先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アイヌ文化、人形で伝えたい 苫小牧の吉度さん、札幌で来春個展

2014-11-09 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (11/08 16:00)
 【苫小牧】苫小牧市樽前の吉度(よしど)厚彦さん(79)が、使用済みの紙おしぼりなどを使った人形の創作を続けている。アイヌ民族の物語を題材に熊送りの儀式イヨマンテの場面などを表現、市内の展示会で発表し、評判を呼んできた。来年3月には札幌市中央区のかでる2・7で個展を開くことが決まり、「自然と共生したアイヌ民族の考え方を人形を通して伝えたい」と意気込んでいる。
 吉度さんは厚真町生まれ。室蘭の高校を卒業後、20歳の時に東京の石こうメーカーに就職した。40歳で独立し、石こうを使ったアクセサリーやひな人形の顔などを作る職人として活躍した。東京や千葉で計3回、和紙や石こうを使った作品の個展を開いている。
 体調を崩すなどして70歳で苫小牧に戻り、樽前の軽費老人ホームに入居。食事前に手をふく紙製のぬれおしぼりや、洗面所に設置してあるペーパータオルなどが無造作に使い捨てられている状況を見て、「自分が使ったものだけでも再利用できないか」と人形制作に使うことを思い立った。
 段ボールや石こうで形を造った後、新聞紙を巻き付けて肉付け。使い終わった紙おしぼりなどを乾かして水彩で色を付け、のりで貼り付けて作る。1体の高さは40センチほど。素朴な味わいが特長だ。アイヌ民族を題材にしているのは、子供のころに交流があったことから。苫小牧駒沢大の聴講生として、アイヌ民族の文化や伝承を学びながら創作に励んできた。
 イヨマンテは大切に育てた子熊を送る時、悲しそうに泣く子供や、輪踊りをする女性など人形70体で構成する大作。飾るには6畳ほどの広さが必要といい、伝統儀式の様子を細かく表している。紙の再利用も効果を発揮。特にペーパータオルには凹凸があり、「サケのうろこや服の文様に見える」という。
 札幌の個展に向け、2年前から準備を進めてきた。草原を駆けるシカや川を上るサケなど北の大地を表現した作品など15点を展示する予定。吉度さんは「自然を大切にしたアイヌ民族の物語を通し、環境問題を考えるきっかけになれば」と話している。(阿部里子)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/573291.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白老・アイヌ民族博物館30周年記念誌を発行

2014-11-09 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2014年11月8日(土)朝刊】
 白老・アイヌ民族博物館(野本勝信代表理事)は、開館30周年記念誌(A4判、64ページ)を作製した。収蔵資料、調査研究、展示、出版、普及事業、古式舞踊公演、伝統儀式など30年の活動状況を伝えている。500部作製、関係者・機関に配布する。
 1984年(昭和59年)の開館式の様子を「テープカット、くす玉を割り、参列者一同で完成を祝う。北欧フィンランドのラップ民族のサーメ議会第2副議長ら3名も開館式に参列、歓迎を受けた」と記している。2011年(平成23年)の天皇陛下視察・御前講演は「陛下は伝統的家屋チセでムックリ(口琴)の演奏やイヨマンテ(クマ送り)の踊りなど古式舞踊を、拍手をしながら見入った」などとつづっている。
 民具や音声、映像などの調査研究を時系列で掲載、企画展や特別展、出版物、普及事業、定時・臨時の古式舞踊公演、イヨマンテやチセノミ(建築儀礼)、コタンノミ(集落の祭り)、シンヌラッパ(先祖供養)など伝統儀式についても時系列で網羅した。
 組織の現況を、写真を交えて掲載。野本正博館長による巻頭の「開館30周年を迎えて」は「今後も世界に向けて広く開かれた博物館として更なる飛躍を目指すために、皆様方の益々のご支援、ご協力を申し上げたい」と結んでいる。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2014/11/08/20141108m_08.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

