GQ 1/16(木) 10:02
アンデス地方の先住民がひとつひとつ丁寧に織り上げた鮮やかなファブリック使いに注目。
ザ イノウエブラザーズ(THE INOUE BROTHERS)がポーター(PORTER)とのコラボレーションアイテムを1月18日(土)に発売する。
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ザ イノウエブラザーズは、2004年に日系デンマーク人兄弟の井上聡と井上清史によってコペンハーゲンで設立されたソーシャルデザインスタジオ。日本文化の感性とスカンディナヴィア文化のシンプルさを合わせ持つ独自の「スカンディナジアンデザイン(Scandinasian Design)」を提案し、妥協のない理念に基づき、伝統文化やクラフトのコミュニティを起点に、品質とデザインを通して、責任ある生産方法に対する関心を世の中に生み出すことを最大の目標として様々なプロジェクトに取り組んでいる。
ボリビアの首都ラパス近郊エル・アルトの社会デザインプロジェクトもそのひとつ。エル・アルトは、アンデス高地から仕事を求めて移住してきた先住民を中心に形成された街であり、ザ イノウエブラザーズは彼らとの協力を通じて新たな可能性を切り開いてきた。
このコラボレーションでは、そんなエル・アルトにある工房で織られたアンデス伝統の織物「アグアヨ」のオリジナルパターンをバッグに取り入れ、色鮮やかで美しいアンデス伝統の織物技術と、ポーターの長年培ってきたクラフツマンシップが融合したスペシャルコレクションに仕上がっている。
アイテムの随所に使用したアグアヨは、アンデス地方の先住民がひとつひとつ丁寧に織り上げた伝統的な織物で、高地の厳しい環境で暮らすボリビアの人々にとって色彩豊かな表現はポジティブなマインドをつくる重要な役割を担っている。発色の良いグリーンやパープルの内装生地は、色鮮やかなアグアヨをイメージしたカラーリングに仕上げました。
ボリビアならではのアイテムが付属
全型にボリビアでつくられたオリジナル指人形とマーケットバッグが付属。ボリビアでは女性たちが子どもや孫のために作る、手編みの指人形が古くから親しまれており、ポーターをイメージした手編みの指人形は、ひとつひとつ丁寧に編まれた愛くるしい表情がキュート。耐久性が高く軽量で、必需品を運ぶためのバッグとして南米の市場で広く使用されているマーケットバッグは、バッグを保管するためだけでなく、日常使いにも最適。
また、コラボレーションアイテム発売を記念して、PORTER OMOTESANDOにてイベントを開催する。このイベントではコラボレーションアイテムのほかに、バッグに使用しているアンデス伝統の織物「アグアヨ」を使ったブランケットやランチョンマットを販売。またモアバリエーションとして、ザ イノウエブラザーズを代表するアイテムであるアルパカニットやストールも多数販売する。
THE INOUE BROTHERS in the PORTER Gallery 1
開催期間:2025年1月18日(土)~2月17日(月)
開催場所:PORTER OMOTESANDO the PORTER Gallery 1
住 所:東京都渋谷区神宮前5-6-8
営業時間:12:00~20:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba5ccd745bf6694630fb10a503a58013b977dc9f