恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

2/10(土)二楽劇場IN高円寺 VOL2@長善寺

2018年02月10日 | 噺とか
毎年この時期、高円寺では「高円寺演芸まつり」が開催されています。
町全体が演芸を盛り上げようと、全部で60の会場で寄席演芸を楽しめるというイベント。
二楽師匠もこのイベントの中で長善寺なるお寺で紙切りを披露されています。
夏に行われている「二楽劇場」のスピンオフ企画ということですが、
コンパクトな会場でのんびりと楽しめる長善寺でのイベントが気に入り、
私は今回で3度目の参加になります。
今回は紙に書いてのリクエスト紙切りがなくなり、
代わりに息子で弟子の林家八楽さんが紙切りを披露しました。

披露された作品は、
二 楽「花畑のアリス」「春一番」「般若湯」「平昌オリンピック」「宮本武蔵」
八 楽「ミッキーマウス」「花嫁」「シャンシャン」「戌年の初日の出」

OHPを利用しての作品は、昨夏と同様。それまでの笑いと打って変わり、しんみりとしますね。

八楽さんを見るのはこれで3度目なのですが、年齢が19歳とは。
これからの成長が期待されますね。

しかしまぁ、二楽さんが紙を切りながらよくしゃべるというのは比較によってよくわかる。
間断なくおしゃべりをするって、簡単なようで簡単じゃないんですよね。
普段の寄席では聞けないいろいろなエピソードを聞けたのもよかった。

※仕事帰りにくるまで寄った平和島PAで、
 酔っぱらいの車に当て逃げされたエピソードを紹介されていました。
 このエピソード、どこかで聴いたことあるかなと思ったら、
 文蔵師匠の襲名披露の際に二楽さんが喋っていた内容とつながるのかな、と。
 事故のあとの寄席で文蔵師匠(当時は文左衛門?)が紙切りのお題で、
 「交通事故!」と大声で客席から叫んだらしいんです。
 おそらく同じ日のことなんだろうなぁと。

恐懼謹言。
コメント
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