気が付いたらバタバタしていて1か月以上、演芸から遠ざかっていました。
コロナ禍でだいぶ間の空いた時期がありましたが、それ以来でしょうか。
末廣亭の「友の会チケット」を使用して昼席に行こうとも思いましたが、
どうも食べ物が禁止されているところが気にかかりパス。
再開された黒門亭に行こうとも思いましたが、電話したらすでに満席。
そりゃ定員10人じゃ仕方ないですよね。
そんなこんなで助かるのが連雀亭。
ワンコインからの昼席で楽しんでまいりました。
【ワンコイン】
「真田小僧」 市寿
「ガマの油」 寸志
「堪忍袋」 茶光
【きゃたぴら昼席】
「あくび指南」 㐂いち
「厩火事」 志の麿
「試し酒」 弁橋
「手水廻し」 茶光
ワンコインのスタートは寿伴改め市寿さん。
解明されてからは初めてになります。
前座さんのころから安定感がありましたが、
今日も「真田小僧」を後半までしっかりと。
これも通り一辺倒の形ではなく、独自のくすぐりもあって楽しい。
立川寸志さんも連雀亭でお目にかかるぐらいでしょうか。
「ガマの油」もかなり独自色を出していて元気いっぱいな高座でした。
連雀亭でやるとやっぱりアクリル板をいじりますよねぇ。
後半の部分ではもう弾ける弾ける。
楽しい一席でした。
ワンコインのトリは笑福亭茶光さん。昼席でもまたトリなのですが。
こちらは初めてお目にかかります。そして上方落語も久しぶり。
こちらも楽しい一席でした。
コロナ禍で、しかも台風の中をやってくる8人のお客を「八福神」と持ち上げ、
本題は「堪忍袋」へ。
この噺も久しぶりに聞きました。やはり上方の噺なんですよね
テンポよく、そして笑いありと初めてながら茶光さんの達者ぶりに驚きました。
堪忍袋には実際の夫婦生活への不満が詰め込まれておりました。
やはりこうして聞いてみると知らない噺家さんがたくさんいます。
このワンコインだけでもかなりの満足度でした。
途中、入れ替えの間に昼食をいただき、再び入場して昼席が開始。
㐂いちさんは前座のころこそよく見かけましたが、
二つ目になってからはかなりご無沙汰の印象。
語り口は師匠にかなり寄せている感じは前からしておりましたが、
今回もやはりそれを強く感じた次第で。
ネタは「あくび指南」ですが、これもやはり一之輔師匠の形でしょうか。
くすぐりなんかもかなり似せてきているように感じましたが。
昼席の開口一番のため、おそらく楽屋のミスでスポットライトがあたらず、
微妙に顔が暗く、怪談噺でもやっているような高座姿でした。
続く立川志の麿さんは初めて。
「厩火事」がかかったので、なんとなくワンコインのトリネタとツいているように思いますが、
ここではあんまり昼席とワンコインのネタは考慮しないのかな?
今日はどうだかわかりませんが、日によっては居続ける人もいると思いますが。
お先さんのぶっ飛びぶりと振り回される仲人のやり取りも楽しいもので。
春風亭弁橋さんも初めてになります。歳はずいぶんお若いのかな?
