TS-940使いならば既に知られているPLLロック外れの調整に挑んでみました。
夏場は良かったのですが寒くなった途端に朝一番に周波数表示が消えてダイヤルを回すと現れるが直ぐに消える症状。
PLL回路のIC-14番周りのIFTのコアを調整すると良いらしい。
そのテストポイントは80MHzか30MHz付近の高周波を測定しなければならない。掲載されている調整例はオシロ使っているので
以前買っておいたUSB-オシロスコープを引っ張り出して測定しようと思ったら測定可能周波数レンジが低すぎるのと、このソフトを使いこなしていないために何度測っても正確な値を見ることが出来ずに断念。
それでとりあえずPLLロックが外れないような位置を探そうとL22,L23,L24を調整すると、位置によって周波数表示が現れたり消えたりするので最良点に調整し、これで一段落し放置。無線機はまだ切開したまま
正確な値でなく最大点を探れば良い事なので簡易の高周波プローブを作って対応できるかもと、思いだしたら直ぐやらないと他の事が考えられなくなる性格で、直ぐに実行。
これが意外と旨く行ってテスターに繋いでコイルのコアを回したら面白いように電圧が変化する。TP5での測定値は、185mv前後(サービスマニュアルでは100mV-170mVになっているので、測定の精度は忘れて悪くない数字
これで最大値に調整したので、明日の夜明けを待って異常が無ければ終了。
さて旨く行ったかどうか。
最初に外すビスを間違えた。残っている2本のビスが本命でした。
これを両側で4個外すとPLLユニットが現れる。
マチュピチュの空中都市ならぬピックアップ用簡易プローブ空中配線
ピークで180mVを記録、100mVを切るころからPLLロックが外れて周波数表示が消える
今回は出番が無かったParallaxのUSBオシロスコープ
とそのPC上の画面