある結城さんは、札幌を拠点に創作活動を行っている。同店での開催は3年連続。
 ・・・・・

 作品展は20日まで。午前10時~午後6時(最終日は午後5時)。入場無料。(津田祐慈)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/863639/

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「昔話にアイヌ民族の互助精神」 白老で大須賀さん講演

2023-06-19 | アイヌ民族関連
会員限定記事
北海道新聞2023年6月18日 19:02

「昔話には勧善懲悪のストーリーが多い」と語る大須賀さん
 【白老】町内でアイヌ語教室を主宰する大須賀るえ子さん(83)が18日、町コミュニティーセンター(町本町)で「アイヌの昔ばなし」と題して講演した。参加した約30人が、物語からうかがえるアイヌ文化について学んでいた。
 道内各地で語りによるおはなし会を主催する個人らでつくる市民団体「北海道語り手ネットワーク」の主催。町出身の大須賀さんは50歳からアイヌ語の勉強を始め、アイヌ神謡集の著者知里幸恵の伯母金成マツが残したウエペケレ(昔話)の翻訳もしてきた。
 ・・・・
(斎藤雅史)
 ※「ウエペケレ」の「レ」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/863591/

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先住民歌手として知られた万沙浪さん死去 74歳/台湾

2023-06-19 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾6/18(日) 12:29配信

万沙浪さん(右)=資料写真
(台北中央社)台湾原住民(先住民)族プユマ族出身の歌手として知られた万沙浪(本名王忠義)さんが18日、亡くなった。74歳だった。
芸名である万沙浪はプユマ語で「成人した勇士」の意味。1971年の映画「風從哪裡来」でタイトルと同名の主題歌を歌い有名になった。他の代表曲に「娜魯湾情歌」や「愛你一万年」などがある。
人気が下火になった後、新たなチャンスを求めて87年に中国に渡った万沙浪さん。春節(旧正月)の年越し番組「春晩」に出演するなどしたが、当時の両岸(台湾と中国)政策の影響で8年間台湾に戻ることができなかった。
97年、階段から落ちて脳を損傷。近年は半身まひなどに苦しんでいた。
(葉冠吟/編集:楊千慧)
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfed1f4011ca99d8fa7c5ee6c1a9ef1cf4b58029

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アズキ使用のレシピコンテスト、入賞20作品発表 農糧署「給食献立の参考に」

2023-06-19 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾2023/06/18 14:58:38

行政院(内閣)農業委員会農糧署は15日、アズキを利用したオリジナル料理のコンテストに入賞した20作品を発表した。学校給食の献立の参考になるよう、教育部(教育省)や同署などの公式サイトに公開される。
台湾では給食の献立として提供されるアズキ関連のレシピというと、往々にしてアズキスープが連想される。このステレオタイプを打ち破り、食農教育を実践しようと同署は先月、学校の食教育に取り組む民間団体と連携し、関連のレシピコンテストを開催。給食に携わる幼稚園から高校までの関連業者や教師から計76作品の応募があった。
中部・彰化県の小学校からは、旧暦5月5日の端午節(今年は6月22日)に合わせ、ヨモギとアズキを用いた塩味の菜飯を、北部・新北市烏來に多く住む原住民(先住民)族タイヤル族出身の教師らは村の重要な祭りで食べる料理をそれぞれ出品し入選された。
同署の胡忠一(こちゅういち)署長は入選作について、季節感あふれたもので、エスニックグループや国境を越えていると紹介。児童らは食事から異なる文化を学ぶことができると語った。
(楊淑閔/編集:荘麗玲)
https://japan.focustaiwan.tw/photos/202306185001

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新大陸の作物が欧州に貢献 文庫『先住民から見た世界史』山本紀夫著

2023-06-19 | 先住民族関連
産経新聞2023/6/18 09:30

南米アンデスを中心に農学と人類学を研究してきた著者が、アメリカ大陸の先住民側から描いた世界史。
コロンブスの「新大陸発見」以降、新大陸から伝わったトウモロコシやジャガイモは欧州の人口増に貢献した。だがこれらが、新大陸で数千年にわたり改良を重ねた先住民の栽培作物であることは、あまり知られていない。一方、旧大陸からは天然痘などの疫病が持ち込まれ、半世紀のうちに先住民が激減。スペイン人による虐殺以上に疫病の影響が大きかったという。
平成29年刊行の『コロンブスの不平等交換』を再構成・加筆して文庫化。(角川ソフィア文庫・1276円)
https://www.sankei.com/article/20230618-E4BG4J4LPBNMTNAG6OPCCQHCZY/

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手形だらけの洞窟と巨大な石の球がゴロゴロする森・・・世にも奇妙な世界遺産【リオ・ピントゥラスの手の洞窟(アルゼンチン)】

