先住民族関連ニュース

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環境省 国立公園整備で訪日客地方誘致 全国8カ所、計200億円計上

2016-09-27 | アイヌ民族関連
SankeiBiz 9月26日(月)8時15分配信
 環境省が訪日外国人観光客の誘致を目指す国立公園の「ナショナルパーク」化を加速している。2017年度予算概算要求や16年度補正予算案で全国8カ所を対象にした「国立公園満喫プロジェクト」に計約200億円を計上して受け入れ環境を整えるほか、商業施設を整備できるよう規制緩和も検討。少子高齢化で経済が停滞するなか、観光立国は確実な成長が見込める分野で首相官邸の期待感も強い。だが、地域の魅力を海外に伝えるには外国語対応や観光ガイドの育成など課題も多い。
 対象選定は伝統重視
 「伊勢神宮の文化伝統、伊勢エビやアワビなど、みなさんが守り育ててきた資源を磨き上げて発信していきたい」。伊勢志摩国立公園に関係する国や地方自治体、観光業者などの地域協議会の設立総会が11日、三重県伊勢市内で開かれ、三重県幹部がこうあいさつした。
 ブランド観光地として世界に売り込むモデル事業の対象には、伊勢志摩に加え、阿蘇くじゅう(熊本、大分)阿寒▽(北海道)▽十和田八幡平(青森、秋田、岩手)▽日光(福島、栃木、群馬)▽大山隠岐(鳥取、島根、岡山)▽霧島錦江湾(宮崎、鹿児島)▽慶良間諸島(沖縄)-の8国立公園が選ばれている。
 対象地域では、ビジターセンターの整備や案内標識の多言語化に加え、身体障害者や外国人に配慮したトイレへの改修などに取り組む。温泉や伝統文化と組み合わせたツアー開発やガイド育成、誘客戦略作りに向けた市場調査も想定する。具体的な取り組みは、国立公園ごとの協議会が年内に策定。成功事例は他の国立公園にも拡大する。環境省の有識者会議は8カ所の選定にあたり、自然公園の価値に加えて、祭りや海女文化といった地域の伝統文化を重視した。
 日光は地元に世界文化遺産「日光の社寺」があることが選定理由という。伊勢志摩は伊勢神宮や海女文化、大山隠岐は出雲大社や日本の神話との関連を強調している。十和田八幡平は祭りや伝統芸能、阿寒は無形文化遺産の古式舞踊などアイヌ文化に触れられる点を挙げた。
 日本文化である温泉も訪日客の人気が高い。阿寒や十和田八幡平、霧島錦江湾などでは重要な観光資源となっている。
 こうした地域の観光資源を訪日外国人に伝えるには、多言語対応など外国人向けに特化したサービスが不可欠だ。阿寒の地元・釧路市は案内表示やホームページの多言語化、無料Wi-Fi(ワイファイ)整備を実施している。多言語対応は阿蘇くじゅうでも取り組みが進んでおり、伊勢志摩はトイレの洋式化に力を入れる。
 ガイド育成も課題
 ただ、外国人を案内できるガイドは全国的に少なく、各地で人材育成をどう進めるかがモデル事業の成否の鍵を握る。
 また、自然豊かな国立公園は事故の危険と隣り合わせでもある。環境省の有識者会議では、委員から「雷は落ちる、落石はおきる、温泉地だとガスは噴射する。危険がたくさんあるところに観光に行くのだから、自己責任を徹底させる必要がある」と指摘が上がった。観光地化が急速に進めば大切に守ってきた自然が荒らされる懸念もあり、保護と利用の両立をどう図るかが課題になりそうだ。
 国立公園のブランド化は、2020年時点で訪日外国人客を年間4000万人とする政府の新たな観光戦略の一環だ。国立公園を訪れた外国人は15年に430万人だったが、政府は1000万人に増やす目標を掲げる。
 15年の訪日外国人数は前年比47%増の1973万7000人と急増し、45年ぶりに訪日客数と出国日本人数が逆転した。とはいえ、4000万人の目標は東京五輪の上積み効果を見込んでも簡単な目標ではない。
 地方への波及効果が大きい観光は、安倍晋三政権が掲げる「名目国内総生産(GDP)600兆円」の達成や、地方創生の切り札だ。外国人をいままで以上に地方へ引き寄せるため、国立公園のナショナルパーク化は重要な役割を担いそうだ。http://www.sankeibiz.jp/macro/news/160926/mca1609260500007-n1.htm