摩周ブルー(4)武四郎の洞窟 赤み今も

2014-11-08 | アイヌ民族関連
朝日新聞  2014年11月7日09時59分
■武四郎の洞窟 赤み今も~共同調査の現場から
 アイヌ語を習得して幕末に蝦夷地を探査し、北海道の名づけ親として知られる松浦武四郎(1818~88)は、摩周湖(弟子屈町)も訪れていた。1858(安政5)年に外輪山を一周し、湖岸にあるホロ(洞)で一夜を過ごした。そこは当時のアイヌの人々が「神の宿るいわや」としてまつっていた場所という。
 武四郎は、その著書「久摺(くすり)日誌」に「岸の砂も岩も、すべてが赤く、やけただれた石である(中略)洞穴の壁はやはり赤い岩なのであろう」と記している。
 透明度の測定などで約20年前から摩周湖調査に携わる藤江晋・自然公園財団川湯支部副所長とともに、摩周岳北東の入り江に残る「松浦武四郎の洞窟」に小型調査ボートで近づいた。
 離れた場所からでも分かるほど、洞窟の壁は赤く、周辺の湖底も赤みを帯びていた。150年以上も前の武四郎の記述の通りだ。この色は、噴火の直後に溶岩が高温のままで大気に触れて鉄分が酸化したことによるという。
 ただ、8月の調査時点は湖面が通常より1メートルほど高く、湖水が洞窟の奥まで流れ込んでいた。この付近は摩周湖の中で最も遠浅な場所だ。入り江の奥の岸辺は砂浜。そこには、水位上昇の影響で波に洗われたのか、いくつもの木が根から持ち上がって倒れていた。
 摩周湖の水位は年間40センチ程度の変動でほぼ一定とされるが、ここ数年、降水量が例年より2割ほど多いことが水位上昇に影響している可能性がある。藤江副所長は「このような状態は初めて見た」と話している。
 (神村正史)
    ◇
 摩周湖の外輪山の内側は阿寒国立公園の特別保護地区で、学術調査以外での立ち入りは禁じられている。
http://www.asahi.com/articles/CMTW1411070100005.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

民俗芸能一堂に会しフェス開催/釧路

2014-11-08 | アイヌ民族関連
釧路新聞 2014年11月07日
  地域の伝統文化として受け継がれている民俗芸能を一堂に集めた第1回イコロ民俗芸能フェスティバルが9日午後2時から、釧路市阿寒町阿寒湖温泉の阿寒湖アイヌシアターイコロで開かれる。主催は関係団体で組織する阿寒湖温泉アイヌ文化推進実行委員会(大西雅之会長)で、文化庁の補助事業として初めて実施。釧路管内のアイヌ文化保存会などの6団体が貴重な伝承文化の数々を披露する。
http://www.news-kushiro.jp/news/20141107/201411072.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<若き「和」を訪ねて>学年ごとに「日本の踊り」 和光鶴川小学校と和光小学校

2014-11-08 | アイヌ民族関連
東京新聞 2014年11月7日
 学校法人和光学園が経営する和光鶴川小学校(東京都町田市)と和光小学校(世田谷区)の児童は、各学年ごとに異なる民俗芸能を体験している。春から少しずつ踊り方などを学び、校内の「秋まつり」などでお披露目している。
 一年生は北海道・阿寒の「アイヌの踊り」、二年生は青森県今別町の「今別荒馬」、三年生が宮城県桃生(ものう)町(現・石巻市)の「寺崎はねこ踊り」、四年生が岩手県岩泉町の「中野七頭舞(ななずまい)」、五年生が岩手県衣川(ころもがわ)村(現・奥州市)に伝わる「大森み神楽」、六年生が沖縄県のエイサー。
 きっかけは、和光鶴川小の園田洋一校長(60)が和光小の教員になったころにさかのぼる。「子どもたちに価値ある伝統文化を伝えたい」と、先生らが民俗芸能を調べ、現地で踊りを習った。一九九〇年ごろには六つの踊りが教材として定着。テキストも作らず、見て聞いて体で覚える。「地元でも少しずつ変わっていく。人から人へ伝えることを大切にしたい」からだ。
 園田さんは九四年に異動した和光鶴川小でも活動を継続。伝統芸能に触れることで、身の回りの社会や地域への関心が広がる。踊りで表現力が身につき、自信がつく。「テストの評価でなく、『やった』という達成感が大切」と言う。
 体育や総合学習の時間などを活用。現地から保存会の人を招いて教わったり、現地で学んだり、地元の祭りで披露することもある。今年も両小学校の三年生約三十人が九月、石巻市の「ものうふれあい祭」で、はねこ踊りを実演した。和光鶴川小の福田伊吹君(8つ)は「家でもお母さんと練習した」といい、今野七葉(なのは)さん(9つ)は「踊りはとても気持ちいい」と晴れ舞台に満足そう。
 東日本大震災では、踊りで交流のある被災地を先生や父母、児童が支援した。「震災前からつながりがあったからこそ」という。園田校長が他校の先生たちと活動する「東京民族舞踊教育研究会」には、こんな合言葉がある。「日本の子どもたちに日本の踊りを」 (五十住和樹)
 <和光学園> 幼稚園から大学まで経営する学校法人。児童数は和光小が約300人、和光鶴川小が約400人。1933年に設立。小学校では多彩な行事や活動が特色。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/tradition/CK2014110702000173.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

