メジャーコンテスト参加が途切れていたので久々の投稿です。
週末はCQ WW WPX Contest CWに28MHz Low power (100W)で参加しました。振り返ってみると、このコンテスト(の時期)には他のバンドでの参加が多かったようです。サイクル25でのハイバンドのコンディション上昇で期待していました。1週間前の予測では週末にはSFI上昇A/Kインデックス減少で期待値アップでした。しかし、10mマン曰く、この時期は、あまり他のハイバンドの様にはコンディションは良くないようです。
土曜日の9時に開始、九州での話ですが北米は全く聞こえません.......おまけにVK/ZLのビーコンも聞こえません......更に得点源のYBはCWなので少ないです。それだけの理由ではなくWPXのルールは全バンドを通してのマルチなので、マルチバンド、又はちょっと参加だと28MHzでニューマルチや新しい局を探すよりも開いているバンドで効率的に局数を伸ばすのが定石です。
スタートから15時台まで時間当たりの交信数は20局でした。ずっとこれが続くのかと思いながらヨーロッパは少しは開けるだろうと思っていました。16から17時台に少し良い時間があって21時までやって265局でした。こんな感じのコンディションですので、さばき方が上手いとかCWが得意とかと言うよりは、我慢比べでランニングと呼び周りを交互にやって少しずつ局数を積み上げるしかないです。
日曜日の朝、5時の日の出前後に北米へのオープンが少しだけありました。それでも3局位だったかな、パスはあるけど、21MHz選択でしょう。VK/ZL/YBもさっぱりが続きました。夕方にかけてのヨーロッパは重複が増えますので開いていても局数の伸びしろは少ないです。2日目は22時まで粘って426局
最終日、月曜日の朝、北米は少しだけ聞こえましたが、全てやった局だけ、聞こえている局も一桁........地道に積み上げて466QSOで終了
28MHzが好きな人でないとこの時期、このバンドは選択しないのでしょう。国内は良く開いていましたので、JA同士の交信でマルチを増やすことが出来ました。国内コンテスト常連さんにも呼んで貰ってこれは、ありがたかったです。
今回印象に残ったのは南米との交信です。LU,CE,CX辺りは午前中のショートパスでそこそこ出来るのですが、北米と重なるのか、中々増えませんでした、これが夜の20時辺りからの北東方向のヨーロッパ超えのパスで南米が結構聞こえていました、さらに、PY辺りだと、相手はハイパワーか、ノイズが多いのか、かすらないことが多いのですが、このパスでは弱い局でもわりと取ってくれました。
TS-890 IC-7700(100W) 6エレ八木 サブアンテナ90度ずらしたロータリーダイポール
N1MM
こちらはCQ出してランニング(True)と呼びに回った(False)の局数です。
私の運用ではランニングが多くを占めますが、これはQRPでやるときも同様です
✖「QRPなので呼びにまわる」これは強い局に呼び負けますので
ランニングするタイミングと周波数を選べば、聞こえている局は呼んでくれますので、効率アップです。
こちらは時間後のzone別交信数、どちらの方面が開いていたかが大凡わかります。
次はAll Asian DX CWになります。JG6YLYでフルリモートマルチオペで参加予定です。
その前に大分コンテストにも /6で参加予定です。
オマケ、今回は890でスタートしたのですが午後から近隣の家電品かソーラー系のノイズが酷くてノイズブランカー、ノッチを駆使して、回避していましたが、信号が無い時のざらついた感じの受信音で結構疲れました。2日は7700に入替えてやりました。前日のノイズは頻繁に発生しなかったものの、全体を通して疲れない受信音で今回は7700に軍配が、後は弱い信号でボリュームを大きくしてもノイズは大きくならずに信号だけが浮かび上がってくるのも印象的でした。それと選局するときの滑らかさはICOMです。これは、バンドマップをクリックするだけだと関係ないのですが、ダイヤル回して局を探して呼びに回るときの快適さに影響します。ただ、近接の混信比較は出来なかったので全ての面で890が劣るという事ではないですので、誤解の無いように