JA6WFM DX - CONTEST-50MHz plus 160m JCG-43012

コンテスト参加、6m/10m/15m/CW/SSB/FMオープン話題

2023 CQ World Wide RTTY contest QRP 10m assisted

2023-09-25 18:26:43 | コンテスト

週末はCQ WW RTTY contestにQRP 5W アシステッド部門に6エレ八木で参加しました。

Low power にするか? QRPにするか? アシステッドにするか? ノンアシステッドにするか?迷いましたが、のんびりできるアシステッドのQRPにしました。目標はJAのレコード更新としました。

実はコンテスト準備段階で毎度のN1MMとMMTTYの相性?不具合が水曜日の事前確認で発生、SO2R boxのu2R経由でまともなFSKの信号が発生しないのと、一度メッセージ送信開始するとメッセージ終了後にリグは送信から受信に移るのですが、u2RのFSKインジケーターが点滅している。おかしいなと思ってリグのTX PTTを押すとメッセージがエンドレスで続いていました。MMTTYを再インストールしたり、EXTFSKを再インストールしたり、バージョンを変えたりとやってみるのですが、符号は送出するが出鱈目でモニタしても文字にならず、これを丸1日やっていましたら、脳味噌がしゅんしゅんし始めたので、これいかんと、その日は終了

u2R使用はあきらめて7610内臓のUSB FSK キーイングに切り替えました。これはすんなりOKになりました。何故?AFSKにしないのか?AFSKだとマークとスペースに相当するトーンをSSBのマイク入力に加えるのでオーディオレベルの設定とALCの設定をきちんとやらないと汚い信号が出ることもあるからです。スコープを見ていると広がっていたり音が濁っているような信号もありましたが、AFSKだったのでは?と想像します。

これで9時のスタートに間に合いました。直前での不具合でしたら戦意喪失だったでしょう、コンテスト中に不具合発生で喪失した話も何度か聞いています。

スタート時のコンディションは良いとは思えない位の賑わいで直ぐに北米はあきらめて近隣のオセアニア狙いで局数を増やす作戦です。北米は日曜日の朝から出来ますので

15時を過ぎたあたりからヨーロッパが見え始めましたが5Wで呼んでも届きません。これは想定内ですので、ウォーターフォールを眺めながら強そうな信号を見つけてのんびりと進めます。ヨーロッパに対してのピークが見え始めたのが17時過ぎだったでしょうか、返りの反応が良くなってきました。これが20時頃まで続いて21時には信号が弱くなってきましたので5Wで無理だろうと初日を終了しました。

Day2日曜日の朝です。北米に期待しました。6時前にはP4, ZF,を含む幾つかの北米の信号が見えています、でも、殆ど届きません、5Wだとこんなもんです。そうするうちに東海岸が見えてきました、でも、まだ届きません、それからしばらくしたら、他の局が呼んでいないと返ってくるようになりました。MA, CT, NH, RIなどと出来ました。これだけで満足です。9時の折り返しの時点で100QSO近く達成しJAのレコードはクリアしていました。

その後は夕方まで近隣のオセアニアの積上げです。YBは近いので5Wでもそこそこ出来ます。15時頃からまたヨーロッパ時間で主にニューマルチを意識して呼びまわりです。呼ぶ局がいなくなったらランニングを試みますが、RBNに全く拾われません。比で言えば呼びまわり9割でランニング1割でした。少ない可能性でも呼びに回っている局もいますのでランニングはやるべきなのです。

最終日月曜日の朝の北米に期待しましたがコンディションは落ちたのでしょうか?東海岸は殆ど聞こえませんでした、その代わりにzone4が前日と比べて多かった印象です。しかし届きません、届き始めたのは7時前位からでした。その後8時には全体的に信号が落ちてきました。

終わってみたら5Wでも見えた信号の8割位は交信できた印象です。これはすぐに交信できたと言うことではなくて、大きな波の様に、又は潮の満ち引きの様に信号強度の変化で強くなる時間帯があるのでそのピークを上手く掴むと今までかすりもしなかったのが届く瞬間があるのです。これはQRPの面白さのひとつかもしれません。

ところで、JAのレコードを更新できたのは中間でわかっていたのですが、ワールドのレコードも更新していたようです。これは全く考えてもいなかったので、ラッキーでした。ただ他の局の結果が分かりませんので、レコードは更新しても今年の順位がどうなるかは、全く分かりません。

IC-7610 (5W) 6ele Yagi N1MM MMTTY 7610 USB keying

呼びまわりfalse  CQ出してランニングTrue

CW/SSBでのコンテストだとQRPでもランニングの割合が非常に高いのですが今回は非常に少なかったです。

時間毎(縦軸)のzone(横軸)の交信数

 

今回初めてRTTYのコンテストで7610を使いました。ウォーターフォールの性能がRTTY運用でのアドバンテージがあると実感しました。

それはいままで他のリグでもウォーターフォールは見ていたのですがピシャリと一致する感触が無くてこの辺りに出ている程度で利用していましたが、7610ではキャプチャー画像でもわかるようにRTTYの信号はマークとスペースの2本の平行線になります。この右側にカーソルを持ってくるとほぼゼロインになります。バンドスコープ幅は20kHzに設定してました。もう少し広くとっても使えますが、この程度がちょうど使い勝手良かったです。それとバンドスコープはオートスクロールしますので、周波数が左右に端を超えたらスコープも自動的に変わりますので手間いらずです。近隣のAM/CBやキャリアが出ている時には、単線の信号になりますので、RTTYではないと分かるので、ダイヤルを回すときに、そこを飛ばすことが出来ます。