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シャーロット英王女が「初外遊」、一家でカナダ訪問(映像)

2016-09-27 | 先住民族関連
ロイター 9月26日(月)9時29分配信
[トロント 24日 ロイター] - 英国のウィリアム王子とキャサリン妃は24日、長男ジョージ王子と長女シャーロット王女を伴い、カナダを訪問した。
到着したカナダ西部ブリティッシュコロンビアの空港で同国のトルドー首相夫妻に迎えられた。
ウィリアム王子夫妻がカナダを公式訪問するのは2011年以来2度目。子連れでの同国訪問は初めてで、今回はシャーロット王女にとって初の「外遊」となる。
一家は10月1日まで滞在し、先住民族との交流などさまざまな行事に参加する予定。
http://jp.reuters.com/article/pritatin-prince-william-idJPKCN11W00Z




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“Zan=いいね!”がいっぱい。約80機関が集結の台湾観光パビリオン

2016-09-27 | 先住民族関連
Impress Watch 9月26日(月)0時0分配信
 台湾観光協会をはじめとする約80の機関とともに展開した台湾観光パビリオンでは、茶芸から手芸、南部・北部とエリア別の紹介をはじめ「台湾“Zan”=いいね!」をコンセプトに、その魅力を来場者にアピール。マスコットキャラクターの“オーベア”の登場や、クイズ大会など各種ステージイベントも充実。通りがかった人の多くが立ち止まる人気のエリアとなっている。
 ちょうどパビリオンの入り口では“オーベア”が出迎えてくれるサプライズも。また、人形劇の偶戯春秋の衣装をまとったパフォーマーとの撮影なども楽しめる。
パビリオンでは、特設の実演コーナーを設置。台湾茶芸に、粘土細工、先住民による伝統織物などを楽しめる。粘土細工ブースでは職人が即興で作品を生み出してくれるなどその手際のよさと出来のかわいさにほっこりする。カラフルな粘土を組み合わせて、縁起物や各種動物も展示。お供え物として以前は生ものを用意していたが、最近は粘土細工が多くなり需要が広がっているなどの話も聞けた。
 先住民族・タイヤル族による伝統的な織物のデモンストレーションも実施。原始生活が体験できるツアーなども一緒に紹介。

色彩豊かな糸を使い織物を仕上げる様子がブースで見学できる
 台湾茶芸ブースでは、ウーロン茶の試飲も楽しめた。少ない量でも豊かな香りとリラックス効果は抜群。一口飲んだだけで、ホッと一息つける美味しさ。なお、日本の文化の記憶が残る「桃園観光」ブースでもハッシュタグを付けてFacebookまたはInstagramに投稿するお茶のプレゼントが実施されていた。
 台湾グルメも旅の楽しみの一つとして、パビリオン内では数多くのショップが自慢のメニューの試食などを実施。台湾土産の代表格のパイナップルケーキ、ピリッと辛いトウガン、隣接する台東県政府ブースでもウコンなどと一緒にローゼルの砂糖漬けなどが試食できた。また、“台湾の美味しい”を集めた「Ministry at Economic Affairs, R.O.C- Gastronomic Journey in Taiwan」でもバナナやオレンジを使ったイチオシスイーツを展示。なお、南部と北部とエリアごとに多くのホテルも特典などを打ち出し、台湾への旅を検討中の来場者にアピールしていた。
http://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/event/1021659.html