あとの茶光さんがマクラでも明かしておりましたが、
まるで落語の世界から飛び出してきたような人なんだそうで。
この前の「厩火事」といい、「試し酒」といい、ちょっとゆったりとした噺になるので、
のんびりしながら聞かせていただきました。
トリは本日2回目の茶光さん。こういうこともあるんですね。
「手水廻し」も久しぶりに聞きました。懐かしいなぁという感じ。
関東と関西の言葉の違いから、今と昔の言葉の違いをマクラに。
たしかに、狭い日本と言いながら地域が変わると通じなく言葉もたくさんありますからね。
どら焼きのことは関西では「みかさ」というのですね。知りませんでした。
これもまたずいぶんとテンポよく笑いもあり、楽しませていただきました。
東京でもたびたび上方落語の会も行われていますので、
ちょっとチェックしてみようかな、などと思います。
恐懼謹言。
コロナ禍でだいぶ間の空いた時期がありましたが、それ以来でしょうか。
末廣亭の「友の会チケット」を使用して昼席に行こうとも思いましたが、
どうも食べ物が禁止されているところが気にかかりパス。
再開された黒門亭に行こうとも思いましたが、電話したらすでに満席。
そりゃ定員10人じゃ仕方ないですよね。
そんなこんなで助かるのが連雀亭。
ワンコインからの昼席で楽しんでまいりました。
【ワンコイン】
「真田小僧」 市寿
「ガマの油」 寸志
「堪忍袋」 茶光
【きゃたぴら昼席】
「あくび指南」 㐂いち
「厩火事」 志の麿
「試し酒」 弁橋
「手水廻し」 茶光
ワンコインのスタートは寿伴改め市寿さん。
解明されてからは初めてになります。
前座さんのころから安定感がありましたが、
今日も「真田小僧」を後半までしっかりと。
これも通り一辺倒の形ではなく、独自のくすぐりもあって楽しい。
立川寸志さんも連雀亭でお目にかかるぐらいでしょうか。
「ガマの油」もかなり独自色を出していて元気いっぱいな高座でした。
連雀亭でやるとやっぱりアクリル板をいじりますよねぇ。
後半の部分ではもう弾ける弾ける。
楽しい一席でした。
ワンコインのトリは笑福亭茶光さん。昼席でもまたトリなのですが。
こちらは初めてお目にかかります。そして上方落語も久しぶり。
こちらも楽しい一席でした。
コロナ禍で、しかも台風の中をやってくる8人のお客を「八福神」と持ち上げ、
本題は「堪忍袋」へ。
この噺も久しぶりに聞きました。やはり上方の噺なんですよね
テンポよく、そして笑いありと初めてながら茶光さんの達者ぶりに驚きました。
堪忍袋には実際の夫婦生活への不満が詰め込まれておりました。
やはりこうして聞いてみると知らない噺家さんがたくさんいます。
このワンコインだけでもかなりの満足度でした。
途中、入れ替えの間に昼食をいただき、再び入場して昼席が開始。
㐂いちさんは前座のころこそよく見かけましたが、
二つ目になってからはかなりご無沙汰の印象。
語り口は師匠にかなり寄せている感じは前からしておりましたが、
今回もやはりそれを強く感じた次第で。
ネタは「あくび指南」ですが、これもやはり一之輔師匠の形でしょうか。
くすぐりなんかもかなり似せてきているように感じましたが。
昼席の開口一番のため、おそらく楽屋のミスでスポットライトがあたらず、
微妙に顔が暗く、怪談噺でもやっているような高座姿でした。
続く立川志の麿さんは初めて。
「厩火事」がかかったので、なんとなくワンコインのトリネタとツいているように思いますが、
ここではあんまり昼席とワンコインのネタは考慮しないのかな?
今日はどうだかわかりませんが、日によっては居続ける人もいると思いますが。
お先さんのぶっ飛びぶりと振り回される仲人のやり取りも楽しいもので。
春風亭弁橋さんも初めてになります。歳はずいぶんお若いのかな?
あとの茶光さんがマクラでも明かしておりましたが、
まるで落語の世界から飛び出してきたような人なんだそうで。
この前の「厩火事」といい、「試し酒」といい、ちょっとゆったりとした噺になるので、
のんびりしながら聞かせていただきました。
トリは本日2回目の茶光さん。こういうこともあるんですね。
「手水廻し」も久しぶりに聞きました。懐かしいなぁという感じ。
関東と関西の言葉の違いから、今と昔の言葉の違いをマクラに。
たしかに、狭い日本と言いながら地域が変わると通じなく言葉もたくさんありますからね。
どら焼きのことは関西では「みかさ」というのですね。知りませんでした。
これもまたずいぶんとテンポよく笑いもあり、楽しませていただきました。
東京でもたびたび上方落語の会も行われていますので、
ちょっとチェックしてみようかな、などと思います。
恐懼謹言。