 

 

 

 

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週末と祭日は10mでSACとXPOに

2023-09-19 16:33:43 | コンテスト

週末はSAC / Scandinavia Activity Contest と週明けの祭日はXPO conestに10mで参加しました。(するつもりだった)

SACのほうは土曜日の夜21時にスタートでしたので、10m bandは既に店仕舞の可能性が高かったので、日曜日の午後15時から開始しました。スカンジナビアの局が多くは無いがそこそこ聞こえていました。暫く呼びに回ったりCQ出してランニングしたりしていましたが、エアコンなしのシャックは暑すぎて直ぐにエアコン部屋へ避難、終了の21時頃までは少しは増やせそうでしたが、バンドコンディションの把握が目的だったので早々に終了しました。

10m band antenna 6ele Yagi / 100W

月曜日はXPO contest こちらも10m bandでスタートしましたが、コンディションもイマイチで20m bandで暇潰ししながら10m のほうと交互にDueling CQを出していました。しかし、殆ど呼ばれずに20mのほうの交信数が増える一方でした。この日も暑くなったので昼前には昼食に外出して午後からやってみようと思いましたが、暑さで直ぐにエアコン部屋へ避難。18時まで頑張れば局数は積上げられそうでしたが、入賞には程遠い局数でしたので15時で終了しました。

ハイライト?朝の10mでWA6に呼ばれましたので、「せっかく呼んでくれたのにJA contestなのでごめんなさい」とメッセージを打って73を送りましたが、もしかしてJA6だった?特徴のあるキーイングでしたが確かにWA6と聞こえたので間違いないと思いますが......

20m band antenna RDP / 100W 国内コンテストは100Wいや10Wでも十分だと思いますが、パワー制限が無いと40m/80mでは威力を発揮できますから(上下が弾き飛ばされる)アンプ投入なんでしょうね。制限ないとしても参考までに何ワットで運用したか申告制でも良いのではと、申告できない人もいるのでしょうか?それは深刻ですね。

今週末はCQ WW RTTYに参加します。最近FT8は殆どやらなくなりましたが同じパソコン通信でもRTTYのほうはクロスパターンを見ながらダイヤル回して十字になるようにチューニングする操作と信号を聞く、マニアックな楽しみがあるのでコンテストだけは参加しています。

 

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2023 All Asian DX Contest PH

2023-09-04 15:59:36 | コンテスト

週末は、JARL All Asian DX Contest Phoneに10m Low Powerで参加しました。

10mは、秋のコンディション真っ盛りには程遠いですが、夕方からはヨーロッパ方面はそこそこ開いていますので、少し期待していました。

でも、扉を開くと.......期待を裏切らずに(笑)さっぱりでした。北米は全く聞くことが出来ず、おまけにヨーロッパも磁気嵐の影響もあってか数局と出来た程度です。それでも元気なYBの局が沢山いましたので、楽しむことが出来ました。

あまりネタがありませんので、今回のコンテストからそれますが、マルチバンドでやるときには、SO2Rでやっています。今年の始めにシステムを10m専用に変更してから、SO2Rは殆どやっていなくて、トリプレクサーとBPFは外していました。先週のYO DXでSO2Rを試してみたところほぼすべてのバンドで被りが酷くて使い物になりませんでした。IC-7700(100W)と再召集の IC-7610の組合せです。TS-890は2か月弱でサヨナラしました。

アンテナは同じタワーに乗せた10m6eleと40/20/15/10m用マルチバンドダイポールです。これに全てのバンドのBPFを入れると切替が面倒なのでやっていませんでした。それでこれでは使えないので、40mはあきらめて、このアンテナに20/15/10mのトリプレクサーと20m 15mBPF、そして10m 6eleにBPFを再挿入しました。全てVA6AM製の組立キットです。すると全てのバンドで2倍3倍の周波数ではピンポイントで被りはあるものの、少しずれると殆ど影響がなくなりました。やはりよく効いています、昔流行った日本製のBPFはあまり効果があった思い出がありません、データ的には当時の日本製のBPFとVA6AMのとはバンド外の減衰量が(淡い記憶ですが)20dBから30dBと雲泥の差です。

ですのでSO2Rをやるには広大な敷地でアンテナ間の距離が取れる場合は別としてBPFは必須です。(受信部を壊さないためにも離れていても必要だとは思いますが)

False(呼びに回った) True(CQ出してランニング)

時間毎の交信 zone 

次は今週末のWAE/PH (マルチバンドのみ)なのですが、昨年の始めころから近隣のオーディオ機器(ラジオ、パソコンの外部SP)へのインターフェアーの心配がなくなったので暫くマルチバンドでバリバリやっていたのですが、再び同じ所へインターフェアーの可能性が出てきましたので、公的な調査で問題がなかった7MHz 28MHz 50MHz以外のバンドではSSBの運用は自粛しています。CWは200Wでも問題無です。留守の時間は良いのですが........対策を拒否されると手も足も電波も出せません。それでも28MHzで数年は遊べますので、それで十分ではありますが.........

 

 

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