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世界各国から来日したパフォーマーが自国の民族衣装と音楽を披露

2016-09-27 | 先住民族関連
Impress Watch 9月26日(月)0時0分配信

 ツーリズムEXPOジャパン2016の会場に用意された3つのステージでは、国や地域の観光情報やパフォーマンスの発信が行なわれた。なかでもアジア圏のブースが立ち並んだ東1ホールに位置するBステージでは、民族衣装を纏ったパフォーマーが自国の民族音楽を披露していた。
Nepali Cultural Dance show
 ステージイベント開催初日の9月23日にBステージのオープニングを飾ったのは、日本と国交樹立60周年を迎えたネパール。30分のステージタイムをフルに使ってさまざまなネパール独自の民族衣装と民族音楽のパフォーマンスを披露した。
ワンダフルインドネシア・カルチャー・パフォーマンス
 インドネシア共和国観光省による「ワンダフルインドネシア・カルチャー・パフォーマンス」は、インドネシアより来日した舞踊団による本場のジャワ島の仮面舞踊を始めスマトラ島、バリ島、カリマンタン島各地の伝統的な踊りを披露。
マレーシア民族舞踊ショー
 マレーシア政府観光局によるステージは、この日のために来日したマレーシアの舞踊団が本場の民族舞踊を披露した。マレーと先住民族の踊りをはじめ、中国由来の踊りやポルトガルのフォークダンスに起源を持つ踊りなど、さまざまな民族が集まった多民族国家らしいバラエティに富んだもので、来場者とともに楽しむ踊りなどもあった。
http://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/event/1021661.html

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ツーリズムEXPO、台湾の各県・市が観光PR オーションも応援

2016-09-27 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾 2016/09/26 14:29

(東京 26日 中央社)東京ビッグサイトで開催されていた世界最大級の旅行イベント「ツーリズムEXPOジャパン2016」が25日、4日間の会期を終えて閉幕した。台湾からは9の県・市を含む100以上の団体が出展。交通部観光局のマスコットキャラクター、オーションも駆け付け、台湾観光を全力でPRした。
出展した台湾の地方自治体は、彰化県、高雄市、桃園市、台北市、台東県、雲林県など。このほか、航空会社や旅行関連業者など計240人余りが参加した。
雲林県は伝統的人形劇「ポテヒ」(布袋戯)のコスプレパフォーマンスを実施。初めてブースを設置した台東県は、台湾原住民(先住民)アミ族集落のドラムパフォーマンスグループ「PAW PAW DRUM」を招き、会場を盛り上げた。
また、台湾パビリオンでは切り絵や粘土細工などの実演コーナーを設置。中でも切り絵名人の陳茂泉さんの無料実演は好評で、長い列が出来た。
台湾観光協会東京事務所の鄭憶萍所長は中央社の取材に対し、日台間の観光交流は各界の努力によって非常に密接なものになっているとし、今年の相互訪問者数は目標の600万人を達成できる見通しであることを明かした。また、来年は700万人を目指して努力するとの目標を新たに掲げた。
交通部観光局はツーリズムEXPO開催前日の21日には、台湾観光商談会および懇親会を東京都内で開催。日台の関係者400人以上が出席した。
(楊明珠/編集:名切千絵)
http://japan.cna.com.tw/news/atra/201609260003.aspx


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細川たかし、ズラ疑惑完全否定!! 北海道・増毛町で不毛な議論一蹴

