JA6WFM DX - CONTEST-50MHz plus 160m JCG-43012

コンテスト参加、6m/10m/15m/CW/SSB/FMオープン話題

2023 CQ World Wide WPX Contest CW

2023-05-29 15:13:14 | アマチュア無線

メジャーコンテスト参加が途切れていたので久々の投稿です。

週末はCQ WW WPX Contest CWに28MHz Low power (100W)で参加しました。振り返ってみると、このコンテスト(の時期)には他のバンドでの参加が多かったようです。サイクル25でのハイバンドのコンディション上昇で期待していました。1週間前の予測では週末にはSFI上昇A/Kインデックス減少で期待値アップでした。しかし、10mマン曰く、この時期は、あまり他のハイバンドの様にはコンディションは良くないようです。

土曜日の9時に開始、九州での話ですが北米は全く聞こえません.......おまけにVK/ZLのビーコンも聞こえません......更に得点源のYBはCWなので少ないです。それだけの理由ではなくWPXのルールは全バンドを通してのマルチなので、マルチバンド、又はちょっと参加だと28MHzでニューマルチや新しい局を探すよりも開いているバンドで効率的に局数を伸ばすのが定石です。

スタートから15時台まで時間当たりの交信数は20局でした。ずっとこれが続くのかと思いながらヨーロッパは少しは開けるだろうと思っていました。16から17時台に少し良い時間があって21時までやって265局でした。こんな感じのコンディションですので、さばき方が上手いとかCWが得意とかと言うよりは、我慢比べでランニングと呼び周りを交互にやって少しずつ局数を積み上げるしかないです。

日曜日の朝、5時の日の出前後に北米へのオープンが少しだけありました。それでも3局位だったかな、パスはあるけど、21MHz選択でしょう。VK/ZL/YBもさっぱりが続きました。夕方にかけてのヨーロッパは重複が増えますので開いていても局数の伸びしろは少ないです。2日目は22時まで粘って426局

最終日、月曜日の朝、北米は少しだけ聞こえましたが、全てやった局だけ、聞こえている局も一桁........地道に積み上げて466QSOで終了

28MHzが好きな人でないとこの時期、このバンドは選択しないのでしょう。国内は良く開いていましたので、JA同士の交信でマルチを増やすことが出来ました。国内コンテスト常連さんにも呼んで貰ってこれは、ありがたかったです。

今回印象に残ったのは南米との交信です。LU,CE,CX辺りは午前中のショートパスでそこそこ出来るのですが、北米と重なるのか、中々増えませんでした、これが夜の20時辺りからの北東方向のヨーロッパ超えのパスで南米が結構聞こえていました、さらに、PY辺りだと、相手はハイパワーか、ノイズが多いのか、かすらないことが多いのですが、このパスでは弱い局でもわりと取ってくれました。

TS-890 IC-7700(100W) 6エレ八木 サブアンテナ90度ずらしたロータリーダイポール

N1MM

こちらはCQ出してランニング(True)と呼びに回った(False)の局数です。

私の運用ではランニングが多くを占めますが、これはQRPでやるときも同様です

✖「QRPなので呼びにまわる」これは強い局に呼び負けますので

ランニングするタイミングと周波数を選べば、聞こえている局は呼んでくれますので、効率アップです。

こちらは時間後のzone別交信数、どちらの方面が開いていたかが大凡わかります。

次はAll Asian DX CWになります。JG6YLYでフルリモートマルチオペで参加予定です。

その前に大分コンテストにも /6で参加予定です。

オマケ、今回は890でスタートしたのですが午後から近隣の家電品かソーラー系のノイズが酷くてノイズブランカー、ノッチを駆使して、回避していましたが、信号が無い時のざらついた感じの受信音で結構疲れました。2日は7700に入替えてやりました。前日のノイズは頻繁に発生しなかったものの、全体を通して疲れない受信音で今回は7700に軍配が、後は弱い信号でボリュームを大きくしてもノイズは大きくならずに信号だけが浮かび上がってくるのも印象的でした。それと選局するときの滑らかさはICOMです。これは、バンドマップをクリックするだけだと関係ないのですが、ダイヤル回して局を探して呼びに回るときの快適さに影響します。ただ、近接の混信比較は出来なかったので全ての面で890が劣るという事ではないですので、誤解の無いように