通信使ゆかり あす全国交流 第10回川越唐人揃い

2014-11-08 | アイヌ民族関連
東京新聞-2014年11月7日
 「第十回復活! 唐人揃(ぞろ)い」が九日、川越市の蔵造りの町並みを中心に開かれる。唐人揃いは江戸時代に朝鮮王朝から派遣された外交・文化使節団「朝鮮通信使」を見た川越商人が、川越まつりで使節団をまねた仮装行列をしたのが始まり。川越市民らが国際交流パレードとして二〇〇五年に復活させた。十回目となる今回は、通信使ゆかりの自治体や市民団体が東日本で初めての全国交流会を八日に開催。パレードは九日に行われる。 (中里宏)
 朝鮮通信使は豊臣秀吉の朝鮮出兵後、断絶状態にあった国交を回復するため、徳川家康の働き掛けで始まった。「通信」は「信(よしみ)を通(かよ)わす」の意味で、一六〇七~一八一一年に十二回、朝鮮から日本に派遣された。三百~五百人の使節団は対馬から九州、中国、東海道を通り江戸に向かった。通信使が訪れなかった川越で唐人揃いが行われるなど、当時の庶民にも強い印象を与えたことが分かる。
 通信使ゆかりの十六自治体や市民団体でつくる「朝鮮通信使縁地連絡協議会(縁地連)」(事務局・長崎県対馬市)と韓国・釜山文化財団は、朝鮮通信使に関わる歴史資料を日韓共同で国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に登録しようと動いている。政府間のぎくしゃくした関係が続いているが「政府がだめなら、民間同士で進めよう」と二〇一六年の申請を目指して資料選定を進めている。
 全国交流会は八日午後一時半から川越市市民会館で一般に公開して行われる。八世紀に現在の日高市に集められた渡来人の子孫である高麗(こま)神社六十代宮司・高麗文康氏が「東国武蔵の民際交流」と題して講演するほか、川越の幸町囃子(はやし)会や韓国の舞踏団の公演などが行われる。
 恒例の国際交流パレードは九日午後零時半から川越市の中央通りと一番街通りを中心に行われる。一二年に初参加した釜山市の打楽器チーム「南山ノリマダン」や、初参加の「ジョンシンヘ舞踏団」のほか、タイ、フィリピン、アイヌ民族、沖縄などから、多文化共生をキーワードに五百人以上が参加する。荒天の場合は川越小学校体育館。
 実行委代表の江藤善章さんは「争いを乗り越えて二百年以上にわたって続いた朝鮮通信使には、歴史を超えたメッセージ性がある」という。実行委事務局長の小川満さんも「江戸時代の両国の良好な関係に学びながら、市民同士が手をつなぐことで今の政治状況を打開する起爆剤にしたい」と話している。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20141107/CK2014110702000153.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マオリ戦に稲垣、マフィらが先発 ラグビー日本

2014-11-07 | 先住民族関連
2014/11/06 17:26 【共同通信】
 日本ラグビー協会は6日、ニュージーランドの先住民マオリ系の選手で構成されるマオリ・オールブラックスとの第2戦(8日・秩父宮ラグビー場)の日本代表登録メンバーを発表し、テストマッチ出場経験のないプロップ稲垣(パナソニック)ナンバー8のマフィ(NTTコミュニケーションズ)WTBヘスケス(サニックス)の3選手が先発に名を連ねた。
 ジョーンズ・ヘッドコーチは21―61で大敗した1日の第1戦からの巻き返しに向け「少し戦術を変えたい。ワールドカップ(W杯)のために新しい戦い方をしたい」と話した。
http://www.47news.jp/CN/201411/CN2014110601001340.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原色カラーがキュートすぎる♡コレクターも多い必携エスニック小物って?

