IARU contestにCW Low Power クラスターやスキマーを使用しないカテゴリに参加しました。スキマー利用は自局の装置でもunlimitedです。
それと2回目のSO2Rのトレーニングです。
CWなので特別な装置は使用せずに、TS-590S IC-7410M 14MHz21MHz5ele(T2-5DX) マルチバンドRDPとCWインターフェース2個をN1MMでコントロールです。
両方の信号を同時に聞くのは、
夜間はRadio1はヘッドフォーン(BOSEノイズキャンセラータイプ)、Radio2はインナーイヤーフォン両方を同時着用
昼間は両方と外部スピーカー(こちらが分離がクリア)
スタート直後は聞こえてくるのがRadio1かRadio2なのか混乱もありましたが、双方のCW受信のピッチ周波数を400Hzと1000Hz辺りに変えることで対応し慣れました。イヤーフォンとヘッドフォン、それにリグの受信音の特性でも聞き分けに影響があるようです。
今後は両方の信号を一つのヘッドフォンに入れて双方のレベル調整をボリューム等で可能にすることも試したいと思います。
このコンテストではランニングで連続で呼ばれるシーンが少なかったので、ある意味SO2Rに専念でき、サブでの交信は全体の2割位でした。
連続で呼ばれる時間帯は、SO2Rには拘らずにパイルに専念した方が交信レートは確実に維持できます。暇になったらSO2Rで2バンド交互CQ送信
かCQ出しながら片方で新局を探す二つのパターンを多用しました。
これらの操作はN1MMで設定できるので、暫くやっているとトチラなくなります。稀に同時に呼ばれた場合には早い方(ログ入力画面になっているRadio)を選択していました。
Radoo1でCQの途中でもう一方Radoio2で新しい局やマルチが見つかると即座に呼びに回りますので、偶々そのRadio1のCQを聞いている局は、途中で送信を止めますので、コールサインが途切れたり、CQ出すタイミングがずれていることを感じるでしょう。でもこれをこちらが気にする必要はないです。
マルチバンド参加でSO2Rを実感してしまうと、使わない場合の効率の悪さを強く感じるようになるのではないかと思いました。
反面、暇な時間が少なくなるので、精神的に疲れるかもしれませんが、慣れてくると、どんどん来い!と快適な時間に変わります。
アンテナは全てモノバンドに越したことは無いでしょうが、マルバンドのビーム1本と90ずらしたマルチバンドRDPでも使いものになります。
それとバンドコンディションによっては、全てがビームでランニングするのでなく、RDPでランニングをやってビームで新しい局やマルチを探すのも効果的です。
結果は昨年のトップスコアの半分ですが、これはSO2Rとの関係でなく、体力と精神力の違いでしょう。とにかく眠たくなるのです。