JA6WFM DX - CONTEST-50MHz plus 160m JCG-43012

コンテスト参加、6m/10m/15m/CW/SSB/FMオープン話題

PLCによる公共情報への障害例

2007-01-22 09:31:05 | アマチュア無線
今日のJARLメールで気象庁のファクシミリの記事がありました。

短波帯でどのような通信が行われているのか、興味はあっても知らない部分も多々あります。

そこで、早速、その関係周波数を聞いてPLCの影響を検証してみました。
その中で現用の7305KHzここはかろうじてアマチュア用ノッチで障害はありません。
しかし3月以降使用予定の7795KHzはPLC障害波がまともにS9振っていますので、支障をきたすでしょう
現用の13597KHzはすでにPLC障害波で支障をきたしています
13988.5KHzここは、アマチュアバンドに近いのでノッチがかかって、今の所支障はないようです。

このような公共の情報通信にPLC装置が支障を与えることが許されるのでしょうか。

受信アンテナは、23mh7,14,21MHz用ロータリーダイポールと3.5MHz用スローパーで受信しています。

ここで、アンテナを切り替えるとPLCの障害波軽減する例もあります。しかし必要なFAXの信号も弱くなり、障害は同じです。
もし「アンテナが悪いんだと」決められたら、それこそおかしな話ではないでしょうか。
夫々多種多様なアンテナを使用して受信しているのが現状でしょうから。
どのような状況であってもPLCが公共の通信に支障をきたしてはならないと考えます。

7305kHz ==> 7795kHz
13597kHz ==> 13988.5kHz
ここまでは私の実験


ここからがJARLからの情報引用
気象庁は、アマチュアファクシミリを愛好するアマチュア無線家の間で、
受信設備のテストなどにもよく使用されている、気象無線模写通報(短波
帯気象ファクシミリ、コールサインJMH)の周波数を、2007年3月1日00:00
(JST)より次のように変更します。

 気象庁によると、今回の周波数変更は、1992年の世界無線通信主管庁会
議(WARC-92) で決定されていた7/13MHz帯の使用期限が2007年3月31日で
満了することにより、新たな周波数割当てを受けて2007年3月1日より、送
信電力および電波型式は従前のまま、新周波数にてJMH通報をおこなうと報
じています。なお、現行及び新周波数による並行放送はおこなわないそう
ですので、ご注意ください。


   現周波数 ==> 新周波数

   3622.5kHz ==> 変更なし

    7305kHz ==> 7795kHz

    13597kHz ==> 13988.5kHz

 《詳細:気象庁》
 http://www.jma.go.jp/jmh/jmhmenu.html

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スペイン語のドラマ

2007-01-20 10:35:46 | アマチュア無線
スペイン語を忘れないのと、質を高めるために、色々苦戦していますが
最近yahooの動画でスペイン語版のドラマを見ています。

舞台は、マイアミで農場を経営する父親の遺産を巡って、親族から他人まで入り乱れて争奪戦が繰り広げられています。でもメインタイトルは、そこで働いていたお手伝いさんが復習の為にその牧場に戻ってくると言う物語です。

まぁドラマの進展は数回で1日も進みませんし、ラテンドラマ独特の雰囲気があります。
この独特な雰囲気は、何度か見るとわかるかも。

なんでこれを見るようになったかと言うのは、スペイン語でのしゃべりで、日本語字幕が入ることです。スペイン語での言い回しを覚えるヒントになります。「綺麗な言葉よりも俗な言葉のほうがよく耳に残りますが」(笑)

最近は、スペイン語云々よりも、ドラマのストーリーにはまってしまいました。
出演者が、必ずといっていいほど話がこじれる方向へその場その場の状況を解釈をするところが、話の展開が複雑になって面白いです。
一部は無料ですが、全作有料です。

http://streaming.yahoo.co.jp/c/y/kad/10165/1016500001/
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昨年のIARU結果発表

2007-01-19 17:54:25 | アマチュア無線
昨年のIARUチャンピョンの結果が
ARRLのwebではすでに発表されているようですね。
まだ会員だけしか見れませんのでリンクは張っておりません。