2014-11-07 | 先住民族関連
dot.-(更新 2014/11/ 6 09:00)
こちらは中米グアテマラの、とびきりカラフルなポーチ。原色を使った色合いは、なんだか今っぽさを感じますよね。このポーチは「ウィピル」という民族衣装の生地を使っています。マヤ文明の時代から伝わるとされる伝統的な紋様が織り込まれたウィピルは、繊細でなんともいえない美しい色合い!
今回は、染織の国グアテマラのハンドメイドの魅力をご紹介します。
グアテマラは人口の約60%が先住民族という国。その先住民族の民族衣装はその色合いから「グアテマラ レインボー」とも呼ばれ、コレクターも多いのだとか。村ごとに配色や模様が違い、現地の人が見ると出身地などがわかるそうです。幾何学模様や動物、植物など、さまざまなモチーフがあり、何とも言えない配色に目を奪われますね。
こちらは動物模様のウィピルのポーチ。バッグに入れて持ち歩きやすいサイズです。縦13.5×横18cm。1,620円(税込)
花模様が鮮やか! キュートなデザインがたまりません♡ マチがついているので、コスメ用のポーチにもぴったり。縦11×横21×マチ1cm。1,296円(税込)
カラフルな幾何学模様がユニーク! ファスナー部分についたビーズもさりげなくてかわいい。縦14×横18×マチ1cm。1,620円(税込)
斜め掛けできる小さめポシェット。ボンボンもアクセントになっています。エスニック系コーデにもハマるアイテムです。縦21×横18cm×長さ129cm。 1,620円(税込)
今回ご紹介したポーチは、エスニック&カラフルアジアン雑貨 笑福Lotus で扱っているもの。笑福Lotusは、いろいろな国の雑貨を、好きな色からも検索できるというユニークなショップです。カラフルでかわいいエスニック雑貨がたくさんあるので、ぜひ一度のぞいてみてくださいね♪
取材・写真協力:笑福Lotus
●掲載された記事の内容は取材時点の情報に基づきます。
※自分らしく、ていねいに美しく暮らすための〝きっかけ“がつまった美の応援サイト Beauty & Co. より
http://dot.asahi.com/life/lifestyle/2014110600015.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

摩周ブルー(3)風化進む霧中の「老婆」

2014-11-07 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2014年11月6日10時00分
■風化進む、霧中の「老婆」~共同調査の現場から
 摩周湖(弟子屈町)に浮かぶ唯一の島、カムイシュ島。夏季に展望台から望むと、しばしば濃い霧の中に見え隠れする。摩周湖の神秘の象徴だ。カムイシュとはアイヌ語で「神となった老婆」を意味するという。
 こんな伝説がある。愛する孫を見失った老婆が、孫を探してさまよっているうちに摩周湖にたどり着いた。休んでいると、悲しみと疲労で動けなくなり、島になった。立ちこめる霧は老婆の涙なのだという。
 この島の頂(いただき)の湖面からの高さはわずか31メートル。幅は広いところで100メートルほど。小さな島に見えるが、実は4千~5千年ほど前に噴出した、湖底からそびえる高さ約240メートルの火山(溶岩ドーム)の先端が、水面から顔を出しているのだ。
 小型調査ボートで接近した。外輪山の上から眺めている時は、ほぼ全体が植物に覆われているように見えたが、周囲の多くは岩がむき出しの崖。複数の場所で崩れており、その付近の湖底は、崩落した岩が埋め尽くしていた。「老婆」は長い時間の中で少しずつ小さくなっていた。
 国立環境研究所を中心とする調査チームの一員、千葉大学教育学部の濱田浩美教授(地理学)によると、島はこの15年でもかなり、風化、浸食が進行。日射、降水、気温差などで亀裂が入って崩れ、そこに波があたっている。濱田教授は「数百年で島でなくなることも考えられる。今後、風化・浸食速度を計測することも一つの課題だ」と話している。
 (神村正史)

