JA6WFM DX - CONTEST-50MHz plus 160m JCG-43012

コンテスト参加、6m/10m/15m/CW/SSB/FMオープン話題

続PLC実験報告

2007-01-14 11:50:20 | アマチュア無線
本日は、受信状態の変化を動画で記録しました。

お願いがあります。
正確なデータをもって、現行のPLC規格の不備を国に求めることは大切なことです。

同時に皆さんにできることは何か?

私は、色々な方のPLCの実験をご覧になった多くの皆さんにPLCの起こす障害の認識していただき、そのことを他の人へも伝えて欲しいと願って実験を公開しています。
直接見なければイマイチピンと来ない、もっと知りたいことがあると思われる方は、PLC推進派が行ってきた偏った実験デモでなく、ハムフェア-等でPLCが引き起こす障害の現実をご覧になられることをお願いします。

1.9MHz 3.5MHz 7MHzでのジャミングは、DX通信、国内通信、ラグチュー派に限らず、うんざりされていると思います。あのような状況が24時間起こる可能性があるのです。


ファイルは3個あります。
2個は5MBでもう一個は13MB近くあります

本日の環境は、
測定時間:午前10:30
受信周波数:6.712MHz
受信機: IC-756PRO プリンアンプオフ
受信モード: AM
帯域幅: 6KHz
受信アンテナ: 母屋から2m離れた位置に建てた20M高タワーに
設置した(23m高)7,14,21MHz用ロータリーダイポール
母屋の構造:平屋1階木造、屋根はオールスチールです。

すみませんリンクがうまくいかないのでこちらからご覧ください。
「ここ」


plc power off
これはPLCモデムの電源を切った状態です。
他の信号は受信していない。
静かです。

plc date on
これはインターネットで動画鑑賞している状態です。
PLCの信号でSメーターは9近く振っています。
最初の数秒は、電源が入っているだけで、データの送受は行われていません。
その後データの送受が始まると変化が見えます。
スコープに何本も細く現れているPLC信号が、幅広い信号に変化する。
それと同時にSメーターの振れが増加するのも観察してください。

change beam
これはアンテナの向きを90度変化させている様子です。
母屋と並行の位置から180度ローターリーダイポールを回転させたときの変化です。
並行の位置から母屋にアンテナが重なっていく様子が、信号の強さの変化で判ります。
一番強い時が、母屋にアンテナを串刺したような位置です。

平屋の家なので屋根の高さは3m程度でしょうか、アンテナの高さは23mあります。
言い換えると、屋内配線からアンテナまで20mは離れています。
アンテナを回転させたときに、信号が変化するのは、仮に同軸(8D2V使用なので、それじゃ拾うよって言う人も居るかもしれませんが)PLC信号を拾っているとしても、確実にアンテナはPLC信号を拾っていることは事実だと思います。
同時に屋外にPLCの妨害波は発射されていると言うことになると思います。

これではPLCアダプター(屋内配線)から10m離れたときに、PLCの妨害波が環境雑音以下でなければならないと言うルールは、すでに破られているのではないでしょうか。


コメント (2)