 

コメント

ALL JA Contest

2023-05-01 19:17:51 | アマチュア無線

週末はALL JA Contestに参加しました。

ここ数年はQRP CW マルチバンドに参加して、満足の行く結果を残せたので、何かの他の部門を考えたりしていました。ところが週の始め頃から風邪の症状で喉は痛いして頭も痛い、こりゃヤバイかなと検査を受けましたが、コロナもインフルエンザも見当たりませんでしたのでホッとしたのですが、症状は続いて、気力が低下し、リタイヤかなと思いました。幸いにも土曜日になって少し和らいできたので、夜は眠れて暇なバンドにしようと28MHzシングルバンドに決めました。

21時を回ってスタート、おおお!1エリアから8エリアまで結構開いていました。この時はアンテナは北東向きでしたので、Eスポの様な感じでした。確かアンテナを回してみなかったので、もしかしたらスキャッターだったかもしれません、と言うのも終わってみれば、Eスポは突発的に短時間出るのですが、7割位の交信は南東向けのスキャッターでした。こんな高い割合で交信した記憶はあまりありません。ひとつは南東方向には山が迫っていて他の局で聞こえる太平洋の局が聞こえない時が多いのです。これはDXの話ですので国内だと異なるのでしょう。

翌朝は6時頃から始めて、強く聞こえるのは南東方向のスキャッタ~、そろそろEスポ?と思われる時間帯には何度も方向を切替えるのですが、やはり、スキャッター方向です。その中でも10分から30分程度のEスポが数回ありました。この時には1エリアを中心にSSBでやりました。

夏のFDCには移動で21/28MHzに参加することが多くて、この時は殆どがEスポなのですが、Eスポが開いていなくてもスキャッター方向を小まめにチェックすることは必要だと感じました。

あとは、移動ではHB9CVを使用するのですが、今回は自宅からだったので20m高の6エレでやりました。その利得もあってスキャッターを上手く利用できたのかもしれません。ただ国内相手にスキャッターを使う場合の適切な打上角度がどれ位なのかは?ですので、アンテナの効果だったのかは何とも言えないところです。20m高の7エレ位になると国内は弱くなるとも言いますので。

CW/MIXでの昨年のトップには僅かの及びませんでしたが、そこそこ出来たのかと思っています。

運用情報の公開について、新たに規約に記載されたことで運用記等を公開(どこまで)することの可否があるようですが、公開できる部分は、これまで細かく文字にされていなかっただけで、コンテストの基本的な考えは以前も今年から何も変わっていないと思っていますので、これまで通り、公開していきます。コンテスト中の記憶は段々と薄れるので、直後が良いのです。公開の制限ではなく、参加者がやってはいけないこと「コンテスト終了後のログの修正は禁止」を初心者へ広めることで充分です。

また他の局の参加部門を見て自分の参加部門を決めた局に負けてしまったとしても、その局が後出しじゃんけんであっても、その局には負けているのですから、その事実だけを見れば良いと思います。

また、先に他の局の結果を見てしまったら、勝ち目がないのでログを出さない局もある様な事を聞きました。これは成るほどだな~と思いましたが、コンテスト初心者でなければ、毎回ログサマリーに作成でやることは同じですので他の局が公開する前、コンテスト終了後に速やかに生ログを出していれば良い事なのです。コンテスト初心者であれば、なおさら、先ずはログを出して公式記録として足跡を残すことが大切かと思いますよ

True(時間毎のCQを出して交信した局数)UTCになっています12⇒21時

マルチ別交信数

 

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