週末は久しぶりにDX Contestにマルチバンドで参加しました。今年になって10mにシフトして暫くは10mのコンディションはサイクル24がピークに向かっているのを彷彿させる様なコンディションだったのですが、5月以降はさっぱりで10mでのDXが聞こえなくなっていました。それでも今回のコンテストは10mシングルバンドでやるつもりでしたが、直前に台風接近でエレベータを下げた序にアンテナシステムを見直しました。
他のアンテナのブームの影響でSWRがすっきりしなかった20/15/10mRDPと同様にブームの影響を回避するのに水平からV型に変更した40mRDPの設置方法の変更、さらにはDXはFT8一色になった6m7eleを撤去しました。
10m6ele, 40/20/15/10mRDP, それとサブアンテナとして10mビームから90度ずらした20/15/10mRDPになりました。SWR特性は全てストレスフリーになりました。40mは広帯域ユニットも挿入していますので7200まで低SWRで問題なく使えます。
ヨーロッパ相手なので夕方から10mでスタートしましたが、あまり聞こえず、他バンドのウォーターフォールをチェックすると15mでは信号が沢山見えています。10mと15mを行き来しながらランニングしました。CQ出してランニングしてパイルにはならずともコンスタントに呼ばれるので呼びに回るよりも効率が良さそうでした。初日は19時頃まで2時間やってこれで終了、エアコンなしのシャックは34度超えで兎に角暑い。
翌朝は5時前から40m/20mを行き来して20mは結構賑わっていて、ここでもランニングしてそこそこ呼ばれます。100WにRDPですよ。このコンテストQTCがあるので、一般好みではなく玄人向け?のイメージでしょうか?JAから参加している局が少ないので呼ばれるのでしょうか?JA側はQTCを送るだけなので、本当は楽なのとロギングソフトが優秀なので意のままにQTCが進められます。朝の部を終わって73QSでした。暑いし100QSO行けば良いかなと思っていました。
夕方の部再開、あまりにも暑いのでエアコンの効いたパソコン部屋へ移って宅内リモートでやりました。今度は15m/10mを行き来してランニングです。やはりランニングのほうは呼ばれるので呼びまわりに行くよりは効率も良く楽しいです。21時までやって208QSO、リモートでAnydeskの画面を見ながらのQTCは不安があったので、ひたすら交信を続けました。途中で何度かQTCもやりましたがQTCの再送(Time,call,NR)を指定して再送でファンクションキーを押して操作をミスりQTCが自動終了、それ以上は送れずにSRI SRIの連続送信でゴメンナサイで終了。
最終日月曜日の朝も5時前から40m/20mで行き来、日の出後は20mでQTCの積み残し(未送信分)意識して交信を進めました。積み残しは1QTCなので、気分は良かったです。
今回40/20/15/10mRDPを水平に戻したことで(思い込みでしょうが)V型と比較して前後の左右の指向性が改善されて効率が良くなった様に思います。100WにRDPでずっとランニングできると思っていませんでした。RDPでも高さ(20mH)があればDX contestでも十分に遊べます。
シングルバンド部門が無いコンテストでは、このシステムで暫く遊ぼうかと思います。
IC-7610 N1MM
267QSO/266QTC
バンド毎の時系列の交信数 UTC
CQ出してランニング交信(True) 呼びまわり(False)
バンド毎の交信エリア(DXCC)
交信レート60min 134QSOとなっていますが、レート高すぎです。QTCが含まれていますhi
次回はAll Asian PHです。勿論10mシングルバンドです。