恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

12/8(金)末廣亭夜席 仲入りから

2017年12月08日 | 噺とか
12月中席の末廣亭は三遊亭天どん師匠がトリを務めています。
末廣亭は、19時以降に仲入り後の割引があるため、
仕事の後でも駆け付ければお得に見ることができるのがいいですね。
行こう行こうと思いつつ、なかなか行けず、ついに8日目にして行くことができました。

馬の助「権兵衛狸」
-仲入り-
粋 歌「銀座なまはげ娘」
ホームラン「漫才」
志ん五「出目金」
きく麿「陳宝軒」
翁家社中「太神楽」
天どん「公園の悪いおじさん」

仲入り後は新作落語のラッシュでした。
トリネタ以外、いずれの噺も初めて聴いたものばかり。
粋歌さんの新作も、こういう風に来るかー、という笑いがあり、
釣り好きの志ん五師匠も独特の新作落語。
このためだけにオレンジ色の羽織を誂えたというのもすごい。
そりゃ小三治師匠も驚きます。
きく麿師匠は「金明竹」の九州弁バージョン。これもすごい破壊力でした。
そして、天どん師匠はクリスマスに合わせて「公園の悪いおじさん」でした。
ネット上に上がってて聞いたことのある噺でしたが、
やはり実際に目の前で聞くと趣の違うものです。
雨の降る寒い冬の一日、末廣亭が少しだけ温かくなったような。

恐懼謹言。
コメント
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