2016-09-27 | アイヌ民族関連
中日スポーツ 2016年9月26日

増毛駅で自身の頭部を指しながら、カツラ疑惑を完全否定する細川たかし=北海道増毛町で
 演歌歌手の細川たかし(66)が25日、北海道増毛町(ましけちょう)でご当地ソング「北海無法松」(8月24日発売)のリリース記念イベントを開催。増毛(ぞうもう)とも読める地名にちなんで自身のカツラ疑惑を完全否定した。
 日本海に面した増毛町は人口約4600人の小さな町。地名は、アイヌ民族の言葉で「カモメがたくさんいる場所」という意味の「マシュ・ケ」に由来する。
 「増毛町の願い」という頭皮ケアローションを販売するなど、増毛(ぞうもう)に関連する町おこしが進められており、JR留萌本線の終着駅・増毛駅(無人駅)近隣の売店で販売される硬券切符の入場券は、薄毛の人に御利益があるとされている。
 イベント後の会見で細川は、取材陣からこの町おこしについての感想を求められると、「アタシはカツラという疑惑が昔からあった。だから今日は思い切って(髪を)短くしてきました!」と疑惑を完全否定し、爆笑を誘った。
 疑惑の発端は1980年代にさかのぼる。「トシちゃん(田原俊彦)やマッチ(近藤真彦)の(全盛期の)ころは、スプレーを一本使って固めてた。沖縄で『夜のヒットスタジオ』のとき、風でブワーっと(衣装が)揺れているのに、髪だけはガチッとしているから『あれはおかしいんじゃないか』と言われてきた」という。
 ネット上でも「ロボコップな髪形」「絶対ヅラだ」などと揶揄(やゆ)されているが、「俺はなんにも気にしてない。言いたいのには言わせておけ」と“不毛”な議論を一蹴。その上で「毛がなきゃ、ないで楽でしょ。いつも(松山)千春の頭を見ながら朝、楽だろうなって思って。だから70(歳)超えたらああいうふうにしようと真剣に考えています」と“舌好調”だった。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2016092602000148.html

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[沖縄本コレ読んだ?]照屋寛徳著「ウチナーンチュ ときどき 日本人」 沖縄 ...

2016-09-26 | ウチナー・沖縄
沖縄タイムス-2016/09/24

ゆい出版・1620円
 ウチナーンチュのワジワジーは消えることはない。つい最近も新たなワジワジーのネタができたばかりである。
 沖縄と国の関係は、これまでもさまざま論じられて来ているが、本書では、ウチナーンチュはどのような時に日本人として扱われ、いつから日本人になったのかが触れられている。筆者が国会議員として政府とやりとりする中でその過程が明かされる。
 ウチナーンチュは1899(明治32)年、旧国籍法の施行で法的に日本人になった。これまで私の認識は、1879(明治12)年の琉球処分でウチナーンチュは日本人になったと思っていたのだが、そうではなかった。
 かつて兵役は国民の義務とされていた。沖縄で徴兵制が施行されたのは、1898(明治31)年のことである。いまだ正式に日本国民となっていないにもかかわらず、政府は沖縄に徴兵制を適用した。
 当時、沖縄では兵役逃れのために多種多様な方法がとられたという。詳細は省くが、海外移民もその一つであったようだ。今年は「世界のウチナーンチュ大会」が開催される。第6回を迎える今大会は10月26日に開幕し、最終日の30日には「世界のウチナーンチュの日」が知事の宣言で制定される予定だという。世界に根を張るウチナーンチュのネットワークにこのような始まりがあったことも記憶していいかもしれない。
 沖縄と国の関係、ウチナーンチュのアイデンティティーについて考えるためにも本書は格好の素材と考える。本書が出版されて10年余が経(た)つ。ウチナーンチュとはどのような人々か。その答えはまだ見つかっていないし、沖縄をめぐる状況は当時よりもさらに悪化しているかもしれない。
 民族自立論や、先住民族、沖縄独立論などウチナーンチュのスタンスは「日本」とは距離を置く方向に進んでいるようにも見えるのだが穿(うが)ち過ぎだろうか。(松田米雄・ゆい出版編集発行人)
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/63558

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ツーリズムEXPOジャパン2016のAステージは島根の伝統芸能「石見神楽」で幕開け