2023-06-19 | 先住民族関連
TBS6/18(日) 10:02配信
■「世にも奇妙な」世界遺産

「世にも奇妙な」と形容できる世界遺産がいくつかあります。ひとつは、アルゼンチンの「リオ・ピントゥラスの手の洞窟」。
南米大陸の南の果て、荒涼たるパタゴニア地方を流れるピントゥラス川。その渓谷の断崖にある洞窟で、手の壁画が実に800以上も描かれています
大きさは人の手と同じで、色は赤、黒、緑と多彩。中には六本指の手や、動物の手(足?)まで描かれていて、モダンアートのような趣すらあります。古いものは9000年以上前、新しいものは約500年前に描かれたとする研究者もいるので、数千年にわたって手が描き続けられてきたことになります。
左手の壁画が多いため、右手にストロー状の動物の骨を持ち、口に含んだ顔料を岩壁に押しつけた左手に吹きかけて描いたものと推定されています。それにしても一体、誰が何のために描いたのでしょうか。
■何のために手ばかり…
パタゴニアにはテウェルチェという先住民がいました。彼らは定住せず、狩猟採取をしながら移動生活をしてきたのですが、このテウェルチェの祖先が「手」を描いてきたとされます。この一帯には世界遺産になった洞窟以外にも、手が描かれた洞窟がいくつもあり、テウェルチェの祖先は洞窟から洞窟へと移動しながら長年にわたって手形を残してきたのです。このように「誰が」というのは分かっているのですが、何のために手ばかりたくさん描いたのか、その理由は分かっていません。
■巨大な石の球が森の中にゴロゴロ
世にも奇妙な世界遺産、もうひとつは中米コスタリカの「ディキスの石球」です。ディキスという地域で1930年代にバナナ農園を作るために森を開拓していたところ、大きな石の球が次々と発見されたのです。これまでに見つかった石球は200個以上にもなります。
多くはほぼ完全な球体で、小さいものは直径70センチ、大きなものは2メートル。最大の石球は直径2メートル66センチで、重さは24トン。こんな石の球が森の中にゴロゴロと転がっている様はシュールですらあります。
世界遺産はユネスコの登録リストに正式名称を記載するのですが、これは「ディキスの石球のある先コロンブス期首長制集落群」といいます。コロンブス、つまりスペイン人が南米にやってくる以前にあった先住民の集落跡という意味で、「リオ・ピントゥラスの手の洞窟」と同じく先住民がこうした石球を作ったとされます。古いものは1000年以上前のもの。
しかし作った理由ははっきりせず、首長など有力者の権力の証しとしてとか、精霊と交信するための道具として作ったとか、諸説あります。石球の多くは発見された場所から他の場所に移されてしまい、今では街角のオブジェになってしまっています。
■巨大な石の壺が2000個以上も点在
世にも奇妙な世界遺産、三つ目はアジアで、ラオスのシェンクワン県にある「ジャール平原」です。
こちらは巨大な石の壺が2000個以上も平原や森にゴロゴロ点在しています。伝説では巨人の酒杯とされ、大きなものは高さ3メートル以上、重さは6トン。壺の中に人が入ることが出来る大きさです。
世界遺産としての正式名称は「ジャール平原~シェンクワン県の巨大石壺群」。ジャール平原と名付けたのは植民地時代のフランス人で、ジャールとはフランス語で「壺」を意味します。石壺を切り出した場所も見つかっているのですが、誰が何のために作ったのか、いまだハッキリしたことは分かっていません。
周囲から人骨が大量に見つかっていることから、現在有力なのは古代の先住民が骨壺として使ったという説や、地中に埋葬する前に壺の中で遺体を風化・白骨化させるために作ったという説です。
こうした世にも奇妙な世界遺産に共通するのは、文字の資料が残っていないため、正体がはっきりしないという点です。
また「リオ・ピントゥラスの手の洞窟」と「ディキスの石球」の場合は、ヨーロッパ人が中南米を植民地支配していく過程で、作った先住民の人々の文化が伝承されず断絶してしまっているという共通点があります。「リオ・ピントゥラスの手の洞窟」では、文化の伝承者であった先住民テウェルチェは16世紀以降、南米にやってきたスペイン人に虐殺されて、リオ・ピントゥラス周辺からはいなくなってしまっています。「ディキスの石球」でも、作った先住民の末裔とされる人々は現在もコスタリカにいますが、やはり石球に関する正確な伝承は途絶え、制作の目的ははっきりしないのです。
世界遺産に登録されるためにはいくつかの条件があり、そのひとつに「かつて存在した文化・文明の証しであること」というがあります。今回紹介した3つの世にも奇妙な世界遺産は、失われた文化の証しとして世界遺産になり、失われた文化ゆえに正体がはっきりしないのです。
執筆者:TBSテレビ「世界遺産」プロデューサー 堤 慶太
TBS NEWS DIG Powered by JNN
https://news.yahoo.co.jp/articles/932b308f060c9ffb792599a282048bd817f7d503

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民俗衣装や壁掛けなど 刺しゅう作品を集めた展覧会 新潟

2023-06-19 | 先住民族関連
NHK06月18日 15時16分
民俗衣装や壁掛けなど、多彩な刺しゅう作品を集めた展覧会が新潟市で開かれています。
「糸で描く物語」と題したこの展覧会は、カナダの先住民族「イヌイット」の伝統的な生活を刺しゅうで表現した壁掛けや、パリの工房が作ったドレスなどさまざまな地域や時代につくられた作品およそ230点が展示されています。
このうち、ハンガリーの民俗衣装で若い女性が履く「ムスイ」というスカートには、すその裏地にフェルトが取り付けられ、伝統的な四角い模様が縫ってあります。
また、1930年に、スロバキアで嫁入り道具として花嫁自身が縫った刺しゅうには花の模様などが色鮮やかに描かれています。
さらに、近現代の作家による作品も展示され、国内外を旅行しながら活動する秋山さやかさんが新潟を訪れたときの自分の足跡を、色とりどりの糸を使って表現した作品もあります。
訪れた人たちは興味深そうに作品を眺めていました。
学芸員の松本奈穂子さんは、「刺しゅうは針と糸があれば簡単にできる技法だが、地域色が豊かで作家の個性が見える。手作業でひと針ひと針ぬわれた作品の温かさを堪能してほしい」と話していました。
この展覧会は、新潟市中央区の万代島美術館で来月17日まで開かれています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20230618/1030025435.html

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