 摩周湖の外輪山の内側は阿寒国立公園の特別保護地区で、学術調査以外での立ち入りは禁じられている。
http://www.asahi.com/articles/CMTW1411060100002.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豪、核実験場跡を返還=先住民、爆心地公開へ

2014-11-07 | 先住民族関連
時事通信-2014/11/05
【シドニー時事】オーストラリア政府は5日、南オーストラリア州マラリンガの核実験場跡地「セクション400」への立ち入り制限を解除し、先住民アボリジニへの返還作業を全て終えた。先住民団体は、核実験場の実情を知ってもらうため、爆心地などを一般公開する計画だ。
 政府は先住民から一帯を接収し、1950年代から60年代にかけては英国の核実験場として使った。2009年に全面返還を決めたものの、軍演習場が付近にあるため入場を制限してきた。
 今回、返還が完了した結果、先住民は父祖伝来の地に戻って暮らすことが自由にできるようになった。ただ、放射能汚染をめぐる懸念も残り、地域再生が順調に進むかは不透明。
 そんな中、「経済発展の原動力」(スカリオン先住民問題相)として期待するのが観光資源としての跡地活用だ。先住民団体幹部は地元メディアに対し、跡地には高い関心が寄せられていると説明。爆心地や滑走路跡を回るバスツアーを来年4月から始める計画を明らかにした。(2014/11/05-16:57)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2014110500695

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015年9月、第1回世界先住民競技大会をブラジルで開催へ。日本へも参加を呼びかける模様

2014-11-07 | 先住民族関連
MEGABRASIL 2014年 11月 5日 04:49
2014年にはワールドカップブラジル大会を成功させ、2016年にはリオデジャネイロでオリンピック・パラリンピックの開催を控えているブラジルは、大規模なスポーツイベントの開催地として存在感を増してきている。
そんな中、2015年9月に第一回世界先住民競技大会(JMI)が開催されることになったと、ブラジル観光公社(エンブラツール)が10月31日(金)に発表した。
開催地はブラジル北部の最も東に位置しており、北東部、中西部とも隣接するトカンチンス州にあるパウマス市。30ヶ国から2000人以上の先住民アスリートが参加する予定だという。
競技をよリ広く周知させるためにブラジル観光公社のヴィセンチ・ネト代表はカルロス・アマスタ市長と30日(木)、大会の告知について話し合った。
「世界先住民競技大会をブラジルで開催することは、ブラジルの多様性を世界に示す機会になります。また、先住民族たちの文化の豊かさを評価するだけでなく、エコツーリズムやアドベンチャーツーリズムなど他の旅行部門の促進にもつながります」(ヴィセンチ・ネト代表)
ブラジル観光公社は、11月3日からロンドンで開催され5万人の来場者が見込まれている「ワールド・トラベル・マーケット2014(WTM)」でも世界先住民競技大会の告知を行う予定。さらに、大会の開催が予定されている9月までに、さまざまなイベントを開催する(次ページへつづく)
(文/麻生雅人、写真/Mayke Toscano/GEMT (14/11/2013))
写真は2013年11月14日、マットグロッソ州クイアバ市で行われた第12回先住民競技大会の参加者
http://megabrasil.jp/20141105_15352/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「全ての人に尊厳を」 教皇、民間運動関係者に