2016-09-26 | アイヌ民族関連
北海道の魅力を伝える「いこうよ。気軽に北海道」ではアイヌ姉妹の伝統楽器演奏など
トラベル Watch-2016年9月25日 01:11安田 剛
 ツーリズムEXPOジャパン2016の会場では、ホール内に3カ所のステージを用意して、地域のパフォーマンスや観光情報の発信を行なっている。東4ホールの奥、航空会社のブースに囲まれるように設けられているのが「Aステージ」だ。24日のプログラムは「観る」「ファミリー向け」に絞ってさまざまなステージが展開された。
石見神楽「大蛇(おろち)」
 Aステージのオープニングを飾ったのは島根県西部の石見地方に伝わる伝統芸能「石見神楽」。神事をはじめ古事記や日本書紀を元にした能舞など、多くの演目のなかからから選ばれたのが、今回披露された「大蛇」だ。
 物語のベースとなったのは日本書紀に記された八岐大蛇(ヤマタノオロチ)。出雲国で娘をさらい続け、年老いた夫婦を悲しませていたヤマタノオロチを、酒で酔わせて素戔嗚尊(スサノオノミコト)が退治する。このお馴染みのストーリーが明快かつ迫力満点に進行していく。
 生きているかのように舞う6頭の大蛇と、それを一刀両断するスサノオノミコトの見事な太刀さばきは、開場直後でまだ暖まっていないステージまわりを一気にヒートアップさせた。

カピウ&アパッポによるアイヌミュージックライブ
 北海道観光振興機構によるステージは、阿寒湖・アイヌコタン出身のアイヌ姉妹「カピウ&アパッポ」による伝統楽器による演奏と歌でスタート。「ムックリ」&「トンコリ」の独特の音色と素朴な歌など3曲を披露した。
 続いて北海道出身の若手アーティスト、ご当地シンガーソングライターの熱田ゆかさん、恩返しをテーマに「恩楽」を歌う佐藤広大さんがミニライブと、北海道発の音楽で会場を魅了。
 その後はガラッと雰囲気を一変。北海道観光PRキャラクター「キュンちゃん」をはじめ、北海道新幹線PRキャラクター 「どこでもユキちゃん」、とかち観光誘致空港利用推進協議会の「リッキー」、木古内町キャラクター「キーコ」、釧路湿原・阿寒・摩周観光圏協議会キャラクター「つるまる」、洞爺湖町「洞龍くん」、登別ゆるキャラ 「えんまくん」らが道内各地から大集合。カピウ&アパッポの歌に合わせて踊りを披露した。
http://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/event/1021626.html

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石狩とサケ歴史感じて 24、25日まつり 運上屋にいろり再現

2016-09-26 | アイヌ民族関連
北海道新聞09/24 16:00
 【石狩】石狩市三大秋祭りの最後を飾る「第53回石狩さけまつり」(石狩観光協会主催)が24、25の両日午前9時~午後4時半、市内弁天町の弁天歴史通り一帯で開かれる。今年は初めて、石狩のサケの歴史や文化を観光に生かすためのフォーラムを開くほか、まつりのメイン会場となる「運上屋(うんじょうや)棟」の内部に江戸時代のいろりを再現した。石狩に古くから伝わる貴重なサケ文化をあらためて見つめ直す機会にもなりそうだ。
 フォーラムは、25日午前11時から弁天会館(本町)で。市の産業振興アドバイザーの吉田和彦さんが、観光を切り口とした地域活性化策について講演する。無料。参加希望者は直接会場へ。
 運上屋棟は、江戸時代に松前藩がアイヌ民族との交易の拠点とした建物「運上屋」を再現した観光案内施設で、サケ漁の歴史資料などを展示している。往時の雰囲気により近づけるため、まつりの開催に合わせて、いしかりボランティアガイドの会が、施設内にいろりを設営した。市内の漁業者が古くから使っていた、天井から鉄瓶をつるす「自在かぎ」などを借り受けて設置。運上屋の歴史を紹介する古文書や絵図も新たに展示した。
 このほか、各日午前9時からサケの即売会を行う。抽選で各回50人が参加できるサケのつかみ取りを24日午後3時半、25日午前11時半、午後4時の3回実施。24日午前11時半から、大鍋で千人分を用意する石狩鍋を1杯100円で振る舞う。問い合わせは石狩観光協会(電)0133・62・4611へ。(成田智加)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0319543.html

