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PLC障害の検証は?

2007-01-13 12:32:34 | アマチュア無線
この先どのように検証を進めていくべきかアドバイスをお願いします。

PLC現状調査と今後の対策。

すでに各地でPLCアダプターを使って、PLCが短波帯でのアマチュア無線通信、短波放送受信にどのような障害を起こすのか、検証されています。

その実験内容は、数値的にもしっかりしたものから、PLCを動作させたときと電源を切った状態での受信状態の変化を言葉、写真で表したもの様々です。

いずれにしても、確実に言える事は、PLCの発する電波が短波帯に障害を発生していることです。これはどの実験でも明らかです。

アマチュアバンドにはノッチフィルターが働いて、殆ど影響を感じられません。

実験しているPLCアダプターは、総務省が決めた規格に適合していると認められて発売された商品だと思います。

規格に適合しているとはいえ、実際に短波帯への障害は、発生しています。救いは、他の通信に障害を与えてはならないとなっています。

例えば、この遵守しなければならない救いの部分もPLCの一般ユーザーは、便利さの中に、そのような意識は埋もれてしまうでしょう。PLCアダプターを買ってきて、説明書を読むより先にコンセントにPLCを繋いだら、簡単に他のパソコン、インターネットと繋がった。こりゃ便利だと、インターネット動画を夢中になって視聴している。そのとき、そのPLCアダプターが短波通信に障害を与えているなど、誰が想像するでしょうか。
これが現状ではないでしょうか。

ではPLCによる短波帯への障害の検証を続けていく上で、どのようなことを考えていかねばならないのでしょうか。

例えば、
① 実験した人が「PLCは短波帯へ障害を発生させています」と、総通に報告する?
でも
現状ではユーザーは殆ど居ない?
現状ではアマチュアバンド内では影響を感じない。
② 製造メーカーにクレームをつける?
軽くあしらわれる
③ アマチュア無線連盟に処置を依頼する?
信頼度が低下?
これらの報告、依頼のときに、数値で「PLCの電波が何DB漏れていますよ」と報告できるのは、何名いるでしょうか?
仮に出来たとしても、それが規格内であれば??

やはり、PLCの電源を入れたら短波帯の雑音が異常に増したと言うような現状をそのまま報告するしかないでしょう。
これ以上どのような実験が必要なのかと考えています。
今やっているのはこの部分ですできるだけの多くの人にPLCによる障害の現状を知ってもらうのと、多くの人がその現状を総通に報告することでしょうか?

根拠ある数値で戦うことは大切だと思います。しかし現状は大学の先生が技術的根拠にもとずいて指摘した問題点でさえ、国は無視する状況です。

地下道のねずみのように繁殖してしまってからでは手遅れになるか、駆除が大変でしょうそうなる前に、効果的な次の行動への何かアドバイスでもあれば有難いです。


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