CWローパワーで参加でしたが、上に何局か居ました。
局数は良い勝負だったのですが、マルチで負けた。

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PLCへの影響

2007-01-16 21:55:24 | アマチュア無線
今度は短波帯での送信がPLC装置に与える影響を試してみました。

7MHz100w出力アンテナは23mhロータリーダイポール
インターネットは動画を見ています。
SSBでは、影響なし
CWでVVVの連続送信1分間 影響なし
RTTYで連続キャリアー 1分から2分で動画が止まります

PLCのデータ転送が、積み重ねてパソコンにストックされて
動画となっている?ので
SSBやCWだと断続なので瞬間的にデータの欠如があっても
逆の瞬間で欠如したデータを取り戻すのでしょう。

これがAMとかRTTYの連続キャリアだとその隙間も無いので
PLCのデータ転送は出来ません。

これはPLC装置が短波帯広帯域受信機のようなものですので短波帯のアマチュア無線の電波をPLC装置が受信するのは当然ですので
アマチュア無線通信側の問題ではありません

もしこれがアマチュア無線側の問題だとなれば
これこそ大問題です。

でも世の中って変な方向に進んでいるようで、どちらが被害者なのか、わからなくなります。
あそこの息子がアマチュア無線やらなきゃPLCが使えるのんだけどねー」って
近所の井戸端会議の話題にもでもなれば、最悪です。

テレビがやっと地上デジタルになってTVIの心配が少なくなったと安心しては居られません。





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PLC雑音の正しい判断?

2007-01-16 21:37:10 | アマチュア無線
今日は、室内アンテナと外部アンテナでPLCから発する電波障害波の比較を行っています。
比較対象は23mh7,14,21MHz用ロータリーダイポール
室内は、サガ電子7MHz用モービルホイップです。

受信周波数は、7784KHzと6332KHzです。
なぜ周波数を変えたかというと、
周波数によって、外部アンテナと室内アンテナとのPLCからの電波障害波の強さが
逆転するからです。

原因は、アンテナの共振周波数とか?その周波数での利得とか
どこから放射されているPLCの雑音を拾っているのか?
など幾つも要因が重なっていると考えられます。

この部分を考慮しないと、
確かにPLCから電波障害波は発射されているのは事実と
言っても、数値データでPLCと勝負するならば
正確なデータが求められないのではと考えます。

とはいえ、様々なアマチュア無線家、短波受信愛好家が
様々な環境で様々アンテナで受信しています。
だから数多くの事例は、PLCが放射する障害波を検証するには全て有効な手立てだと考えます。

障害波を放射しているのは事実なので、このような装置が
認可されることが間違っているのではないでしょうか。

さてリンク先の「ここ
に「外部アンテナで受信」とあるファイルは、
7784KHzをロータリーダイポールで受信しています。
比較対象は「室内アンテナで受信」としたファイルです。
この事例では、外部アンテナの方がPLC雑音が強く受信できます。

そのまま周波数を6332KHzに変えると
その比較が逆転して
「周波数を変えて室内アンテナ」とのファイル
こちらが雑音レベルが高くなります。
「周波数を変えて外部アンテナ」のファイル
そしてこちらはくなります。

色々なアンテナ、受信機など条件によっては、
PLCの雑音を感じない場合もあるでしょう
でもそのときその周波数帯の放送や通信も聞こえなければ
当然ながらアンテナとしてうまく働いていないことも考えられます。
コンディションの関係もありますが。

アマチュア無線家は、殆ど外部アンテナを使用しているので
弱い信号も拾うけど、PLCの雑音も拾うでしょう。

短波受信愛好家もトランジスターラジオで、もっとよく聞こえるようにしたければ、外部アンテナを繋ぐ人もいるでしょう、そうすればPLC雑音も拾い始めるかも知れません。

だから偶々短波用トランジスターラジオで聞いてみてPLCの雑音が無かったからと言って問題ないとは決めつけられないでしょう。
多くの障害の事例を集めましょう。

また性能が良いラジオ、悪いラジオ?でも短波がちゃんと聞こえるのであれば
そのどちらかのラジオにPLC障害があることは許されないでしょう。

どうでしょうか?

一気に書いたので、もし理論的に誤った判断があれば訂正お願いします。











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