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アイヌ刺しゅう人気 札幌や伊達からも参加

2016-09-24 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2016年 9/23)

講師の指導を受けながら刺しゅう作品を作る受講者(左)
 白老町の中央生活館で今月からアイヌ刺しゅう講座が始まり、一般参加を含む20人がタペストリー作りを楽しんでいる。北海道教育委員会が主催するアイヌ文化の普及事業。道アイヌ協会を通じて道内の各協会で開催しており、白老会場では先着順で20人が受講中。11月下旬まで全10回で作品を完成させる予定だ。
 講座の事務局を務める白老アイヌ協会によると、道教委主催のアイヌ刺しゅう講座は毎年人気が高く、今年も定員を上回る応募があった。地元をはじめ、苫小牧市や札幌市、伊達市など町外者も多く、8割以上が一般参加組だ。
 札幌市在住の宮崎知保子さん(65)は「おおらかで自然と調和している模様が好き」と語り、白老町での受講を希望。伊達市の葛西結花さん(56)は「昨年まで虎杖浜に住んでいた。伊達市では刺しゅう講座がなく、こちらで受講することにした」と笑顔で話した。
 今年度は町内の河岸麗子さんと菅野節子さんの2人が講師、熊野昭子さんが助手として受講者を指導。会場では和やかな雰囲気で作業が行われ、講師が分かりやすく縫い方などを説明していた。
 白老アイヌ協会では10月から、古式舞踊と民族楽器ムックリの基礎講座も開催予定。11月上旬まで全6回のプログラムで参加者を募集している。問い合わせは白老アイヌ協会 電話0144(82)7739。
http://www.tomamin.co.jp/20160942823

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沖縄や被災地など、「消滅危機方言」守る議論スタート(動画)

2016-09-24 | アイヌ民族関連
fnn-news.com-09/23 23:36
沖縄や、被災地など、消滅の危機にある方言を守るための議論が始まった。
文化庁は、2009年にユネスコ(国連教育科学文化機関)が、「極めて深刻な消滅の危機にある」と指摘した、アイヌ語や、沖縄の方言など、8つの言葉と、岩手・三陸地方を中心とした、東日本大震災の被災地の方言を守るための議論を始めた。
茨城大学が、つくば市に避難している福島県民を調査したところ、同郷の人との会話で、方言を使う機会が「減っている」との答えが57.5%と、3年前より、およそ17ポイント上昇したということもあり、文化庁は、過疎化・高齢化が進む地域や、被災地の情報を収集し、方言の保存につなげたいとしている。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00337118.html

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消滅危機の方言を守れ!ユネスコ指摘で文化庁が強化(ニュース動画)

2016-09-24 | アイヌ民族関連
テレビ朝日-(2016/09/23 11:52)
 アイヌ語や八重山方言など消滅の危機にある言語や方言など、地域文化を守るための協議会が開かれました.
 文化庁の会議では、ユネスコから消滅の危機にあるとされた国内8つの言語のほか、東日本大震災で人口が減少した岩手県沿岸部の方言について、関係者が意見交換しました。八丈方言による小中学校の授業や奄美方言で伝えるラジオニュースなど、普及に向けた取り組みが報告されました。文化庁は文化芸術立国を掲げ、各地の方言の保護・継承を進めています。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000084053.html