2014-11-05 | 先住民族関連
クリスチャントゥディ 2014年11月4日16時12分
【CJC=東京】教皇フランシスコは10月28日、世界各国の民間運動関係者と接見した。
ローマでは同月27日からバチカン(ローマ教皇庁)正義と平和評議会が主催して、不定期労働者や、インフォーマルセクター労働者、移民、先住民族、小作農業者、都市周辺の貧困地域住民らの生活を向上させるためのさまざまな民間運動に携わる人々の国際集会が開かれた。
バチカン放送(日本語電子版)によると、参加者へのあいさつで教皇は、民主主義を実現し、飢えと戦争をなくし、貧しく疎外された人々をはじめ、全ての人に尊厳を保証することの大切さを指摘した。
教皇は、土地・家・仕事を人々の「聖なる権利」として、「こういうことを言うと、教皇は共産主義者ではないかと思う人がいるかもしれないが、それは貧しい人々への愛が福音の中心であることが分かっていないからだ」「これは教会の社会教説だ」と強調した。
多くの人々が飢えに苦しむ中、食料価格が投機目的で操作されていることを教皇は非難するとともに、農業に従事する家族の尊厳を守ることの重要性を示した。また、都市の華やかな発展の陰で、貧しく苦しむ人々が見捨てられている状況にも言及。全ての人が認められる都市づくりを願った。さらに、若い人をはじめとする多くの失業者の存在を憂慮した教皇は、人間より利益を優先する経済構造、人を消費物のように扱う「切り捨ての文化」に警告を発した。
「世界は父なる神を忘れ、神を脇に押しやることで、孤児となった」と教皇は述べ、キリスト者はイエスの山上の垂訓に代表される福音の精神のもと、「出会いの文化」をもって全ての差別をなくしていくように、いっそうの努力を呼び掛けた。
http://www.christiantoday.co.jp/articles/14482/20141104/pope-private-exercise-international-meeting.htm

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菱刺しの農着など先人の“生きる術”紹介 民俗学者・田中忠三郎特別展/十和田市現代美術館

2014-11-05 | アイヌ民族関連
デーリー東北新聞社 11月3日(月)
 旧川内町(現むつ市)出身の民俗学者田中忠三郎のコレクションを紹介する特別展「田中忠三郎が伝える精神」が1日から十和田市現代美術館で開かれている。忠三郎が長年かけて集めた南部菱(ひし)刺しやこぎん刺しの農作業着などが展示されている。2015年2月15日まで。
 忠三郎は下北アイヌ語や縄文遺跡などを独自に調査、民具や衣服などの収集やフィールドワークも行った。13年に亡くなるまで収集・保存した民俗資料は2万点以上で、一部は国の重要有形民俗文化財に指定されている。
 展覧会は忠三郎コレクションを常設展示しているアミューズミュージアム(東京)が企画協力。南部菱刺しや津軽こぎん刺しなどを扱う団体や個人も資料提供した。
 展示室には畑仕事や田植えに使われたズボンのような農着「タツケ」や、晴れ着や野良着として羽織る「長着(ながぎ)」などがずらり。
 江戸時代、風を通しやすい麻布の着用しか許されなかった農民が、寒さをしのぐために麻糸で刺しゅうを施すことによって生み出された菱刺しやこぎん刺しなどの展示を通し、先人が考え出した“生きる術(すべ)”を見詰め続けた忠三郎の精神が紹介され、来場者の目を引いている。
 会期中はトークイベントや、南部菱刺研究会代表の山田友子さんや弘前こぎん研究所によるワークショップなども企画されている。
 時間は午前9時~午後5時。毎週月曜(月曜が祝日の場合は翌日)と12月26日から1月1日までは休館。入場料は常設展とセットで千円、高校生以下は無料。
 問い合わせは十和田市現代美術館=電話0176(20)1127=へ。
(三浦千尋)
http://www.daily-tohoku.co.jp/newsmart/201411020P036280.html


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女性の社会進出を反映 30歳以上での出産が増加

2014-11-05 | 先住民族関連
サンパウロ新聞 14/11/03 (14:41)
 厚生省が10月29日に発表したデータによると、ブラジル国内で2012年に出産した女性のうち30.2%が30歳以上で00年の22.5%と比べて大幅に増加したことや、学歴と出産年齢の関係などが示された。同日付フォーリャ紙(ウェブ版)が報じた。
 30歳以上の女性の出産が大幅に増加したのに対し、15~24歳の年齢層が減少し、25~29歳についても10年以降はわずかに減少している。一方、15歳以下の低年齢出産は12年前からほぼ変わらず全体の1%を占め、年間約3万人の子供を生んでいる事実も判明した。また15歳以下の出産はブラジル北東部(38%)と北部(18%)に集中しており、黒人、混血、先住民(インジオ)に多いという。出産の高齢化は他国と同様に女性の社会進出が一因となっており、今後この傾向はさらに進むと予想される。
 このほか、学歴と第1子出産年齢の相関性も示された。高卒以上の学歴を持つ女性の78.8%が25歳以上で第1子を出産するのに対し、3年以内の教育しか受けていない女性の72.8%は25歳未満で出産をしている。
2014年11月01日付
http://www.saopauloshimbun.com/index.php/conteudo/show/id/19554/cat/1


