週末はARRL DX contest CWにassisted QRPで参加しました。
普段は区分があるコンテストではNon assistedでassistedでは殆ど参加しないのですが、今回はQRPでどの程度電波が飛んで行くのかも確かめたくてRBNやクラスターを見れるassistedにしました。ところが終わってみるとRBNに拾われたのは国内を除き20mで西海岸から数回のみでした。東海岸と交信は出来たので飛んではいたのですが、ビッグステーションなのでしょう?
因みに師匠はNon assistedで同じくQRP
午前9時のスタートでしたので20mでの北米のピークは過ぎて11時半位まで開いていましたが、局数はまあまあ。
午後の部は40mで13時過ぎには西海岸が聞こえていました。QRPでも呼べそうな強さで聞こえ始めたので17時位だったでしょうか、これが20時頃まででこの先、夜明けの西海岸が強くなるかと思ったのですが、期待外れで信号は落ちて聞こえる局も僅か、早々に寝ました。
日曜日の朝は20mで6時半頃から呼べる強さで聞こえ始めて、東海岸まで聞こえていました。相手も耳が良くて聞こえて取れなかったのは1割もなかったようです。これが11時頃まで続いて、また午後の部へ
前日はパッとしなかった40mは今夜もパッとせず80mは1局のみで早々に終了
最後の月曜日の朝は、前日同様に20mが好調で弱い局でも高い確率で仕留めることが出来ました。
20mの信号が上がってきて適当なタイミングでランニングを試みたのですが、呼ばれたのは数局で呼びに回った方が効率が確実に良かったです。
私はQRPであってもゲインのないアンテナでもコンテストの中でランニングできる時間が必ずあるので、積極的にランニングを選択します。CQは出さずに呼びに回っている局も少なくないので呼びに回るだけでなく、これをやらないと局数は増えません。
でも今回は全くダメでした。
それとassistedでしたので新しい局を探すのには苦労しませんでした。N1MMのavailable mapに現れる局を順番に呼んでいくだけです。コンテスト後半、7700のウォーターフォールにはたくさんの信号が見えますので、RBNに拾われない局もいると思い、バンド内を何度か往復しましたが、殆どがやった局かW以外の局だったので、今回はダイヤルを回して仕留めた局は多くなかったです。assistedだと確かにマルチも局数も増えます。
このところQRPでやっていて、国内コンテストであればQRPでもランニングで呼ばれるので、そこそこ満足感はありますのでもう暫く続けるつもりです。ところがDXコンテストとなれば入賞は出来てもランニングで呼ばれる割合が低くなるので私のスタイルから外れて少し物足りない感が残ります。コンテストスタイルではなくQRPに拘るのであればそれで満足なのですが、私の場合異なるようです。
SO2Rで臨んだのですが15mが殆ど使えず
IC-7700(5W) IC-7600(5W) SO2R u2R N1MM
40m TA22jr 20m/15m 214C KT20R
昨年のQRPのトップスコアはクリアしましたが
今年は20mが好調だったと聞きますのであてにはあならないかも
師匠はさらに100局以上多くやっているような
次のARRL DX SSBは毎年恒例の西ハム出展で不参加です。九州からは不利だと言い聞かせてこのところ不参加です。ハイバンドのコンディションが上がってきたら気持ちは変わるでしょう。
おまけ
電力を送出するQRPでのナンバーの送出スタイル
5Wでしたので最初は5NN TT5でやっていました。
聞き返されたら5NN OO5 オーオーファイブです。
そして後半5NN 5もやってみました。
何れも1回打ちです。
これでも聞き返しはありました。いや聞き返し増えたかも
それで師匠の送り方を聞いていると5NN5 5NN5の2回繰返し
それから私も真似してみました。確かに聞き返し率が少なくなりました。
普通だと?ナンバーの2回送りなんて時間の無駄な場合が多いのですが、今回は違っていました。それほど弱い信号だったのでしょう。WW DXの様にあらかじめナンバーが想像できるコンテストでもナンバーの2回打ちは無駄です。
ただ国内コンテストでは、QRPでもそこそこの信号で届きますので、2回打ちはいただけませんので、1回にしましょう。
相手の気持ちを考えて2回打ちしなくとも相手はちゃんと取ってくれます。相手はこちらよりも上達者と思ってください。