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アイヌ新法へ決意新た シャクシャイン法要祭 新ひだか

2016-09-24 | アイヌ民族関連
北海道新聞09/23 07:00

シャクシャイン像の前で礼拝する参列者たち
 【新ひだか】アイヌ民族の英傑を追悼する第70回シャクシャイン法要祭(実行委主催)が22日、日高管内新ひだか町の真歌公園で開かれ、道内各地から約千人が参列した.
 公園内にあるシャクシャイン像前でカムイノミ(神への祈り)をささげた後、加藤忠・北海道アイヌ協会理事長は「皆さんの協力で、アイヌ民族の生活を支える新法をぜひ制定したい」とあいさつ。大川勝・新ひだかアイヌ協会会長はシャクシャイン像が老朽化したため、「(建て替えで)来年は新しい像を見せたい」と述べた。
 芸能交流会も開かれ、地元をはじめ、道東などの保存会が各地で伝承している古式舞踊を披露した。
 シャクシャインは真歌を拠点に不平等な交易でアイヌ民族を圧迫した松前藩と戦ったが、1669年10月23日に同藩との和睦の席で殺された。(飯島秀明)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0318999.html


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人々の幸せ、神に祈り 旭川 アイヌ民族伝統舞踊に5千人

2016-09-24 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/23 07:00

観客も飛び入り参加して盛り上がったシカリウポポ(輪踊り)
 アイヌ民族の文化を伝える第59回こたんまつりが22日、アイヌ民族の聖地として知られる神居古潭(旭川市神居町)で開かれ、親子連れら約5千人が訪れた.午後からは神々に祈りをささげ、人々の幸せを祈願する儀式「カムイノミ・イナウ」が披露された。
 旭川チカップニアイヌ民族文化保存会などの実行委主催。儀式では伝統衣装をまとったアイヌ民族ら約20人が歌に合わせて動物の動きをまねた伝統舞踊を次々と披露。「シカリウポポ」(輪踊り)には観客も飛び入り参加し、軽快にリズムを刻んだ。最後は祭りに使ったイナウ(木幣)を石狩川に流した。
 ニュージーランドから訪れ、踊りの輪に加わったマオリ族のキャシー・リバモアさん(40)は「すごく美しい祭り。自然や生き物とのつながりを大事にしている」と英語で話した。
 会場は昨年の2倍の露店10店が並んだ。伝統楽器ムックリの制作体験コーナーや、エゾシカ肉の煮込みハンバーグ丼などのコーナーが来場者の人気を集めた。(山村晋)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/dohoku/1-0318992.html

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豪のアイヌ遺骨 東大から流出 頭骨2体を確認

2016-09-24 | アイヌ民族関連
毎日新聞2016年9月22日 北海道朝刊
 オーストラリアのメルボルン博物館で確認されたアイヌの遺骨について、東京帝国大医学部(現・東京大医学部)の小金井良精・名誉教授(1859〜1944年)が、豪州などの先住民アボリジニの遺骨と引き換えに送ったことが豪州の研究者の調査で分かった。「東大に豪州の男女の頭骨を保存している」との論文があることも判明。東大は「アボリジニ遺骨の所在は調査中」としている。
 豪州・国立大のガレス・ナップマン研究員がアボリジニ遺骨調査を進める中、メルボルン博物館でアイヌの頭骨2体を確認した。
 一緒に保管されていた小金井氏直筆の手紙や税関の書類によると、小金井氏は1935年7月にアイヌの男女1組の資料として下あごがない頭骨1人分と複製一つを同博物館に送った。小金井氏は36年9月にも、同大医学部解剖学教室の「Yokoo」氏が同年夏に収集した頭骨1人分を追加で送っていた。
 一方、同教室の助教授を務めていた横尾安夫氏の1943年発表の論文には「東大解剖学教室に保存の六個の濠洲(豪州)人男女性頭骨」との記述がある。このうち同博物館からは、アボリジニの遺骨2人分が日本に送られた可能性があるという。
 小金井氏はドイツ留学を経て東大の解剖学講座の教授を務め、日本の解剖学の草創期を築いた。アイヌの遺骨を用いた人類学的研究で知られ、1888〜89年には道内各地の墓地などから大量の遺骨を収集した。【三股智子】
http://mainichi.jp/articles/20160922/ddr/041/040/004000c

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