JA6WFM DX - CONTEST-50MHz plus 160m JCG-43012

コンテスト参加、6m/10m/15m/CW/SSB/FMオープン話題

ALL JA ContestでのSO2R

2022-04-25 15:04:21 | アマチュア無線

早朝からコンテストが終了する夜の9時までハイバンド 20/15/10mがずっと開いていたので、多分、久しぶりに、又はこんな記憶はあまり無いので初めてSO2Rらしいオペレートが出来ました。

これは時系列(UTC表示)でのバンド毎の交信局数です。常に2バンドを使っています。ノイズが酷かったり体調がイマイチの時には、無理せずに1バンドでやっています。

2021 (左)結果と目標値と 2022(右)結果

  

私が使う二つのパターンで、①あるバンドでランニング(CQ 出して交信)しながら他のバンドでS/P(呼びに回る)②Dueling (二つのバンドで交互にCQを出して交信する) この両方が結構効いたコンテストでした。

①S/P ログの一部で14MHzでランニングしていますので周波数は固定です。7MHzの方はダイヤルを周波数の高い方へ向かって回して呼びに回っていますので周波数が高くなっています。

この時には左の耳で14MHz 右の耳で7MHzを聞いています。音量は可能な限り最小です。ノイズキャンセラー式のヘッドフォンを使用するとシャック内の周りの音がギリギリまで絞れますので、集中できます。但しオペは耳鳴り持ちなので、常に「キーン」と聞こえていますが(汗)

左右の耳で同時に複数の信号を聞くことは、難しい? 慣れないと難しいかもしれませんが、コンテスト時の7MHzの状況を想像してみてください。普段CWでコンテストでCQを出している方は同時に複数の局に呼ばれてもどれか一つをコピーしていると思います。それと同じで、結構聞き分けが出来ます。片方は混信だと思えば良いのです。笑 ポイントは音量を大きくし過ぎていお互いに潰し合わない音量にすることです。それと普段からコンテストで呼びに回るのが中心の方だと、この部分が弱いかもしれません。

それとキーボードは左右のリグに対応させて2個使用しています。これですと、ログ入力時のキーボードの切替の必要がなくて、聞こえた方のキーボードをタイピングするだけです。極端に言えば左右同時にコールサインの入力が可能です。勿論片手タイピングです。国内のコンテストだとこれでも余裕でタイプできます。呼びたい局のコールサインをあらかじめタイピングしといて(クラスターを利用しているとenterキーでバンドマップから自動的に取り込まれて送信を開始します、MMTTYのInsertキーの操作と似ています)、あとは呼ぶタイミングを見てenterキーを叩くだけです。

それと偶に呼びに回った直後にCQを出している側で呼ばれる場合がありますので、その時には応答するタイミング(呼びに回った方での送信が終わるまで)を見ています。

 

②Dueling もう一方は14MHzと21MHzで交互にCQを出しています。(二波同時送信を回避するために必ず一波しか送信できないような機能が備わっています)両方の周波数がほぼ固定です。途中で変わっている部分もありますが、これは、混信が出てきて場所を変わった時です。こちらも二個のキーボードを使用していますが、u2Rの機能で、Dueling CQの時に左右のリグの受信音とキーボードを相互に自動的に切り替える機能がありますので、これを利用すると、オペは無意識で聞こえたコールサインをタイピングすればバンドに対応したログにコールサインが入力されます。これは実際に操作してみないとピンと来ないかもしれません。

この操作でも両方のバンドでずれながらほぼ同時に呼ばれることが結構あります。この時も片方の送信メッセージが終了するまでもう片方のリグの送信のタイミングを見ています。何故ならばメッセージ、例えば5NN43Pの送信が終わらないうちに、もう片方のメッセージを送信し始めると前者が送信ストップになってメッセージが途中で途切れてしまいますので。

SO2R導入のきかっけは、マルチバンドでのトップコンテスターがやっていたのでその操作に興味があったからですが、実際にやってみると、入賞狙いよりもシングルバンドでガンガン呼ばれることもないコンテストで暇な時間が無くなるのでコンテストが楽しくなります。これからハイバンドが更に良くなりますのでDXコンテストでは勝ち目のないマルチバンド参加ではなくシングルバンドへの参加が増えるのでSO2Rの出番は減るかもしれません。

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ALL JA CONTESTに参加

2022-04-25 14:55:38 | アマチュア無線

週末はALL JAにQRP/CW CAPで参加しました。この部門も3年目なのと前日辺りからハイバンドでも国内のコンディションが良くなっていたのでシングルバンドにしようかと思いましたが、結局今年もQRP/CWで楽しみました。バンドの選択に迷った時のために昨年の結果を基に時間毎の表も作っていましたがハイバンドが開いていたので使うこともありませんでした。

スタート直前のRBNでの飛びチェックでも15mは開いていたのでハイバンド期待していましたが、これは日曜日にやるとして、とりあえず160/80mでスタートしました。しかし、雨の影響かバンド内には高圧線ノイズやらジャミングの様なのが酷くてSメータは9を振り切っていました。QRPだったこともありリグのATTを12dBにしてフィルターの帯域を狭くしてどうにか聞こえる状態に、これだけでも相手が100Wだとバランスが良いようです。勿論QRPの局に呼ばれると取り切れないこともあります。この状態でもオーディオには耳障りなノイズが重なっていたので30分もしないうちに、もう止めようかと思った位です。15mも開いていたので少しやりましたが、気付いていないのか?それともローバンドでスタートなのか、相手はそれほどいませんでした。結局初日は2時前までやって196QSO、ずっと起きていればまだ、伸ばせたのでしょうが日曜日に体力温存

日曜日は朝5前から2時間ほど80mをやりましたが局数は伸びず、その代わりに20mは開いていたので20mRunで40mS/Pを10時頃までやっていました。11時には40mに見切り付けて15mRunで20/10mS/Pで交互に呼んでいました。この辺りからSO2Rが効き始めました。お昼前には500QSO出来たので、昨年のスコアを超えることは確信しました。午後はSO2Rで20/40mでDueling CQが効いて交互に呼ばれる時間が続きました。

40mの局数が少なかったのと普段100Wの時には15時から40mで局数を伸ばすのですが今回はQRPでしたので局数を増やす効率を考えて20/15/10mでやり続けました。これは正解でした。終わってみれば朝からコンテスト終了まで20/15/10mが開いていました。ここ数年の国内コンテストではそのような経験はなかったです。さらに意識していませんでしたが暫定ではALL JA CAPのオールタイムレコードは更新しました。他の局の成績も気になりますし、どれ位減点があるかも気になります。

コンテスト中のことで思い出したことがあれば今回のSO2Rの操作と合わせて後日掲載します。

JF6YME CAP

IC-7700/IC-7600/実測5W

160mタワードライブ、80m1/4波長スローパー、40mRDP、20/15m 5エレ、10mHB9CV

N1MM/ u2R/ SO2R/ RBN

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Propagation Tool and Resources for Contesting

2022-04-15 17:00:35 | アマチュア無線

タイトルは昨年のQST11月号のコンテスト特集に掲載された「コンテスト参加の為のコンディション予想ツールと情報源」のリンクの紹介です。QSTを読みたくなる理由の一つとして様々ジャンルの楽しみ方とそのノウハウを紹介している記事が多いからです。

普段からワッチしているバンドがあれば、そこは、それまでの経験値から、ある程度の予測は出来ますので、この様な予測ソフトや情報は不要かもしれません。しかし、平日は無線以外の事をやっていてコンテストの時だけ運用する人もいるでしょうし、普段運用していないバンドでの参加もあるでしょう。そんな時の為に役立つリンクになっています。QSTでの筆者はYCCCのWO1NとKC2Gになっていました。

これらの中で私が使ったことがあるのは、VOACAP,PSK reporterとDXMaps位です。

① VOACAPはDXとのHF帯での海外との交信で、やりたい地域があって、今、そことやるのにはどのバンドが適しているのか?

又は今は、どのバンドで何処の地域とのパスがあるのか?を調べるときに使っています。

これによってコンテストでのタイムテーブルを作ったりします。またDX pedition情報で掲載されているコンディション予測もこれを基にしたのがあります。

② PSK reporter これは主にFT8をやっている時に使っていました(過去形)笑 自分の電波が何処まで届いているかをチェックするのに使用します。

③ DXMaps これは6mマンご用達(私だけがそう思っている?)の主にVHF帯のEs発生情報です。データ取りは日本のEs発生情報と同じなのかもしれませんが、国内での発生情報ではなく、World Wideでの情報です。例えばこれからのシーズン、6mで北米やヨーロッパと交信するのにとても参考になります。例えば、九州からだと韓国、中国、モンゴル、アジアヨーロッパからヨーロッパに向かう線上に幾つもEsが発生していると交信できる可能性が高まります。しかし、韓国の上ではなく、もう少し北東寄りの日本海の上に発生している場合だと関東では聞こえるけど九州では聞こえないケースが多いです。ですので開いている時にこのEsマップを見ていると予測が出来るようになります。

他にも幾つか紹介されていますので、リンクをページ左の「ブックマーク」に追加しました。

全て英語のページですが、何度も見ていると雰囲気で分かる(かもしれません)

未だ使ったことがないツールもありますので、後日使ってみてからレポートします。

既に使っている方があればコメントでレポートお願いします。

DXMapは雰囲気で分かるマップの一つです。

https://www.solarham.net/

https://www.voacap.com/hf/

https://soundbytes.asia/proppy/

https://hamwaves.com/propagation/en/index.html

https://pskreporter.info/pskmap.html

https://www.wsprnet.org/drupal/

https://www.dxmaps.com/spots/mapg.php?Lan=E

http://aprs.mennolink.org/

http://www.propquest.co.uk/

https://prop.kc2g.com/

 

 

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JIDX-CW

2022-04-11 13:20:20 | アマチュア無線

週末は、他のイベントと一部重なっていたのでJIDX CWにパートタイムで参加しました。実際には朝の7時から16時まで出れませんでしたので、ハイバンドの朝の北米と午後からのYB/DU辺りの近隣国との交信が少なかったかもしれません。フルに出ていた局がどれくらいやっているのかは今回は全く分かりません。

21MHzシングルバンドで参加を予定していました。開いていない時間帯は他のバンドでも得点サービスで少し交信しました。コンディションと参加局の分布はシングルバンドでなくても21MHz中心のコンテストだったでしょうか?

コンテスト後半は毎年?の事でGCと重なってヨーロッパ勢はGC参加だったでしょうか?ナンバーを聞いていればどちらに参加しているか想像がつきますので、適当に43を送って交信していました。恐らく相手も「JIDXだな」と分かっていたでしょう(笑)

今年は、ロシアとウクライナの関係でロシアとベラルーシからの参加がチェックとログ扱いとなりました。その影響はあったと思いますが、普段がGCと重なっているので、大量の減少は無かったかもしれません。チェックログ扱いになったことは、何とも言い難いですが、人に対する対応ではなく、国相手としての対応だったと理解しています。この措置に関しては国内外から賛否の両方あると思います。お考えは、ご自分のSNSで発信されるのが適切だと思いますので、これらに関するここでのコメントはお控え願います。

気持ちの中では、すっきりしないコンテストが暫く続きそうではありますが................................

IC-7700(100W) IC-7600 u2R N1MM

40m-RDP 20/15m-5ele 10m-HB9CV

スタート直後SO2Rで少しやっていますのでYoutubeにアップしています。

編集していませんので興味ある部分だけを適当に飛ばしてどうぞ

https://youtu.be/FE8Myokz4Nw

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TZ4AM

2022-04-07 18:00:28 | アマチュア無線

TZ4AM Jeffさん

バンドやモードによっては交信済の方が多いのかもしれませんが

このところ毎夕方ずっと28MHzCWで海外からレポートが上がっていました。(日本からアップされるクラスター情報では上がらないDXのほうが多い)

しかし、聞いてみても私のところでは中々聞こえてきませんでした。今日はばっちりと聞こえていました。UP1kHzで交信。

 

交信のあと、QRZ.comのJeffさんのページを覗いてみると、興味あることがたくさん書かれていました。例えばスプリットで呼ぶときは「2回!呼んでね」と、これにはちゃんと理由がありました。普段UP1.5kHzから0.1kHzずつ下がって聞いているので1回呼びだと場所によってはずらしているうちに聞き逃すことがあるからとのこと。あくまでもJeffさんのスタイルですので、パイルの場合は1回呼びが基本でしょう。

 

でも「他局が呼んだ後に2回目を送信することでパイルを抜ける!」とそうやって取って貰っていると豪語される人もいるでしょう。10kW位だとありかもしれませんね(笑)実際には2回目呼ぶ間に既に他の局との交信が始まっていることが多々ですので、交信したい相手ではなく、一緒に呼んでいる局に目立つだけで「またこの人やっている」と顰蹙です。

 

もう一つは相手が(DX側が)確実に自分のコールサインをコピーしているのであれば「自分のコールサインを繰り返さない」混信や弱い信号でそれをやられると、相手は「あれっ、どこかミスコピーしているのかな?」となるデメリットが多いです。さらには時間の無駄です。

 

他に色々と呼ばれる立場での状況をもとに効率の良い交信方法を書かれていますので、これからDX(特にパイルの中)との交信に挑戦される方は読まれてみると良いと思います。一部の国内交信で聞かれる「コールサインの後ろ半分のサフィックス呼び」や近所のDXさぁ?さんを真似るよりもカッコ良い呼び方で得るものがあるでしょう。

 

英語で書かれていますが、最近のweb上の翻訳ソフトは良く出来ていますので、それらを利用すれば、どんなことを書かれているのかは想像できるでしょう。

 

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