週末行われたCQ WPX CONTEST SSBに28MHzローパワーで参加しました。
コンディション予測プログラムでは、サンスポットボトム時期の様にまったくオープンがないと言うよりは、ワールドワイドにオープンしても良さそうな指標でした。
それもあって、サイクル24の幕開けに相応しい、旬を味わおうと、このバンドで参加しました。
しかし、21MHzのコンディションが良すぎたのと、マルチプライヤーのプリフィックスがバンド毎でなく、オールバンドを通して適用なので、参加局は21MHzに集中したようです。
おそらくバンドレコードを更新した局もあるのではないでしょうか。
日の出から夜中まで南米方面がショートパスとロングパス方向で開いていました。太平洋方面も同じように開けていたが、少し早い時間に出ている局が居なくなったという印象でした。
それと初日の北米は西海岸の局がほんの僅か、中米カリブはゼロでした。
パスは有るけど出ている局が少ないJAにアンテナを向けてくれない状態でした。
アフリカ方面は午後3時頃から夜中まで開いていましたが、こちらも出ている局が少ないのか聞こえてくるのは、ZS,5X,ST,9Qのみでした。特に6エリアとの相性が良いのかZSオンパレードでした。
二日目も同じようなコンディションでしたが北米の局が数局増えたかなと云う程度でした。
EU方面に関してはzone16辺りまででパッとしませんでしたが、2日目にはOH,IT9,YO辺りからも呼ばれるコンディションでした。
結果は(SSN74でスタートし直ぐに104まで上昇)
IC-756PRO 20mh 5ele yagi N1MM
Band QSOs Pts WPX
28 238 586 178
Score: 104,308
この時期のイベントやコンテスト開催を自粛する動きもあります。
主催者も参加者もすんなりと「やりましょう」「参加しましょう」という気持ちには、なれない人が多いのかもしれません。
みんながやるから仕方なくでなく、色々な事を考えた結果でどちらかに決めるのだと思います。
イベント自粛の考えは全く否定しません。でも実施することが何らかの形で支援することに繋がるならば自粛の必要はないのかもしれません。
アマチュア無線家がボランティアで非常通信を担うことは支援の一つだと思います。
でも地域性があり全てのアマチュアが非常通信に関わる可能性は少ないでしょうし、現地でボランティア活動できる人も限られるでしょう。
じゃその代わりに何をしようか?
私の場合にはコンテストに参加することに決めて、交信局数に応じた金額を東北関東大震災義援金に充てることにしました。今回は238QSOなので2380円にしました。一つのコンテストで数千局やる人もいるので、乗数をどれだけにするかは自分で決めれば良いと思います。それにコンテストは今回限りではありません。
この様な方法もあるのではないかと紹介しただけで、コンテストに参加したら必ずやらなきゃ駄目ですよと云う方向に導く気持ちはありませんし、どれだけしましたと云う事を公表する必要もありませんので、義援金に関して同じような内容を次のコンテストの報告で書くことは無いでしょう。
もしコメントがあれば、私のjarl.com宛でもOKです。