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沖縄知事選政策比較:観光

2014-11-05 | ウチナー・沖縄
沖縄タイムス 2014年11月3日 10:02
■1500万人呼び込む 下地幹郎氏
 「沖縄経済のリーディング産業」として位置づけ、10年後に観光客1500万人、1兆5千億円収入の産業にしていくことを目標に取り組む。そのために、沖縄を世界から選ばれる国際観光地にしていく。
 できるだけ多くの県民が最小限の多言語ができる環境をつくり、北、中、南部、宮古、八重山に「多言語習得無料塾」を開設し、多言語の「沖縄地域限定案内士」を戦略的に養成する。
 1500万人の受け入れに対応するため、那覇空港の第2滑走路整備と国際ターミナルビルの大幅改築、USJの誘致、プロスポーツを産業化するボールテーマパーク構想、5万人規模のコンベンション施設、琉球空手道の総本山構想などの実現に取り組む。
 県内どこでもワンコイン(500円)バス移動、千円の船賃、5千円の航空賃にして島々の入域観光客を倍増する。
■高額消費層増やす 喜納昌吉氏
 急増するアジアやロシアの富裕層をターゲットに、カジノを含む長期滞在型高級リゾートや、医療・介護・保養ツーリズムなど、高額消費する観光客の層を増やす。
 県外資本のレンタカーを規制し、ホテル従業員の県民採用比率を向上させるなど、観光収入が地元企業を潤し、県民所得の向上に直結するような観光政策を実施する。
 世界ウチナーンチュ大会を発展させ、世界の県系人が参加する文化オリンピック、世界先住民の交流会を開催する。
 また、観光立県・沖縄が国際化に対応できるような人材を育てる観光大学を創設。英、中、韓国・朝鮮語で対応できる外国人ケア課を設置する。
 案内板・標識などを日・英・中・ハングルの4語併記にする。民間にもリーフレット・メニューなど4語併記を推奨する。
■収入1兆円目指す 翁長雄志氏
 国内・国外観光客の接客を戦略的に実施し、2021年をめどに、観光客1千万人超、観光収入1兆円超を目指す。
 沖縄観光の高度化を図るための「観光戦略会議」を設置するとともに、沖縄観光の安全・安心の構築と観光促進を図る「観光基金」を設置する。クルーズ船の需要の増大に対応するために20万トン超級のクルーズバースを設置する。
 自然、文化、伝統、万国津梁の精神など沖縄のソフトパワーにけん引される好調な沖縄観光の将来に影響を及ぼしかねないカジノに反対。幅広い集客効果が期待されるUSJの誘致、大型MICE施設の整備推進、J1対応の本格的なサッカー場の整備、十数面のサッカー場を多面的に網羅したボールパークを整備し、国内外チームの誘致を図る。空手道・古武道の聖地としての空手道会館の整備を図る。
■空港や港湾を拡充 仲井真弘多氏
 県の入域観光客数は、沖縄振興一括交付金を活用した誘客プロモーションの展開などで本年度は700万人を超えると見込まれる。国内・海外の航空路線拡充の動きやクルーズ船の寄港回数の増加、那覇空港第2滑走路とクルーズ関連施設の整備促進などで今後も観光客数は増加すると考えている。観光客の受け入れ態勢の整備が重要である。
 このため空港や港湾、陸上交通などの機能拡充、南北縦貫鉄軌道、東海岸に次世代型路面電車(LRT)等新交通支線の導入、宿泊・観光施設等の充実、観光人材の育成等に取り組む。
 多様で魅力ある観光地づくりに向けて、2万人規模の大型MICE施設の建設に取り組むほか、USJを誘致するなど、世界水準の国際観光リゾート地域の形成を図るなかで、入域観光客1千万人超、観光収入1兆円の実現を目指す。
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=89150

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする